拙攻で完封負け
=甲府に「引導」渡せず=
サッカーJ1第33節、ヴァンフォーレ甲府×アルビレックス新潟は11月27日、山梨中銀スタジアムで行われました。新潟は前節J1残留を決めましたが、1つでも順位を上げたいところです。一方の甲府は今日勝てば理論的には今季での降格を逃れます。そうは言っても、前日に浦和が勝利し、得失点差を考えれば甲府のJ1残留は事実上消滅しています。
そんな中で、ともすればモチベーションを保つのが難しい両チームでしたが、甲府はとにかくホームでの降格は避けようと必死でした。
前半立ち上がりは両チームとも不安定な動きが多く、決定打につながりませんでしたが、前半37分、甲府の片桐に今季初ゴールを与えてしまいました。甲府 1-0 新潟
新潟はどうもパスのつながりが悪く、しっかりボールキープができません。
後半、新潟は田中亜土夢、川又堅碁をを下げ、藤田 征也とアンデルソンを入れてきました。
立ち上がりからしばらくは新潟が自分たちの時間を作り攻め込みますが、得点に結びつきません。
すると後半21分、甲府の山本のシュートが養父に触れゴールに入ってしまいました。甲府 2-0 新潟
公式にはは養父の今季初ゴールと記録されました。
なんとか得点のほしい新潟は後半36分、DFの内田潤に代えてMFの木暮郁哉を投入しましたが、その直後の後半37分、甲府の柏にも今季初ゴールを許してしまいました。甲府 3-0 新潟
新潟は結局チャンスらしいチャンスも作れず完封負けを喫し、最終節に向けて不安を残しました。
とは言っても、次節には現在オリンピックアジア予選に招集されている鈴木大輔、酒井高徳、チョ・ヨンチョルが戻ってきます。
優勝争いに絡んでいる名古屋が相手ですが、ホームでの試合ですので、是非とも有終の美を飾ってもらいましょう。