2012/07/03

チームGBだって

ギグス、お前もか!

英国オリンピック協会(BOA)は7月2日、第30会オリンピック競技会に参加するサッカー男子チームメンバーを発表しました既に予想されていたように、この中にはスコットランド、北アイルランドの選手は入っていません。もっとも、北アイルランドはそもそも大ブリテン島にはありませんので、TeamGBとしては鼻から眼中になかったののかもしれませんが。

18名中13名はイングランドの選手ですが、5名はウェールズ選手で、この中にはオーバーエイジ枠で元ウェールズ代表のライアン・ギグス選手も入っています。

よく知られているように、連合王国には統一したサッカー協会、あるいはサッカー連盟はなく、スコットランドウェールズ北アイルランドイングランドのサッカー協会が独自に活動しています。従って、一部期間を除き、国(連合王国)の代表チームを組むことができませんでした。
しかし、今回のオリンピックがロンドンで開かれることでもあり、イングランドサッカー協会(FA)がFIFA会長のブラッターと結託し、「統一」チームを作ったのです。
ですからFAだけが今回の決定をウェブサイトにも載せています。ウェールズサッカー協会は今回の選考について一言も触れていません。スコットランド、北アイルランドはもちろんです。

もちろん、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドのサッカー協会は猛反発していますし、多くのイングランドサポーターからも支持されていません。

英国国旗のユニオン・ジャックはセント・パトリック旗(アイルランド)、セント・アンドリュース旗(スコットランド)、セント・ジョージ旗(イングランド)から成り立っています。そもそもウェルーズの影はどこにもありませんから、今回のオリンピックに当たってはいつものセント・ジョージ旗でいいのじゃないでしょうか。
まやかしのTeamGBは不要です。

彼らにユニオンジャックを使う資格などありません。

今回の決定はBOAとFAの面子にこだわった愚行で、今後に禍根を残すことは間違いないでしょう。

2012/07/01

J1第16節 ホーム 鹿島戦

惜しくもドロー

サッカーJ1第16節 アルビレックス新潟×鹿島アントラーズは6月30日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。
新潟は柳下新監督になって3試合目のリーグ戦で、そろそろ柳下色を出していきたいところです。この日のスタメンは今週水曜日のナビスコ杯で「休養」をとった選手中心で、GKはいつもの東口、DFは村上石川鈴木大輔菊地、ボランチが本間三門、攻撃的MFは藤田田中亜土夢、2トップはミシェウブルーノ・ロペスです。

この日の入場者数は35,506人と、ホームでは今季初の3万人超えで、新生アルビへの期待の大きさを覗わせました。

試合は序盤、鹿島ペースで進み、前半17分に鹿島が先制します。 新潟 0-1 鹿島

少し前の新潟なら、これでガタガタしたところですが、この日は違っていました。
相手の攻撃をしっかり凌いだ前半37分、右サイドを村上が切り込みラストパスを中央に出すと、そこに入ってきたミシェウが左足を振り抜きます。するとボールは左のポストに当たりながらも枠に吸い込まれGOoOAL!! 新潟同点! 相手がちょっとした隙を見せたとはいえ、すばらしい連携でした。 新潟 1-1 鹿島

その後、両チームとも自分たちの時間を作りますが、追加点ならず、同点で後半に移りました。

後半は攻守をめまぐるしく入れ替えての攻防になります。

鹿島は前線の何人かが次々に新潟ゴールに迫りますが、東口を始め守備陣がきちんと対応し、最後のところで防ぎます。特にこの日も東口は冴えわたっていました。

柳下監督は後半20分、ミシェウに代えて平井将生を入れ、攻撃の強化を行います。更に後半23分、先のナビスコ杯で得点した鈴木武蔵亜土夢に代えて投入します。

その武蔵が後半28分、抜け出してシュートを放ちボールはゴールに入りますがその前にオフサイドの判定があり、得点はなりません。

将生もそのすぐ後、素晴らしいシュートを放ちますが、枠を外してしまいます。

後半32分には新潟ゴールが次々と脅かされますが、東口が連続でセーブします。

後半35分、新潟は最後の交代枠を使い、藤田を下げ、矢野貴章を送り出します。

後半38分、その貴章が鋭いミドルシュートを放ちますが、クリアされます。

試合はそのまま引き分けで、両チームとも勝ち点1を分け合いました。

新潟はあと一歩で勝てる試合でしたが、その一歩が及びませんでした。一方の鹿島も新潟の守備に勝利を阻まれたということでしょうが、非常に白熱した試合になりました。

次節、新潟はアウェーで札幌と戦います。相手は降格候補一番手ですが、新潟としても今のままでは降格です。ここは相手を甘くみることなくしっかり勝利し、上昇気流に乗りたいものです。

2012/06/28

ナビスコ杯第7節 ホーム 大宮戦

後半4発、逆転勝利

ヤマザキナビスコカップ第7節、アルビレックス新潟×大宮アルディージャは6月27日、東北電力ビックスワンスタジアムで行われました。
両チームともナビスコ杯では予選敗退が決定していて、この試合は今後の戦い方を探る機会と捉えていると思われます。それでも、平日にもかかわらず8000人に迫る入場者がありました。

新潟の先発はGKに黒河、2トップは矢野平井、ボランチには三門小暮、両サイドは小屋野アラン・ミネイロ、DFが村上大井鈴木大輔菊地です。

前半は大宮のペースで試合が進みます。

前半15分、大宮はゴール正面からのシュートで先制します。 新潟 0-1 大宮
これは黒河が本調子なら防げたのではないかと思います。

前半40分にも相手グラウンダーのシュートにゴールネットが揺らされてしまいます。 新潟 0-2 大宮

これもGKが止めてくれなきゃというボールでした。
黒河はまだ復調していないのかもしれません。

前半2点のビハインドを背負った新潟は後半に勝負を賭けます。

しかし後半3分、大宮に追加点を奪われ 新潟 0-3 大宮

ここで、ほぼ勝敗は決したかに思われました。しかし、柳下監督は後半13分、思い切った手を打ちます。

矢野に代えてブルーノ・ロペスアラン・ミネイロに代えて田中を投入しました。これが奏功します。

ロペスがタメを作る場面が増え、後半16分、小暮がPA内でボールを受けるとシュート。GKが弾いたところに自らが飛び込みもう一度押し込みGOOOAL!! 新潟、反撃の狼煙! 新潟 1-3 大宮

後半26分、柳下監督はMFの小谷野を下げ、新人の鈴木武蔵を入れました。

その2分後、三門がPA内でシュートを放つと、相手GKが弾きますが、そこに詰めてきた平井が流し込みGOOOAL!! 新潟、1点差! 新潟 2-3 大宮

何とか追いつきたい新潟ですが、その後なかなか得点を奪えません。試合はこのまま後半45分を経過し、敗戦濃厚のままアディショナルタイムに入ろうかというその時、新潟のCKから三門がセンタリングすると中央にいた鈴木大輔の頭にドンピシャと入り、大輔がヘディング。これがゴールに吸い込まれGOOOAL!! 新潟、同点! 新潟 3-3 大宮


アディショナルタイムは4分。勝ちに等しい引き分けと思っていると、土壇場も土壇場、後半45分+4分、やはりCKを得た新潟は三門が蹴ると、相手ゴール前で混戦状態を作り、最後は鈴木武蔵の左足が炸裂しGOOOAL!! 新潟、逆転!新潟 4-3 大宮

そしてここでタイムアップの笛。

新潟は後半、3点のビハインドを跳ね返して逆転勝利です。
相手チームが控えメンバー中心で臨み、ゲームメイクできるチョ・ヨンチョルが退いた後だったとはいえ、勝ちパターンを経験するのは貴重です。

いわゆる消化試合だったこの日の布陣をみると、柳下監督は明かに今後に向けての各選手のパフォーマンスをチェックしていました。

この試合だけでも、現時点で「使える選手」、「今後が危ぶまれる選手」が浮かび上がってきたようです。

何はともあれ、重要なリーグ戦第16節はすぐそこです。前半戦あと2試合を連勝で抜けるべく、サポーターも気合いを入れましょう。

2012/06/24

J1第15節 アウェー 神戸戦

攻撃のリズム作れず零敗

サッカーJ1第15節 ヴィッセル神戸×アルビレックス新潟は6月23日、ホームズスタジアムで行われました。
この日、ホームズスタジアムにはこの競技場では珍しいくらい多くの新潟サポーターがゴール裏に陣取り、入場者数も16700人という、このカードでは極めて多い数字を示しました。それだけ柳下監督への期待が高いのでしょう。

しかし、試合内容は惨憺たるものでした。

神戸の攻撃は新潟のDF陣がしっかりと危なげなく防いでいました。しかし、攻撃陣が全く機能しません。

前半はなんとか無失点で切り抜けたものの、新潟の前線の選手がボールを奪われ、カウンターを仕掛けられるのは目に見えていました。

果たして結果はその通りで、後半13分、新潟のブルーノ・ロペスが不用意にボールをさらわれると、神戸の森岡がミドルシュートを放ち、それが小川の大腿部に当たって新潟が失点してしまいます。 神戸 1-0 新潟

新潟の得点可能性を感じたのは後半11分に相手GKの好セーブに会った三門のシュートと後半32分、ゴールポストを直撃した平井のシュートくらいでした。

監督が代わったからといって、これまでの”習性”が急に変わるものでもないでしょうから、もう少し時間が必要かもしれません。

6月27日にはナビスコカップ予選の最終戦があります。どう考えても消化試合に過ぎませんから、この試合で柳下監督は次を見据えた作戦を立ててくると思います。相手の大宮も同じようなことを考えているでしょう。

とにかく、後半戦を視野に入れたチームの再構築が必要です。選手の大幅な入れ替えも当然行われるべきでしょう。


2012/06/23

シン・フェイン、英女王と会見

コ・オペレイションアイルランドが仲介

来週北アイルランドを訪れる英国女王、エリザベスII世から会見を求められていたシン・フェイン(Sinn Féin)の中央委員会(Ard Comhairle)は期限とされていた6月22日午後までに、北アイルランド議会(Assembly)のマクギネス副首相(Deputy First Minister Martin McGuinness)が女王と会うと表明しました。
昨年の女王、アイルランド訪問時に、シン・フェインはボイコットしています。
この実現には北アイルランドの非政治組織、コ・オペレイション アイルランド(Co-Operation Ireland)ががなり働いたようです。
シン・フェインのHPにはまだ何も記されていませんが、そのうちアップされるでしょう。

もちろん、このミーティングが北アイルランドの英国(イングランド)への埋没を意味するものではないでしょうし、むしろ南北統一に一歩でも近づく可能性を持ったものとして見つめたいと思います。

6月23日8時追記:そしてシン・フェインのホームページにアダムス(Gerry Adams)党首の声明がアップされました。

2012/06/19

ユーロ2012グループC 6月18日の結果

どうする、どうなるトラップ

イタリア 2-0 アイルランド

ユーロ2012グループリーグCの最終戦は6月18日、ポーランドで行われました。アイルランドはこれまでに2敗し、予選敗退が決まっています。一方のイタリアはこの試合に決勝ラウンド進出を賭けます。
その2チームの差は歴然でした。
アイルランドは序盤こそイタリアを苦しめたものの、前半35分、相手CKから失点すると、後半終了間際にもCKから失点し、終わってみれは0-2の完敗でした。

アイルランドは予選リーグ3試合で1得点9失点で、特に失点数としてはおそらく全チーム最多になると思われます。

予想されたように、トラパットーニ監督の去就が話題に出始めました。選手層も主力の何人かは日韓ワールドカップからです。秋に始まるワールドカップ予選に向け、チームの若返りとともに、思い切り監督を代えるとういのも一手かもしれません。

グループCその他の結果
クロアチア 0-1 スペイン

2012/06/17

J1第14節 ホーム 清水戦

柳下アルビ勝利発進

サッカーJ1第14節 アルビレックス新潟×清水エスパルスは6月16日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。
新潟は柳下監督に代わって最初の試合です。得点力に乏しい新潟は、ここで巻き返しをはからないといけません。

しかし序盤は清水のペースでした。新潟はシュートを打つまでの攻撃ができません。一方の清水は次々に新潟ゴールに襲いかかります。

前半26分、柳下監督は思いきった手を打ちます。守備の意識が今ひとつ上がらず、しかも前半早々にイェローカードをもらっていた左SBのキム・ジンスを下げ、菊地直哉を入れます。とにかく守備をしっかり固めなければ失点は時間の問題でした。
ダメな選手はいつでも取り替える。」初陣すぐの明確なメッセージです。

前半39分、ミシェウからパスを受けた田中亜土夢がクロスを入れ、そこに走り込んだ藤田征也が右足を振り抜くと、低い位置でライナーとなりGOOOAL!! 新潟先制! 初シュートが初得点です。 新潟 1-0 清水

これで攻撃の形も作った新潟は活気を取り戻しますが、追加点を奪うまでには至らず1点リードで後半につなぎました。

後半になると新潟が積極的に攻撃を仕掛けます。
後半16分、相手PA内でミシェウが倒されたように見えましたが、これはシミュレーションの判定でミシェウにイェローカードが出されました。

後半24分にも同じような状況で今度はブルーノ・ロペスにイェローカードです。
ここで、新潟は2人目の交代です。亜土夢を下げて新人の鈴木武蔵を投入しました。武蔵はよく動いてチャンスを作ろうとしますが、まだ少し技術が追い着いていないようです。

清水も攻め込む場面は作るもののシュート精度は低く、それに助けられもして、新潟がリードを保ったままアディショナルタイムに入りました。ここで、ベンチはミシェウを下げストライカーの平井将生を投入します。

新潟は最後まで1点を守り、今季リーグ戦、ホーム初勝利を果たしました。

サポーターにとっては待ちに待った勝利で、雨の中、Pride or Niigata が大きく鳴り響きました。

次節はアウェーで、監督が代わって間もない神戸が相手です。関西という遠方ですが、できるだけ多くのサポーターが声援を送り、連勝して上位浮上を目指しましょう。

2012/06/15

ユーロ2012グループC6月14日の結果

予選突破ならず
            
スペイン 4-0 アイルランド

初戦でつまずいたアイルランドのこの試合の相手は優勝候補のスペインです。

グループCのもう1試合、イタリア×クロアチアは引き分けで、もしこの試合でアイルランドが敗れればアイルランドの予選敗退が決まります。どんな形ででも勝たなければなりません。

しかし、試合は前半開始早々の5分、失点してしまいます。

前半はなんとか1失点で凌いだものの、後半に入るとスペインの猛攻に耐えられなくなり、4分、25分、38分と次々に得点を奪われ、0-4と完敗でした。

スペインの動きは最後まで衰えず、スルーパスもよく通り、一方、アイルランドのパスはことごとくカットされ、力の差が明瞭でした。

この結果、スペイン、クロアチアが勝ち点5、イタリアが勝ち点2、アイルランドが勝ち点0でアイルランドの予選敗退が決まりました。

このグループの最終戦は6月18日に行われ、アイルランドはイタリアが相手です。予選敗退が決まったとはいえ、最後に一矢を報いてほしいと思います。

グループC その他の結果
イタリア 1-1 クロアチア

2012/06/11

ユーロ2012グループC6月10日の結果

アイルランド初戦飾れず

アイルランド 1-3 クロアチア

ユーロ2012グループCでアイルランドはクロアチアと対戦しました。その前に行われたイタリア×スペインが引き分けに終わったことを考えると、この試合、どうしても勝っておきたいところです。
ところが試合は開始早々動きました。
前半3分、相手のヘディングシュートをアイルランドGKのギヴン(Shay Given)が一旦は手に当てたものの、十分にはじき返すことができず、ゴールに吸い込まれてしまいました。アイルランド 0-1 クロアチア

アイルランドはすぐに反撃を開始し、前半19分、FKからセントレジャー(Sean St.Ledger)がヘディング。これが決まってGOOOAL!! アイルランドが同点に追いつきます。アイルランド 1-1 クロアチア

そこから両チームの攻め合いになりますが、前半終了間際の43分、アイルランドはクリアミスから
勝ち越し点を許してしまいます。アイルランド 1-2 クロアチア

1点ビハインドで入った後半早々の4分、アイルランドゴール前のせめぎ合いからゴールを許してしまいました。アイルランド 1-3 クロアチア

その後、アイルランドも猛攻を仕掛けますが、最後のところでシュートが精度を欠き、得点に結びつきません。

アディショナルタイム5分も使い切り、結局このままアイルランドは敗れました。

グループCは2強2弱と揶揄されていて、その2弱の対決といったところでした。しかし、一発勝負のこういった大会ではどうなるかわかりません。
アイルランドの次の試合は6月14日、スペインが相手です。なんとか勝ち点3を奪ってほしいと思います。

グループCその他の結果

スペイン 1-1 イタリア

2012/06/09

ナビスコ杯第6節 横浜Fマリノス戦

得点力欠き予選敗退

ヤマザキナビスコカップ第6節、横浜Fマリノス×アルビレックス新潟は6月9日、ニッパツ三ツ沢球技場で行われました。土曜日の午後でしたが、雨とあって入場者数は5300人強と、ナビスコ杯にしても低調でした。新潟としては新監督が決まりつつある今、上野ヘッドコーチが指揮を執る最後の試合になりそうです。

試合は全体に横浜が押し気味に進みました。新潟は守りの時間が長いのですが、きちんと守り、横浜にゴールを許しません。

前半は両チームスコアレスで折り返し、後半勝負に賭けます。
後半も横浜が押し気味ですが、とにかく新潟は守ります。特にGK東口はピンチを何度も凌ぎました。

引き分けでは予選敗退が決まる新潟もなんとか攻めようとしますが、パスがつながらなかったり、セカンドボールを奪えなかったりで、ゴールの臭いがしません。

結局この試合はスコアレスドローに終わりました。グループBの他の会場では清水が大宮を退け、神戸と札幌は引き分けで、このグループでは清水と鹿島の予選突破が決まりました。

とにかく得点できないことには勝ちはありません。

新潟はナビスコ杯予選でもう1試合残していますが、勝ち負けにこだわらず、リーグ戦に向けての態勢を整えてもらいたいと思います。