血の日曜日
今から50年前の1月30日、今日と同じ日曜日、北アイルランドで大きな流血事件がおきました。
北アイルランドのデリー(Derry)で公民権運動のデモ行進を行っていた市民を英国軍が何の警告もなしに襲撃しました。この暴挙で14名が殺されたのです。
この事件については以前、ここに少し書きました。
2010年、デーヴィッド・キャメロン首相が、この事件は英国軍に非があったとして、英国政府として初めて謝罪しました。
しかし、事件の全容が完全に明らかになったわけではありません。
また、英国軍からの謝罪は行われていません。
英国軍で罪に問われた人は誰もいません。
改めて、この事件で亡くなった人を弔いたいと思います。
Sanga Dimanĉo
Antaŭ 50 jaroj, la 30-an de januaro, dimanĉon, okazis granda sangoverŝado en Norda Irlando.
Britaj soldatoj atakis civitanrajtajn manifestaciantojn marŝantajn en Derry, Norda Irlando, sen averto. 14 homoj estis mortigitaj en tiu ĉi kruela afero.
Mi skribis iom pri ĉi tiu kazo ĉi tie antaŭe. ⇒ Klaku ĉi tie (nur en la japana)
En 2010, Ĉefministro David Cameron pardonpetis por la unua fojo kiel la brita registaro, dirante ke la okazaĵo estis kaŭzita de la Brita Armeo.
Tamen, la tuta bildo de la kazo ne estis tute klarigita.
Krome, neniu pardonpeto estis farita de la Brita Armeo.
Neniu en la Brita Armeo estis akuzita pri krimo.
Mi ŝatus funebri denove la personon kiu mortis en tiu ĉi masakro.
Bloody Sunday
Fifty years ago, on 30 January , Sunday, there was a big bloodshed in Northern Ireland.
British troops attacked civil rights protesters marching in Derry, Northern Ireland, without warning. 14 people were killed in this cruel act.
I wrote a little about this case here before. ⇒ Click here(only in Japanese)
In 2010, Prime Minister David Cameron apologized for the first time as the British government, saying that the incident was caused by the British military.
However, the whole picture of the case has not been completely clarified.
Besides, no apology has been made by the British Army.
No one in the British Army has been charged with a crime.
I should like to mourn the person who died in this massacre again.
Sunday Bloody Sunday by U2 from YouTube
ヒースさん、大変ご無沙汰しております。
返信削除今日が北アイルランドの「血の日曜日事件」50年と知り、ヒースさんがブログに書かれていたはずだと、久しぶりにやってきました。
今日。この記事を書かれたのですね。拙ブログ及びTwitterで紹介させていただきました。ありがとうございます。
50年めの今日もちょうど日曜日なのですね。
お久しぶりです。
削除コメントありがとうございます。
以前、Kocmoc Kocmaさんからお伺いしたように、血の日曜日というのはいくつかありますが、北アイルランドでは1972年の出来事が今につながる大事件と言えるでしょう。
今日の追悼セレモニーにはアイルランドのマーティン首相も訪れましたし、BBCだけでなく、RTÉでも大きく報道されたようです。
多分、当時の英国政府が直接絡んでいたと思われるのですが、であるからこそか、詳細な真相解明には至っていないのが残念です。
政権を揺るがす⇒結局うやむやになる。今、日本でおこっている事柄のいくつかもそれに当てはまるかもしれません。
Twitterでのご紹介もありがとうございます。他の国のできごとではありますが、多くの人に関心を持っていただければ幸いです。