2019/06/23

「寄り添う」が虚しい

知事への拍手、首相への野次

 今日は沖縄で戦没者追悼式が行われました。

 既にあちこちで報じられているように、玉城沖縄県知事の平和宣言に対しては会場から大きな拍手がおくられましたが、安倍首相の"来賓"挨拶には拍手はまばらで、野次すら飛ばされました。

 野次自体がよいこととは私は思っていませんが、多くの沖縄の人たちにとってみれば、安倍首相を頂点とする現政権は敵でしかないでしょう。私はテレビで式典の様子をみていましたが、よくぞあのくらいの野次でとどまったと思っています。

 とにかく何から~対国政(辺野古、モリカケ、年金等を含む)、対ロシア、対北朝鮮(拉致問題を含む)、対韓国・・・~でも逃げ回る安倍晋三です。「県民の圧倒的民意に寄り添い・・・」などと、よくぞ白々しい挨拶をしたものだと思います。厚顔無恥とはこのことを言うのでしょう。もっとも、無恥は無知の表れかもしれません。

 もちろん、「野次を飛ばしているのは一部の基地反対の活動家に過ぎない」という、ごく一部のつぶやきを引用し、安倍を「よいしょ」している一部の御用マスコミはありますが。

 と言いつつ、彼に政治を任せているのは私達自身なので、これでいいのかと絶えず問い続けなければなりません。これでいいのか?と。