2013/12/25

皇后杯決勝戦

"女王"INACに肉薄

神戸 2-(4 PK 3)-2 新潟

皇后杯全国女子サッカー選手権大会決勝は12月23日、NACK5スタジアム大宮で行われ、アルビレックス新潟レディースINAC神戸レオネッサと対戦しました。スタジアムゴール裏には新潟からだけでなく、関東地方を中心に各地から1000人規模のサポーターが駆けつけオレンジユニフォームで選手を後押ししました。(INACのファン?の多くはバックスタンドで腰掛け「観戦」のようでした。)

試合は、開始早々にアルビL 山崎円美がシュート。これはバーに阻まれます。
その後、INACが攻撃を仕掛け、アルビL は防戦一方の展開になりました。しかし、GK一谷朋子、CB北原佳奈中村楓を中心とするDF陣が体を張って守ります。キャプテンの上尾野辺めぐみも攻守に走り回ります。両サイドバックの小原由梨愛高村ちさとは果敢に攻撃に参加します。

すると前半も間もなく終わろうとする42分、相手ボールをカットしたティファニー・マッカーティーが独走し、最後はスライディングシュート。これが決まってGOOOAL!!! 新潟先制! ここまでシュート1本だった守勢の新潟がまず均衡を破りました。神戸 0-1 新潟
新潟が完全に押せ押せムードになりましたが、前半はアディショナルタイムなく、めぐがFKのボールをセットしたところで終了し、新潟が1点のアドヴァンテージを持って後半に臨みました。

後半に入ると新潟が俄然元気になります。次第に神戸にはイライラ感が漂い、オフ・ザ・ボールの場面であからさまに挑発行為をする選手も出てきます。この辺が場慣れしているというか、駆け引きでのズルさも心得ている神戸の選手なのでしょうか?
そんな中で神戸FKからの意表をついたDFの滑り込みゴールで同点に追いつかれました。神戸 1-1 新潟

新潟は勝ち越しを狙うべく、後半29分、MF児玉桂子に代わりストライカーの大石沙弥香を投入しし、攻め込む場面を作りますが、神戸DF陣にしっかり守られ得点できません。
両チームとも譲らず、試合は延長戦に突入しました。

延長前半3分、神戸のCKのボールはGK一谷が一旦は抑えましたが、こぼれたところを決められ、逆転されました。神戸 2-1 新潟

延長前半はこのまま終了し、後半に移ります。
ここで新潟は佐伯彩を下げ、平井咲奈を入れ、まずは同点を狙います。
すると延長後半6分、その咲奈のパスを受けたティファニーが相手DFを交してシュート。これが決まってGOOOAL!!! 新潟追いつく! 神戸 2-2 新潟
ゴール裏の声援は一段と大きくなり、スタジアム全体に響き渡ります。

しかし、追加点を奪えずPK戦での勝負になりました。

こうなるとキッカーとキーパーの駆け引きです。一谷も最初の一本は弾きましたが、結果としては場慣れしている神戸が勝っていました。

「試合は引き分けで、優劣を決めるためのPK」という見方もありますが、そして元日本代表監督(現、ボスニア・ヘルツェゴビナサッカー連盟名誉会長)のオシムさんも似たようなことを言っておられますが、規程にある以上、PK戦も含めてのゲームですので、負けは負けです。

この悔しさを来年以降に、もちろんリーグ戦を中心にしっかり生かしてほしいと思います。

それにしても、準決勝の伊賀FCくノ一もそうでしたが、日本代表選手をずらりと揃えたINACをここまで苦しめたチームの戦いは見事でした。

金満傲慢INACの選手が「勝って当然」のような言いっぷりでインタビューに答えていましたが、本音であるかどうかは別として、そんな驕りがゲーム中の反則まがいの粗暴な行為にもつながっているのではないかと、敵チームではあるものの、残念な思いもしました。

新潟のサポーターだから、そして、負けたから言うわけではないのですが、女子サッカー界のために、1強の状態はよくないと思います。プロ野球のように、球団(クラブ)任せの運営になってしまうのではなく、JFAを中心にきちんと組織的に対応しないと今後の発展はないでしょう。

2013/12/24

クリスマス2013


Esperanto
Gajan Kristnaskon ! 

 Ireland Nollaig Shona !             Isle of Man Nollick Ghennal !
Northern Ireland Nollaig Shona !             Cornwall Nadelik Looan !
Scotland Nollaig Chridheil !     Bretagne Nedeleg Laouen !
Wales Nadolig Llawen !                               Galicia Bo Nada !



2013/12/14

ゲリー・アダムス氏南アへ

ゲリー・アダムス氏も参加
=ネルソン・マンデラ氏の追悼式典に=

アイルランドの公共放送RTÉ、英国の公共放送BBCはともに、「プレトリアで行われたアフリカ民族会議(ANC)のネルソン・マンデラ氏追悼式典にシン・フェインゲリー・アダムス氏が参加した。」と報じました。

アダムス氏は党員のリチャード・マコーリー氏とともに儀仗隊に加わりました。
マンデラ氏の遺体は明日(12月15日)、故郷のクヌへ向かいます。

2013/12/10

ネルソン・マンデラ氏追悼集会

12月5日に逝去した南アフリカの元大統領、ネルソン・マンデラ(Nelson Rolihlahla Mandela)氏の追悼式が12月10日12時(日本時間19時)から、強い雨の中、ヨハネスブルクのFNBスタジアムで行われました。

アイルランド共和国からはヒギンズ大統領(Uachtarán na hÉireann Mícheál D. Ó hUigin)が出席し、アイルランドの公共放送RTÉでも短い解説を挟みながら追悼式の模様を実況中継し、ホームページでも配信しました。

日本からは皇太子殿下が出席しました。

南アフリカ放送協会(SABC)ではユーチューブで追悼式を実況中継配信しました。
英国BBC、オランダRTL、イタリアRai、カナダCBC、オーストラリアABC等世界の主要な放送局でも実況中継されましたが、日本のNHKではニュース報道だけでした。

2013/12/08

J1第34節 ホーム 名古屋戦

5連勝で締めくくり

新潟 2-0 名古屋

サッカーJ1第34節、アルビレックス新潟×名古屋グランパスは12月7日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。
新潟はここまで4連勝中で、ホームでは8連勝中です。
天気は優れませんでしたが、今季最終戦に3万人を越す入場者がありました。

試合は前半から新潟ペース。しかし、名古屋もしっかり対応し、両チーム得点できません。セットプレーも決め切れません。

後半になると完全に新潟が主導権を握ります。そして後半20分、こぼれ球に反応した川又堅碁が左足を振り抜きGOOOAL!!! 新潟がようやく先制! 新潟 1-0 名古屋

ここで新潟は田中達也に代えて鈴木武蔵を投入しました。いつものパターンです。

その後も新潟の攻め込みが続きます。

名古屋も後半34分に元新潟の矢野貴章がシュート。これは新潟GK東口順昭がセーブします。

すると後半38分、ボールを持ち込んだ田中亜土夢堅碁にパス。堅碁はこれを打たずに亜土夢に戻すとフリーになっていた亜土夢が押し込みGOOOAL!!! 新潟 2-0 名古屋
ここでほぼ勝負ありです。

後半43分には成岡翔に代えて本間勲を入れ、締めの形を作ります。

3分のアディショナルタイムに入ったところで、三門雄大に代わり今季で新潟を去る内田潤が入ると、新潟サポータから大きな声援がおきました。

新潟は得点王を意識してか、この段階でもボールを堅碁にあずけようとしますが、タイミングがずれ、結局追加点なく2-0で新潟が勝利しました。

新潟は5連勝、ホームでは9連勝を達成しました。
来季もできるだけこのメンバーで、もっともっと上位を目指ししっかり戦ってほしいと思います。

2013/12/06

檻の中のライオン

Mandela will be free
Mandela, Nelson Mandela

ノーベル平和賞受賞者
反アパルトヘイトの闘士
第11代アフリカ民族会議議長
第8代南アフリカ共和国大統領

ネルソン・マンデラ氏は12月5日死去されました。

生前の功績は永遠に讃えられるでしょう。

ご冥福をお祈りいたします。

2013/12/01

J1第33節 アウェー 横浜FM戦

動じぬ新潟4連勝

横浜FM 0-2 新潟

サッカーJ1第33節、横浜Fマリノス×アルビレックス新潟は11月30日、日産スタジアムで行われました。
横浜FMはこの試合に勝てば今季の優勝が決定するとあって、それに好天も手伝って、入場者数は62632人を数えましたが、その中には約4000人の新潟サポーターがいました。
新潟ゴール近くには報道陣のカメラがずらりと並び、横浜FMのゴールをとらえようと企てます。

新潟サポーターの大部分はアウェーゴール裏に陣取り、今年最後のアウェーゲームとあって大声援を送ります。

序盤は新潟が試合の主導権を握り、岡本英也田中亜土夢とシュートを放ちます。
時間とともに横浜FMも体制を整え、新潟ゴールに迫る場面も見られますが新潟はシュートさせません。シュートしても難なくクリアし、動じません。

前半は両チーム得点なく後半勝負になりました。
プレスのカメラは当然のように反対側ゴール裏へ移動です。

後半は一転、横浜FMが牙をむいてきます。

特に後半10分から25分という長い間は新潟が攻め込まれる場面が続き、あわやというシュートも放たれますが、GK東口順昭大井健太郎舞行龍ジェームスを中心に鉄壁の守備で対応し、ゴールを許しません。

新潟は後半18分、それまでよく動いてくれた田中達也に代えて若い鈴木武蔵を投入し、先制点を狙います。

すると後半27分、CKを得た新潟はキッカーのキム・ジンスがゴール前に入れてきます。これは相手DFにクリアされますが、ボールが落ちてきた場所にいたのは川又堅碁で、堅碁が右足を一蹴するとボールは上部ネットに突き刺さり、GOOOAL!!! 新潟先制! 横浜FM 0-1 新潟

エースの得点にゴール裏の声援はそのボリュームを一挙に高めます。

そのすぐ後、武蔵がシュート。これは枠を捉えられません。

後半31分、新潟は序盤見せ場を作ってくれた英也に代えて藤田征也を入れました。

とにかく勝って優勝を決めたい横浜FMはパワープレーで襲い掛かります。

新潟は前線からのプレスに加え、最後列のDF陣も集中を切らさず得点も得点を与えません。

試合は終盤になり、呈示されたアディショナルタイムはなんと5分。そんなに長く中断していたわけではないのに・・・

新潟ゴール裏では「なんだ?」、「どうして?」というつぶやきが出てきます。

襲い掛かってくる横浜FMを何とか凌いだ新潟は後半45+3分、カウンターから相手陣営に入り込んだレオ・シルバが絶妙のスルーパスを出すと、そこに走り込んだ武蔵が相手GKをよく見て右足を一閃。ボールはグラウンダーとなってマウスに吸い込まれGOOOAL!!! 新潟ダメ押し! 横浜FM 0-2 新潟

ここまで首位を走ってきた横浜FMももう諦めるしかありません。

もうほとんどタイムアップ前の後半45+4分、新潟は最後の札を切ります。成岡翔を下げ本間勲の投入です。意味はわかっていますし、時間稼ぎの要素もあります。

そして試合終了。

他会場の結果からも、新潟はこの日の横浜FM優勝を阻止しました。優勝争いは最終戦にもつれこみますから、サッカーファン、プレスは優勝決定のゲームが最後まで楽しめます。
そして何よりもJリーグ本体は確実に増えるであろう入場者にホクホク顔でしょう。

新潟はとりあえず賞金圏内まで浮上しました。
最終戦でもしっかり勝利し、5連勝、そしてホーム9連勝で有終の美を飾ってほしいものです。

2013/11/24

J1第32節 ホーム 仙台戦

ホーム8連勝!

新潟 1-0 仙台

サッカーJ1第32節、アルビレックス新潟×ベガルタ仙台は11月23日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。

新潟はこの日、J1昇格決定から10周年を迎えました。クラブが呼びかけた4万人には届きませんでしたが、ホームゴール裏は新潟サポーターで埋まり、大声援で選手を鼓舞します。

試合は前半から新潟が積極的に仕掛け、仙台ゴールを脅かします。
そして前半18分、キム・ジンスがファールを受けFKを得ると、左サイドから田中亜土夢が蹴ります。ボールは相手に一旦は阻止されますが、こぼれたボールを岡本英也が左足でボレーシュート。これが決まってGOOOAL!!! 新潟先制! 新潟 1-0 仙台
前半早い時間帯での得点で以後のゲームを進めやすくなりました。

仙台もFWにボールを集めつつ攻撃を仕掛けますが、新潟は落ち着いてかわし、前半のシュートを1本に抑え折り返しました。

新潟は後半も亜土夢英也を中心にゴールに迫りますが追加点が奪えません。
仙台も攻撃に出ますが、新潟の対応は安定していて、怖さを感じさせません。

結局、前半の1点を守り切った新潟が勝利しました。

新潟はこれで3連勝、ホームでは8連勝を飾りました。

得点王争いを演じている川又堅碁にゴールが生まれなかったのは残念でした。

次節はアウェーで横浜Fマリノスと対戦します。横浜FMは新潟との試合に勝てば優勝が決まりますし、引き分けや負けでも他試合の結果によっては優勝決定です。
世間的、マスコミ的には横浜の優勝が注目されるのでしょうが、新潟としてはとにかく勝って、横浜FMの自力優勝だけは阻止してほしいと思います。

新潟に勝って監督の胴上げなんて見たくありません。

新潟が勝っても優勝したら・・・それは仕方ないことです。

2013/11/22

特定秘密保護法

創価学会員の皆さん
公明党員の皆さん

私は創価学会員でもありませんし、公明党支持者でもありません。また「創価学会=公明党」とも思っていません。
そもそも、政治は好きではありません。

ですから、こんな「政治的」な記事は書きたくありません。

しかし、創価学会は公明党の有力な支持母体のひとつであると認識し、これら2つの組織に訴えます。

皆さんは、戦前、「治安維持法」で皆さんの先達が弾圧された歴史を忘れてはおられないと信じます。

今、国会では「特定秘密保護法案」が審議されています。

それについてはマスコミを始め、街のあちこちに情報がありますので、ここで述べようとは思いません。

ただ、国民の知る権利、表現の自由が脅かされていることは事実です。
第二の治安維持法が国会を通ろうとしているのです。

徹底的に情報隠しを図った先の政権党にこの問題を語る資格も反対する資格もありません。
野党の中には、今でこそこの法案に反対しているものの、自らが政権を取ったら、恐らくはもっと情報統制を敷きそうな政党もあります。

更に言えば、もしこの法案が通ったら、権力者は誰であろうと意のままに利用しようとします。
権力者というのはそういうものです。

ですから、この法案の国会通過を許してはいけないのです。

特定秘密保護法で喜ぶのは誰でしょうか?

今必要なのは修正ではありません。

必要なのは廃案です。

公明党の皆さんが政権内にいる意味を今一度考えてください。

2013/11/17

国際親善試合11月16日の結果

昨日に引き続き各国でサッカーの国際親善試合が行われ、ウェールズはホームへフィンランドを迎えました。

ウェールズ勝ちきれず

ウェールズ 1-1 フィンランド

ウェールズはこの試合、ベイルを中心にゴールに迫り、前半はスコアレスで折り返したものの、後半13分、ロブソン=カヌーのクロスに合わせたキングがゴールしウェールズが先制しました。
ホームのウェールズはその後も試合を優位に進めますが、後半アディショナルタイムに入ったところでディフェンスラインがバタバタし、失点しました。
ほぼ勝利を手中にしていたところでの出来事で、今後に課題を残すこととなりました。

2013/11/16

国際親善試合11月15日の結果

サッカーワールドカップ予選/プレーオフが各地で行われた11月15日、既に本戦出場が決まっている国や予選で敗退した国は国際親善試合を行いました。

ロビー・キーン代表62ゴール

アイルランド 3-0 ラトビア

アイルランドは前半21分、マギーディーのCKから最後はキーンがゴールし先制しました。キーンはナショナルチームの選手としてこれで62ゴールです。ホームで強いロビー・キーンです。
後半に入ってもアイルランドの攻勢は続き、後半12分、中盤でボールを奪ったマギーディーが鋭いミドルシュートを放つと、これがグラウンダーでゴールネットを揺らします。
後半34分にはロングが決め、ホームのアイルランドがきっちり勝利しました。


スコットランド米国に手を焼く

スコットランド 0-0 米国

スコットランドはホームに米国を迎えました。
両チームともチャンスは作るものの決定力を欠き、スコアレスドローで終わりました。

北アイルランド惜敗

トルコ 1-0 北アイルランド

北アイルランドは敵地でトルコと親善試合を行いました。
試合としては北アイルランドの方がまとまっている感じでしたが、前半終了間際に先制したトルコがその1点を守り勝利しました。

ちなみに、この日行われたワールドカップヨーロッパ予選プレーオフの結果は以下の通りです。

ポルトガル 1-0 スウェーデン
ウクライナ 2-0 フランス
ギリシャ 3-1 ルーマニア
アイスランド 0-0 クロアチア

2013/11/10

J1第31節 アウェー 大分戦

8年越しの大分戦勝利

大分 1-3 新潟

サッカーJ1第31節、大分トリニータ×アルビレックス新潟は11月10日、大分銀行ドームで行われました。
新潟は大分を苦手としていて、今季もリーグ戦、天皇杯で敗れ、ナビスコ杯では引き分けています。いずれもホームでの試合でした。この試合は何としてでも降格の決まっている大分に勝たなければ面目が保てないというもlのです。
大分は今季ホームでの勝利がなく、「手ごろな」新潟は初勝利のチャンスと思っていたかもしれません。試合は16時05分にキックオフされました。

序盤は大分が攻める展開でしたが、新潟も徐々にチャンスを得、前半13分、CKのボールをキャッチした大分のGKが前線へ送ったボールが新潟の田中達也の背中に当たり、そのままゴールマウスに飛び込み、GOOOAL!!! 新潟は幸運な形で先制しました。大分 0-1 新潟

その後、大分も攻め込む場面を作りますが、新潟は得点を許しません。しかし、後半40分、舞行龍ジェームズがブロックした相手のクロスを拾われ同点に追いつかれてしまいました。大分 1-1 新潟

このまま同点で折り返すかと思われた前半44分、またもやCKを得た新潟はキム・ジンスがクロスを蹴ると相手DFにクリアされますが、それを拾った舞行龍がパスすると、そのボールを川又堅碁がトラップ。そして右足を振り抜くとゴール上部にライナーで突き刺さりGOOOAL!!! 新潟が勝ち越します。大分 1-2 新潟

前半、新潟の1点リードで後半へ折り返しました。

後半開始時には新潟の選手に交代はありません。

後半11分、大分ゴール前で相手のパスを拾った田中亜土夢が右足を振り抜くと軌道はライナーとなってゴールネットを揺らしGOOOAL!!! 勝利を手繰り寄せる3点目です。大分 1-3 新潟

後半22分、新潟は田中達也を下げてホージェル・ガウーショを入れます。

大分はその後攻撃を仕掛けてきますが新潟はしっかりと防ぎ、得点を許しません。新潟は代わって入ったホージェルも攻撃参加し、試合に変化を持たせます。

後半35分、新潟は岡本英也に代えて鈴木武蔵が入りました。チームもサポーターも若いストライカーに追加点の期待が高まります。
その武蔵は直後の後半38分にシュートを放ちますが枠を捉えられません。

後半42分、新潟は成岡翔に代えて本間勲を送り、試合の締めの体制に入ります。

そして、アディショナルタイム5分も消化し、新潟が大分にしっかりと勝利しました。

2013/10/27

J1第30節 ホーム 湘南戦

堅碁ハットも新潟辛勝

新潟 3-2 湘南

サッカーJ1第30節、アルビレックス新潟×湘南ベルマーレは10月27日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。
この日、決定力不足に悩む日本ナショナルチームのザッケローニ監督が視察に訪れました。新潟のエースストライカー川又堅碁がどんなパフォーマンスを見せるか注目されます。

試合はまず前半12分、相手PA内で堅碁が倒されPKを得ます。これを堅碁自らが左足で蹴りGOOOAL!!! 新潟先制! まずは堅碁が今季18ゴール目です。新潟 1-0 湘南

その後、湘南の攻撃が目立ち、新潟はシュートまで持ち込めません。

前半は新潟が1点のリードで終えました。

後半に入り新潟が仕掛けます。

そして後半18分、怪我を負いながらの成岡がドリブルで前線へボールを運び、相手PA内へ突入します。そこで湘南DFはたまらずファール。新潟はまたPKのチャンスを得ました。
これも堅碁が相手キーパーの苦手な左(GKの右)へ蹴り込みGOOOAL!!! 新潟が突き放します。新潟 2-0 湘南

堅碁も2ゴールとはいえPKによるものです。ザッケローニ監督の前ではなんとか流れの中でゴールを決めたいところです。

後半21分、新潟は田中達也に代え、若いストライカーの鈴木武蔵を入れました。

そしてチャンスは後半27分でした。堅碁がその武蔵に横パスを出すと武蔵はそれを田中亜土夢に出します。亜土夢はしっかりキープしつつ中央へクロス。そこに走りこんできた堅碁が左足で流し込みGOOOAL!!! 川又堅碁はハットトリック達成です。新潟 3-0 湘南

後半28分、田中亜土夢に代えて酒井宣福を入れました。

もう勝負あったという感じでしたが、実際はここから湘南がしゃにむに攻めてきます。
そして後半32分、流れの中で1点返されてしまいました。 新潟 3-1 湘南

新潟は後半35分、キム・ジンスに代えて三門雄大を投入します。

後半37分でした。相手のクロスを新潟の川口尚紀がクリアミス。ボールはゴールに吸い込まれてしまいました。オウンゴールです。 新潟 3-2 湘南

その後も湘南は攻め続けますが追加点はならず、新潟がなんとか1点差を守りました。最後はまさに薄氷を踏む思いでした。

今日の堅碁をザッケローニ監督はどのように評価したでしょうか?11月の国際親善試合で試してみることはあるのでしょうか?

この次は11月10日、アウェーで大分と戦います。アウェーではこのところ勝利から遠ざかっています。なんとしてでも勝ち点3を得てほしいと思います。

2013/10/20

J1第29節 アウェー FC東京戦

アウェーで6試合無勝利

FC東京 2-0 新潟

サッカーJ1第29節、FC東京×アルビレックス新潟は10月19日、味の素スタジアムで行われました。

新潟はキム・クナンが怪我で欠場、レオ・シルバが出場停止と厳しい状況でアウェーの試合に臨みました。

序盤、両チームとも攻守の切り替えが素早く、お互いゴール前までボールを回しシュートも仕掛けますが、枠を外したり、相手にしっかり守られたりと得点を奪えません。前半は0-0で後半の勝負になりました。

後半6分、ペナルティーアーク付近で舞行龍ジェームスが相手選手を倒しイェローカードをもらうとともに相手にFKを与えてしまいました。
これをしっかり決められ、新潟が1点を追う状況になります。FC東京 1-0 新潟

後半12分、新潟は酒井宣福に代えて田中達也を入れ、より攻撃的にしますが、ゴールを奪えません。
さらに後半32分、本間勲を下げて鈴木武蔵を入れますが、その直後の後半34分、守備を破られ追加点を許してしまいました。FC東京 2-0 新潟

後半44分にはキム・ジンスに代えて三門雄大を投入しますが、結局試合はこのまま終了し、新潟はアウェーで6戦勝利なしという結果になりました。

次節はホームです。ホームでは是非とも連勝を伸ばしてほしいと思います。

2013/10/17

W杯ヨーロッパ予選 10月15日の結果

FIFAワールドカップ2014ブラジル大会のヨーロッパ予選最終戦は10月15日、グループ単位では同一時刻にキックオフされ、全日程を終了しました。

130キャップのキーンが61点目のゴール

アイルランド 3-1 カザフスタン

故障で前節のドイツ戦にはベンチ入りしたものの出場しなかったアイルランドのロビー・キーンはこの試合は先発しました。これで彼自身国際試合130キャップになります。
試合は開始13分でまずアイルランドが失点してしまいます。アイルランド 0-1 カザフスタン
しかし、そのわずか4分後、アイルランドのデュンがPA内で倒されPKを得ると、これをキーンがきっちり決め同点に追いつきました。アイルランド 1-1 カザフスタン
キーンは昨年のカザフスタン戦(アウェー)でもPKを決めています。これでキーンの国際Aマッチにおけるゴール数は61です。
更に前半26分、デュンのヘディングシュートが相手キーパーに弾かれたところに飛び込んだオシェーが押し込みアイルランドが逆転しました。アイルランド 2-1 カザフスタン
前半の間に逆転したアイルランドでしたが、後半はなかなか追加点が奪えません。
しかし後半32分、相手ゴール前でカザフスタンのショムコのクリアミスで自陣のゴールネットを揺らしてしまいました。アイルランド 3-1 カザフスタン
ショムコは今日、先制点に次いで2点目です。(^ ^)
試合はこのまま終了し、アイルランドはグループCの4位の終わりました。

グループCその他の試合
スウェーデン 3-5 ドイツ
フェロー諸島 0-3 オーストリア

ドイツがW杯本戦出場
スウェーデンがプレーオフ進出

スコットランド有終の美

スコットランド 2-0 クロアチア

既にグループ予選敗退が決まっていたスコットランドですが、プレーオフを狙うクロアチアをホームに迎え、最終節の試合に臨みました。
前半28分、マルグルーのクロスを受けたスノドグラスが頭でシュートするとこれがゴールネットを揺らし、スコットランドが先制しました。 スコットランド 1-0 クロアチア
後半28分、スコットランドのアニャがPA内で倒されPKを得たスコットランドはバナンが蹴りますがこれは相手GKががはじき出しますが、そこへ飛び込んだネイスミスがゴールし、スコットランドが突き放します。スコットランド 2-0 クロアチア
試合はこの2点を守ったスコットランドが勝利し、このグループ4位で終えました。

ウェールズ最下位を免れる

ベルギー 1-1 ウェールズ

この日のウェールズはGKヘネシーのセーブが光りました。
前半、再三のセービングでベルギーを無得点に抑えたヘネシーは、後半に入っても次々に好セーブをみせ、後半19分に許した1失点で凌ぎます。
すると後半43分、ベラミーからのパスを受けたラムジーがシュートするとこれが決まってウェールズが同点に追いつきます。
試合はそのまま終了し、ウェールズはなんとか引き分け、5位で予選を終えました。

グループAその他の結果
セルビア 5-1 マケドニア

ベルギーがW杯本戦出場
クロアチアがプレーオフ進出

北アイルランドも5位

イエスラエル 1-1 北アイルランド

北アイルランドは前半1点のビハインドで折り返しますが、後半27分、デイヴィスが同点ゴールを上げ、そのまま引き分けで終えました。
北アイルランドも5位で予選終了です。

グループFその他の結果
ポルトガル 3-0 ルクセンブルク
アゼルバイジャン 1-1 ロシア

ロシアがW杯本戦出場
ポルトガルがプレーオフ進出

2013/10/14

天皇杯3回戦 ホーム 大分戦

チャンス生かせず延長で失点

新潟 0-1 大分

第93回天皇杯全日本サッカー選手権大会3回戦、アルビレックス新潟×大分トリニータは10月13日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。

新潟はホームの連勝を天皇杯にもつなげたいところですし、来季のJ1再昇格に向けて足がかりを作りたい試合です。

試合は新潟が攻める展開でしたがなかなかチャンスを生かせず、延長戦に突入しました。
延長に入ってすぐの延長前半2分、新潟の右サイドを破られ失点してしまいます。新潟 0-1 大分

ほとんど出番のなかった選手に決められた新潟はその後も猛攻をしかけますが得点につながらず、3回戦で敗退しました。

試合内容は新潟の方が勝っていただけに残念です。

今季残すのはリーグ戦だけです。昨年のような危機はないでしょうが、もっと上位を目指し奮闘してもらいたいと思います。

2013/10/12

W杯ヨーロッパ予選 10月11日の結果

いよいよ

アイルランド完敗

ドイツ 3-0 アイルランド

ロビー・キーンを怪我で欠いたアイルランドは2トップにストークスドイルを入れてきました。
ほんのわずかながらプレーオフ進出の可能性を残しているアイルランドでしたが、前半12分、ストークスの落としたボールをドイツのラームに奪われ、そこからケディラにつながれゴールされてしまいます。ドイツ 1-0 アイルランド
前半は1失点で凌いだアイルランドでしたが、後半13分、ドイツのエジルのCKから最後はシュルレにゴールされ、点差を離されます。ドイツ 2-0 アイルランド
アイルランドも攻めるチャンスは作るのですが突破できず、敗色が濃くなります。そして後半アディショナルタイムに入ったところでシュヴァインシュタイガーのスルーパスを受けたエジルのゴールを許してしまいました。ドイツ 3-0 アイルランド
そして試合はそのまま終了し、ドイツのW杯出場が決まりました。

グループCその他の試合
スウェーデン 2-1 オーストリア
フェロー諸島 1-1 カザフスタン

グループCではドイツのW杯出場とスウェーデンのプレーオフ進出が決定です。

ウェールズ辛勝

ウェールズ 1-0 マケドニア

前半は両チーム無得点で経過しましたが、後半21分、ウェールズはラムジーベラミーとつなぎ、最後はチャーチがゴールし、1点を先制します。ウェールズ 1-0 マケドニア
その後、後半25分、マケドニアの絶好のチャンスを最後のところでウェールズのDFコリンズがクリア。事なきを得ました。
後半40分、PKを得たウェールズはラムジーが蹴りますが相手GKに阻まれ追加点ならず、しかし、ウェールズが競り勝ちました。

グループAその他の試合
クロアチア 1-2 ベルギー

スコットランドはこの日試合がありませんでした。
グループAではベルギーのW杯進出は決まりましたが、最下位チームがどこになるかによって修正勝ち点か変わってきます。従ってプレーオフ進出チームは最終節まで待たないとわかりません。

北アイルランド最下位の危機

アゼルバイジャン 2-0 北アイルランド

前半無得点で経過し、北アイルランドは後半に期待をつなぎましたが、後半躍動したのはホームのアゼルバイジャンでした。
後半13分、右サイド(北愛の左サイド)を崩されマイナスのクロスを上げられるとこれに合わせたアゼルバイジャンのダダソフがシュート。これが決まって先制点を許してしまいます。アゼルバイジャン 1-0 北アイルランド
試合終了間近の後半43分、相手のハンドから絶好の位置でFKを得た北アイルランドでしたが決められません。
その1分後、デイヴィスが目の覚めるようなシュート。決まったかに思われましたがゴールポストにはじき返されます。
その後、エヴァンスが相手に故意的にぶつかっていったとして一発レッドカードをもらうとともに相手にFKを与えてしまいます。後半45分でした。
このFKは美しい弾道を描き、GKキャロルは一歩も動けずダメ押し点を決められてしまいました。アゼルバイジャン 2-0 北アイルランド
試合はこのまま終了し、北アイルランドは最下位のルクセンブルクと同じ勝ち点6のままです。最終節の結果では最下位に沈む可能性も出てきました。

グループFその他の試合
ポルトガル 1-1 イスラエル
ルクセンブルク 0-4 ロシア

ロシアとポルトガルが最後まで首位争いを演じていて、W杯出場国、プレーオフ進出国の決定は最終節に持ち越されました。

2013/10/11

ロビー・キーン欠場か?

Ankle injury

FIFAワールドカップヨーロッパ予選は明日11日と日本では連休明けの15日に最後の2節が組まれています。アイルランドは11日にドイツと、15日にカザフスタンと対戦します。

ただ、ここにきて、エースストライカーのロビー・キーンがかかとを痛めてドイツ戦出場が厳しくなっています。

アイルランドは現在グループCの4位で、予選突破、プレーオフ進出は現実的には極めて厳しい状況ですが、他試合の結果では可能性が皆無ではありません。

シェイ・ロングケヴィン・ドイルの奮起に期待したいと思います。

2013/10/05

J1第28節 ホーム 鳥栖戦

ナル、ヒデ、ケンゴで3得点
新潟、ホーム6連勝

新潟 3-1 鳥栖

サッカーJ1第28節、アルビレックス新潟×サガン鳥栖は10月5日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。
新潟は前々節敗戦、前節引き分けで勝利から遠ざかっています。しかし今日はホームでの試合です。これまで5連勝しているスワンで今日も勝利で終わりたいところです。

序盤は両チームとも前線からの守備が目立ち、なかなか突破を許しません。
最初のシュートは鳥栖でしたが、新潟も前半7分、三門がシュートします。これは相手GKの正面でキャッチされてしまいました。

前半26分、FKのチャンスを得た新潟はキム・ジンスが蹴ります。これは素晴らしい弾道となりゴールへ向かいますが、枠を外してしまいました。

しかしその3分後、新潟は相手陣営へ攻め込み、川又堅碁がヘディングでクロス。これを受けた成岡翔がシュート。これは相手GKがはじき出しましたが、そこにいたのは再度成岡。これを冷静に流し込んでGOOOAL!!! 新潟先制! ホームの新潟がまずリードしました。新潟 1-0 鳥栖

しかし、前半39分、鳥栖に攻め込まれた新潟は失点してしまいます。新潟 1-1 鳥栖

その後も新潟は攻めますがゴールを奪えず、同点のまま折り返しました。

後半、新潟は前半で顔面にボールを受けた三門雄大に代わり、同じボランチの本間勲を入れます。

後半は新潟がペースを握り、果敢に攻め込みます。そしてそれが噛み合い始めた後半24分、川又が左サイド前線へボールを運び、相手DFを交わしてファーサイドへグラウンダーのクロス。そこへ飛び込んだ岡本英也が左足でシュートするとこれがゴールマウスへ飛び込みGOOOAL!!! ホームの新潟が勝ち越します。新潟 2-1 鳥栖

後半30分、新潟は少し足を引きずっていた成岡に代えて酒井宣福を投入します。

新潟へ傾いた流れは戻りません。

後半35分、キム・ジンスが相手ボールを奪うとパスを出します。それを受けた岡本ジンスに返し、さらに左サイドから絶妙のクロス。そこに飛び込んだのは川又川又が右足を一蹴するとボールはゴールポストに当たりますが、跳ね返ってネットを揺らしGOOOAL!!! 新潟は鳥栖を突き放します。新潟 3-1 鳥栖

後半40分、新潟は岡本を下げ田中達也を入れます。
そして後半アディショナルタイムにも攻め込みゴールを狙いますが、これ以上の追加点はなく、このまま新潟が勝利しました。

新潟はアウェーでは苦杯をなめることが多いのですが、ホームでは6連勝です。

次節は2週後、アウェーでFC東京戦です。上位チームですが臆せず堂々と戦い、久しぶりのアウェー勝利を飾ってもらいたいと思います。

2013/09/29

J1第27節 アウェー 柏戦

勝ち点1に留まる
柏 1-1 新潟

サッカーJ1第27節、柏レイソル×アルビレックス新潟は9月28日、日立柏サッカー場で行われました。リーグ戦以外にACLを戦っている柏としては、この試合の日程を変更したいところで、実際、厚顔無恥にもその要求をJリーグに突きつけました。柏への同情は禁じえませんが、もちろん、規程上は余程の理由がなければ認められないことであり、当然のようにこの不当な要求は却下されました。

試合は序盤柏ペースで進みます。とは言うものの、柏のシュートは精度、強さとも今ひとつでゴールの匂いは感じさせません。

一方の新潟も舞行龍ジェームズ岡本英也キム・ジンスとゴールを狙いますが、これまた精度はいまひとつで得点できません。

そんな中で前半32分、田中亜土夢岡本成岡翔とつないで成岡がシュート。これは相手DFに弾かれますが、そこに詰めていた川又堅碁が左足で合わせてGOOOAL!!! 新潟先制! 柏 0-1 新潟

新潟は更に攻め続けますが、得点はこの1点止まりで後半につなぎました。

後半は柏が息を吹き返したように攻撃を仕掛けます。特に後半開始から投入されたクレオが元気です。

後半25分、新潟は岡本に代えて藤田征也川又に代えて田中達也を投入し、追加点を狙います。


しかし後半30分、クレオに押し込まれてしまいました。柏 1-1 新潟

終盤の後半42分、新潟は岡本に代えて鈴木武蔵を投入すると、1分後、その武蔵藤田のクロスに合わせ左足でシュート。ボールはゴールインしていたようにも見えますが、判定は相手GKのブロックでノーゴール。惜しいシュートでした。

そして試合は引き分けで終了。新潟はアウェー4連敗は免れたものの、今一歩のところで勝利できませんでした。

川又もゴールし、全体としてはよい方向にあるので、次節のホーム、鳥栖戦では是非勝ち点3を取ってほしいものです。

2013/09/22

J1第26節 アウェー 広島戦

広島のドン引き守備を崩せず
=アウェーでまた零敗=

広島 2-0 新潟

サッカーJ1第26節、サンフレッチェ広島×アルビレックス新潟は9月21日、エディオンスタジアム広島で行われました。

このところ調子を落としている広島ですが、もともとは力のあるチームです。

新潟は序盤、前線からプレスをかけ、ボールを奪うと攻撃を仕掛けますが、なかなか得点には至りません。

そんな中、前半28分に広島がパス交換から最後は決められてしまいました。広島 1-0 新潟

さらに前半36分、新潟のレオ・シルバがボールを奪われ、一挙に攻め上がられます。そしてシュートを放たれます。これはGK東口が防ぎ、クリアしますが、そのボールを奪われ、最後は前線に走り込んだ佐藤寿人にゴールされていまいました。広島 2-0 新潟

佐藤は敵ながらうまい選手だと思います。まさに「ゴールに対する嗅覚」というものでしょう。ドンピシャのところに走りこんできますから。

前半2点のビハインドで終えた新潟は後半頭からいまひとつ積極性のない川口尚紀に代えて坪内秀介を入れてきます。

一方の広島はこうなるとお得意の守りです。

4バックか5バックか6バックかわからないようなガチガチの守りで新潟は裏に入ることができません。

新潟は後半7分、三門雄大に代えホージェル・ガウーショ、後半21分には岡本英也に代え田中達也を投入しますが、今一歩相手の守備を崩せず、完封負けを喫しました。

これで鹿島、浦和、広島とアウェーで3連続完封負けです。

次節もアウェーですが、この辺で汚名返上してほしいと思います。

2013/09/15

J1第25節 ホーム 大宮戦

ホーム5連勝だ!

新潟 1-0 大宮

サッカーJ1第25節、アルビレックス新潟×大宮アルディージャは9月14日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。

この2チームの試合はいつも拮抗していて、お互いに得点もなかなか奪えず引き分けのことが多いのですが、新潟としてはホーム5連勝がかかっています。是が非でも勝ちたい試合です。

序盤は大宮が攻め込む場面が目立ちましたが、決定機を作るまでにはいたらず、新潟DF陣はシュートも打たせません。

すると今度は新潟が優勢に出ます。しかしなかなかゴールを奪うことはできません。

一方の大宮はシュートまで持ち込めず時間が経過していきます。

怖かったのは前半22分、大宮の3人が絡んで攻めてきた時で、最後は新潟DF陣が阻止します。

その後、新潟も田中亜土夢川又堅碁岡本英也と攻め込む場面を作りますがゴールできず、両チーム無得点で折り返しました。

後半、選手交代はありません。

後半に入っても新潟が攻めます。

しかし、川又が外したり、キム・ジンスのクロスの先に誰もいなかったりとなかなかチャンスにつながりません。

後半20分、柳下監督は成岡翔に代えてホージェル・ガウーショを入れ、攻撃に変化を持たせようとします。
さらに後半26分、岡本英也を下げて田中達也を入れます。

その3分後、ホージェルがドリブル突破したボールを達也が受け、ワンタッチで落とします。そこに左から飛び込んだ亜土夢が左足を一蹴するとボールはファーサードに飛び込んでGOOOAL!!! 新潟がようやく先制しました。新潟 1-0 大宮

勢いづいた新潟はさらに追加点を狙い亜土夢堅碁と狙いますが、ゴールに辿り着けません。

すると後半37分、大宮にこの試合初めてのシュートが生まれ、それをきっかけにアルビゴールに襲いかかろうしています。しかしその精度は低く、それほど心配の種にはなりません。

後半43分、堅碁に代えて鈴木武蔵を入れると、東アジア大会日本代表メンバーに選ばれたばかりの武蔵は最後までゴール目指して走ります。

そして新潟は完封勝利し、チーム初となるホーム5連勝を飾りました。

次節はアウェーで広島と対戦です。最近少し調子を落としているとはいえ強豪チームです。なんとか切り抜けてほしいと思います。

2013/09/13

やはり言葉は軽いのか?

権力者はいつもこんなもの?

前の政権では時の総理大臣のとんでもない発言が世間を騒がせました。こんなことあんなことです。
先の国際オリンピック委員会における安倍首相の発言も負けず劣らずでした。
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国際オリンピック委員会(IOC)は9月7日、2020年オリンピックの開催都市を選定し、東京に決定しました。
この日は立候補しているマドリッド、東京、イスタンブールの順に招致のプレゼンテーションを行いました。

国民の圧倒的な支持を後ろ盾にするマドリッド、イスラム圏初のオリンピックを目指すイスタンブールの前に東京の「売り」は「安全、安心」ですが、決定的な理念に欠け、日本国民としても「何故東京で?」という疑問を払拭できないでいました。

プレゼンテーションでも具体的な主張に欠けていました。
スポーツの素晴らしさを強調しても、それは委員にとっては当然至極のことで、東京を主張する何の根拠にもなりません。

と思っていたところ、首相の原発に関する発言に委員が納得したというのです。
「原発事故後の安全性を技術的な根拠をもって具体的に説明してほしい」という質問に対しての安倍首相の回答は「状況はコントロール下にある」と言うのです。
普通の感覚を持った日本人なら自分の耳を疑ったのではないでしょうか。シラーッとしたのではないでしょうか。
それに委員が「本当に」納得したというなら、はっきり言ってIOC委員の知的レベルが疑われます。
現に、東京電力自信が「コントロールされていない」と言っているではありませんか。官房長官がどう弁明しようと欺瞞を覆い隠すことはできません。

また、猪瀬東京都知事の「首都高速道は順調に・・・」に至ってはお笑いでしかありません。
「Congratulationと言われたからよかったんじゃないですか。」も同様です。

私はオリンピックを否定するわけではありませんし、スポーツの祭典として楽しみにしています。ただ、今の日本で今後7年、オリンピックを中心に据えた政治が行われるのかと思うと疑問を持たざるを得ません。
更に、首相、都知事の幼稚な発言には日本人として恥ずかしい限りです。

日本では原発問題だけでなく、経済、外交と問題山積です。まずはそちらの解決が優先でしょう。
IOCで日本をアピールした選手や民間人はそれなりに一生懸命だったでしょうし、まじめでした。

そんなまじめな人たちを尻目に一方で財界がほくそ笑んでいるのも事実です。

スポーツを心から楽しもうとする人と財界/経済界のそんな姿を一緒にしたくありません。

政治は結果論でしか評価されませんので、オリンピック誘致が日本にとってどうであったかということはオリンピックが終わってみなければわかりません。

しかし私は現時点で、でもねぇ・・・と思うのです。

2013/09/11

W杯欧州予選9月10日の結果

アイルランド崖っぷち

ワールドカップ2014ブラジル大会ヨーロッパ予選の9月2戦目は各地で首位というよりプレーオフ進出争いが繰り広げられました。そんな中でアイルランドが6日に続いてライバルに敗れ、プレーオフ進出に陰りがでました。

アイルランド9月2連敗

オーストリア 1-0 アイルランド

9月6日の試合で敗れている両チームはスウェーデンとのプレーオフ争いに生き残るため何としてでも勝ち点3をもぎとりたいところです。
試合はそんな両チームを反映し、お互い決定機を消しあい見応えのある攻防を繰り広げました。
アイルランドのベテラン、キーンは同じFWのロングとともに落ち着いたプレーをしながら、ゴールに迫ります。しかしどうしても得点に至りません。
一方のオーストリアもハルニクアラバとゴールを狙いますが、アイルランド守備陣がしっかりと守ります。
均衡が破られたのは後半39分でした。アイルランドゴール前での競り合いから、最後はアラバが流し込み、オーストリアが先制します。
これをしっかり守ったオーストリアが勝利し、勝ち点3を積み上げました。
このグループではドイツが独走状態ですが、この月にスウェーデンが2勝したため、計算上はまだ首位確定には至っていません。
アイルランドは勝ち点が11のままで、あと2試合で勝ち点17の2位スウェーデンを抜くのは現実的ではありません。ただ、勝負は何がおこるかわかりませんので、来月の最終2試合はしっかり戦ってもらいたいものです。

グループCその他の試合結果

フェロー諸島 0-3 ドイツ
カザフスタン 0-1 スウェーデン

ウェールズ最下位転落

マケドニア 1-2 スコットランド

既に予選敗退の決まっているスコットランドはアウェーでマケドニアと対戦しました。
前半は両チームスコアレスで折り返し、後半勝負になります。
後半15分、初先発のアニャがゴールし、スコットランドが先制します。しかし、終盤の後半39分、同点に追いつかれてしまいました。
それでも攻め続けたスコットランドは終了間際にマロニーがFKを直接決め、これが決勝点になりました。スコットランドは残り1試合で勝ち点8。とてもプレーオフどころではありませんが、この後のユーロ大会を目指し再出発してもらいたいと思います。

ウェールズ 0-3 セルビア

ウェールズはプレイオフ進出にほんのわずかな望みを残していましたが、セルビアに零敗し、今月は勝ち点を積み上げることができませんでした。
今になってスコットランドが勝ったため、現在最下位に沈んでいます。
ウェールズの残り試合は2試合。連勝しても3位が精一杯です。もちろん、他チームの成績にもよりますので、最後までわかりません。

このグループの試合はこの日2試合だけでした。


北アイルランド脱落

ルクセンブルク 3-2 北アイルランド

誰がこの結果を予想したでしょうか?
北アイルランドはペータソンウォードの両エースが2トップで臨み、ルクセンブルクを圧倒する勢いでした。そしてそれは前半14分の先制につながります。
しかし、慢心というわけではないのでしょうが、前半終了間際に同点に追いつかれました。
後半に入るとホームのルクセンブルクも盛り返します。
そして後半33分、逆転されてしまいました。
それでも後半37分、北アイルランドはマコーリーのゴールで同点に追いつき、再逆転を狙います。
ところが、後半43分に失点し突き放されてしまいました。
北アイルランドは2試合を残して勝ち点6。予選敗退が決定しました。

グループFその他の試合結果

ロシア 3-1 イスラエル

2013/09/08

天皇杯2回戦 ホーム 新潟経営大戦

大学生相手にてこずる

新潟 4-2 新経大

サッカー第93回天皇杯2回戦、アルビレックス新潟×新潟経営大学は9月7日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。

この日、アルビレックスでは新経大OBのGK東口順昭がベンチ入りしませんでした。

試合は前半22分にアルビのレオ・シルバがFKを直接決め先制しました。
しかしその後は攻め倦み、柳下監督の試合後コメントを「翻訳」すれば「オレがオレが」のプレーが目立つこととも相俟って追加点を奪えません。
逆に後半36分、同点にされてしまいました。ただ、この時点で新経大の選手たちの足が止まり始めます。しかし、アルビもゴールを奪えず全後半15分ずつの延長戦に突入しました。

延長に入ってすぐに新経大のゴールされ逆転を許したアルビでしたが、その後は田中亜土夢本間勲キム・ジンスが得点し、新経大を振り切りました。

一時はあわやジャイアントキリングかとアルビサポーター以外のサッカーファンをワクワクさせた試合だったと思います。

柳下監督の皮肉と選手への批判めいたコメントを「相手チームを見る余裕はなかった」という締め括りとともにしっかり噛み締めてほしいものです。

2013/09/07

W杯欧州予選9月6日の結果

アイルランド一歩後退

FIFAワールドカップヨーロッパグループ予選が各地で行われ、スコットランドに続きウェールズの予選敗退が決まりました。
北アイルランドはポルトガルを相手に善戦しましたが、最後は振り切られ、本戦出場はほぼ絶望的です。
アイルランドは先制点を守れず、9月10日のオーストリア戦に再起をかけます。

アイルランド惜敗

アイルランド 1-2 スウェーデン

アイルランドは前半21分、前線でロングがヘディングすると、それは相手DFに跳ね返されますが、そこに飛び込んだロビー・キーンが押し込み先制します。
しかし前半33分に同点に追いつかれると、後半12分に逆転を許し、ホームでスウェーデンに敗れました。
アイルランドはグループCの2位争いで一歩後退で、今後、オーストリア、ドイツとアウェーでの戦いが待っています。

グループCグその他の試合結果

ドイツ 3-0 オーストリア
カザフスタン 2-1 フェロー諸島

ウェールズ脱落

マケドニア 2-1 ウェールズ

ウェールズは前半21分に先制されましたが、39分にラムジーがPKを決めて追いつきました。攻めるウェールズはマケドニアを追い詰めますがゴールが奪えず後半勝負になりました。
後半はホームのマケドニアが優勢に立ち、終盤の後半75分、ウェールズはマケドニアに勝ち越しゴールを献上してしまいました。
ウェールズは3試合を残して勝ち点6で、最終順位はわかりませんが、2位以上になる可能性はなく、予選敗退が決まりました。

スコットランド 0-2 ベルギー

既に予選敗退が決まっているスコットランドはホームでベルギーと対戦し、終盤、再三にわたりベルギーゴールを脅かす場面を作ったものの、得点に至らず完封負けを喫しました。

グループAその他の試合結果

セルビア 1-1 クロアチア

北アイルランド、最後息切れ

北アイルランド 2-4 ポルトガル

両チームとも人数が少なくなったこの試合、前半20分にポルトガルに先制されましたが、36分にマコーリーのゴールで同点に追いつきました。
前半43分、ポルトガルの選手にレッドカードが出され、北アイルランドは数的優位に立ちました。
そして後半7分、北アイルランドはウォードのゴールで逆転しまた。
この後、後半15分、今度は北アイルランドのブラントにこの日2枚目のカードが出て退場です。するとその8分後、ポルトガルのクリスチァーノ・ロナルドにゴールを許してしまいます。
この後はロナルドに翻弄されます。
後半32分、FKをロナルドが直接決めてポルトガルが勝ち越します。
後半35分、アイルランドのラファティーのスライディングが危険行為として一発レッドです。今日の審判はとにかくカード、カードの連続で、これがこの日9枚目でした。
北アイルランド9人、ポルトガル10人の戦いになりましたが、後半38分、またもやロナルドにゴールされ、北アイルランドは万事休すでした。
クリスチァーノ・ロナルドはハットトリック、どのゴールも見事というほかありませんでした。
北アイルランドは勝ち点を積み上げることはできず、計算上はまだプレーオフ進出の可能性は残るものの、その可能性はほぼ消え失せたと言ってよいでしょう。
それにしてもこの試合はカードの連発でした。9枚のカードで、そのうち3枚がレッドです。客観的にはチョット厳しいかなと思いました。

グループFその他の試合結果

ロシア 4-1 ルクセンブルク
イスラエル - アゼルバイジャン(9月7日試合)

2013/09/01

J1第24節 アウェー 浦和戦

堅い守備を崩せず
-試合を作るも惜敗-

浦和 1-0 新潟

サッカーJ1第24節、浦和レッドダイヤモンズ×アルビレックス新潟は8月31日、埼玉スタジアム2002で行われました。
当日は日本海側や西日本のあちこちで大雨による被害が出ていましたが、埼玉は晴れで、気温も31℃を記録し、蒸し暑い中での試合になりました。

前節惨敗した浦和はサポーターも大勢集まり、入場者数も4万人を超えました。新潟サポーターもアウェーゴール裏いっぱいにつめかけ、時には浦和サポーターに負けないような大声援で選手を後押ししました。

そんな中、前半、風上から風下へ攻める新潟は再三のチャンスを作ります。
昨年まで浦和で過ごした田中達也もファイトを前面に出し相手陣営に攻め入ります。しかし、この日は闘志がやや空回りする傾向があり、キレもいつもほどでなく、前半40分、岡本英也と交代させられました。

川又堅碁はマークがきつく、なかなかチャンスも作れません。岡本もやや疲れているのでしょうか、いつものような動きを出せません。

前半はシュート数こそ浦和を勝りましたが、チャンスをうまくいかせず、浦和がしっかり無失点で後半につないだ印象でした。

後半になると、浦和が一挙に攻撃に出ます。

後半17分、ほんの一瞬の隙を突かれ失点してしまいました。浦和 1-0 新潟

こうなると浦和は本来の攻撃サッカーを封印し、ガチガチに守り始めます。

こういう相手をやや苦手とする新潟はなかなかシュートまで持ち込めません。

失点のすぐ後、成岡翔を下げ、前の試合で得点したホージェル・ガウーショを入れますが、この日のホージェルは自意識過剰気味で空回りしてしまいます。

後半37分にはエース川又堅碁に代えて若い鈴木武蔵を投入しましたが、結局追いつくことができず、新潟の3連勝はなりませんでした。

9月7日(土)は天皇杯2回戦のためリーグ戦はありません。新潟は東口順昭の母校、新潟経営大学と対戦しますが、これには力を抜きつつしっかり勝利し、次の大宮戦に備えてほしいと思います。

2013/08/29

J1第23節 ホーム 磐田戦

後半大逆転でホーム4連勝

新潟 4-2 磐田

サッカーJ1第23節、アルビレックス新潟×ジュビロ磐田は平日の8月28日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。
アルビレックス新潟で出場し続けていた田中亜土夢は前節の警告で累積イェローカード4枚となり、今節は出場停止です。代わって前節右SBで先発した藤田征也亜土夢のポジションに入りました。

長い間勝利から見放されている磐田は序盤から積極的に攻め、前半9分、新潟のファールで得たPKを決め、先制しました。新潟 0-1 磐田

更に前半24分、流れの中から失点してしまい、早くも2点ビハインドとなりました。新潟 0-2 磐田

新潟もシュート攻撃はかけますが、なかなか枠を捉えられません。前半のシュート数は新潟7に対し磐田は3でしたが、そのうち2本のシュートがいずれも効率よく得点を生み出しました。

後半に入り、新潟は藤田征也に代えてホージェル・ガウーショを入れてきました。

後半最初のシュートは田中達也。後半3分、右足で狙いましたがゴールを阻まれます。
しかし後半6分、成岡翔がクロスを上げるとそこに飛び込んだ川又堅碁が相手DFに競り勝ってヘディングし、これが決まってGOOOAL!!! 新潟がまずは1点を返しました新潟 1-2 磐田

さらに後半9分、田中達也がパスを出すとそれを受けた舞行龍ジェームズがクロス。そこに飛び込んだのがまたもや川又堅碁で、これも相手と競り合いながら右脚を思い切り伸ばしてボールを押し込みGOOOAL!!! 新潟、あっと言う間の同点です新潟 2-2 磐田

勢いづいた新潟は次々と攻撃を仕掛けます。一方、相手にはシュートすら打たせません。

新潟は後半21分、このところのいつも通り田中達也に代えて岡本英也を投入します。

その岡本がパスを出すと走りこんできた三門雄大がそのボールを右足で一蹴。これがゴール上部に突き刺さりGOOOAL!!! 新潟逆転!! 新潟 3-2 磐田

これで収まらないのがこの日の新潟でした。

後半40分、ホージェル・ガウーショがドリブル突破で相手を交わし、個人技でそのままシュートするとこれが決まってGOOOAL!!! ダメ押し! 新潟 4-2 磐田

しかし、ホージェルはここでユニフォームを脱ぎイェローカードが出されます。

あとはしっかり守るだけの新潟は後半41分、成岡翔に代えて内田潤を入れてきました。

そして試合終了。

新潟は前半の劣勢を跳ね返し2連勝です。順位もわずかですが10位まで上げました。

後半は相手にシュートすら打たせず、結果を見れば快勝ですが、前半の2失点はいただけません。守りの緩さを修正し、次節の浦和戦ではすっきり勝利してほしいと思います。

2013/08/25

J1第22節 ホーム 川崎戦

鮮やか逆転勝利

新潟 2-1 川崎

サッカーJ1第22節、アルビレックス新潟×川崎フロンターレは8月24日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。

アルビレックス新潟は前節でDFの川口尚紀が退場になり今節は出場停止のため右SBには藤田征也が入りました。右はキム・ジンス、中は舞行龍ジェームズ大井健太郎です。三門雄大レオ・シルバのダブルボランチに両サイドが成岡翔田中亜土夢田中達也川又堅碁の2トップ、GKは東口順昭でスタートしました。

前半は川崎のパスがよくつながり、試合を支配します。しかし、新潟はシュートまで持っていかせず逆にレオ、三門とシュートで攻め、相手シュートを1本に抑えます。
ただ、こういう場面では時として少ないシュートがゴールに結びつくもので、前半23分、中央から得点王争いの先陣を切る大久保に痛烈なミドルシュートを打たれ、先制されます。新潟 0-1 川崎

勢いづいた川崎はその後も攻め続け、新潟のパスのまずざも手伝って何度がピンチを迎えますが、なんとか凌ぎ、1点ビハインドで前半を終えました。

後半も川崎の勢いは止まらず、新潟はシュート攻撃を浴びます。しかしその精度は高くなく、また新潟DF陣もしっかり守りゴールを割らせません。

後半14分、新潟は達也を下げ岡本英也を投入します。岡本は途中出場でよく結果を出します。

英也はどんどん攻撃参加し、相手ゴールに迫ります。

後半24分、今度は成岡に代わってホージェル・ガウーショが入り、更に攻め続けます。

そして後半27分、左サイド深い位置からジンスが上げたクロスを英也がヘディングシュート。これは相手GKに跳ね返されますが、こぼれたところに位置を取っていた堅碁が頭で押し込みGOOOAL!!!
エースの一撃で新潟が同点に追いつきました。新潟 1-1 川崎

更に攻める新潟はその2分後、英也が前線へパス。これを受けた堅碁がワンツーで英也へ返すと相手DFの足に当たりコースが変わりますがそこに飛び込んだ英也が左足を振りぬくとGOOOAL!!! あっという間に新潟が逆転しました新潟 2-1 川崎

その後は川崎も反撃を試みますが、後半42分、新潟は征也に代えて内田潤を入れ、最後の守りをしっかり固め、そのまま逃げ切りました。

新潟は3試合ぶりの勝利ですが、ホームでは3連勝です。順位は変わらないものの、上位数チームとの勝ち点差はわずかです。是非もっともっと上を目指してもらいましょう。

次節は降格の「危機」にある磐田が相手です。ホームですし、遠慮することなくしっかりホーム4連勝を達成してほしいと思います。

2013/08/18

J1第21節 アウェー 鹿島戦

数的不利を克服できず

鹿島 1-0 新潟

サッカーJ1第21節、鹿島アントラーズ×アルビレックス新潟は8月17日、県立カシマサッカースタジアムで行われました。

この試合、新潟の大井健太郎は怪我で欠場し、代わってCBに入ったのは先日Vファーレン長崎へのレンタル移籍から復帰したばかりの舞行龍ジェームズです。左SBのキム・ジンスとボランチのレオ・シルバは出場停止明けで先発しました。

16,000人余りが入場したスタジアムの新潟ゴール裏にはオレンジのサポーターもぎっしり詰めかけ、絶え間なく声援を送りました。

序盤は新潟が積極的に攻撃を仕掛けますが、鹿島もしっかり守ります。そして前半23分にキム・ジンス、その3分後には川口尚紀といった両サイドバックが相次いでイェローカードをもらってしまいます。今日は気をつけなければなりません。

前半は両チームともチャンスをつかみながら得点できず、無得点で折り返しました。

後半は攻守が入れ替わる展開になりますが、徐々に鹿島選手の足が止まってきます。チャンスでしたが、後半12分、川口にこの日2枚目のイェローカードが出され退場となってしまいます。
数的に不利となった新潟はFWの田中達也を下げ、村上佑介を投入してまずは守備をしっかりさせます。
更に後半16分、成岡翔に代えてホージェル・ガウーショを入れて展開に変化を持たせようとします。
後半21分には舞行龍を下げて藤田征也を入れ、新潟はとにかく守備を固めます。

攻める鹿島の前になかなか攻撃の芽が見つけられない新潟でしたが、後半34分、田中亜土夢キム・ジンスとつながったボールに前線へ走り込んだ川又堅碁が右足で合わせシュートしましたが、相手GKのセーブに会ってしまいます。

間もなくアディショナルタイムに入ろうとする後半43分でした。相手にパスをつながれ攻め込まれると、ついに失点してしまいます。鹿島 1-0 新潟

アディショナルタイムは4分ありましたが、この時間帯においても新潟は鹿島の攻撃を防ぐのに手一杯でゴールを割ることができませんでした。

連続無敗は4試合で止まってしまいましたが、次節はホームですし、攻撃力のある川崎が相手ですが是非とも勝ち点3を奪ってほしいと思います。

2013/08/15

W杯欧州予選&親善試合8月14日の結果

[W杯予選]

強豪ロシアを粉砕!!!

北アイルランド 1-0 ロシア

今年3月に行われる予定だったFIFAワールドカップ2014ブラジル大会のヨーロッパ予選グループFの北アイルランド×ロシアは積雪のため2度にわたり延期され、8月14日、ようやく行われました。

このグループは7試合を消化したポルトガルが勝ち点14で首位に立ち、ロシアが勝ち点12で2位につけていますが、この試合で勝利すれば勝ち点15となり、ポルトガルより1試合少ないながらトップに出ます。したがって、是が非でも勝っておきたいところです。
一方の北アイルランドは5試合消化で勝ち点がわずか3と大きく出遅れ、この試合を落とすと予選突破の芽は完全になくなります。こちらも何としてでも勝ち点3が必要です。

北アイルランドはDFのジョニー・エヴァンスとFWのカイル・ラファティーを怪我で欠き、ロシアが圧倒的に優位と思われました。

しかし、試合は北アイルランドが攻めまくります。

そして、前半40分、ジェミー・ウォードのシュートはポストに阻まれましたが、前半43分、ニール・マッギンからのパスをマーティン・パターソンがシュート。これが決まってGOOOAL!!! 北アイルランドが先制しました。 北アイルランド 1-0 ロシア

後半も北アイルランドの攻撃は変わらず、ゴールを奪うチャンスも何回かありましたが、追加得点はできず、それでも前半の1点を守りきり、ロシアに勝利しました。

北アイルランドはあと4試合を残して勝ち点6、2位ロシアの勝ち点は同じ4試合を残し、勝ち点12ですから、計算上は北アイルランドの予選突破は可能です。

極めて厳しいとは思いますが、なんとか9月には浮上してほしいと思います。

[国際親善試合]

ウェールズ 0-0 アイルランド

カーディフで行われたこの試合、アイルランドのロビー・キーンは所属チーム(ロスアンジェルス・ガラクシー)の都合で出場できませんでしたが、ニューフェースのパディ・マドン(マッデン)が後半24分にピッチ入りしました。
これからの活躍が期待される選手です。

試合は両ーチームとも決定機をなかなか作れず、スコアレスドローに終わりました。

イングランド 3-2 スコットランド

ロンドンで行われたこの試合、スコットランドは2度にわたりリードを奪いながら追いつかれ、最後は後半26分、イングランドのランパートに決勝点を献上し、敗れました。

9月はW杯ヨーロッパ予選が本格的に再開です。9月と10月でW杯出場チーム、プレイオフ進出チームが決まります。親善試合での反省を生かし、予選敗退が決定しているスコットランドは仕方ありませんが、アイルランド、北アイルランド、ウェールズは是非勝ちあがってほしいと思います。

2013/08/14

J1第20節 アウェー 甲府戦

先制するも追い着かれドロー

甲府 1-1 新潟

サッカーJ1第20節、ヴァンフォーレ甲府×アルビレックス新潟は8月10日、山梨中銀スタジアムで行われました。「川中島ダービー」と称する、J2以来の因縁の戦いです。

このゲームに新潟のキム・ジンスレオ・シルバは出場停止でベンチにも入られません。
代わってというわけでもないでしょうが、V・ファーレン長崎から復帰した舞行龍(マイケル)ジェームズ、新加入のホージェルガウーショがベンチ入りしました。

前半、新潟も甲府も積極的に動きますが、両チームとも得点につながらず、スコアレスで折り返しました。

後半開始から新潟はキム・クナンに代えて村上佑介を入れ、さらに後半9分、田中達也を下げて岡本英也を投入しました。

後半は特に田中亜土夢が積極的にシュートを放ちます。しかしゴールを割れません。

後半23分、新潟は藤田征也に代えて舞行龍を投入しました。

そして、後半25分、左サイドから亜土夢がクロスを上げると、ゴール前で川又堅碁がヘディングで競り勝ちGOOOAL!!! 新潟先制! 甲府 0-1 新潟
亜土夢の見事なアシストで堅碁の2試合連続得点です。アウェーの新潟がまずは有利に試合を展開します。

しかし、その3分後、ちょっとした隙をつかれて同点にされてしまいました。甲府 1-1 新潟
ゴール裏からはため息とも悲鳴ともつかない声が漏れます。

その後、亜土夢を中心に新潟は攻めますが勝ち越し点を奪えず、試合は引き分けに終わりました。

少しずつ調子を上げてきた甲府を元気にさせてしまった悔しいドローだったと思います。

時節もアウェーですが、ここは気を取り直し、勝利を掴んでほしいものです。

2013/08/04

J1第19節 ホーム 清水戦

川又躍動 3連勝

アルビレックス新潟 3-1 清水エスパルス

サッカーJ1第19節 アルビレックス新潟×清水エスパルスは8月3日、東北電力ビッグスワンスタジアムで開催されました。
新潟は前節、今季初めて連勝し、波に乗ろうとしています。そして、この試合、チーム400ゴール目がかかっています。

試合は序盤から新潟ペースで進みました。清水は連携がいまひとつできていないようです。

前半16分、新潟の川又堅碁が相手PA内で倒され、PKを得ました。前半18分、これを川又自らが左足で蹴ると、ボールはネットに突き刺さりGOOOAL!!! 新潟が早い時間帯に先制! 新潟 1-0 清水
新潟の400号ゴールは川又によって記録されました。

その後も新潟が攻めますが追加点はならず、1点のリードで後半へ折り返しました。

後半開始時に新潟は前半1枚カードをもらっているDF川口尚紀に代えて藤田征也を入れてきました。

後半も新潟がペースを握り、後半25分、田中亜土夢のクロスは相手DFにクリアされましたが、ボールの落ちた位置にいたのが川又で、またもや左足が炸裂し、GOOOAL!!! 新潟追加点! 新潟 2-0 清水

しかしこの5分後、1点を返されてしまいました。 新潟 2-1 清水

清水はこのあと、攻め続けますが、新潟が守備陣は突破を許さず、アディショナルタイムに入りました。すると、新潟の得たCKを亜土夢が蹴ると、ショートコーナーから中央に走りこんだ途中出場の岡本英也が左足を振り抜き、ボールはグラウンダーでGOOOAL!!! 勝利を決定づける3点目が入りました。 新潟 3-1 清水

試合はこのまま終了しましたが、その直前にキム・ジンスにこの日2枚目のイェローカードが出され、ジンスは次節出場停止です。

第20節は不調の甲府が相手ですが、新潟も今日カードをもらったレオ・シルバとジンスが出場できません。下位とはいえ侮ることなくきっちり勝ち点3を奪ってほしいと思います。

2013/07/31

J1第18節 ホーム C大阪戦

今季初の連勝

アルビレックス新潟 1-0 セレッソ大阪

東アジアカップのためしばらく中断していたJリーグが再開されました。奇しくも後半戦の開始です。
アルビレックス新潟はホーム、東北電力ビッグスワンスタジアムにセレッソ大阪を迎えました。
新潟が今季開幕戦で敗れた相手です。

序盤、新潟が優勢で試合を進めますが、C大阪は徐々に巻き返してきました。東アジアカップで活躍したC大阪の柿谷はなんとか攻撃に絡もうとしますが、新潟はDFキム・クナンを中心に柿谷の動きを封じます。
前半は両チーム無得点で後半勝負になりました。

後半、セレッソが攻め込み、新潟はたびたびピンチを迎えます。しかし、GK東口順昭を含めた守備陣がしっかり守り、ゴールを許しません。

すると後半27分、CKを得た新潟は右から三門雄大がクロスを上げます。エース川又堅碁が合わせシュートしますが、相手GKに弾かれます。しかし、そこに詰めた大井健太郎がいました。大井が左足を一蹴すると、ボールはライナーでネットを揺らし GOOOAL!!! 新潟先制! 新潟 1-0 C大阪

新潟が遂に均衡を破りました。

その後セレッソも盛り返しますが、新潟のDFはしっかりと守ります。終盤が近づくとセレッソはパワープレーで新潟ゴールに迫りますが、新潟は全くたじろがず、この試合を無失点で終え、前期最終戦から今季初の2連勝となりました。

順位はひとつ上がっただけですが、これから更に上位を目指してほしいと思います。

2013/07/18

J1第17節 アウェー 湘南戦

エースの2発で完封勝利

湘南 0-2 新潟

サッカーJ1第17節、湘南ベルマーレ×アルビレックス新潟は7月17日、ShonanBMWスタジアムで行われました。
優れない天候に平日であることも手伝って入場者数は6000人強とやや少なめでしたが、新潟や首都圏から多くのアルビサポがつめかけ、前半戦最後の試合に声援を送りました。

もうこれ以上の連敗は避けなければならない新潟ですが、序盤は連勝を狙う湘南の攻撃に手を焼き、なかなかチャンスが作れませんでした。
しかし、前半31分、ドリブルで前線まで駆け抜けたキム・ジンスがセンタリング。これを受けた川又堅碁が右足を振り抜きGOOOAL!!! 新潟先制! 湘南 0-1 新潟

その後も新潟は攻めますが前半はこの1点止まりで後半の追加点に期待がかかります。

後半は新潟の攻撃が目立つようになり、後半27分、田中亜土夢が左から送ったパスを川又が受けるとそのままドリブルで相手陣営へ切り込み、DF陣の動きをみて落ち着いてシュートすると、これが決まってGOOOAL!!!  新潟、貴重な追加点! 湘南 0-2 新潟

試合は湘南の決定力の弱さも味方してこのまま終了し、新潟が3試合ぶりに勝利しました。

この試合、勝ったことが一番よいのは事実ですが、完封したというのも大きな自信につながったと思います。

東アジア杯のため、リーグ戦は一時中断しますが、その間に問題点を解決し、後半に望み、上位争いに加わってほしいと思います。

2013/07/17

新潟レディースから追加選手

山崎円美追加招集

日本サッカー協会は東アジアカップ日本女子代表の選手を変更しました。DFの坂井優紀選手(ベガルタ仙台レディース)が怪我で辞退したためです。
代わりはアルビレックス新潟レディースのMF、山崎円美選手です
なでしこジャパンにはこれでアルビレックス新潟から北原選手、上尾野辺選手を含め3名が参加することになります。

ロシアのカザンで行われているユニバーシアードのサッカー女子にはDFの中村楓選手が参加していましたし、アルビレックス新潟から世界で活躍する選手がどんどん育っているのは頼もしいことです。

2013/07/15

東アジアカップメンバー発表

キム・ジンス 北原佳奈 上尾野辺めぐみ

日本サッカー協会(JFA)は7月15日、韓国で行われるEAFF東アジアカップに出場する日本代表の選手を発表しました。残念ながらアルビレックス新潟からは誰も選出されませんでしたが、元新潟の千葉和彦とロンドン五輪代表だった鈴木大輔が招集されています。

7月11日には大韓民国代表も発表されましたが、韓国国内とJリーグの選手で構成されていて、アルビレックス新潟からはDFのキム・ジンスが選出されました

その1日前の7月10日、JFAは女子の日本代表も既に発表していてアルビレックス新潟レディースからはDFの北原佳奈とMFの上尾野辺めぐみが招集されています

招集された選手たちは、「国を背負う」などと気負わず、代表チームというチームの一員として自分自身のためにしっかり役割を果たし、その経験をリーグ戦、カップ戦等で生かしてほしいと思います。

2013/07/14

J1第16節 ホーム FC東京戦

序盤に守備崩壊し完敗

新潟 0-3 FC東京

サッカーJ1第16節、アルビレックス新潟×FC東京は7月13日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。
雨の中で行われたこの試合、田中達也キム・ジンスが復帰し、先発出場しました。

しかし前半3分、相手のCKを合わせられ、あっさり失点してしまいました。新潟 0-1 FC東京

さらに前半10分、PA内でレオシルバが相手を倒したと判定され、PKを与えてしまいます。このPKを決められた新潟は試合開始早々に2点のビハインドを負い、苦しい戦いを強いられました。新潟 0-2 FC東京

新潟も田中達也川又堅碁田中亜土夢とシュートを放ちますがゴールに結びつかず、前半を2点のビハインドで折り返しました。

後半10分、坪内秀介藤田征也に代え、後半23分には田中達也を下げて岡本英也を入れますがなかなか相手を崩せません。

さらに後半34分、三門雄大に代えて内田潤を入れるとスタジアムは大きな歓声に包まれました。しかしこれも奏功せず、試合終了間近の後半43分にはダメ押しの3点目を決められてしまいました。新潟 0-3 FC東京

試合はこのまま終了し、新潟は完封で2連敗を喫しました。

次節は下位の湘南が相手です。アウェーですが、是が非でも勝利をもぎ取ってもらいたいと思います。

2013/07/11

J1第15節 アウェー 磐田戦

後半走り負けで連勝ならず

磐田 2-1 新潟

サッカーJ1第15節、ジュビロ磐田×アルビレックス新潟は7月10日、ヤマハスタジアムで行われました。平日の夜の試合とあって、入場者数は6000人に届きませんでしたが、新潟からも多くのサポーターが駆けつけ、声援を送りました。

試合は前半、新潟のペースで進み、前半10分、ドリブルで駆け上がった三門雄大が鋭いシュートを放つと枠を捉えますが、これは相手キーパーに阻まれました。

前半27分、左コーナーに近いところでFKを得た新潟は田中亜土夢が蹴ると、ゴール前でレオ・シルバが狙い、それを川又堅碁が体ごと押し込んでGOOOAL!!! 新潟が先制です。 磐田 0-1 新潟

その後、磐田も何度かシュートを放ちますが、精度が悪く得点できません。

試合は新潟が1点のアドヴァンテージを持ち、後半に移りました。

後半は磐田のパスがつながりだします。新潟はGK東口順昭のファインセーブも含めなんとが凌ぎますが、後半23分、同点に追い着かれてしまいました。磐田 1-1 新潟

新潟はなかなかパスがつながらなくなり、セカンドボールも磐田に奪われることが多くなります。

後半43分、CKを得た新潟は亜土夢がクロス。川又が頭でドンピシャに合わせますが、枠を外してしまいます。

すると後半アディショナルタイムに相手CKからのこぼれ球を合わせられ、新潟は土壇場で失点してしまいました。磐田 2-1 新潟

試合はこのまま終了し、新潟が悔しい逆転負けを喫しました。

時節は中2日でFC東京と対戦します。ホームですから前節同様、勝ち点3を奪ってほしいと思います。

2013/07/07

J1第14節 ホーム 柏戦

劇的勝利!

新潟 3-2 柏

しばらくアルビレックスブログを休んでいましたが、心機一転、再開することにしました。

サッカーJ1第14節、アルビレックス新潟×柏レイソルは7月6日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。天候は雨。ピッチはしっかり湿った状態です。

新潟は怪我で長期離脱していたGK、東口順昭が元気な姿で復帰、先発しました。

序盤、新潟が攻めますが柏も反撃し、両チームの攻守が入れ替わります。そんな中で前半25分、新潟のFW田中達也が負傷退場を余儀なくされました。代わって入ったのは岡本英也です。

前半は両チームとも得点には至らず折り返しました。

後半、主導権を握ったのは新潟で、後半4分、三門雄大からのパスに川又堅碁が頭から飛び込んで押し込みGOOOAL!!! 新潟先制! 新潟 1-0 柏 まずはエースがみせてくれました。

しかし後半12分、相手に1点を返されてしまします。 新潟 1-1 柏

その後新潟は何度となくチャンスを作りますが、柏の守備を最後のところで突破できません。

新潟は後半23分、川口尚紀に代え藤田征也を入れます。

試合は終盤に入り、後半36分、成岡翔を下げて本間勲を入れますが、その直後の後半38分、CKから逆転ゴールを決められてしまいます。 新潟 1-2 柏
新潟の悪い癖、セットプレーからの失点です。

このまま新潟の逆転負けかと思われた後半43分、三門レオシルバとつないだボールが亜土夢に渡ると亜土夢が左足を振り抜きます。するとボールはネットに突き刺さりGOOOAL!!! 土壇場で同点! 新潟 2-2 柏 なんとか勝ち点を得る目処がつきました。

ドラマはこれでは終わりません。
後半アディショナルタイムに入り、新潟が追いついての引き分けかと思われた後半45+4分、亜土夢のスルーパスに反応した英也が右足で鋭いグラウンダーのシュートを放つと相手GKが伸ばした手をすり抜けGOOOAL!!! 新潟逆転!!! 新潟 3-2 柏

そして試合はそのまま終了し、新潟は4月以来、久しぶりにホームで勝利しました。

スタジアムが歓喜の渦に包まれたことは自然の成り行きでした。

リーグ戦はこれから連戦になります。この日の勝利を生かすためにもしっかり勝っていってほしいと思います。

2013/06/08

W杯ヨーロッパ予選 6月7日の結果


ワールドカップ予選が世界各地で行われていますが、ヨーロッパでも予選リーグ後半の試合が展開されました。

スコットランド初勝利

クロアチア 0-1 スコットランド

スコットランドはこれまで勝利がなく、最下位に沈んでいました。
しかし、この日は首位争いをしているクロアチアにアウェーで挑み、前半29分にスノドグラスが叩き込んだ1点を守りきり勝利しました。
既に予選敗退が決まっているスコットランドですが、その意地を見せた試合でした。

グループA その他の結果
ベルギー 2-1 セルビア

ロビーハットだ、フェローを撃破

アイルランド 3-0 フェロー諸島

ドイツが圧倒的な強さを見せているグループCではアイルランド、オーストリア、スウェーデンが熾烈な2位争いを演じています。
この日のアイルランドはキーン、コックスの2トップで最下位のフェロー諸島を迎え撃ちました。

試合開始早々、前半5分にロビー・キーンのゴールで先制したアイルランドは後半10分、35分にもキーンのゴールで追加点を奪い、そのまま完封勝利しました。

このグループではフェロー諸島が最下位になることが予想されますので、今回の結果は最終集計から外されますが、全敗街道行進中のフェロー諸島との結果はどのチームでも同じ条件ですので、W杯出場争いはまだこれからのことです。

アイルランドには是非プレーオフに回るよう頑張ってほしいと思います。

グループC その他の結果
オーストリア 2-1 スウェーデン


2013/05/30

国際親善試合5月29日の結果

アイルランド、アウェーで健闘

イングランド 1-1 アイルランド

ワールドカップヨーロッパ予選を間近に控えた5月29日、アイルランドはウェンブリースタジアムでイングランドと親善試合を行いました。

アイルランドの攻撃はキーン、ロングの2トップが中心です。
そして前半13分、コールマンのクロスをロングがヘディングで合わせ、アイルランドが先制しました。

しかし、そのわずか10分後、ランパードに同点ゴールを決められてしまいました。

その後、そして後半は両チームとも選手を代えながら調子を確認したゲームとなり、そのまま引き分けました。

アイルランドはイングランド相手のアウェーゲームで一定度の結果を得たといえるでしょう。

6月2日にグルジアと親善試合を行い7日にW杯予選です。格下のフェロー諸島をホームに向かえますが、油断せずに、しっかりと勝ち点を積んでいってほしいものです。

2013/03/29

W杯ヨーロッパ予選 3月26日の結果

FIFAワールドカップ2014のヨーロッパ予選は3月22日に続き26日にも行われました。アイルランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドにとっては厳しい結果に終わりました。

勝てないスコットランド予選敗退

セルビア 2-0 スコットランド

スコットランドは前半こそよく持ち堪えたものの、後半に入ると15分、20分と立て続けに失点し、零敗しました。
スコットランドは6試合を終えて勝ち点2で、このグループ2位以内に入る可能性はなく、早々と予選敗退が決まりました。

ウェールズ逆転負け

ウェールズ 1-2 クロアチア

ウェールズはホームににベルギーとこのグループの首位争いをしているクロアチアを迎えました。
ウェールズは前半21分、ベイルがPKで先制し、試合を有利に進めました。しかし後半32分に同点に追い着かれると終了間際の後半43分に失点し、勝ち点を得ることができませんでした。
勝ち点16で首位争いをしているベルギーとクロアチアに対し、ウェールズは4試合を残し勝ち点6ですから、予選突破、プレーオフ進出は極めて困難な状況と言えます。

グループAその他の結果
ベルギー 1-0 マケドニア

アイルランド勝利がスルッ

アイルランド 2-2 オーストリア

アイルランドは前半11分に相手FWのゴールで先制されましたが、前半25分にウォルターズがPKで同点に追い着き、さらに前半アディショナルタイムに流れの中でウォルタースが逆転ゴールし、試合を有利にすすめました。
しかし、後半アディショナルタイム、交代で入った選手にゴールされ、土壇場で勝利を逃がしました。
このグループではドイツが勝ち点16でトップに立ち、最後までこれは揺るがない勢いですが、アイルランドを含む3チームが勝ち点8で2位争いをしています。アイルランドとしてはなんとしてでも勝っておきたかった試合で、アイルランドチーム、サポーターがこの結果を引きずらなければよいと思います。

グループCその他の結果
ドイツ 4-1 カザフスタン

北アイルランド未勝利ピンチ

北アイルランド 0-2 イスラエル

北アイルランドは22日、23日とロシア戦が雪のためできず、少々調子はずれになった北アイルランドでした。
前半は両チームスコアレスで折り返しましたが、後半33分m39分に失点した北アイルランドがイスラエルに零敗し、予選突破がほぼ不可能になりました。

グループFその他の結果
アゼルバイジャン 0-2 ポルトガル

2013/03/23

W杯ヨーロッパ予選 3月22日の結果

FIFAワールドカップ2014ブラジル大会のヨーロッパ予選は3月22日、各地で行われました。この日寒波が訪れた地方では雪の中での試合になったり、中止になったりした試合もありました。

ウェールズ逆転勝利

スコットランド 1-2 ウェールズ

このところずっと精彩を欠いていたウェールズですが、降りしきる雪の中で行われたこの試合では粘りを見せました。
試合は前半アディショナルタイムにCKからDFのハンリーが相手のマークを交わしてヘディングで叩き込みホームのスコットランドが先制しました。
後半に入っても両チームは拮抗しますが、徐々にウェールズが優位に試合を進めるようになり、後半25分、スコットランドのスノドグラスが2枚目のイェローカードで退場しPKを得ると、ラムジーがゴールマウス上部に蹴り込みウェールズが同点に追いつきました。
さらにそのわずか1分後、畳み掛けるウェールズはカヌーが頭で叩き込み逆転しました。
終盤になるとスコットランドの選手の足が止まり始め、最後まで優勢に試合を運んだウェールズが勝利しました。スコットランドはこれまで勝利がなく、最下位に沈んでいます。

グループAその他の結果
クロアチア 2-1 セルビア
マケドニア 0-2 ベルギー

アイルランド、アウェーで勝ち点1

スウェーデン 0-0 アイルランド

両者相譲らない見ごたえのある試合でした。
この試合、アイルランドはロビー・キーンが久しぶりに先発し、元気な姿を見せました。
全体にはホームのスウェーデンが優勢でしたが、アイルランドも大柄なスウェーデンの選手の間を縫って果敢に攻め込みます。
相手のセットプレーに対しても競り負けせず跳ね返します。
結局攻め込まれながらも無失点で凌いだアイルランドが敵地で貴重な勝ち点を得ました。

グループCその他の結果
カザフスタン 0-3 ドイツ
オーストリア 6-0 フェロー諸島

北アイルランド×ロシア再延期

北アイルランド (豪雪で延期) ロシア

北この試合は豪雪のため試合ができず、翌23日に延期されました。試合が行われ次第、ここに追記します。
→しかし、23日もグラウンドコンディションが悪く再延期になりました。次のキックオフは確定していませんが、北アイルランドとしては3月26日に次の試合が組まれています。時期を全く変えてしまって行った方がよいかもしれません。

グループFその他の結果
イスラエル 3-3 ポルトガル
ルクセンブルク 0-0 アゼルバイジャン

2013/02/07

国際親善試合2月6日の結果

国際Aマッチデーの2月6日、世界各地で国際親善試合が行われました。日本では日本代表がラトビアと対戦しましたが、ヨーロッパではアイルランドスコットランドウェールズがそれぞれホームにポーランドエストニアオーストリアを迎え、北アイルランドマルタへ遠征しました。


新生アイルランド、ポーランドを零封

アイルランド 2-0 ポーランド

アイルランドはこれまでと先発メンバーを大きく代えました。
GKはフォード、2トップはロングサモンで、ドイルウォードウェストウッドといったところはベンチスタートです。
試合は前半、アイルランドがやや優位にすすめ、前半35分、CBのクラークが先制点を叩き出しました。
後半31分には途中出場のフーラハンがゴールし、今年の初戦で強豪を相手に幸先のよい勝利を得ました。この調子を来月のワールドカップ予選につないでほしいと思います。

スコットランドも勝利発進

スコットランド 1-0 エストニア

スコットランドはホームにエストニアを迎えました。
GKはいつものマクレガー、2トップはネイスミスフレッチャーです。
前半39分、FKを得たスコットランドはアダムが蹴ると、それをマルグルーが目の覚めるようなシュート。これが決まってスコットランドが先制します。
この1点を守ったスコットランドが最後は逃げ切り、勝利しました。
チーム間の実力差が接近してきている中での勝利はワールドカップ予選に向けて好材料でしょう。

ウェールズ、久しぶり勝利

ウェールズ 2-1 オーストリア

ギグスが代表から抜けた後、いまひととパッとしなかったウェールズですが、この日はかつての調子を取り戻した感じでした。
ワールドカップグループ予選で苦戦を強いられているウェールズにとって立ち直りのきっかけになればよいと思います。

北アイルランド、マルタに勝てず

マルタ 0-0 北アイルランド

北アイルランドはアウェーでマルタと対戦しました。
なかなか世代交代が進まない北アイルランドでしたが、守備陣がしっかり機能し、得点を与えませんでした。
一方、攻撃陣ではラファティーマンナスといったところが不発で今後に不安を残しました。

来月はワールドカップブラジル大会の予選です。また楽しみにしていたいと思います。