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(BBCニュース)
12月12日に行われた英の国総選挙では労働党が地滑り的大敗を喫したのと引き換えに、保守党が単独過半数を制し、来年1月の英国のEU離脱に大きな一歩を踏み出しました。
得票率でも労働党だけが激減し、労働党のひとり負けといった情勢です。
一方、スコットランドでは労働党とともに保守党も議席を減らし、スコットランド民族党(SNP)が大きく伸び、ニコラ・スタージョン党首はは「スコットランド独立を問う2度目の住民投票実行に信任を得た」としています。
ジョンソン首相が住民投票を簡単に認めるとは思えませんが、民意を背景に交渉し、実現に持っていけば、前回(2014年)の住民投票時とは状況が違いますから、EU残留の機運が強いスコットランドでは独立賛成が多数を占める可能性が大きいと思います。
いわゆる"合同法"が成立した屈辱の1707年以来の独立を成し遂げることができるかどうか、前途多難ですが、「今がその時」かもしれません。
まさにブレーブハート現象の再来なるかどうかです。
目が離せません。