2012/10/20

J1第29節 アウェー 大宮戦

好機を生かせず直接対決で引き分け

サッカーJ1第29節、大宮アルディージャ×アルビレックス新潟は10月20日、NACK5スタジアムで行われました。入場者数は当日券の販売ができないほどの大入りでした。
新潟サポーターも3000人を超し、大宮にも勝る大声援で選手を後押しします。

この日の新潟は、先発メンバーは負傷したGK東口順昭に代わり黒河貴矢が先発した以外ほぼいつも通りでしたが、FWの鈴木武蔵、DFの酒井宣福といった若い選手がベンチ入りしました。

試合は開始直後、新潟のブルーノ・ロペスがいきなりシュートを放ち、攻め込みます。
しかし序盤は両チームともしっかり守り、お互いにゴールを許しません。

新潟がやや攻め気味に試合を進めますが、大宮の強固な守備を崩すことが出来ません。

前半38分、ミシェウ→ブルーノ・ロペスとつないだボールをロペスが右のPA少し外からファーへグラウンダーのパスを出すと、そこへ走り込んだ本間勲が好判断で敵を引きつけつつスルーします。そのボールを拾った田中亜土夢が落ち着いて右足を振り抜くと相手GKを交わし GOOOAL!! 新潟が沈黙を破ります。大宮 0-1 新潟

その後、大宮も盛り返し、新潟に攻め入る場面を作り、後半44分、同点にされてしまいます。この失点は仕方なかったと思いますが、新潟は逆の場面で得点できなかったのが辛いところです。大宮 1-1 新潟

同点で折り返した後半、大宮のパスがつながるようになり、新潟は大宮の駆け上がりをなかなか阻止できません。

新潟は後半14分、藤田征也に代えて矢野貴章を送り、得点力アップを図ります。しかし、新潟のパスは相手のインターセプトでうまくつながらず、セカンドボールもなかなか拾えません。
貴章も往年のキレをなかなかみせてくれません。

後半34分、亜土夢に代えて武蔵を投入し、最後の賭けに出た新潟でしたが、結局最後まで勝ち越し点を奪うことができず、勝ち点1に留まりました。

ガンバ大阪が勝ったため、ガンバに抜かれまた17位に転落した新潟ですが、次節は調子を落としている鳥栖とホームで対戦します。ここはしっかり勝ち点3を奪いたいものです。

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