新潟、今季2勝目
サッカーJ1第9節、サンフレッチェ広島×アルビレックス新潟は5月3日、広島ビッグアーチで行われました。
新潟は今季まだ1勝しかしていなくて、降格圏内にあります。対する広島は好調で、ホームでの負けがありません。エースストライカー、佐藤寿人は現在得点ランキングトップです。
新潟の先発はGK東口順昭、DFは鈴木大輔、石川直樹のCBに右は内田潤、左はキム・ジンスの強力守備陣です。ボランチに菊地直哉とキャプテンの本間勲、両ウィングは田中亜土夢と小谷野顕治、2トップはミシェウと矢野貴章ですが、プレーの中ではミシェウが自由に動き回る役回りのようです。
序盤、両チームとも攻め、守りするのですが、なかなかシュートにまで持ち込めません。
新潟のチャンスは前半14分、貴章が敵陣奥深くまで攻め込みシュートしますがこれは決められません。
前半33分、またもや貴章がボールを持ち相手PA内へ入り込みますが、相手DFに厳しくマークされ、ボールが足下を離れてしまいました。
前半終了間際の43分、内田のクロスは中央の貴章を超えてファーサイドの亜土夢へ。亜土夢はドンピシャで頭で合わせますが、これは枠を外してしまいます。
結局、両チームスコアレスで折り返しました。
後半に入ると、両チームともリスクを冒しつつ攻め込みあいますが、特に新潟はうまくシュートにまで持ち込めません。
膠着した状況は打破すべく、後半12分、新潟は亜土夢に代えて平井将生を入れ、ボールを動かします。
そして後半18分でした。右サイドから内田が前戦へクロスを上げると、これは相手DFがクリアします。しかし、待っていたかのようにそこへ飛び込んできた菊地が右足を振り抜くと、ボールはゴールマウスへ一直線に飛び込みGOOOAL!! 先制したのは新潟! 広島 0-1 新潟
ついに均衡が破られました。
こうなると攻めるしかない広島ですが、新潟はしっかり守り、特に佐藤寿人には全く仕事をさせません。
後半24分には内田に代え村上佑介を、後半37分には疲れの見え始めたミシェウに代え三門雄大を入れ、相手の動きを封じます。
そして、アディショナルタイム4分も消化し、このまま新潟が勝利しました。どちらかと言えば苦手としているビッグアーチでの勝利です。
久しぶりに上げた勝利は今季2回目です。
次節はホームでの試合です。だんだん得点の匂いもするようになってきました。2連勝すべくサポーターも声援を送りましょう。
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