2012/08/25

J1第23節 アウェー 鹿島戦

J1 100勝達成

サッカーJ1第23節、鹿島アントラーズ×アルビレックス新潟は8月25日、県立カシマサッカースタジアムで行われました。新潟はJ1に昇格してからこれまでに99勝していますが、100勝目は2試合連続で見送っています。アウェーですが、そろそろ100勝を達成したいところです。

試合開始早々から鹿島が攻め込む展開で、新潟は防戦に追われます。
鹿島のパス回しは確実で、なかなか新潟にボールを持たせてもらえません。

しかし、先手を取ったのは新潟でした。
前半38分、ブルーノ・ロペスがドリブルで敵陣深く入り込み、前方へパスを出すと、それを受けたミシェウが中央から右サイドへ回り、相手GKが思わず飛び出すと、がら空きになったゴールへ向かって右足を振り抜きます。するとこれがループシュートとなり、GOOOAL!! 新潟先制! 鹿島 0-1 新潟
新潟がわずかのチャンスを生かします。

なおも攻撃を仕掛ける鹿島でしたが、前半は新潟が1点リードで後半へ移ります。

後半も鹿島が攻めまくります。新潟の選手の動きが鈍くなり、いつ失点してもおかしくない展開を示します。

しかし、東口を中心としてDF陣がしっかり攻撃を抑え、完封勝ちをおさめました。

試合後のスタッツを見てみると、シュート数は鹿島の18に対し新潟は10、ボールポゼションは、何と鹿島が65%、新潟が35%です。
大敗してもおかしくなかった内容でした。

まさに、one chance,just one chance(映画、ブレイブハート) でした。

アルビレックス新潟がJ1に昇格した2004年の前期第3節、アウェー柏戦で逆転勝利してから数えて100勝目をようやく達成しました。

本当は前節(あるいはもっと以前に)、ホームの勝利で成し遂げるとよかったのでしょうが、ともあれ、記念すべき試合になりました。

次節はともに残留争いをしているセレッソ大阪をホームに迎えます。アウェーに続き、セレッソに2連勝し、上位浮上を目指したいものです。

2012/08/19

J1第22節 ホーム 広島戦

首位広島に無得点完敗

サッカーJ1第22節、アルビレックス新潟×サンフレッチェ広島は8月18日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。
その前になでしこリーグカップのアルビレックス新潟レディース×INAC神戸レオネッサで新潟レディースが逆転負けを喫しているため、サポーターとしては兄貴分のトップチームを最大限に後押ししたいところです。

今日の布陣は移籍間もない坪内秀介が左SBで先発し、菊地直哉がベンチスタートです。FWはブルーノ・ロペスミシェウの2トップで、打たない走らないと、今や無用の長物と化しつつある平井将生はベンチ外です。

試合は序盤新潟が攻め、また、広島の攻撃にしっかりプレッシャーをかけ、拮抗した流れで進みました。しかし、前半26分、得点ランキングトップを走る広島の佐藤寿人に流し込まれてしまいます。新潟 0-1 広島

前半の間に同点に追い着くことのできないまま、新潟は1点ビハインドで折り返します。

後半に入っても前半の勢いそのままに広島が攻め、後半10分、今度は広島の佐藤が石原にパスを出し、決められてしまいます。新潟 0-2 広島

新潟も攻める場面は作りますがロペスが昨年のようなキレを見せず得点できません。

柳下監督は後半12分、21分、31分と矢野貴章木暮郁哉アラン・ミネイロといった攻撃的な選手を次々に投入しますが相手の守備を崩せず、敢えなく完封負けを喫しました。

その中で貴章はボールキープ、位置取りと、大分以前の力が戻ってきたようです。次節くらいには先発起用もありうるのではないかと思われます。

順位は17位と再び降格圏です。
とにかく、次節以降、まずは降格圏を脱し、安定した戦いをしてほしいと思います。

2012/08/15

J1第21節 アウェー 横浜FM戦

またもや持ち堪えられず敗北

サッカーJ1第21節、横浜Fマリノス×アルビレックス新潟は8月11日、ニッパツ三ツ沢球技場で行われました。

新潟は前の試合で退場になった本間勲を始め、累積警告でブルーノ・ロペス矢野貴章が出場停止です。
ボランチに三門菊地を置き、DFは大井村上石川に加え、本来MFの藤田が入り、FWはミシェウ平井の2トップでした。

新潟は前半18分に平井のパスを田中亜土夢が蹴り込んで先制しました。横浜FM 0-1 新潟
新潟は幸先よい出だしです。

新潟はその後も何回かチャンスを作り出しましたがゴールを奪うことができず、追加点を得ないままま1点リードで折り返しました。

後半、横浜が攻め込む場面が目立ち、17分にはCKから同点にされてしまいました。横浜 FM 1-1 新潟

その3分後、またもやミシェウ三門亜土夢とつなぎ、最後は亜土無のシュート。これが決まって新潟が突き放しました。横浜FM 1-2 新潟

しかし好調横浜FMは後半24分、FKから再度同点に追いつきます。横浜 FM 2-2 新潟

こうなると流れはホーム横浜FMに傾き、攻勢を仕掛けますが、新潟はよく凌いで、ゲームは終盤になりました。

このまま引き分けかと思われましたが、後半42分、新潟はまたもや相手FKから、今度は勝ち越されてしまいました。横浜FM 3-2 新潟

そして試合は横浜FMの逆転勝利で終了しました。

この試合、亜土夢が調子に乗ってきたのは収穫でしたが、前線の選手、特に平井がほとんど機能しなかったのは今後の新潟の戦いを考える上で大きな問題になると思います。
この試合でも、これだけ走らない平井を最後まで使うこことの意味がよくわかりませんでした。

たとえば、平井を下げ、亜土夢を前へ出し、小谷野を入れるなど・・・

もちろん、現場の様子は現場の選手、監督、コーチなどしかわからないことですが。

時節は貴章ロペスも復帰します。首位広島が相手ですが、しっかり「上位いじめ」をしてもらいましょう。

2012/08/05

J1第20節 ホーム 柏戦

采配的中
=引き分けに持ち込む=

サッカーJ1第20節、アルビレックス新潟×柏レイソルは8月4日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。
累積警告で出場停止のミシェウに代わり、FWに入ったのはアラン・ミネイロで、ブルーノ・ロペスと2トップを組みます。

前半は新潟が優位に試合を進めましたが、終了間際に失点してしまいました。新潟 0-1 柏

とにかく同点に追い着きたい新潟は後半13分、菊地直哉に代えて矢野貴章を投入します。

そしてその5分後の後半18分、CKを得た新潟はアラン・ミネイロが蹴るとそれを受けた貴章が頭で合わせGOOOAL!! 新潟同点! 柳下監督の采配奏功! 新潟 1-1 柏

逆転を狙う新潟でしたが、後半24分、この日2枚目のイェローカードをもらった本間勲が退場になり、苦戦を強いられます。

それでも最後まで集中を切らさず、なんとか引き分けで終えました。

この日に出されたカードは8枚。主審のダレン・デッドマンさんにしては標準的でしたが、選手も主審の特徴をきちんと理解し、次の試合に響くような警告を受けないようにする必要がありそうです。

この試合の入場者数は約25000人で最近の傾向からするとやや少なかったのですが、恐らくは他にイベントがいろいろ重なっているからではないかと思われます。

次節は対横浜FMです。アウェーですが、とにかく勝ち点3を積み重ね上昇気流に乗りたいものです。

2012/08/01

ドロー狙い

おかしいよ、佐々木監督

私はオリンピックに特に関心があるわけではありませんが、サッカーは好きですので、一応気にしています。でっちあげ「チームGB」のこともありますし。

そのサッカー女子のグループ予選で日本女子代表は最終試合の対南アフリカ戦で引き分けを狙ったというのです。

準々決勝に向けて移動しなくてすむというのが大義のようですが、一方、グループ予選を1位で通過すると、準々決勝で苦手の米国やフランスと当たる可能性があるというのも隠された理由のようです。

そして、その通りスコアレスドローとなり、準々決勝の相手は「晴れて」ブラジルになりました。

ブラジルの選手がこれを聞いてどう思うでしょう?野球で言えば、敬遠の四球で交わされた後のバッターの心境でしょう。

それと、当のなでしこの選手たちはどう感じているでしょう?ゴール狙いを抑えられた川澄選手なんかは・・・
あるいは、この試合に出場した「控え組」選手たちは・・・
「君たちは主力選手を休ませるため、とりあえず試合をやってきてくれ。」と言われているようなものです。

また、「主力組」は佐々木監督に「君たちでは米国やフランスに勝てない」と烙印されたということです。

そして、極めつけは、記者会見で堂々とそれを語った佐々木監督です。

バドミントンでは「無気力試合」で4チームが失格になりました。

作戦としての「引き分け狙い」は理解できないわけではありません。それはたとえば、ここでリスクを冒し点を取りに行き逆に失点するより、しっかり引き分けに持ち込もうというような場合です。
立て前としては、どんな相手、どんな場面ででも勝ちにいくというものでしょう。

特に日本のサポーターではない私は、こうなったらブラジルに日本をギャフンと言わせて欲しいと思うばかりです。

残念です。