2019/04/26

大騒ぎし過ぎだ

全国的に連休らしいが・・・

 どこもここも騒がしくなっているようです。

その1)元号が変わること
 これ自体、大きなできごとには違いありません。しかしこうまで大騒ぎするようなことでしょうか?
 この後「平成天皇」と呼ばれることになるであろう今上天皇が今のような事態を望んでおられるでしょうか?
 「平成」、「令和」に名を借りた各種イベント、それらを大げさに持ち上げるマスコミは目に余ります。
 天皇が代わるわけですから、元号が変わるのは当然で、その命名が時の権力者の意を汲んだものになるのは権力者だ誰であろうと自然なことでしょう。
 もちろん、外国からとやかく言われる筋合いはありません。
 法に従い、静かに淡々と行えばよいだけのことです。

その2)10連休
 上のその1)に関連して無理やり作ったこの10連休の間、一部のアンケートによれば家で過ごす人が7割を越しています。にもかかわらず海外旅行者や盆暮れ並みの移動の報道がどのメディアでも連日流されています。

 こういったことで国民が大騒ぎするのを喜んでいるのは①現政権②経済界でしょう。

 とりわけ10連休では、国民こぞって休みをとり、どんどん消費活動をしてほしいのです。元号が変わることによるイベントもその延長線上にあります。

 もっと大切なことがいくらでもあるのに・・・
 休んで騒いでいる場合でしょうか?

 国家権力や経済界に踊らさせてはいけません。

 権力者の言動には絶えず懐疑心、猜疑心を持ち、慎重に行動したいものです。

2019/04/24

あっちもこっちもグズグズ

規制委の決定は当然だ

 「あっち」は英国のEU離脱、「こっち」は日本の核発電所です。

 EU離脱を決めた英国(というよりロンドン政府と言った方がよいのかもしれませんが)は今になってグズグスと居座りを続け、なんとか「いいとこどり」をしようと企んでいます。これはどうなることかもう少し様子をみる必要がありそうです。

 一方、日本では電力各社が、核発電所への航空機によるテロ対策などのための整備に時間がかかり、もう少し延長を認めてほしいと訴えていましたが、原子力規制委員会はこれを認めず、予定通り整備できない場合には核発電所の稼働を認めないと決定しました。

 日本の電力会社は核発電所の再稼働に関し、その条件を甘く見ていたのでしょう。経済界もバックアップする核発電稼働は何があっても揺るがないであろうと。

 ここで気を付けておかなければならないのは、①規制委が「原則として」と言っていることと、②電力会社がいい加減なところで「整備が終わった」と解釈することです。

 なにしろ、現政権と経済界があげて核発電所の拡大を強力に推進しているのですから。

 油断は禁物です。

2019/04/09

御用放送NHK

大騒ぎすることか?

 質問です。
 今日21時からのNHKテレビ「ニュースウォッチ9」のトップニュースは次のうちどれだったでしょうか。

1.洋上で消息を絶った航空自衛隊機
2.新紙幣発行
3.大阪12区、沖縄3区の衆議院議員補欠選挙
4.イスラエル総選挙
5.ゴーン前日産会長

 答えは2.政府が5年後に紙幣デザインを一変することを決めたというものです。
 新紙幣デザインにゆかりのある大学や地域の人々へのインタビューもありました。

 偽造紙幣を作られるのを防止する目的ということになっていますが、本当にそうでしょうか。本音は統一地方選第2弾、そして秋の参議院選挙目当てではないでしょうか。

 この発表で関連業種の株価が上がったそうです。

 それに輪をかけるようなNHKの大騒ぎ。公共放送と言いながら、一体何を考えているのでしょう?
 国家権力の犬そのものです。

 こんな放送局に受信料など払いたくないのですが、テレビを所有する以上、義務ですから仕方ありません。

 [4月10日追記]
 今朝、新聞をみると、各紙1面トップ記事です。
 それでも私は思います。そんなに大騒ぎすることでしょうか?
 デザインを変えることはそれでよいでしょう。ただ、本当の目的は何でしょうか?
 権力者からの発信は絶えず疑いの眼で見つめたいものです。