2012/05/28

国際親善試合5月26日、27日の結果

アイルランド、ユーロ2012に向けて好発進

5月26日(土)から27日(日)にかけて世界各地で国際親善試合が行われ、アイルランドスコットランドウェールズがそれぞれボスニア・ヘルツェゴヴィナ米国メキシコと対戦しました。
いつもは様々な情報源からライブで試合を追う私ですが、この時期、たまたま別用でそれができなかったため、結果だけを書きます。

アイルランド 1-0 ボスニア・ヘルツェゴヴィナ

ダブリンで行われたこの試合、後半17分にキーンに代わって入ったロングが後半33分にゴールし、それを守ったアイルランドが勝利しました。

米国 6-1 スコットランド

ジャクソンヴィルで行われ、スコットランドはオウンゴールによる1点のみで惨敗です。

メキシコ 2-0 ウェールズ

米国で行われました。前半終了間際、後半終了間際にメキシコが得点し、ウェールズは零敗です。

6月にはユーロ2012が始まります。アイルランドはグループCでスペイン、イタリア、クロアチアと同組です。今回のボスニア・ヘルツェゴヴィナは仮想クロアチアとして一定の手ごたえを掴んだのではないかと思います。

2012/05/27

J1第13節 アウェー 柏戦

上野新体制敗戦のリスタート

サッカーJ1第13節、柏レイソル×アルビレックス新潟は5月26日、日立柏サッカー場で行われました。
新潟は黒崎監督、西ヶ谷コーチが退任し、現在監督は不在です。代わってユースの監督だった上野さんがヘッドコーチとして指揮をとります。

この日の競技場は晴で比較的暖かく、入場者数約13000人の仲には、とにかく新体制の下での試合を勝利で飾ろうという新潟サポーターも沢山駆けつけました。

新潟はこれまでとは違い積極的に攻撃を仕掛けます。前線からのチェックも厳しく行い柏の突破を許しません。しかし、シュートがなかなか枠に行きません。

すると前半32分、新潟ゴール前の混戦からオウンゴールを与えてしまいました。柏 1-0 新潟

後半、1点がほしい新潟は全体に前がかりになり、柏が攻め込む場面も多くなります。GK東口を中心に守り、また自らも攻撃を仕掛けますが、ゴールが遠く、後半41分、逆に追加失点をしてしまいました。 柏 2-0 新潟

最後の最後まで攻撃的な選手を投入し闘った新潟でしたが、試合はこのまま終了しました。

次節まで3週間ほどの中断期間があります。ナビスコカップの予選は組まれていますが、その中ででも改めて修正し、巻き返しをはかってもらいたいと思います。

2012/05/21

監督退任

動ぜず闘おう

サッカーJ1アルビレックス新潟は5月21日付でトップチームの黒崎久志監督と西ヶ谷隆之ヘッドコーチが辞任すると発表しました。

アルビレックス新潟は今季ここまで2勝3分7敗で17位とかつてないほど低迷し、しかも内容もよくないなど、早晩この事態が訪れることは予想できました。
聖地スワンの入場者数も激減し、経営的にもピンチが訪れていました。

実際には昨季から予想されたことでもありましたが。

決定的になったのは先日行われたジュビロ磐田戦です。この試合で内田潤が怪我で下がり、キム・ジンスが退場すると、選手の気持ちが一挙に切れ、いつものアルビではなくなってしまいました。この時に監督も選手も覚悟したと思います。

試合後、監督が選手と一緒に頭を下げにきた時、それはまさに現実のものとなったことの表明でした。多くのサポーターはそう感じたはずです。

今後誰が指揮をとるのかまだ決まっていませんし、監督が代わったからと言って、急に上昇気流に乗る保証はありません。しかし、誰に決まってもこれ以上悪くなることはないでしょう。

アルビレックス新潟が降格することははJリーグにとっても決してよいことではありません。リーグ戦はようやく3分の1まで来たところです。今好調でも後で崩れるチームだってあるでしょう。

また、アルビレックス新潟はヤワなチームではありません。J1残留はもちろん、上位を目指してまだまだ闘っていくでしょう。

サポーターとしても全力で後押ししましょう。

2012/05/19

J1第12節 ホーム 磐田戦

重症新潟 ホームで惨敗

サッカーJ1第12節 アルビレックス新潟×ジュビロ磐田は5月19日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。
新潟の今日の先発はいつものDFにボランチは本間勲菊地直哉、両サイドハーフは藤田征也小谷野顕治、そして2トップは何と矢野貴章ブルーノ・ロペスで、ミシェウはベンチ入りしませんでした。

試合は開始間もなくの前半8分に早々と先制されてしまいます。新潟 0-1 磐田
更に前半15分にも失点し、早々と2点のビハインドを背負います。新潟 0-2 磐田

新潟には更に苦難が訪れます。

前半23分、右SBの内田潤が怪我で村上佑介に交代し、前半アディショナルタイムには左SBのキム・ジンスがこの日2枚目のイェローカードで退場となってしまいました。

1人少ないまま後半に挑む新潟はこの日ほとんど機能しない2トップの一角、矢野貴章を下げ、新人の鈴木武蔵を投入します。

そんな新潟の気持ちをあざ笑うかのように後半3分、磐田が追加点を奪います。新潟 0-3 磐田

新潟のほぼ唯一の見せ場は後半18分、FKを得ると藤田の蹴ったボールが相手DFに当たりそのままゴールへ入り、オウンゴールで1点を返した場面くらいです。新潟 1-3 磐田

この後、磐田の一方的な試合が顕著になります。

後半23分には磐田のシュートでもないボールがそのままゴールへ入ってしまい、追加失点します。新潟 1-4 磐田

後半34分には流の中でまた失点します。新潟 1-5 磐田

その後、小谷野に代え田中亜土夢を投入しましたが、流れを変えるに至りません。

このままで終わらない磐田は全く守りに入る必要もなく、後半アディショナルタイムにも追加点を奪います。 新潟 1-6 磐田

新潟はなすすべなくホームで惨敗しました。試合後、ホームゴール裏から沸き上がったブーイングも自然なことでした。

選手ひとりひとりを見れば決して他チームに見劣りしません。それなのにこの結果であるのはどこに問題があるのでしょうか?

そろそろ大鉈を振るわなければならない状況になってきています。

2012/05/13

J1第11節 アウェー 浦和戦

埼スタで追い着きドロー

サッカーJ1第11節 浦和レッドダイヤモンズ×アルビレックス新潟は5月12日、埼玉スタジアム2002で行われました。
新潟は前節、シュート数わずか3本でFC東京に完敗し、下位に沈んでいます。このままずるずるといくようではJ2落ちが現実になってしまいます。
例年、埼スタでは曇~雨ですが、この日は晴天で、3万人を超す入場者がありました。

この試合、新潟は藤田征也を右SHで今季初めて先発させました。

前半11分、浦和の巧みなパス回しから先制されてしまいます。浦和 1-0 新潟

しかし、この日の新潟はこれに屈することなく、果敢に攻撃を仕掛けます。

前半29分、その攻撃的姿勢が奏功します。

起点はキム・ジンスのトレードマーク、ロングスローでした。ジンスのロングスローは相手DFがなんとかクリアしますが、こぼれ球を菊地直哉がつないで田中亜土夢へ。亜土夢が落としたボールをブルーノ・ロペスが蹴りこみGOOOAL!! 新潟が同点に追い着きました。 浦和 1-1 新潟

その後、両チームともめまぐるしく攻守を入れ替えますが追加点なく、同点で折り返しました。

後半開始早々から新潟今季、これまでの試合ではみられなかったような攻撃を仕掛けます。しかし、浦和のディフェンスは堅く、なかなかゴールを割れません。

一方の浦和も若手が次々に襲いかかりますが、GK東口順昭を始めCBの鈴木大輔石川直樹が中心となり、しっかり守り、相手のシュートの的を外していきます。

結局、試合はこのまま引き分けに終わり、新潟は勝ち点1を得るに留まりましたが、早い時間帯に先制されながらも追い着いての、しかも苦手埼スタでのドローです。

この姿勢を次節にもつなげ、ホーム今季初勝利をあげてほいいと思います。

2012/05/06

J1第10節 ホーム FC東京戦

新潟、浮上できず

サッカーJ1第10節、アルビレックス新潟×FC東京は5月6日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。

新潟は前節、アウェーで苦手広島を破っていて、降格圏から脱するため是非ともホームで勝利したいところです。
この日、新潟は2トップにブルーノ・ロペスミシェウを入れ、矢野貴章平井将生を控えに置きました。

新潟はしっかり守りカウンターを仕掛ける作戦です。
その新潟にFC東京攻撃陣が襲いかかりますが、DF陣がしっかり守り得点を許しません。GK東口の好セーブも目を見張ります。
一方の新潟も左SHで先発した田中亜土夢を中心によい場面を作りますが、せっかくのチャンスも生かせません。

前半はどちらも相手の特徴を消す形でスコアレスで、後半勝負に移りました。

後半に入るとFC東京が攻め込む場面が多くなります。新潟はなかなかシュートまで持ち込めません。
すると後半6分、サイドから攻め込まれ1点を先制されてしまいました。新潟 0-1 FC東京

後半15分、新潟は田中亜土夢に代え矢野貴章を、右SBの内田潤に代え村上佑介を入れ攻撃的にしてきます。
しかし、これがなかなか功を奏しません。

すると後半26分、新潟ゴール前のこぼれ球を押し込まれてしまいます。 新潟 0-2 FC東京

後半30分にはミシェウを下げて平井将生を投入し、とにかく攻めますが、得点は愚か、シュートすら打たせてもらえません。

結局0-2で試合は終了し、新潟は2連勝を逃すとともに、順位も16位と降格圏に留まったままでした。

前途多難ですが、なんとか1つでも2つでも上へ行って、とりあえずは降格圏から脱してほしいものです。

2012/05/04

J1第9節 アウェー 広島戦

新潟、今季2勝目

サッカーJ1第9節、サンフレッチェ広島×アルビレックス新潟は5月3日、広島ビッグアーチで行われました。
新潟は今季まだ1勝しかしていなくて、降格圏内にあります。対する広島は好調で、ホームでの負けがありません。エースストライカー、佐藤寿人は現在得点ランキングトップです。

新潟の先発はGK東口順昭、DFは鈴木大輔石川直樹のCBに右は内田潤、左はキム・ジンスの強力守備陣です。ボランチに菊地直哉とキャプテンの本間勲、両ウィングは田中亜土夢小谷野顕治、2トップはミシェウ矢野貴章ですが、プレーの中ではミシェウが自由に動き回る役回りのようです。

序盤、両チームとも攻め、守りするのですが、なかなかシュートにまで持ち込めません。
新潟のチャンスは前半14分、貴章が敵陣奥深くまで攻め込みシュートしますがこれは決められません。
前半33分、またもや貴章がボールを持ち相手PA内へ入り込みますが、相手DFに厳しくマークされ、ボールが足下を離れてしまいました。

前半終了間際の43分、内田のクロスは中央の貴章を超えてファーサイドの亜土夢へ。亜土夢はドンピシャで頭で合わせますが、これは枠を外してしまいます。

結局、両チームスコアレスで折り返しました。

後半に入ると、両チームともリスクを冒しつつ攻め込みあいますが、特に新潟はうまくシュートにまで持ち込めません。

膠着した状況は打破すべく、後半12分、新潟は亜土夢に代えて平井将生を入れ、ボールを動かします。

そして後半18分でした。右サイドから内田が前戦へクロスを上げると、これは相手DFがクリアします。しかし、待っていたかのようにそこへ飛び込んできた菊地が右足を振り抜くと、ボールはゴールマウスへ一直線に飛び込みGOOOAL!! 先制したのは新潟 広島 0-1 新潟
ついに均衡が破られました。

こうなると攻めるしかない広島ですが、新潟はしっかり守り、特に佐藤寿人には全く仕事をさせません。

後半24分には内田に代え村上佑介を、後半37分には疲れの見え始めたミシェウに代え三門雄大を入れ、相手の動きを封じます。

そして、アディショナルタイム4分も消化し、このまま新潟が勝利しました。どちらかと言えば苦手としているビッグアーチでの勝利です。
久しぶりに上げた勝利は今季2回目です。

次節はホームでの試合です。だんだん得点の匂いもするようになってきました。2連勝すべくサポーターも声援を送りましょう。