不覚:地域リーグに零敗
第回天皇杯3回戦アルビレックス新潟×福島ユナイテッドFCは10月10日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。
福島はJFL昇格を目指す地域リーグに所属するクラブで、新潟から見ると3段階下のカテゴリーになります。このチームとは9月23日に練習試合を行い、新潟が5-0で勝っています。
その試合で2ゴールした平井将生が矢野貴章と2トップを組み先発です。GKはベテランの小澤英明ですが、DFには大井健太郎、坪内秀介に加え川口尚紀、酒井宣福といった若いメンバーを送り出しました。
試合は思わぬ展開になります。
試合開始直後、ボランチの菊地直哉が負傷離脱し、代わりにDFの増田繁人が入ります。そして宣福がいきなりボランチの役割を担います。
序盤は新潟が攻勢を仕掛けますが、福島は手堅く守りゴールを割らせません。
徐々に拮抗した展開になり、前半は両チーム無得点で折り返しました。
後半に入り少しずつ動きを見せた両チームでしたが、後半18分、新潟ゴール前で猛攻を見せた福島が先制します。新潟 0-1 福島
その3分後、いまひとつの貴章に代えてエースのブルーノ・ロペスを投入します。しかし、福島の守りはますます堅くなり、得点に至りません。
新潟は後半36分、アラン・ミネイロに代え藤田征也を入れとにかくゴールに迫ろうとしますが、最後の最後のところで福島はしっかり守ります。
そしてそのまま試合終了となり、新潟は昨年の松本山雅FC戦に続き3回戦で格下チームに敗れてしまいました。
失点場面は相手もうまかったし新潟のDF陣だけを攻めるわけにはいきません。それよりも得点力のなさは何ともならないものなのでしょうか?
結果は極めて残念で、大いに反省しなければなりませんが、見方を変えればこれで今期の目標はひとつに絞られたということでもあり、ここから先は一刻も早く降格の危機を脱し、来期に備えてほしいと思います。
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