堅い守備を崩せず
-試合を作るも惜敗-
浦和 1-0 新潟
サッカーJ1第24節、浦和レッドダイヤモンズ×アルビレックス新潟は8月31日、埼玉スタジアム2002で行われました。
当日は日本海側や西日本のあちこちで大雨による被害が出ていましたが、埼玉は晴れで、気温も31℃を記録し、蒸し暑い中での試合になりました。
前節惨敗した浦和はサポーターも大勢集まり、入場者数も4万人を超えました。新潟サポーターもアウェーゴール裏いっぱいにつめかけ、時には浦和サポーターに負けないような大声援で選手を後押ししました。
そんな中、前半、風上から風下へ攻める新潟は再三のチャンスを作ります。
昨年まで浦和で過ごした田中達也もファイトを前面に出し相手陣営に攻め入ります。しかし、この日は闘志がやや空回りする傾向があり、キレもいつもほどでなく、前半40分、岡本英也と交代させられました。
川又堅碁はマークがきつく、なかなかチャンスも作れません。岡本もやや疲れているのでしょうか、いつものような動きを出せません。
前半はシュート数こそ浦和を勝りましたが、チャンスをうまくいかせず、浦和がしっかり無失点で後半につないだ印象でした。
後半になると、浦和が一挙に攻撃に出ます。
後半17分、ほんの一瞬の隙を突かれ失点してしまいました。浦和 1-0 新潟
こうなると浦和は本来の攻撃サッカーを封印し、ガチガチに守り始めます。
こういう相手をやや苦手とする新潟はなかなかシュートまで持ち込めません。
失点のすぐ後、成岡翔を下げ、前の試合で得点したホージェル・ガウーショを入れますが、この日のホージェルは自意識過剰気味で空回りしてしまいます。
後半37分にはエース川又堅碁に代えて若い鈴木武蔵を投入しましたが、結局追いつくことができず、新潟の3連勝はなりませんでした。
9月7日(土)は天皇杯2回戦のためリーグ戦はありません。新潟は東口順昭の母校、新潟経営大学と対戦しますが、これには力を抜きつつしっかり勝利し、次の大宮戦に備えてほしいと思います。
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