アイルランド政権交代確実に

フィナ・ゲール躍進　共和党凋落

アイルランド議会総選挙の開票は現在進行中ですが、これまでに約80%の議席が決まりました。
選挙前78議席であった共和党（Fianna Fáil＝FF）は20議席を切るかもしれないほどの大凋落で、同党と連立政権を組んでいた緑の党（Green Party＝GP）は議席をなくする可能性もあります。
逆に躍進したのはフィナ・ゲール（Fine Gael＝FG）（日本では時折アイルランド統一党などとも呼ばれますがこれは意味不明です。）で、第一党になることは確実です。しかし過半数を獲得することは難しく、労働党（Labour Party＝LP））などと連立を組むことになり、新政権は中道左派寄りになると思われます。
アダムス（Gerry Adams）党首も当選したシン・フェイン（Sinn Féin＝SF）も議席を伸ばす見込みです。

最終結果は日本時間2月28日になる見込みで、もう少し待ちたいと思います。　

2月28日追記：
日本時間28日正午現在、166議席のうち154議席が決まり、FGが70（←51）議席、LPが36（←20）議席、SFが13（←4）議席と議席数を伸ばしています。残りは3選挙区の12議席ですが、このうち5議席ともまだ決まっていないウィックロー（Wicklow）選挙区ではFFが1議席も取れない可能性があり、合計でもFFは20議席がやっとであろうと思われます。元来相容れないFFと連立を組み大失敗したGPは0議席の可能性が大きくなり、国民の目の鋭さをうかがわせます。
最終結果は今日の日本時間夕方ないし明日になりそうです。

アイルランド総選挙

投票始まる

アイルランド議会の総選挙の投票が2月25日7時に始まりました。ドネゴール（Donegal）、メーヨー（Mayo）の離島では2日前、既に投票が終了しています。
最終結果が出るのは週末～来週早々になると思われますが、政権交代がなるのかどうか注目されます。
また、新内閣の取り組みはポルトガルなど経済危機に面している国に影響を与えることは間違いありません。
当分、目が離せません。

もう言葉も出ない

方便だって！

鳩山由紀夫元総理大臣が、沖縄の地方紙のインタビューに答え、「米軍基地の沖縄県内移設の理由として米軍海兵隊の抑止力があるとしたのは方便だった。」と言ったそうです。

命懸けで行うと言った米軍の県外移設を簡単に反故にした軽い人ですので、この程度の言葉遊びに驚いてはいけないのかもしれませんが、それにしても「よくぞ言えたものだ」と思います。

社民党ならずとも、普通の感覚を持った日本人であれば呆れかえるを越してしまうでしょう。

こんな人間が影響力を未だに持っている政党って何でしょうか？
こんな人間が影響力を未だに持っている政党が政権を握っている国って何でしょうか？
そしてまたそのインチキ政党に取って代わる政党が存在しない国って何でしょうか？

2月16日追記：
今朝の朝日新聞に 「方便」とは驚きあきれる とする社説が載っていました。
この中では当然鳩山前首相が沖縄に対する背信を重ねた愚行を批判していますが、終盤で「菅首相は・・・・・・二度と失態を繰り返さないよう教訓をくみ取らなければいけない。」と述べています。

朝日新聞社は本気で、真面目に、菅首相にそのような能力があると思っているのでしょうか？
期待することと現実を見ることとは異なる気がしました。

ふるさとの歌［11-01］キャンベルタウン

ふるさとの歌［11-01］

ウィスキーの故郷、キャンベルタウン

久しぶりのふるさとの歌です。
今回はスコットランド、グラスゴーの西に位置するキンタイヤ半島にあるキャンベルタウン（Campbeltown）です。

ここはウィスキーの産地として有名で、この曲は1960年代に作られました。
キャンベルタウンに湾のようにくびれた部分がありますが、これがキャンベルタウン湖（Loch）で、中にある小さな島がダヴァール（Davaar）島です。

ハリー・ローダー（Harry Lauder）の跡継ぎとも言われたアンディ・ステュワート（Andy Stewart）が歌っています。
歌詞は英語で、スコッツ（Scots）やゲール語（Gaelic）は殆ど使われていないため、歌詞そのものは難しくありませんが、リズムはパター（patter）と呼ばれるもので舌を噛みそうですし、スコットランド訛りも混じり、聞き取りにくいかもしれません。
しかし、この歌はそうやって歌うものであることも理解してください。
練習には実際の倍ぐらいの時間をかけてゆっくり発音し、だんだん速くしていくとよいでしょう。


　　　　　　＝Chorus＝
Oh! Campbeltown Loch, Ah wish ye were whisky!
Campbeltown Loch, Och Aye!
Campbeltown Loch, I wish ye were whisky!
Ah wid drink ye dry.

Now Campbeltown Loch is a beautiful place,
But the price of the whisky is grim.
How nice it would be if the whisky was free
And the Loch was filled up to the brim.

I'd buy a yacht with the money I've got
And I'd anchor it out in the bay.
If I wanted a nip I'd go in for a dip
I'd be swimmin' by night and by day.

We'd have a gathering of the clans
They'd come from near and far
I can see them grin as they're wading in
And shouting "Slàinte mhòr*!". 　　
*Good luck，good health等の意味　「スラーンチ　ヴォール」に近い発音

But what if the boat should overturn
And drowned in the Loch was I?
You'd hear me shout, you'd hear me call out
"What a wonderful way to die !"

But what's this I see, ochone for me
It's a vision to make your blood freeze.
It's the police afloat in a dirty big boat
And they're shouting: "Time, gentlemen, please!"

カーリング杯2月9日の結果

スコットランドも3発快勝

スコットランド 3-0 北アイルランド

カーリングネーションズカップ第2戦、スコットランド×北アイルランドは2月9日、ダブリンのアヴィヴァスタジアムで行われました。
スコットランドは前半19分にミラーが得点すると、32分にはマッカーサーが追加点を奪い、後半6分にコモンズがダメ押し点を入れると、そのまま勝利しました。
北アイルランドは後半立ち上がりにエース、ヒーリーを入れるなどして得点を奪いにいきましたが不発に終わりました。

この後のカーリング杯は5月に行われます。

カーリング杯2月8日の結果

ダフ、やったね！

アイルランド 3-0 ウェールズ

カーリングネーションズカップ初戦、アイルランド×ウェールズは2月8日、アヴィヴァスタジアムで行われ、後半、ギブソン、ダフ、ファヒーの3発でアイルランドが快勝し、トラパットーニ監督が病気から復帰した初戦を飾りました。
アイランドがこの勢いでユーロ2012予選を突破できるかどうか、注目です。

カーリング杯

2月8日キックオフ

ビール会社の「カーリング（Carling）」がスポンサーの「カーリングネーションズカップ（Carling Nations Cup）」が2月と9月に行われます。

この大会はアイルランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4か国（nations）の代表チームの間で争われるもので、今回の会場はダブリン（Dublin）です。

2月8日に初戦、アイルランド×ウェールズが行われ、その翌日は北アイルランド×スコットランドです。

私としてはどこが優勝しようと構わないのですが、これをユーロ2012予選に向けてのトレーニングとして、どのチームも力をつけてほしいと思っています。

キックオフ時刻が日本時間2月9日4時45分というのは中途半端で辛いのですが、あまり勝敗にこだわらず各国代表選手の活躍を楽しみにしています。

アイルランド総選挙

2月25日金曜日

アイルランド国会は2月1日、マカリース大統領（Presidend Mary McAleese）によってに解散され、今月25日に総選挙が行われることになりました。
昨日のブログにも書いたように、カウエン首相（Taoiseach Brian Cowen）は退陣し、総選挙に立候補しません。
混迷を深めるアイルランド経済をどう立て直すのか、アイルランド、EUのみならず世界が注目する選挙になりそうです。

日本もガラガラポンでやり直した方がよいような気もしますが・・・

Mi elkore dankas Ĉiujn vizitantojn de la tutmondo. 

I should like to thank all the visitors from all over the world.

カウエン氏退陣

カウエン首相引退へ

アイルランドの公共放送RTÉは、昨夜（日本時間今ほど）、アイルランドのカウエン首相（Taoiseach Brian Cowen）は今回行われる総選挙に立候補しないと伝えました。

カウエン氏がミッドランズラジオ第三放送（Midlands Radio 3）のインタビューで語ったものです。

とりあえず速報です。

アイルランドでは今日、国会が解散され、総選挙へと移ります。

（最近はアイルランドネタのオンパレードで、アルビネタがほとんどありませんが、アルビ情報はモバアルやウェブサイトの域を出ませんので・・・）