土壇場のゴールで勝ち点1引き寄せ
アルビレックス新潟 1-1 ヴィッセル神戸
サッカーJ1第10節、アルビレックス新潟×ヴィッセル神戸は4月27日、デンカビッグスワンスタジアムで行われました。
この試合、新潟は右のサイドバックに大野和成を入れてきました。サイドハーフには田中亜土夢が先発復帰し、前線は川又堅碁と鈴木武蔵の2トップです。
前半立ち上がり、主導権を握ったのは神戸です。ストライカーが次々にシュートを放ってきます。しかし、新潟もゴールを許しません。
危なかったのは前半21分。相手のシュートはゴールポストを叩き、難を逃れました。
その後頃から新潟も自分たちのペースをつかみ攻撃を仕掛けますが、神戸のブロックに会い、ゴールを割ることができません。
両チームとも相手の攻撃を交わし、スコアレスで前半を終えました。
後半開始から新潟は調子の出ない武蔵を下げ、小林裕紀を送り出しました。
すると、新潟が主導権を握り始めます。
後半21分、新潟は岡本英也に代えて加藤大を入れました。
その直後、レオ・シルバからのバックパスを相手選手にかっさらわれ、シュート。一旦はGK守田がパンチングではじき出しますが、そこに詰めていた選手にゴールされてしまいました。新潟 0-1 神戸
すると神戸はがっちり守りを固めます。なかなか突破を許してくれません。
後半29分、なんとしてでも得点のほしい新潟は成岡翔を下げ田中達也を投入しました。
それでもゴールをこじ開けることができません。
時間は刻々と経過し、新潟は敗戦の色を濃くしてきました。
しかし、終了間際の後半45分、左サイドからキム・ジンスが前方へ上げたクロスに堅碁が反応し、左足でシュート、と試みたのでしょうが、右脚に当たりボールはゴールマウスへ。相手DFがクリアしましたが、ボールはしっかりと中に入っていてGOOOAL!!! 土壇場で同点! 新潟 1-1 神戸
そして短いアディショナルタイムの後、試合終了。
新潟はかろうじて引き分けに持ち込みました。
新潟にとってはラッキーな得点と言えますが、最後まで集中を切らさず戦った結果でもあります。
大型連休中は厳しいスケジュールをこなさなければなりませんが、それはどのチームでも同じです。なんとか乗り切り、上位へ進出し優勝争いを演じてほしいと思います。