零封するも勝利できず
サッカーJ1第18節、アルビレックス新潟×浦和レッドダイヤモンズはフランス革命記念日の(あまり関係ないけど)7月14日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。好調な浦和は現在3位に着けていて、十分優勝を狙えます。下位相手ですので、どうしても勝ち点3がほしい試合です。
一方の新潟は現在16位。この試合で降格圏から抜け出すためにはホームで何年かぶりに浦和を撃破し、勝ち点3を得る必要があります。
前節右SBの村上祐介がイェローカード累積4枚目をもらい出場停止になったため、この試合でそのポジションに本来は攻撃的MFの藤田征也を入れました。その他の選手はほぼいつも通りです。CBの鈴木大輔にとっては五輪壮行試合です。
この日の入場者数は34000人に迫り、浦和サポーターも数千人規模で詰めかけました。
試合は序盤、新潟が攻め込む場面が多く、浦和の攻撃を阻止し優勢にすすめましたが、惜しいところでゴールを揺らせません。
前期では同点ゴールを奪ったブルーノ・ロペスも完全に封じられています。もちろん、新潟もマルシオ・リシャルデスや原口元気に仕事をさせません。
新潟も浦和に攻撃の的を絞らせず、相手選手の個人技も精度が低かったり新潟DF陣がしっかり守ったりでスコアレスで折り返しました。
後半はめまぐるしく攻守が入れ替わりますが、特に浦和が積極的に仕掛けてきます。しかし新潟はGK東口順昭を中心としてしっかり攻撃をふさぎます。
新潟は後半19分、ブルーノ・ロペスに代え平井将生を投入し、攻撃力をアップさせます。ロペスはこのところいまひとつ調子がでていないようで、むしろ先発を代えた方がいいのかもしれません。
攻撃のリズムが出てきた新潟ですが、浦和に右サイドを狙われているとみた柳下監督は後半28分、藤田に代え大井健太郎を入れます。藤田はここまで本職でないポジションをよくこなしてきたと思います。
守りの態勢をしっかり作った新潟は後半36分、アラン・ミネイロに代えて矢野貴章を投入し、なんとか得点を奪いにいきますが、どうしてもゴールを割れません。
結局、両チーム得点なく、0-0 の引き分けに終わりました。
浦和の猛攻をよく防ぎ、無失点で終えた守備陣はよくやったと言えますが、攻撃力、シュート精度に関してはいまひとつで、絶好調なら2~3点は取れていた試合でした。
そうは言っても、試合ごとにゲームの質は上がってきています。残留争いから抜け出すのも時間の問題と思います。
次節は2週後、アウェーでFC東京戦で、首都圏サポの大量参戦も期待できます。とにかくまずは勝ち点3を持ち帰りましょう。
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