鮮やか逆転勝利
新潟 2-1 川崎
サッカーJ1第22節、アルビレックス新潟×川崎フロンターレは8月24日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。
アルビレックス新潟は前節でDFの川口尚紀が退場になり今節は出場停止のため右SBには藤田征也が入りました。右はキム・ジンス、中は舞行龍ジェームズと大井健太郎です。三門雄大、レオ・シルバのダブルボランチに両サイドが成岡翔と田中亜土夢、田中達也と川又堅碁の2トップ、GKは東口順昭でスタートしました。
前半は川崎のパスがよくつながり、試合を支配します。しかし、新潟はシュートまで持っていかせず逆にレオ、三門とシュートで攻め、相手シュートを1本に抑えます。
ただ、こういう場面では時として少ないシュートがゴールに結びつくもので、前半23分、中央から得点王争いの先陣を切る大久保に痛烈なミドルシュートを打たれ、先制されます。新潟 0-1 川崎
勢いづいた川崎はその後も攻め続け、新潟のパスのまずざも手伝って何度がピンチを迎えますが、なんとか凌ぎ、1点ビハインドで前半を終えました。
後半も川崎の勢いは止まらず、新潟はシュート攻撃を浴びます。しかしその精度は高くなく、また新潟DF陣もしっかり守りゴールを割らせません。
後半14分、新潟は達也を下げ岡本英也を投入します。岡本は途中出場でよく結果を出します。
英也はどんどん攻撃参加し、相手ゴールに迫ります。
後半24分、今度は成岡に代わってホージェル・ガウーショが入り、更に攻め続けます。
そして後半27分、左サイド深い位置からジンスが上げたクロスを英也がヘディングシュート。これは相手GKに跳ね返されますが、こぼれたところに位置を取っていた堅碁が頭で押し込みGOOOAL!!!
エースの一撃で新潟が同点に追いつきました。新潟 1-1 川崎
更に攻める新潟はその2分後、英也が前線へパス。これを受けた堅碁がワンツーで英也へ返すと相手DFの足に当たりコースが変わりますがそこに飛び込んだ英也が左足を振りぬくとGOOOAL!!! あっという間に新潟が逆転しました。新潟 2-1 川崎
その後は川崎も反撃を試みますが、後半42分、新潟は征也に代えて内田潤を入れ、最後の守りをしっかり固め、そのまま逃げ切りました。
新潟は3試合ぶりの勝利ですが、ホームでは3連勝です。順位は変わらないものの、上位数チームとの勝ち点差はわずかです。是非もっともっと上を目指してもらいましょう。
次節は降格の「危機」にある磐田が相手です。ホームですし、遠慮することなくしっかりホーム4連勝を達成してほしいと思います。
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