J1第4節 ホーム G大阪戦

とりあえず勝ち点1

必死のガンバ相手に勝利ならず

サッカーJ1第4節 アルビレックス新潟×ガンバ大阪は3月31日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。両チームともここまでリーグ戦全敗で、G大阪は監督を解任しました。どちらも負けられない試合です。

新潟はスタメンをこれまでとがらりと変えてきました。特にMFではボランチの本間勲と三門雄大はよくあることとして、右のサイドハーフに矢野貴章、左にアラン・ミネイロです。2トップは平井将生とブルーノ・ロペス、そして、控えにはDF増田繁人、FW鈴木武蔵といった若い選手を入れてきました。ブラジルから帰ってきたばかりのミシェウのベンチ入りはありませんでした。

試合は序盤、完全に新潟ペースで進み、前半5分、FKを得た新潟のキッカーはアラン・ミネイロです。左サイド、やや遠い位置から蹴ったボールはそのまま相手GKを越しGOOOAL!!　新潟先制！　新潟 1-0 G大阪

その後も新潟が攻め続けますが、なかなか追加点を奪えません。
そうしている間に前半22分、相手にPKを与えてしまいます。これそキッチリ決められ同点に追い着かれました。　新潟 1-1 G大阪

同点のまま折り返しました。

後半に入るとG大阪が息を吹き返したように攻撃してきます。新潟のパスはブロックされ、また奪われ、ボールが新潟に収まりません。

終盤は両チーム攻守が入れ替わる総力戦になりましたが、結局引き分けでタイムアップ。新潟はホームで勝ち点1を得るに留まりました。

次節もホームでの試合です。相手はこれまた今季未勝利の横浜FMです。
遠慮することありませんから、きちんと勝ち点3を取りましょう。

J1第3節 アウェー 名古屋戦

リーグ戦開幕3連敗

後半切り替えできず

サッカーJ1第3節 名古屋グランパス×アルビレックス新潟は3月25日、瑞穂陸上公園競技場で行われました。新潟は今季まだ勝ち点がなく、なんとしても勝利が求められます。

寒い上風の強いこの日、キックオフ前のコイントスで勝った新潟はいつもとは逆のサイドを取りました。前半は新潟にとって追い風になります。ゴール裏サポーターからみると前半はこちらへ攻め込み、後半は相手ゴール裏へ攻め入る状況になります。

前半は新潟ペースで試合が進められました。しかし、前半10分の平井のシュートがクロスバーを直撃し、27分の小谷野の強烈なシュートが相手GPに阻まれたりし、得点につながりません。苦しくなる後半を考えると、前半のうちに得点がほしいところですが、チャンスは作るものの決定力を欠き両チームスコアレスで折り返しました。

後半になると名古屋は風上から襲ってきます。新潟はどうもパスがつながらず、すぐに相手ボールになってしまいます。

すると後半6分、ゴールを許してしまいました。名古屋 1-0 新潟

更に攻め続ける名古屋は後半にも追加点を奪います。名古屋 2-0 新潟

ついにアディショナルタイムに入りそれも終わりに近づいた後半49分、ようやくブルーノ・ロペスが1点を返しました。　名古屋 2-1 新潟

サポーターもゴール後の歓声を上げるゆとりもなく、ひたすら次の1点を待ちましたが、追撃もこもまででタイムアップ。

試合内容も含め、アルビレックス新潟は泥沼に近い3連敗です。

次節は同じ3連敗のガンバ大阪をホームに迎えます。なんとしても、ここは撃破し、リーグ戦初勝利といきましょう。

ナビスコ杯第1節 アウェー 札幌戦

今季初勝利！

＝僅差で札幌を退ける＝

ヤマザキナビスコカップ第１節 コンサドーレ札幌×アルビレックス新潟 は3月20日、札幌ドームで行われました。

黒河貴矢の負傷もあり、新潟のGKはリーグ戦第2節に続き小澤英明です。4バックは村上祐介、大井健太郎、元札幌の石川直樹、それにキム・ジョンス。ダブルボランチは三門雄大と菊地直哉、サイドハーフは小谷野顕治とアラン・ミネイロ、そして平井将生とブルーノ・ロペスの2トップという先発布陣でした。

試合は新潟はボール支配をするものの、札幌にシュートされる場面が多く、札幌の攻勢が目立ちました。

しかし、前半38分、ブルーノ・ロペスとアラン・ミネイロのパス交換から、アラン・ミネイロがPA前へ持ち込み左足を振り抜くとこれが決まってGOOOAL!! 新潟先制！　札幌 0-1 新潟

そして、試合は後半に移ります。

前の試合ではこの状態から逆転されています。同じ轍を踏んではいけません。

後半も新潟がボール支配しますが、札幌も新潟ゴール前へ激しく迫る展開になりました。

追加点を狙う新潟は後半15分、ブルーノ・ロペスに代えて矢野貴章を投入し、途中で怪我を負った三門雄大に代えて小林慶行を入れました。

しかし、追加点が奪えません。

後半も残り10分になると、新潟は守備固めに入り、石川直樹に代えて鈴木大輔を送りました。

アディショナルタイムは4分と長く、この間も札幌は猛攻撃をかけますが、新潟DF陣は体を張って守り、得点を許しませんでした。

そして結果は勝利。
今季初勝利です。

試合終了後、スタジアムのアウェーゴール裏には久しぶりに♪「Pride of Niigata」がこだましました。

試合内容は悪くないものの、2連敗でスタートしたリーグ戦の次節はアウェーで名古屋戦です。ナビスコでの勝利を踏み台にし、次はリーグ戦初勝利と行きましょう。

J1第2節 大宮戦

新潟連敗スタート

サッカーJ1第2節　アルビレックス新潟×大宮アルディージャは3月17日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。

前節怪我をした黒河貴矢に代わって新潟のGKは小澤英明が先発しました。4バックは大井健太郎、鈴木大輔、金珍洙、村上祐介という、いわば基本形です。中盤は三門雄大、本間勲のダブルボランチで、サイドハーフはアランミネイロと田中亜土夢、2トップに矢野貴章とブルーノロペスです。

試合は前半20分、ブルーノロペスのヘディングシュートが相手GKの手をかすめGOOOAL!!  新潟先制！　新潟 1-0 大宮
新潟の今季初ゴールです。

その後も新潟は攻めを見せますが、パスのタイミングが合わなかったり、最後のところでシュートに至らなかったりで、得点は1点止まりで折り返しました。

後半も新潟が攻めましたが、後半23分、スキを突かれて1点を返されてしまいました。新潟 1-1 大宮

新潟はブルーノロペスを中心にホールを回しますが、やはりパスのタイミングが合いませんし、ブルーノロペスも強引に上がろうとしたりで、攻めあぐねます。

そして後半38分、ボールを自陣PA内へ持ち込まれ、逆転を許してしまいました。新潟 1-2 大宮

結局これが決勝点になり、新潟はホームで痛い逆転負けを喫しました。

次節はアウェーで名古屋戦ですが、その前にナビスコ杯を札幌で戦う新潟です。ナビスコで勢いをつけ、3月25日はしっかり勝利してもらいましょう。

J1第1節 アウェー 川崎戦

川崎の守備を崩せず
新潟、初戦を勝利で飾れず

川崎フロンターレ 1-0 アルビレックス新潟

いよいよサッカーJ1の幕開けです。
第1節　川崎フロンターレ×アルビレックス新潟は3月10日、等々力陸上競技場で行われました。
新潟は昨年、この競技場で初めて川崎に勝ち、それまでのジンクスを打ち破りました。この勢いで今季初戦は勝利で飾りたいものです。

新潟の布陣は昨年までとがらっと変わりました。GKは黒河貴矢が久々の先発です。DFは両サイドがキム・ジョンスと大井健太郎、CBは鈴木大輔と三門雄大。三門が今日はMFからDFへコンバートです。ボランチに本間勲と菊地直哉、両サイドハーフは小谷野顕治とアラン ミネイロ、そして2トップにブルーノロペスと久々にJリーグに復帰した矢野貴章です。

序盤、新潟がペースを握り、貴章のシュート。これは相手GKがキャッチです。その後も新潟が攻めますが、前半11分、FKを与えてしまい、1点を奪われます。川崎 1-0 新潟
川崎が徐々にゲームを支配し始め、新潟に反撃の芽を与えません。
結局新潟は1点ビハインドで前半を終えました。

後半になると、川崎のしっかりした守備が目立ちだし、セカンドボールも川崎が保持します。
特に新潟のロングパスを奪われる場面が多く、攻撃の形が作れなくなってきます。

後半終了間際、新潟は川崎ゴール前で波状攻撃をかけますが、実を結ばず、結局無得点で敗れました。

攻撃の形はできていただけに、あと一歩が悔やまれる試合でした。
それにしても、川崎は昨年と打って変わって守備の意識が高くなったように感じました。後半はホームでしっかりリベンジしたいものです。

次節はホームに大宮を迎えます。このところ引き分け続きの両チームですが、今年はしっかりと勝利し、サポーターをとりあえず安心させてほしいと思います。

国際親善試合2月29日の結果

サッカー日本代表がアジア3次予選でウズベキスタン代表に敗れた2月29日、世界各地ではナショナルチームの親善試合が行われ、アイルランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドもホームで、アウェーで熱戦を繰り広げました。

粘るアイルランド終了直前に追い着く

アイルランド 1-1 チェコ

アイルランドはホームにチェコを迎えました。チェコは近年スロバキアや旧ユーゴースラビア諸国の陰に隠れつつありますが、強豪国には違いありません。
試合は前半0-0で折り返しましたが、後半5分、チェコが先制します。
追うアイルランドはダフ、キーンがよい動きを見せるもののゴールを奪えず、残り時間が僅かとなっていました。
まもなく終了という後半42分、キース・アンドリュースのパスを受けたコックスが放ったシュートがゴールネットを揺らし、同点に追い着きました。
間もなく終了のホイッスルが鳴り、粘りをみせたアイルランドは土壇場でドローに持ち込み、「らしさ」を表しました。
ユーロ本戦に向け、調子を上げていってほしいものです。

ベラ、スコットランドを救う

スロベニア 1-1 スコットランド

スコットランドは近年めきめき力を付けてきているスロベニアとアウェーで対戦しました。
試合は序盤降着状態が続きましたが、前半33分、ホームのスロベニアが先制します。
まだ前半とあってスコットランドはあわてることなく攻め、前半40分、CKからベラが頭で合わせ同点に持ち込みました。
後半は両チームともめまぐるしく選手を交代しましたが、得点できず、結局1-1のドローでした。
スコットランドとしてはアウェーでまあまあの結果だったと言えるでしょう。

ウェールズ、ホームで惜敗

ウェールズ 0-1 コスタリカ

ウェールズは首都カーディフで中米のコスタリカを迎えました。
このところやや力を落としているウェールズは前半7分、コスタリカに先制されます。
その後はしっかりと守り相手の攻撃を封じますが、自らのゴールも奪えず、ホームで勝利を飾ることができませんでした。
ワールドカップ予選に向け、攻撃陣の強化が望まれます。

守備崩壊、攻撃陣不発
北アイルランド惨敗

北アイルランド 0-3 ノルウェー

北アイルランドはホームでノルウェーと対戦しました。
北アイルランドは一時は互角の戦いを示したものの、前半終了間際に先制され、1点ビハインドで折り返しました。
後半よく粘り、攻撃陣も控えのマキャン、マコート、ヒーリーを次々に投入しますがどうしても得点を奪えません。
そして終了間際の後半43分に2点目を許すとアディショナルタイムにも決められ、3失点で零敗しました。ワールドカップ予選に向けて世代交代を含む建て直しが急務です。