2014/05/24

ナビスコ杯 浦和戦

予選突破ほぼ絶望

アルビレックス新潟 0-1 浦和レッドダイヤモンズ

ヤマザキナビスコカップ第5節、アルビレックス新潟×浦和レッドダイヤモンズは5月24日、デンカビッグスワンスタジアムで行われました。

一時は首位に立っていた新潟ですが、前節で柏レイソルに破れ、残り試合数を考えると予選突破を引き寄せるには勝利が必要な状況になりました。

この試合、新潟攻撃陣は川又堅碁田中達也の2トップで臨みました。

試合は両チーム譲らず無得点のまま後半に入ります。

後半に入ってもなかなか決定的な場面を作れず、新潟は後半16分、田中達也を下げて、ナビスコ杯で元気な小泉慶を入れ、さらに5分後、DF大井健太郎に代えて前節では精彩を欠いていたソン・ジュフンを投入しました。

相手を無得点に抑えている守備陣ですが、肝心の攻撃陣もなかなか得点に絡めず、後半34分、岡本英也に代えて鈴木武蔵を入れました。

それでもゴールを奪えない新潟ですが、相手の攻撃も防ぎ、なんとか無失点で試合を進めます。

しかし、後半43分、相手のクロスを大野和成がヘディングでクリア・・・のはずが、GK守田達弥をすり抜け自らのゴールネットが揺らされてしまいました。新潟 0-1 浦和

そして試合は終了。

浦和にとっては幸運な形で新潟が零封されました。

オウンゴールとは言え、2試合連続完封負けは痛いですし、この結果、あと1試合しか残していない新潟は予選突破が難しい状況になりました。

もちろん、5月28日に試合のあるチームの結果を見てみなければわからないことですが。

2014/05/21

ナビスコ杯 柏戦

大量失点で完封負け

柏レイソル 3-0 アルビレックス新潟

ナビスコカップ第4節、柏レイソル×アルビレックス新潟は5月21日、日立柏サッカー場で行われました。でグループリーグ首位に立つ新潟は先発の2トップに鈴木武蔵岡本英也を置きました。

試合は開始早い時間帯に動きます。
んそん
前半9分、落ち着いたマイナスのクロスに反応した柏が先制点を奪います。柏 1-0 新潟

その後も柏の攻撃が目立ちますが、新潟も田中亜土夢がシュートするなど反撃します。

しかし、前半34分、柏に追加点を奪われてしまいます。柏 2-0 新潟

後半開始から新潟はDFのソン・ジュフンに代えて小林裕紀を入れ、得点力のアップを狙います。

さらに後半10分、武蔵を下げて川又堅碁を入れますがなかなか得点に結びつきません。

逆に後半13分、一旦は防いだ相手シュートのこぼれ球を押し込まれ3点目を失います。柏 3-0 新潟

後半23分には岡本から田中達也に交代し、相手陣営にに攻め入る場面も作りますがゴールを割ることができず、完封負けを喫しました。

これまで首位にいた新潟は他試合の結果もうけ暫定3位に後退しました。

次節の浦和戦では是非とも逆転上昇してほしいと思います。

2014/05/17

J1第14節 ホーム 名古屋戦

チャンスつぶし勝ちきれず

アルビレックス新潟 1-1 名古屋グランパス

サッカーJ1第14節、アルビレックス新潟×名古屋グランパスは5月17日、デンカビッグスワンスタジアムで行われました。

この日、新潟は練習中の怪我で成岡翔と第12節の試合で脚を痛めた韓国代表キム・ジンスがベンチ入りしませんでした。

攻撃陣は川又堅碁田中達也の2トップで臨みました。

試合開始わずか5分、新潟陣営に攻め込んだ名古屋がシュート。新潟GK守田が一旦防ぎますが、後ろへコロコロところがったこぼれ球を押し込まれ1点を先制されてしまいました。新潟 0-1 名古屋

その3分後、達也のスルーパスに反応した堅碁がシュートを放ちますが、枠を外してしまいました。
しかし、その3分後の前半11分、田中亜土夢がパスを出すと、それを受けた達也が左足を一閃。ボールはライナーでゴールネットを揺らしGOOOAL!!! 新潟がすぐに同点に追いつきました。新潟 1-1 名古屋

DFに故障者の多い名古屋ですが、全員守備の意識が高く、新潟は攻めても攻めてもシュートにまで至りません。

前半37分、右サイドを駆け上がった松原健がクロス。それに反応した堅碁がヘディング。しかし枠を捉えられません。

前半アディショナルタイム、相手陣営に攻め込み堅碁がシュートしゴールネットを揺らしましたが、オフサイドでした。惜しいチャンスでした。

後半、両チームとも交代はありません。

後半も新潟優位で試合が進みますが、なかなかゴールに至りません。

後半16分、新潟は達也に代えて鈴木武蔵を入れ打開を図ります。
しかし、ボールを堅碁に集めようとしても、その堅碁が空回りです。

後半27分、新潟は岡本英也が下がり小泉慶が入ります。

後半37分、亜土夢のパスを受けた堅碁が相手GKと1対1。シュートを放ちますがポストを叩いてしまいます。これが現在の堅碁を象徴し、日本代表に選ばれなかったこともうなずけます。

後半は新潟がゲームを支配したものの、決定打が出ません。

結局、新潟は再三のチャンスを生かせず引き分けに終わりました。

これで、J1リーグはワールドカップに備え中断期に入ります。

再開後は堅碁ならずとももっと決定力をつけ、優勝戦線に食い込んでほしいと思います。

2014/05/12

J1第13節 アウェー 柏戦

川又不発 零封負け

柏レイソル 1-0 アルビレックス新潟

サッカーJ1第13節 柏レイソル×アルビレックス新潟は5月10日、日立柏サッカー場で行われました。

ワールドカップブラジル大会の代表選手発表前最後の試合で、候補選手たちは是非とも結果をだしたいところです。アルビレックス新潟ではFWの川又堅碁に期待が集まります。

その川又岡本英也との2トップで先発し、チャンスは前半13分にやってきました。

前半13分、PAのすぐ外でロングフィードを受けた川又が絶好の位置からシュート。これは枠を外してしまいます。

さらに前半18分、レオ・シルバから絶妙のスルーパスを受けた川又はPA内の右側からシュート。しかしこれは相手GKに弾かれます。そこに走り込んだ成岡翔が強烈にシュートしましたが、ゴールポストを直撃し、ゴールはなりません。

前半23分、右サイドから松原健がクロス。これを川又が受けますが、シュートにまで至りません。

そして前半39分、岡本からのパスを受けた川又がまたシュートを放ちますが相手GKにとめられます。

川又の見せ場はここまででした。

前半、両チーム無得点で折り返し、後半は堅守同士のガチンコ勝負になりました。

そして後半28分、相手のFKはポストを叩きましたが、そこに飛び込んだ元新潟の鈴木大輔がシュート。新潟はついに失点してしまいました。 柏 1-0 新潟

新潟は反撃し、主版はパワープレーを仕掛けますが、追いつくことはできず、11戦負けなしとはらず、ついに今季2敗目を喫しました。

そして今日、日本代表の選手が発表されました。もちろん、この試合だけで評価されたわけではありませんが、川又は選考から外れました。

これまでの今季のパフォーマンスを見ていれば当然のことかもしれません。

あとはチームでしっかり結果を出してほしいと思います。

また、チームも特に川又を意識することなく、もっと柔軟に試合を進めてほしいと思います。

次節は中断期前の最後の試合です。ホームゲームですし、勝ち点3をしっかり獲得してほしいと思います。

2014/05/06

J1第12節 ホーム 清水戦

最後の最後に笑う

アルビレックス新潟 2-1 清水エスパルス

サッカーJ1第12節、アルビレックス新潟×清水エスパルスは5月6日、デンカビッグスワンスタジアムで行われました。

新潟はそろそろ勝利しないと単に「負けないチーム」になってしまい、上位に食い込むことは困難です。それに、この日の試合はホームです。

この日の2トップは前節に引き続き川又堅碁岡本英也です。

前半は清水が攻勢をかけてきました。
清水の守備、特に前線からの守備は堅牢で、新潟は攻撃にてこずります。
しかし、新潟は一旦ボールを奪うと相手ゴール前までもっていきチャンスを多く作ります。

前半19分、相手ゴール前で英也がシュート。これはミートせず、こぼれ球を堅碁がシュート。これはゴールできません。

前半30分、田中亜土夢が右からクロス。これを受けた成岡翔がシュート。これは相手GKに阻まれます。ここは入れてほしかったところです。

その後も新潟は堅碁を生かそうとするパスを出しますがうまくつながらず、両チームスコアレスで折り返しました。

後半開始時に選手交代はありません。

後半は新潟が試合の主導権を握ります。

そして後半10分、レオ・シルバ堅碁がパス交換をしてレオが前線へ持ち込みシュート・・・と思われましたが、右へパスを出します。そこにいたのは亜土夢亜土夢が中央で冷静に左足を一閃すると、ボールはゴールマウスに飛び込みGOOOAL!!! 新潟先制!新潟 1-0 清水

こうなると新潟は俄然活気づきます。

後半15分にはボランチの小泉慶を下げ小林裕紀を入れます。

そのすぐ後、後半17分には相手ゴール前で混戦になり、流し込むかと思われましたが相手DFにクリアされてしまいました。大きなチャンスでした。

後半20分、清水の選手がフリーになりシュート。これは枠を外してくれました。

後半27分、左サイド前線からキム・ジンスが強烈なシュート。これは相手GKに弾かれましたが、それに反応した英也がシュート。しかし相手DFにクリアされてしまいます。
ここは入れてほしかったところです。

後半40分、レオがスルーパスを出すと、これを拾った堅碁が相手GKと1対1になり、決定的なチャンスを得ましたが、これを外してしまいます。
今年の堅碁は数年前と同様、こうい惜しいシーンをしばしば見せます。

後半43分、ジンスが相手選手に引き倒され、左足をかなり痛がり、ここで大野和成と交代します。

新潟はしっかり守りを固めながら幕引きを図ろうとします。

後半のアディショナルタイムは4分。かなりあります。

そしてそのアディショナルタイム2分でした。相手のフリースローからのボールをゴールに持ち込まれてしまいます。新潟 1-1 清水

時間的にいって、新潟はまた引き分けかと思われましたが、最後まで粘りを見せます。

アディショナルタイムの目安4分を越した頃でした。
レオが出したパスを堅碁が受けるとものすごい勢いで上がり、中央へクロスを上げます。そのボールが相手の頭に当たって相手GKを越してゴールネットを揺らしGOOOAL!!! オウンゴールで新潟勝ち越し! 新潟 2-1 清水

清水にしてみれば不運だったかもしれませんが、最後まで走り続けた堅碁がオウンゴールを誘発したとも言えなくありません。

全体としてみると、両チームとも「らしさ」を出し、「らしさ」を消しあおうとした試合で見応えがありました。結果として最後に笑ったのは新潟だったと言えるでしょう。

勝ち点3を上積みした新潟は首位と勝ち点差3に迫りました。

まだリーグ戦の3分の1を消化したところですが、この調子を続け、否、もう少し得点力を上げ、優勝争いに絡んでほしいと思います。

2014/05/04

J1第11節 アウェー 大宮戦

勝てた試合を引き分ける

大宮アルディージャ 2-2 アルビレックス新潟

サッカーJ1第11節、大宮アルディージャ×アルビレックス新潟は憲法記念日の5月3日、NACK5スタジアム大宮で行われました。

新潟はこのスタジアムで負けていないのは確かですが、引き分けが多いのもまた事実で、リーグ戦の上位につけていくためには是非とも勝ち点3のほしい試合です。

試合は前半早い時間帯に動きました。

前半9分、右サイドで成岡翔から松原健へパス。それを拾った松原は前線からクロスを送ると、ワンバウンドで受けた田中亜土夢がヘディングで合わせGOOOAL!!! 亜土夢の今季初ゴールで新潟が先制しました。大宮 0-1 新潟

その後前半27分に鋭いシュートを受けるピンチもありましたが、新潟は後方でボールを回しながら相手を走らせ優勢に試合を進めました。
しかし前半39分、前へ出したボールを大宮に奪われるとそれをつながれ失点してしまいます。大宮 1-1 新潟

前半は両チーム1点ずつで折り返しました。

後半に入って9分、CKからのボールをつながれ大宮に逆転を許してしまいました。大宮 2-1 新潟

堅守新潟が今季2回目の2失点を喫しました。

しかしその2分後、成岡が左から右へスルーパスすると、それを受けた岡本英也が右足を振り抜きGOOOAL!!! 岡本も今季初ゴールです。大宮 2-2 新潟

その後も新潟が優位に試合を進め、追加点は時間の問題と思われましたがなかなか得点できません。

後半23分には成岡に代えて加藤大を、後半30分には岡本に代えて鈴木武蔵を、後半38分には亜土夢に代え小泉慶を入れて勝利を狙いますが、結局勝ち越すことはできず、悔しい引き分けに終わりました。

この時期は連戦連戦で選手も疲れますが、上位陣の勝ち点差はわずかです。とにかく勝ち点3を得て優勝争いに加わってほしいと思います。