新潟、崖っぷち
サッカーJ1第30節、アルビレックス新潟×サガン鳥栖は10月27日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。東口順昭が怪我で離脱し、GKには黒河貴矢が入り、鈴木大輔が警告累積で出場停止でDFは村上佑介、石川直樹、大井健太郎、キム・ジンス、ボランチが本間勲と三門雄大、両サイドは藤田征也と田中亜土夢、2トップはブルーノ・ロペスとミシェウという先発の布陣でした。
この試合に先立って他会場で行われた試合で、大宮は柏を大量得点で破り勝ち点を36に上げ、ガンバ大阪は追い着かれたものの引き分けで勝ち点1を積み上げています。新潟はなんとしてもこのところ不調の鳥栖から勝ち点3を取り、とりあえずは16位には小浮上したいところです。
しかし、前半3分、あっさりと失点してしまいます。新潟 0-1 鳥栖
前半10分、三門が強烈なシュートを放ちますが枠外で得点できません。
その後も新潟は攻める場面は作りますが、鳥栖のDFを崩せません。
逆に前半38分、鳥栖に攻め込まれ2失点目を喫しました。新潟 0-2 鳥栖
前半2点のビハインドで折り返しました。
後半、新潟は征也に代え鈴木武蔵を、勲に代え酒井宣福を入れ局面の打開を狙います。
武蔵はよく動き、惜しいシュートもみせますが得点につながりません。
新潟は後半24分、亜土夢を下げ矢野貴章を投入し、とにかく得点を狙います。
しかし、セットプレーからのシュートも、流れからのシュートもことごとく跳ね返され得点できません。
そしてまた、新潟の選手にいまひとつキレがありません。
結局、前半の失点を取り返すことができず、新潟はアウェーの鳥栖に完封負けを喫しました。
この後で行われた神戸×川崎戦では神戸が粘って引き分けにもちこみ、残留争いをしているチームでは新潟だけが勝ち点を得ることができず、一歩後退の感は否めません。
極めて厳しい状況ですが、最後まで何がおこるかわからない勝負です。諦めず応援していきましょう。