ラベル アイルランド の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル アイルランド の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2022/01/30

1972年1月30日/ la 30an de januaro, 1972 / 30 January, 1972

 血の日曜日

 今から50年前の1月30日、今日と同じ日曜日、北アイルランドで大きな流血事件がおきました。

 北アイルランドのデリー(Derry)で公民権運動のデモ行進を行っていた市民を英国軍が何の警告もなしに襲撃しました。この暴挙で14名が殺されたのです。

 この事件については以前、ここに少し書きました。

 2010年、デーヴィッド・キャメロン首相が、この事件は英国軍に非があったとして、英国政府として初めて謝罪しました。

 しかし、事件の全容が完全に明らかになったわけではありません。

 また、英国軍からの謝罪は行われていません。

 英国軍で罪に問われた人は誰もいません。

 改めて、この事件で亡くなった人を弔いたいと思います。


Sanga Dimanĉo

  Antaŭ 50 jaroj, la 30-an de januaro, dimanĉon, okazis granda sangoverŝado en Norda Irlando.

  Britaj soldatoj atakis civitanrajtajn manifestaciantojn marŝantajn en Derry, Norda Irlando, sen averto. 14 homoj estis mortigitaj en tiu ĉi kruela afero.

  Mi skribis iom pri ĉi tiu kazo ĉi tie antaŭe. ⇒ Klaku ĉi tie (nur en la japana)

  En 2010, Ĉefministro David Cameron pardonpetis por la unua fojo kiel la brita registaro, dirante ke la okazaĵo estis kaŭzita de la Brita Armeo.

  Tamen, la tuta bildo de la kazo ne estis tute klarigita.

  Krome, neniu pardonpeto estis farita de la Brita Armeo.

  Neniu en la Brita Armeo estis akuzita pri krimo.

  Mi ŝatus funebri denove la personon kiu mortis en tiu ĉi masakro.


Bloody Sunday

  Fifty years ago, on 30 January , Sunday, there was a big bloodshed in Northern Ireland.

  British troops attacked civil rights protesters marching in Derry, Northern Ireland, without warning. 14 people were killed in this cruel act.

  I wrote a little about this case here before. ⇒ Click here(only in Japanese)

  In 2010, Prime Minister David Cameron apologized for the first time as the British government, saying that the incident was caused by the British military.

  However, the whole picture of the case has not been completely clarified.

  Besides, no apology has been made by the British Army.

  No one in the British Army has been charged with a crime.

 I should like to mourn the person who died in this massacre again.


Sunday Bloody Sunday by U2 from YouTube

2020/06/28

またもや大連立

元に戻るのか?

 日本でも既に大きく報道されている通り、アイルランドの政権がようやく成立しました。

 国民に一旦は否定されたはずのフィァナ・フォイル(Fianna Fáil,FF)+フィナ・ゲール(Fine Gael,FG)連立が復活し、それに緑の党(Green Party,GP)が加わりました。

 2月の総選挙で得票率が第1位だったシン・フェイン(Sinn Féin,SF)は議席数では2位で、結局は議席数第1位のFFを中心に、再び"大連立"が形成されたということです。
 4か月かかって、この結果・・・国民は何と思うでしょう?

 基本的にはSF外しで、旧態然とした2大政党に進歩的なGPを加え、なんとか新規性を装ったということではないでしょうか。

 日本で言えば自民党+旧民主党+少数の進歩党みたいで、期待の持ちようがないというものでしょう。

 英国のEU離脱を受け、北アイルランドとの関係をどうするのかなど、課題山積ですが、今はその前に、どの国でもそうであるように新型コロナウィルス(COVID-19)対策が優先されるのかもしれません。
 首相(Taoiseach)に就任したFFのミホール・マーティン(Micheál Martin)の手腕が試されます。
 どこまでやれるか。

 とりあえず一件落着・・・とはいかなさそうです。

2020/02/11

どうするシン・フェイン

シン・フェイン大躍進
第1党は共和党(フィァナ・フォイル)

 アイルランド下院議員総選挙の全議席が確定し、結果は以下の通りです。(得票率順)

シン・フェイン(SF) 37(24.53%)
共和党(FF)     38(22.18%)
フィナ・ゲール(FG) 35(20.86%)
無所属・他(OT)    21(15.39%)
緑の党(GP)     12(7.13%)
労働党(LP)       6(4.38%)
社会民主党(SD)     6(2.90%)
(略)連帯(SPDP)   5(2.63%)

 議席は全部で160ですから、半数は80で、上位3党のうちどの2党の組み合わせでも過半数を達成できません。単独与党ではとても持ちませんから、どうしても連立、しかも3党以上の連立が必要です。

 これまでのFG+FFが否定された結果ですから、この組み合わせはないでしょう。

 ここで注目されるのは劇的な大勝という結果のSFの動きです。

 SFの議員の一部が選挙戦勝利の後アイルランド共和軍(IRA)を鼓舞する「Up the RA!」と叫ぶ一方、党内にはIRAを支持する呼びかけを停止しようとする動きもあります。また、SFがGPやLP、SDなど"左派"勢力に連立を呼び掛ける可能性もあります。

 ただ、私はSFがあわてて政権の中枢に座ることは避けた方がよいと思います。党内や国内、そしてイングランドに占領されている北アイルランドでは一挙にアイルランドと北アイルランドが統一する期待があるかもしれませんが、SFは政権運営の経験がありません。
 アイルランドにはかつて一部がテロリスト集団を作っていたアイルランド共和軍(IRA)の後ろ盾になってきたSFに対し嫌悪感を抱く国民もいるといいます。

 ずる賢いイングランド政府を相手にするには、"真っ向勝負"ではなく、これまで英国(≒イングランド)とのパイプを築いてきた第一党のFFに花を持たせ、FF+SF+GPといった中道左派政権の中で統一の道を作り、近い将来の北アイルド併合を目指した方がよいと思います。

 理想を達成するために現実に対応することも必要です。

 でもやはり、Tiocfaidh ár lá !(Our Day will come!)です。

 その動きはスコットランド再独立につながる可能性があります。

2020/02/10

アイルランド下院総選挙速報

Historic Day for Sinn Féin(RTÉ)

 2日連続でアイルランド下院議員総選挙の話題です。

 2月8日に行われたアイルランド下院議員選挙の開票が粛々とすすめられ、日本時間2月10日23時現在、160議席中102議席が確定しました。
 シン・フェイン(SF)が36議席で他党を引き離しています。
 政権党のフィナ・ゲール(FG)は19議席、閣外で連立的協力をしている共和党(フィァナ・フォイル)(FF)は21議席と苦戦しています。また、緑の党(GP)は7議席奪い、大躍進と言ってよいでしょう。

 残りは58議席ですが、単独過半数を制する政党はなく、どのような連立になるか、アイルランド国民ならずとも固唾をのんで見守っています。
 42名しか候補者を擁立していないSFが第一党になる可能性はなく、FFSFと連立を組む可能性が大きいと言えそうです。

 明日中には全容が判明するものと思われますが、連立政権樹立にはもう少し時間が必要かもしれません。

2020/02/09

現在開票中

3党混戦

 アイルランド下院の総選挙が2月8日に行われ、現在開票作業が行われています。
 アイルランドの公共放送RTÉと日刊紙アイリッシュ・タイムズが行った出口調査ではヴァラッカー首相率いるフィナ・ゲール(FF)がトップに立っているものの、その得票率は22.4%で、2位のシン・フェイン(SF)(22.3%)、続く共和党(フィアナ・フォイル)(FF)(22.2%)と差がないといってよいでしょう。
 更に、第4位には緑の党(GP)(7.9%)がつけていて、かつては連立政権与党でいたこともある労働党は見る影もなく衰退が顕著です。

 議席数は今後固まっていきますが、英国のEU離脱を受けて、北アイルランドの動きを見る上で極めて重要な選挙であり、その結果が待たれます。

 明日には全議席が確定すると思いますが、新内閣が固まるのには時間がかかるかもしれません。当面目が離せないアイルランド情勢です。

2016/10/12

W杯ヨーロッパ予選第3節

アイルランド2位浮上
ウェールズ勝ちきれず
スコットランド、北アイルランド零敗

 ワールドカップ2018ロシア大会ヨーロッパ予選第3節は10月9日11日まで行われました。
 
 アイルランドはアウェーでモルドバと対戦しました。
 試合開始早々に左サイドを駆け抜けたロングがパスを受けそのままシュート。これが決まってアイルランドが先制しました。しかし、前半アディショナルタイムに追いつかれ、同点で折り返します。
 後半も攻めるアイルランドは後半24分、相手ゴール前の混戦から最後はマクリーンが押し込みアイルランドが勝ち越します。
 そして後半31分、右ゴールラインぎりぎりからコールマンが折り返しのパスを送ると、飛び込んだマクリーンがゴールし、アイルランドは決定的な3点目を得ました。
 試合はこのまま終了し、アイルランドがアウェーで勝利しました。
 
 ウェールズはホームにグルジアを迎えました。
 ウェールズは前半10分、ウィリアムズのCKをベイルが頭で合わせ先制しました。
 しかし後半12分、流れの中から失点し、結局引き分けに終わりました。

 グループDのもう1試合はセルビアがオーストリアに競り勝ち、勝ち点7でアイルランドと並び、得失点差でセルビアが首位、アイルランドが2位につけています。

 10月11日に行われたグループDの試合では北アイルランドがアウェーで、試合開始早い時間帯でドイツに立て続けに奪われた2点を挽回できず、零敗しました。
 アゼルバイジャンが好調なグループCにあって、北アイルランドは現在3位です。

 また、グループFのスコットランドもスロバキアに完敗し、現在グループリーグ4位と苦しい立ち上がりです。

【10月9日】
グループD
ウェールズ 1-1 グルジア
モルドバ 1-3 アイルランド
グループDその他の結果
セルビア 3-2 オーストリア

【10月11日】
グループC
ドイツ 2-0 北アイルランド
グループCその他の結果
チェコ 0-0 アゼルバイジャン
ノルウェー 4-1 サンマリノ

グループF
スロバキア 3-0 スコットランド
グループFその他の結果
スロベニア 0-0 イングランド
リトアニア 2-0 マルタ

 全グループで第3節まで終えましたが、ここまで3戦全勝しているのはグループBのスイス、グループCのドイツ、グループHのベルギー、ギリシャの4チームだけです。

 グループCのアゼルバイジャン(現在2位)、グループFのリトアニア(現在2位)、グループGのアルバニア(首位、2位との勝ち点差1の3位)の健闘が目立ちます。

 また、チェコはグループCで勝ち点2の5位と低迷し、凋落傾向が続いています。

 W杯初参加のコソボは第1節で「歴史的な」勝ち点1を得ています。

 今年は11月に第4節が行われ、その後は来年3月まで中断します。今年中に大きな流れが見えてきそうです。

2016/09/01

間もなくW杯ヨーロッパ予選

 9月になりました。
 ヨーロッパサッカー界では、ユーロ2016が終わると間もなくワールドカップ2018予選が始まります。その「間もなく」がもう目の前で、今月4日に開始されます。

 この予選、1グループが6チームで9グループあり、各グループ首位が無条件で本大会(ロシア)に出場できます。各グループ2位のうち成績が上位の8チームがプレーオフを行い、勝利した4チームが本大会出場です。

 ヨーロッパの出場枠は14チームですから、これに開催国のロシアを加えたヨーロッパチームが本戦で戦うことになります。

 どのグループもアジアから見れば強豪ぞろいですが、アイルランドウェールズはグループDでオーストリア、セルビア、モルドバ、グルジアと同じグループです。

 スコットランドはグループFで、イングランド、スロバキア、スロベニア、リトアニア、マルタと同組です。

 また、北アイルランドはグループCでドイツ、チェコ、ノルウェー、アゼルバイジャン、サンマリノと戦います。

 ユーロ2016で著しい躍進をみせたウェールズの戦い方が一番の注目かもしれません。そのウェールズは9月5日、ホームでモルドバと対戦します。

 なお、アジア最終予選は今日から始まり、日本はホームにアラブ首長国連邦を迎えています。

 日本代表にはアルビレックス新潟から誰も選ばれていませんので、当面はヨーロッパ予選に注目します。

2016/06/26

ユーロ2016R16アイルランド

先制点守れず
アイルランド、フランスに逆転負け

フランス 2-1 アイルランド

 アイルランドは決勝トーナメント1回戦で地元フランスと対戦しました。スタジアム内は完全アウェーの状況です。フランスナショナルチームはホームで滅法強いことで知られています。アイルランドは過去5回フランスと対戦し、3引き分け2敗です。ただし、その2敗はいずれも0-1でした。

 試合は開始すぐに動きました。

 キックオフすぐに相手陣営へ攻め込んだアイルランドはPA内でロングが倒されると、レフェリーは即座にPAを示しました。蹴るのはイタリア戦で決勝ゴールを上げたブレイディーです。

 ブレイディーが相手GKの動きを見て冷静に蹴ったボールはポストに当たりながらもゴールに吸い込まれ、アイルランドは早々に先制しました。

 それ以後はほぼフランスのペースで試合が進みますが、アイルランドはしっかり守り同点ゴールを許しません。アイルランドもチャンスを作るもののゴールに結びつきません。

 前半はアイルランドが1点のアドヴァンテッジを持って折り返しました。

 しっかり修正してきたフランスはアイルランド陣内に攻め込み、後半12分に同点に追い着かれ、その4分後には逆転されてしまいました。

 更に後半21分、CBのダフィーが危険行為で一発レッドを受け、アイルランドは10人でのプレーを余儀なくされます。

 終盤、1人少ないながらアイルランドは果敢に攻撃を仕掛け同点を狙いますが、追い着くことができず、アイルランドのユーロ2016はベスト16に終わりました。

ユーロ2016R16ウェールズ

北アイルランド痛恨のオウンゴール

 ウェールズ 1-0 北アイルランド

 ユーロ2016フランス大会決勝トーナメントの1回戦(ラウンド16)は6月25日に始まり、第2試合はウェールズ vs 北アイルランドでした。

 試合は開始から両チームチャンスを作りますが、お互いにGKの好セーブもあり、なかなか得点できません。

 そんな中、後半30分、相手陣営へ攻め込んだウェールズはラムジーが中央から左サイドのベイルへスルーパスを送ると、それを受けたベイルがゴール前へ走りこんだ途中出場のロブソン=カヌを狙ってクロス。これを阻止しようと北アイルランドのCBマコーリーが右足を伸ばすと、クリアしたはずのボールはゴールマウスを越えてしまいました。ウェールズがオウンゴールで先制です。

 優位に立ったウェールズは残り15分をしっかり守り準々決勝進出を決めました。

ポーランドPK戦を制す
ラウンド16の第1試合、スイス vs ポーランドは前半にポーランドが先制し、後半スイスが追いつき、延長戦にもつれこみましたが、それでも決着がつかず、PK戦勝負になりました。
 PK戦ではスイスの2人目が外し、5人全員が成功させたポーランドが勝利しました。

クロアチア残念
グループD首位のクロアチアは第3試合で、グループリーグを3位というチームにとっては不本意な成績で決勝トーナメントに進出したポルトガルの挑戦を受けました。
 試合はクロアチアが優勢にするめるものの決定打が出ず、延長戦になりました。
 延長戦も後半、試合終了が近づき、第1試合に続いてPK戦かと思われた延長後半12分、ポルトガルが途中出場のクヮレズマのゴールで得点し、そのまま勝利しました。

 準々決勝でウェールズは7月1日、今日行われるハンガリー vs ベルギーの勝者と対戦します。

2016/06/24

ナショナリズムの台頭?

UK votes to leave the EU(BBC)

 英国のEU残留/離脱を問う国民投票は6月23日に行われ、離脱51.9%、残留48.1%で英国民はEU離脱を選択しました。

 スコットランドでは離脱38.0%、残留62.0%、北アイルランドでは離脱44.2%、残留55.8%と残留が離脱を上回りましたが、ウェールズでは離脱52.5%、残留47.5%と離脱が残留を上回りました。
 投票率は72.2%でした。

 政党では労働党が残留を支持したものの、保守党では離脱と残留に別れたようです。ただ、離脱の動きを終始リードしてきたのは英国独立党(UKIP)と言われています。
 結果を受けて、UKIPのファラージ党首は「離脱派の勝利は英国独立の日だ。(Leave win marks UK independence day.)」と語りました。
 
 一方、スコットランドのニコラ・スタージョン首相(First Minister)は、スコットランドがEUに居場所を確保するため、可能な手順をすべて取る(to take all possible steps to secure Scotland's place in the EU)としています。また、彼女は「スコットランド独立を問う2回目の国民投票を行う可能性が高くなった。」とも述べています。

 北アイルランドでは残留が離脱を上回ったことを受け、シン・フェインはアイルランド統一のための国民投票が今や民主的な責務である(A referendum on a United Ireland is now a democratic imperative.)と主張しています。

 英国のEU残留か離脱かは英国民が決めることですが、UKIPに限らず、民族主義の流れが周辺諸国に及ぶ可能性があります。

 民族主義(ナショナリズム)は時として排他的愛国主義(ショーヴィニズム)につながる危険性を秘めています。

 「EUの実験」がどうなるのか。

 日本の報道では経済面のことが先行していますが、もっと不気味な気がします。

 大戦前夜でないことを願っています。

2016/06/23

ユーロ2016グループE6月22日

アイルランド決勝トーナメント進出

イタリア 0-1 アイルランド

 グループFの試合が終わり、その時点で残された予選突破枠は2チームです。ただ、どんな状況でもアイルランドは勝利するしかありません。

 試合は強固な守備を敷くイタリアに対し、アイルランドは前線へボールを送り、チャンスを狙います。一進一退の中で前半は両チームスコアレスで折り返しました。

 後半になってもなかなか試合は動かず、刻々と時間が過ぎていきます。

 後半33分、イタリアのシュートがポストに弾かれ、難を逃れたアイルランドはそこから猛攻を仕掛けます。

 そして間もなく試合が終わろうとする後半40分、途中出場のフーラハンが右サイドからクロスを上げると、相手DFと競りながらブレイディーがヘディングシュートを放ち、相手GKの手をかいくぐってボールはゴールネットを揺らしました。ようやく、ようやく先制です。

 あとはしっかり守るだけのアイルランドですが、イタリアも攻め込みます。

 しかし、最後まで得点を許さなかったアイルランドは勝ち点3を積み、3位で決勝トーナメント出場を決めました。

 もう1試合はベルギーが1-0でスウェーデンを破り2位で予選突破です。

 決勝トーナメントではアイルランドが地元フランスと、ウェールズが北アイルランドと対戦します。

2016/06/22

ユーロ2016グループC6月21日

粘った北アイルランド、決勝Tへ

北アイルランド 0-1 ドイツ

 グループCでは既にドイツとポーランドが勝ち点4を上げて予選突破を決め、ウクライナは予選敗退が決まっていて、北アイルランドが予選突破できるかどうかというのが関心事でした。

 試合は終始攻めるドイツ、守る北アイルランドとう展開で、シュート数もドイツ28に対して北アイルランドはわずか2で、よく1失点で凌いだというところです。

 もう1試合はポーランドがウクライナに1-0で勝ち、このグループでは1位ドイツ、2位ポーランド、3位北アイルランド、最下位がウクライナでした。

 そして、グループDの結果ではトルコが勝ち点3で3位になったものの、得失点差がー2、またグループAの3位、アルバニアも勝ち点3、得失点差ー2ということで、得失点差0の北アイルランドが抜け出し、決勝トーナメント進出を決めました。

 対ドイツ戦で、圧倒的にゲームを支配されながら、大量失点しなかったことが結果につながったと言えます。決勝トーナメントではウェールズと対戦する可能性もありますが、3位からの巻き返しなるかどうか、注目です。

2016/06/18

ユーロ2016グループE6月18日

完敗で予選突破に黄信号

ベルギー 3-0 アイルランド

 アイルランドはグループEの第2試合で、まだ勝ち点0のベルギーと対戦しました。
 これより前に行われた試合でイタリアがスウェーデンに勝利し、グループリーグ突破を決めているため、もう1チームの予選突破に向けて、両チームとも勝ち点3がどうしてもほしい試合です。

 前半、ベルギーが圧倒的にボールを支配しますが、アイルランドはよく凌ぎ、両チームスコアレスで折り返しました。

 後半になると、アイルランドも少しずつボールを持つ時間が長くなりますが、スピードと機敏さでベルギーが勝り、後半3分にベルギーが先制します。

 さらに後半16分、そして25分に追加点を奪われ、万事休すでした。

 パスミスもありましたが、ベルギー選手のフィジカルの強さ、速さがアイルランドを圧倒していました。

 これで、グループEではイタリアが勝ち点6、ベルギーが勝ち点3、スウェーデンとアイルランドが勝ち点1で、数字の上ではどのチームも予選突破可能ですが、アイルランドが最終戦でイタリアに勝利して勝ち点を4にし、スウェーデンがベルギーに勝ち勝ち点4になった場合、アイルランドとスウェーデンは引き分けていますので、得失点差の勝負になり、今日の大量失点はアイルランドにとって相当の負担です。また、ベルギーとスウェーデンが引き分け、ベルギーが勝ち点4に留まったとしても、今日の試合でアイルランドに勝利しているベルギーが2位ということになります。

 いずれにせよ、アイルランドの予選突破にむけては、たとえ3位でもできるだけ成績を上げておく必要があります。とにかく、イタリア戦での勝利が必要です。

2016/06/17

ユーロ2016グループC6月16日

鮮やか北愛、ウクライナを完封

ウクライナ 0-2 北アイルランド

 ユーロ2016グループリーグCで北アイルランドは6月16日、ウクライナと対戦しました。
 6月13日、北アイルランドのサポーターがニース市内で遊歩道から転落死したため、北アイルランドの選手は喪章をつけて試合に臨みました。

 前半はボール支配、チャンスメイクもウクライナが優勢に推移しましたが、両チーム無得点で折り返しました。

 後半4分、FKを得た北アイルランドは左後方からノーウッドが送ったクロスにマコーリーが頭で合わせるとボールはゴールマウスに吸い込まれ北アイルランドが先制しました。

 その後はウクライナの攻撃に何度もピンチを迎えますが、とにかくしのぎ、後半アディショナルタイム、しかも間もなく試合終了という時、右前線深いところから途中出場のマゲニスがマイナスのクロスを送ると、それを捉えたダラスが強烈なシュート。これは相手GKに弾かれますが、そこに詰めていた、これも途中出場のマッギンが右足を振りぬくとボールはゴールネットに突き刺さりました。

 グループCのもう1試合はドイツとポーランドがスコアレスドローで、ウクライナを完封した北アイルランドはグループリーグ突破に望みをつなぎました。ウクライナはグループリーグ敗退が決まりました。

2016/06/14

ユーロ2016グループE6月13日

痛恨のオウンゴール

アイルランド 1-1 スウェーデン

 アイルランドはグループEの予選でスウェーデンと対戦しました。

 序盤はアイルランドのペースで試合がすすみ、アイルランドは絶妙のシュートを立て続けに放ちますが、なかなかゴールが割れず、前半は両チームスコアレスで折り返しました。

 後半3分、右前方、相手PAに近い位置でボールを保持したコウルマンがマイナスのクロスを送るとそれを受けたフーラハンがシュート。これがゴール右隅に突き刺さり、アイルランドが先制しました。

 試合は一進一退の攻防を示しますが、後半26分、アイルランドゴール前で相手のクロスをクラークがヘディングでクリアしようとしましたが、ボールは無残にもゴールネットを揺らしてしまいました。

 その後、なかなか得点のチャンスを生かせなかったアイルランドは初戦を勝利で飾ることができず、勝ち点1に留まりました。

 グループEのもう1試合はイタリアが2-0でベルギーに勝利しています。

2016/06/13

ユーロ2016グループC6月12日

ラファティー不発

ポーランド 1-0 北アイルランド

 グループCの北アイルランドはポーランドと対戦しました。

 試合は点差以上に終始ポーランドが優性で、GKマクガヴァンの好セーブはあったものの、後半31分にみせたラファティーのオーバーヘッドキックも決まらず、後半9分の失点をとりもどすことができませんでした。
 
 北アイルランドはシュートがわずか2本で完敗です。

 グループCのもう1試合、ドイツ×ウクライナは2-1とドイツが圧勝しました。後半アディショナルタイムに直前に途中出場したシュヴァインシュタイガーのゴールが圧巻でした。

2016/06/11

血が騒ぐ

ユーロ2016フランス大会開催

 ずっとブログ更新をサボっていましたが、いよいよユーロ本大会が始まりました。
 そうするとじっとしておられません。

 ボチボチと言いつつ、アイルランド、ウェールズ、北アイルランドを追っていきます。

2016/03/28

イースター蜂起100周年


1916 Easter Rising

アイルランドの真の独立のために

Easter Monday, 28 March, 2016

2016/03/02

連立与党惨敗

シン・フェイン、各地で健闘

 日本でも広く報じられているように、アイルランドでは総選挙が行われ、ほぼ開票作業が終了しました。残りは2議席です。
 これまでのところの議席数は以下のようになっています。

フィナ・ゲール(Finne Gael=FG)           49
共和党(Fianna Fáil=FF)               44
シン・フェイン(Sinn Féin=SF)            23
無所属(Independent=IND)             17
労働党(Labour Party=LP)              6
反緊縮-国民優先連合*
(Anti-Austerity Alliance-People Before Profit=AAA-PBP) 6
無党派連合(Independent Alliance=IA)      6
社会民主主義者(Social Democrats=SD)    3
緑の党(Green Party=GP)              2

*反緊縮-国民優先連合:私の拙訳です。緊縮政策に反対し、企業の利益より国民(労働者、消費者)の立場を優先させる、「左派」勢力です。

 2011年の総選挙ではそれまで政権党だったFFが78議席から一挙に20議席になり、第三党へ転落しましたが、今回はFGと連立を組んでいたLPが37議席から6議席へと前回のFF以上の落ち込みで、FGの減少(76→49)と、与党勢力が一気に凋落しました。そうは言ってもFGは第一党を保っています。
 FFは倍増しましたが、それでも44議席で、第一党に返り咲くことはできませんでした。

 代わって伸びたのがSFとAAA-PBPです。SFは2007年の総選挙で得た4議席から2011年には14議席へ伸ばし、今回23議席ですし、AAA-PBPに至っては少数とはいえ、0→2→6議席です。

 LPへの批判が著しかったことを考えれば、FG-LP連立の復活はありえないでしょうが、そうなると、第一党のFGがどこと連立を組むかということになります。議会の定数は158ですから、過半数になるためには80議席が必要です。FG+FFという大連立もありえるでしょうが、戦時中ならともかく、日本で言えば自民党-民主党連立みたいなもので、国民にとっては意味不明です。
 SFの中には民族主義者もいればマルクス主義者もいます。AAA-PBPはそもそもFG-LPのこれまでの政策に反対してきたグループです。

 組閣がうまくいかず再選挙になるのかどうか。
 まだしばらく混迷が続きそうです。

3月3日追記

 最後の2名が確定し、FFが1議席増え50議席に、LPも1議席増え7議席になりました。
 LPはかろうじて議会での発言権を確保しました。

2015/10/14

ユーロ2016予選第10節の結果

Mi bedaŭras ke la artikoloj estos provizore skribitaj nur en la japana.
I am sorry the articles will be written only in Japanese for the time being.

アイルランド、プレーオフへ

ユーロ2016フランス大会グループ予選の最終節が10日から13日まで行われ、本戦出場とプレーオフ進出の全チームが確定しました。

アイルランドは最終戦で2位争いをしていたポーランドに敗れ、プレーオフに回ることになりました。
==========================================================
グループB 10月13日
Grupo B la 13an de oktobro
Group B 13 October

ウェールズ、2位で予選突破

ウェールズ 2-0 アンドラ
                                                        Kimrio,Wales        Andoro,Andorra
ウェールズゴール(Goloj,Goals):Lamsey50',Bayle86'

既に本戦出場が決まっていたウェールズはホームでアンドラの守りに苦しみましたが、最後はラムジーベイルの2得点で勝利し、グループ2位で本戦出場を確定しました。

グループB その他の結果
Aliaj rezultoj de Grupo B
Other results of Group B
(Belgio,Belgium)ベルギー 3-1 イスラエル(Israelo,Israel)
(Kipro,Cyprus)キプロス 2-3 ボスニア・ヘルツェゴヴィナ(Bosnio-Hercegovino,BiH)
=======================================================================
グループD 10月10日
Grupo D la 10an de oktobro
Group D 10 October

アイルランド、惜しくもプレーオフ

ポーランド 2-1 アイルランド
Pollando,Poland       Irlando,Ireland
アイルランドゴール(Golo,Goal):Walters(PK)16'

アイルランドは勝てば2位で本戦に無条件で臨めたのですが、前半13分に先制を許し、その3分後にPKで追いついたものの、前半終了間際にポーランドに勝ち越されると、後半はしっかり守られ勝つことはでず、3位で予選を終えました。
アイルランドは3位の中では最上位でなかったため、プレーオフに回ることになりました。

スコットランド、最終節は勝利

ジブラルタル 0-6 スコットランド
                     Ĝibraltaro, Gibraltar        Skotlando,Scotland
  スコットランドゴール(Goloj,Goal):Martin 25',Mallony 39',Fletcher 52',56',85',Naysmith 90+1'

スコットランドは前半からゴールラッシュでジブラルタルを圧倒し、完封勝ちを収めました。本予選初めの不調が尾を引き、4位で終了し、本戦出場の機会を逃しました。

グループDその他の結果
Alia rezulto de Grupo D
Other result of Group D
 (Germanio,Germany)ドイツ 2-1 グルジア(Kartvelio,Georgia)
==================================================
グループF 10月11日
Grupo F la 11an de oktobro
Group F 11 October

北アイルランド首位でフランスへ

フィンランド 1-1 北アイルランド
      Finnlando,Finland       Norda Irlando,Northern Ireland
北アイルランドゴール(Golo,Goal):Cathcart 31'

北アイルランドは前半31分にCKからのクロスをカスカートが頭で合わせ先制しましたが、終了間際の後半42分に同点に追いつかれ、そのまま引き分けで終えました。
それでも北アイルランドはグループFの首位で堂々の本戦進出です。

グループFその他の結果
Aliaj rezultoj de Grupo F
Other results of Group F
ギリシャ(Grekio,Greece) 4-3 ハンガリー(Hungario,Hungary)
(Faroo Insuloj,Faroe Isles)フェロー諸島 0-3 ルーマニア(Rumanio,Romania)