2017/09/27

野合ではあるが・・・

どうなる総選挙

明日、衆議院が解散される見込みで、そうなるとこの種の記事は書きにくくなるので、今のうちに書いておきます。

 前原民進党代表が”小池新党”の「希望の党」と選挙で連携することを表明しました。

 私が二度と政権を担わせてはいけないと考えている民進党と、危険な懐古趣味、ショーヴィニストの小池百合子の連携です。

 節操がないのもいいところですし、この組み合わせで日本の将来を考えると身の毛もよだつほどの恐怖を覚えます。どうみたって、まともな国政運営ができるとは思えません。

 ただ、見方を変えると、こうでもしないと安倍暴走政権を打破できないということなのでしょう。

 公約に「核発電所ゼロを目指す」、「消費増税を凍結する」と並べると、そこそこの票は取りそうですし、倒閣に直結するかもしれません。

 野党がバラバラのまま戦ったのでは安倍を引きずり下ろすことはできないでしょうし、とりあえずは今の政権を奈落の底に落とすというのもありかもしれません。

 ここは、共産党や社民党もぐっとこらえ、打倒安倍の足を引っ張らないように考慮してほしいものです。

 だからと言って民進・希望連合に政権を任せてはいけません。所詮は烏合の衆です。
 最悪は民進・希望連合プラス維新です。そうなると、重心はぐっと軍拡に偏ります。

 いずれにせよ、今回の総選挙の後に来るのは混乱でしょう。そうでなければ(混乱がなければ)日本はもっと危険な方向に進んでしまいます。混乱したとしても、今のごまかし、嘘つき、言い訳、隠蔽内閣よりはよいと思います。

2017/09/21

煽りに乗るな

対話と圧力

 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の核開発、それに伴う各種の軍事「挑発」をよしとする人は北朝鮮の人の一部を除けばほとんどいないでしょう。

 だからと言って、圧力、圧力と北朝鮮を追い詰めるのは、ますます緊張を高めるだけだと思います。

 国連では日本の総理大臣、安倍晋三が、まるで米国の大統領発言に呼応するするかのような演説を行い、対話路線に明瞭に反旗を掲げました。

 一方、大韓民国(韓国)のムン・ジェイン大統領は、人道支援は行うことを表明しました。南北統一を目指す国としては、納得できる判断です。
 
 これに対し、NHKなど日本のマスコミの一部では「国際協調に水を差す」発言とまで言っています。本当にそうでしょうか?

 国際協調とは何でしょうか?米国に追随することでしょうか?

 これまで米国がアジアに口を出してうまく行った事例がありますか?

 ベトナムはいうまでもなく、イラン、イラク、アフガニスタン、ことごとく失敗しているじゃないですか。それも、言いがかりをでっちあげて。

 北朝鮮が今や「核保有国」になったことは紛れもない事実です。残念ですが、それを認めるしかありません。認めた上で北朝鮮とどう付き合っていくかです。

 日本では近々衆議院の解散とそれに伴う総選挙が行われようとしています。

 この意図が森友問題、加計学園問題を隠蔽しようとするものであることはほぼ間違いありません。そして、この際、憲法に軍隊を明示しようと目論んでいることも確かでしょう。そのため、しきりと「半島の危機」を煽り、日本を軍拡に向かわせようとしているのです。

 北朝鮮の挑発に乗るのも愚かですが、安倍政権の煽りに踊らされるのはもっと愚かです。

 ここはしっかりと流れを見極め、後悔のない判断をしたいと思います。

2017/09/06

W杯ヨーロッパ予選第8節9月5日の結果

アイルランド後退でウェールズ2位浮上

 ワールドカップ2018ロシア大会ヨーロッパ予選第8節のグループDではアイルランドが敗れウェールズが勝利したため2位3位が入れ替わるとともに首位を保ったセルビアが本戦出場に向け優位に立ちました。

アイルランド10人のセルビアに追い着けず

アイルランド 0-1 セルビア

 アイルランドはホームで前半に得点できずスコアレスで折り返しました。
 後半10分、セルビアに先制を許します。
 後半23分にセルビアに退場者が出てアイルランドは数的優位に立ちますがどうしても1点が取り返せず、さらに終盤にはしっかり守られ、首位セルビアの壁を崩すことができませんでした。

ウェールズ完封勝利で2位浮上

モルドバ 0-2 ウェールズ

 ウェールズは圧倒的にボールを支配するものの得点できず、前半をスコアレスで折り返しました。
 後半もシュートはするものの得点に結びつかず、先制したのは後半35分になってからで、ウッドバーンからのクロスをロブソン=カヌーがヘディングでゴールしました。
 さらに後半アディショナルタイム、ヴォークスがヘディングで送ったボールをラムジーが右足で蹴り込み、突き放しました。
 この結果、ウェールズはアイルランドを抜いて2位に浮上し、本戦ならびにプレーオフ出場チームの決定は10月に持ち越されました。

グループDその他の結果
オーストリア 1-1 グルジア(ジョージア)

2017/09/05

W杯ヨーロッパ予選第8節9月4日の結果

グループCはドイツ優勢
グループFは2位争い混沌

 ワールドカップ2018ロシア大会ヨーロッパ予選第8節の試合で北アイルランドはグループCでチェコと、スコットランドはグループFでマルタと対戦し、いずれも2-0で勝利しました。

北アイルランド プレーオフ以上決定

北アイルランド 2-0 チェコ

 前半28分、CKを得た北アイルランドはノーウッドがクリアボールをパス。それを受けたエヴァンスが頭で押し込み先制しました。

 さらに前半終了間際の41分、ブラントがFKを直接ゴールへ叩き込みチェコを突き放します。

 危険な2-0で、しかもチェコに圧倒的にボールを支配され、シュートも倍以上打たれた北アイルランドでしたが、後半はこの2点をしっかり守って完封勝利し、グループCの2位以上を確定させました。

グループCその他の結果
ドイツ 6-0 ノルウェー
アゼルバイジャン 5-1 サンマリノ

グリフィス1ゴール1アシスト

スコットランド 2-0 マルタ

 スコットランドは前半9分、グリフィスのクロスからベラがゴールすると、後半4分には相手ゴール前の混戦から最後はグリフィスが押し込み、スコットランドがマルタを突き放しました。
 試合はこのままスコットランドが勝利しました。
 ただ、ボールを圧倒的に保持したスコットランドは25本のシュートを放ち、そのうち10本が枠をとらえていましたから、マルタがよく守ったと言えるかもしれません。
 グループFではイングランドが抜きでて、2位をスロバキア、スロベニア、スコットランドが激しく争う展開になっています。順位は最終戦までもつれこむ可能性が出てきました。

グループFその他の結果
イングランド 2-1 スロバキア
スロベニア 4-0 リトアニア

2017/09/03

W杯ヨーロッパ予選第7節9月2日の結果

上位3チーム依然負け知らず

 ワールドカップ2018ロシア大会のヨーロッパ予選グループDの試合は9月2日に行われ、ウェールズは終盤に得点し勝利しましたが、アイルランドは先制点を守り切れず引き分けに終わりました。

アイルランド勝ち切れず

グルジア(ジョージア) 1-1 アイルランド

 アイルランドは試合開始間もなくの前半4分、FKから相手GKが飛び出したところへダフィーが無人のゴールへヘディングで押し込み先制しました。
 しかし前半34分に追い着かれ、試合は引分けに終わりました。
 前節まで勝ち点でセルビアと並んでいたアイルランドですが、ここにきて勝ち点1しか上積みできず、9月5日のセルビア戦(ホーム)が大きな鍵を握ります。

ウェールズ劇的ゴールで勝利!

ウェールズ 1-0 オーストリア

 ここまで1勝5引き分けと負けこそないものの、勝ち切れていないウェールズでしたが、この試合では今年3月、後半24分に交代でピッチに入ったばかりのウッドバーンが、相手のクリアーが甘くなったところを見逃さずシュート。これがゴール左隅に決まりウェールズが勝ち越しました。今年3月初招集された若干17歳の初出場、初ゴールです。
 この1点を守り切ったウェールズが昨年9月の第1節モルドバ戦以来の勝利で勝ち点を11とし、上位2チームを激しく追う展開になりました。
 このグループの順位争いは最終節までもつれこみそうです。

グループDその他の結果
セルビア 3-0 モルドバ

2017/09/02

W杯ヨーロッパ予選第7節9月1日の結果

北アイルランドスコットランド完封勝利

 FIFAワールドカップ2018ロシア大会ヨーロッパ予選(グループリーグ)第7節の試合が各地で行われ、9月1日は北アイルランド、スコットランドがいずれも敵地で完封勝利を収めました。

北アイルランド終盤に突き放し2位堅持

サンマリノ 0-3 北アイルランド

 北アイルランドアウェーでサンマリノと対戦し、前半は両チーム無得点と北アイルランドが苦戦する展開になりましたが、後半25分と30分にマゲニスが得点し、32分にはデイヴィスがPKを決めて完封勝利を果たしました。
 チェコが首位のドイツに敗れたため、2位北アイルランドと3位チェコの勝ち点差は7に広がり、北アイルランドのプレーオフ進出の可能性が高くなりました。9月4日のチェコ戦(ホーム)が重要な意味を持ちます。

グループCその他の結果
チェコ 1-2 ドイツ
ノルウェー 2-0 アゼルバイジャン

スコットランド3位浮上

リトアニア 0-3 スコットランド

 スコットランドは前半にアームストロングロバートソンの得点で優位に立ち、後半も27分にマカーサーがゴールしてリトアニアを突き放しました。
 第6節まで3位だったスロベニアが敗れたため、4位だったスコットランドは勝ち点、得失点差でリトアニアと並びましたが、得点差でスコットランドが3位に浮上しました。2位スロバキアとの勝ち点差は4ありますが、今後の展開次第では2位進出の可能性も残っています。

グループFその他の結果
マルタ 0-4 イングランド
スロバキア 1-0 スロベニア