J1 100勝達成
サッカーJ1第23節、鹿島アントラーズ×アルビレックス新潟は8月25日、県立カシマサッカースタジアムで行われました。新潟はJ1に昇格してからこれまでに99勝していますが、100勝目は2試合連続で見送っています。アウェーですが、そろそろ100勝を達成したいところです。
試合開始早々から鹿島が攻め込む展開で、新潟は防戦に追われます。
鹿島のパス回しは確実で、なかなか新潟にボールを持たせてもらえません。
しかし、先手を取ったのは新潟でした。
前半38分、ブルーノ・ロペスがドリブルで敵陣深く入り込み、前方へパスを出すと、それを受けたミシェウが中央から右サイドへ回り、相手GKが思わず飛び出すと、がら空きになったゴールへ向かって右足を振り抜きます。するとこれがループシュートとなり、GOOOAL!! 新潟先制! 鹿島 0-1 新潟
新潟がわずかのチャンスを生かします。
なおも攻撃を仕掛ける鹿島でしたが、前半は新潟が1点リードで後半へ移ります。
後半も鹿島が攻めまくります。新潟の選手の動きが鈍くなり、いつ失点してもおかしくない展開を示します。
しかし、東口を中心としてDF陣がしっかり攻撃を抑え、完封勝ちをおさめました。
試合後のスタッツを見てみると、シュート数は鹿島の18に対し新潟は10、ボールポゼションは、何と鹿島が65%、新潟が35%です。
大敗してもおかしくなかった内容でした。
まさに、one chance,just one chance(映画、ブレイブハート) でした。
アルビレックス新潟がJ1に昇格した2004年の前期第3節、アウェー柏戦で逆転勝利してから数えて100勝目をようやく達成しました。
本当は前節(あるいはもっと以前に)、ホームの勝利で成し遂げるとよかったのでしょうが、ともあれ、記念すべき試合になりました。
次節はともに残留争いをしているセレッソ大阪をホームに迎えます。アウェーに続き、セレッソに2連勝し、上位浮上を目指したいものです。