対話と圧力
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の核開発、それに伴う各種の軍事「挑発」をよしとする人は北朝鮮の人の一部を除けばほとんどいないでしょう。
だからと言って、圧力、圧力と北朝鮮を追い詰めるのは、ますます緊張を高めるだけだと思います。
国連では日本の総理大臣、安倍晋三が、まるで米国の大統領発言に呼応するするかのような演説を行い、対話路線に明瞭に反旗を掲げました。
一方、大韓民国(韓国)のムン・ジェイン大統領は、人道支援は行うことを表明しました。南北統一を目指す国としては、納得できる判断です。
これに対し、NHKなど日本のマスコミの一部では「国際協調に水を差す」発言とまで言っています。本当にそうでしょうか?
国際協調とは何でしょうか?米国に追随することでしょうか?
これまで米国がアジアに口を出してうまく行った事例がありますか?
ベトナムはいうまでもなく、イラン、イラク、アフガニスタン、ことごとく失敗しているじゃないですか。それも、言いがかりをでっちあげて。
北朝鮮が今や「核保有国」になったことは紛れもない事実です。残念ですが、それを認めるしかありません。認めた上で北朝鮮とどう付き合っていくかです。
日本では近々衆議院の解散とそれに伴う総選挙が行われようとしています。
この意図が森友問題、加計学園問題を隠蔽しようとするものであることはほぼ間違いありません。そして、この際、憲法に軍隊を明示しようと目論んでいることも確かでしょう。そのため、しきりと「半島の危機」を煽り、日本を軍拡に向かわせようとしているのです。
北朝鮮の挑発に乗るのも愚かですが、安倍政権の煽りに踊らされるのはもっと愚かです。
ここはしっかりと流れを見極め、後悔のない判断をしたいと思います。
通りすがりのものです。
返信削除時々ここを見せて貰っています。
北朝鮮と安倍首相は阿吽の呼吸で、互いに手を組んでいるとしか思えません。
それはうがち過ぎでしょうが。笑
童話の「泣いた赤鬼」ですよ。
青鬼「僕が暴れるから、国民の支持得られるよ!」
赤鬼「うん、そうして、その代わり核武装はしかたがないな!」
両者「最初はがっっんと強く当たって、後は流れで!!」
コメントありがとうございます。
削除確かに全く考えられないシナリオではないですね。
もっと露骨に言えば:
・おお、どんどん挑発してくれたまえ。こっちはこっちで国民に不安を煽るから。ウチの国民、そんなに頭がよくないんで、そのうち忖度だのなんだの忘れてしまって、「もっと武装しろ!」て声が強くなるから。
・よし、わかった。こっちも直接危害を加えないようにいろいろ行動するよ。
・頼んだよ。お互い、野望達成のため頑張ろう。
・そうだな。こっちはこっちで複雑な権力闘争にも勝利しなきゃならんし。
とか。