2011/12/21

クリスマス2011

Esperanto
Gajan Kristnaskon ! 

 Ireland Nollaig Shona !             Isle of Man Nollick Ghennal !
Northern Ireland Nollaig Shona !             Cornwall Nadelik Looan !
Scotland Nollaig Chridheil !     Bretagne Nedeleg Laouen !
Wales Nadolig Llawen !                               Galicia Bo Nada !

ウェールズの古い歌「Ar Hyd Y Nos」はまた、クリスマスソングとしても歌われます。
このうYouTubeでは世界の歌姫、ナナ・ムスクーリがウェールズ語と英語(All Through The Night)で歌っています。

2011/12/18

ふるさとの歌[11-07] 西方諸島

ふるさとの歌[11-07]
北風厳しい外ヘブリーデス

スコットランド北西部には多くの島があり、文化的にもブリテン島とは異なった点も多く、中世にはルイス(Lewis)島からスカイ(Skye)、コル(Coll)、ティリー(Tiree)、マル(Mull)、ジュラ(Jura)、アイラ(Islay)といった島々は島嶼王国(Kingdom of the Isles)を形成していました。
現在ではルイス、ウィスト(Uist)などの島は外ヘブリーデス(Outer Hebrides)と呼ばれ、西島嶼州(Western Isles)を形成しています。
その東側のスカイ、ルーム(Rhum)、エグ(Eigg)島は内ヘブリーデス(Inner Hebrides)としてハイランド(Heighland)州に属しています。マル、ジュラ島はヘブリーデスから外れ、ストラスクライド(Strathclyde)州の一部です。

これらの島々では伝統的な音楽が沢山残されていて、これもその一つです。

The Road To The Isles

                  A far croonin' is pullin' me away
                  As take I wi' my cromack* to the road.
                  The far Coolins are puttin' love on me
                  As step I wi' the sunlight for my load.


Chorus 
Sure by Tummel and Loch Rannoch and Lochaber I will go
By heather tracks wi' heaven in their wiles.
If it's thinkin' in your inner heart the braggart's in my step
You've never smelled the tangle o' the Isles.
Oh the far Coolins are puttin' love on me
As step I wi' my cromack to the Isles.

                  It's by Shiel water the track is to the west
                  By Ailort and by Morar to the sea
                  The cool cresses I am thinkin' of for pluck
                  And bracken for a wink on Mother knee.

Chorus

                  The blue islands are pullin' me away
                  Their laughter puts the leap upon the lame
                  The blue islands from the Skerries to the Lews                                     Wi' heather honey taste upon each name.

Chorus

*cromack:(羊飼いが持っている)杖

この詩には沢山の地名が出てきます。上の地図を参考に大凡の読み方を書いておきます。
Coolin クーリン:Cuillin Hills スカイ島を代表する山 1009m
Tummel タメル
Loch Rannoch ロッホ・ラノッホ
Lochaber ローハバ
Shiel シール
Ailort エイロート ロッへロート(Lochailort)とも言う、狭い湖
Morar モーラ
Skerries スケリーズ ここではスカイ島周囲の岩島を言っている
Lews リューズ ルイス(Lewis)島のストーノウェイ(Stornoway)にある地名 

2011/12/04

ユーロ2012、W杯欧州予選グループリーグ組み合わせ

年明けユーロ、秋にはW杯予選
各組み合わせ発表

UEFAは12月2日、ユーロ1012ポーランド/ウクライナの予選グループ分けを発表しました。
以下の通りです。

グループA
 ポーランド
 ギリシャ
 ロシア
 チェコ

グループB
 オランダ
 デンマーク
 ドイツ
 ポルトガル

グループC
 スペイン
 イタリア
 アイルランド
 クロアチア

グループD
 ウクライナ
 スウェーデン
 フランス
 イングランド

アイルランドのグループCはスペイン、イタリアという強豪国を含み難関グループと言えますが、こういう短期決戦では何がおこるかわからず、とりあえずは予選リーグを突破してほしいものです。
大会は来年6月8日18時(CET~日本時間9日2時)、ポーランド×ギリシャでスタートです。
アイルランドの初戦は6月10日、20時45分、ポーランドのポズナニ(Poznan')でキックオフです。

また、少々気が早いのですが、ワールドカップ2014のヨーロッパ予選の組み合わせも発表になっています。

皮肉なことにスコットランドウェールズが同じグループです。また、そのグループAでは旧ユーゴスラビアの国々から3チームが入り、ユーゴ・ケルト大会の様相を呈しています。
こうやってみると、FA(イングランド)とFIFAのブラッターが企む「チームGB」などチャンチャラおかしいことがわかります。
スケジュールは後日書くことにして、当ブログ関連グループは次の通りです。

グループA
 クロアチア
 セルビア
 ベルギー
 スコットランド
 マケドニア
 ウェールズ

グループC
 ドイツ
 スウェーデン
 アイルランド
 オーストリア
 フェロー諸島
 カザフスタン

グループF
 ポルトガル
 ロシア
 イスラエル
 北アイルランド
 アゼルバイジャン
 ルクセンブルク

どのグループも気の抜けるところはありません。ブラジル行きを目指し、しっかり戦っててほしいと思います。

2011/12/03

J1第34節 ホーム 名古屋戦

全力プレーも惜敗
有終の美を飾れず

サッカーJ1今季最終節の第34節、アルビレックス新潟×名古屋グランパスは12月3日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。
この日に新潟は午前中に降っていた雨も上がり、まあまあのコンディションで、キックオフも15時30分という、いわば「いい時間」でしたが、入場者数は26300人と、最終節にしては少々物足りない数でした。
この日勝つか引き分ければ優勝の可能性の残る名古屋はサポーターも多く、スタジアムからの声も新潟サポーターに匹敵していました。

試合は前半、両チームとも攻守の切り替えが速く、見応えのある展開でした。しかし、なかなかゴールを奪うことができず、両チーム無得点で折り返しました。新潟のしっかりした守備が目立った前半でした。

後半に入ると名古屋が攻め込みます。そして後半9分、FKを得た名古屋は玉田の蹴ったボールがそのままゴールに入り、新潟が失点してしまいました。新潟 0-1 名古屋
新潟のGK小澤が全く動けない、玉田ならではのゴールで、仕方なかったと思います。

新潟はだんだん名古屋の動きをフォローできなくなり、幾度もピンチを迎えましたが、その都度守備がしっかり跳ね返し、追加点を許しません。

しかし、新潟もチャンスを逃すなど、得点が奪えず、結局最終戦を勝利で飾ることができませんでした。また、名古屋とのリーグ戦8試合目で初めて敗れました。
得点だけみれば惜敗ですが、内容は完敗でした。

名古屋は勝利したものの、トップの柏も勝ったため2位で今シーズンを終え、2年連続優勝はなりませんでした。

それにしても、柏もガンバも最終節は勝利で締めました。優勝争いをするチームというのはこういうものだと思います。
新潟もいずれ(近い将来)こういったチームの仲間入りをしましょう。

Jリーグはこれからストーブリーグに入り、どのチームも選手、監督の異動があります。
アルビレックス新潟も来季は降格圏など気にすることなく上位で戦ってほしいものです。

2011/11/27

J1第33節 アウェー 甲府戦

拙攻で完封負け
=甲府に「引導」渡せず=

サッカーJ1第33節、ヴァンフォーレ甲府×アルビレックス新潟は11月27日、山梨中銀スタジアムで行われました。新潟は前節J1残留を決めましたが、1つでも順位を上げたいところです。一方の甲府は今日勝てば理論的には今季での降格を逃れます。そうは言っても、前日に浦和が勝利し、得失点差を考えれば甲府のJ1残留は事実上消滅しています。
そんな中で、ともすればモチベーションを保つのが難しい両チームでしたが、甲府はとにかくホームでの降格は避けようと必死でした。

前半立ち上がりは両チームとも不安定な動きが多く、決定打につながりませんでしたが、前半37分、甲府の片桐に今季初ゴールを与えてしまいました。甲府 1-0 新潟

新潟はどうもパスのつながりが悪く、しっかりボールキープができません。

後半、新潟は田中亜土夢川又堅碁をを下げ、藤田 征也アンデルソンを入れてきました。
立ち上がりからしばらくは新潟が自分たちの時間を作り攻め込みますが、得点に結びつきません。
すると後半21分、甲府の山本のシュートが養父に触れゴールに入ってしまいました。甲府 2-0 新潟
公式にはは養父の今季初ゴールと記録されました。

なんとか得点のほしい新潟は後半36分、DFの内田潤に代えてMFの木暮郁哉を投入しましたが、その直後の後半37分、甲府の柏にも今季初ゴールを許してしまいました。甲府 3-0 新潟

新潟は結局チャンスらしいチャンスも作れず完封負けを喫し、最終節に向けて不安を残しました。
とは言っても、次節には現在オリンピックアジア予選に招集されている鈴木大輔酒井高徳チョ・ヨンチョルが戻ってきます。
優勝争いに絡んでいる名古屋が相手ですが、ホームでの試合ですので、是非とも有終の美を飾ってもらいましょう。

2011/11/19

J1第32節 ホーム G大阪戦

悔しいドロー

サッカーJ1第32節 アルビレックス新潟×ガンバ大阪は11月19日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。
アルビレックス新潟はこの時点でまだJ1残留が確定していませんし、ガンバ大阪は優勝争いを演じています。どちらにとっても勝ち点3が必要な試合です。

試合は序盤、ガンバ主導で進みました。新潟は次々に自陣を脅かされますが、しっかり守り、シュートも打たせません。
特に今日CBに入った菊地直哉、ボランチの本間勲の頭脳的な位置取りとパス回しは見事です。

新潟は前半の半分を過ぎた頃から徐々にペースをつかみ、シュートにまで持ち込みます。
そして、前半アディショナルタイム、三門雄大が中央やや右で低いミドルシュートを放つと、ワンバウンドしたボールが相手GKの手に触れながらもゴールネットを揺らし、GOOOAL!! 新潟先制! 新潟 1-0 G大阪

    ♪ レッツゴー 俺たちのミカ ミカ
三門雄大に首ったけ

前半が終わろうとする格好の時間帯に得点し、1点リードで折り返しました。

後半も新潟はその勢いを持続させ、相手ボールを次々に奪います。
追加点は前半25分でした。田中亜土夢が右サイドを走ってきた村上佑介にスルーパスを出すと、これをループで中央へクロス。そこへ走り込んだブルーノロペスが頭で合わせGOOOAL!! 新潟、自力残留に近づく追加点! 新潟 2-0 G大阪

一方の優勝を狙うG大阪もこのままでは引き下がりません。後半32分には途中出場の川西が1点を返します。新潟 2-1 G大阪
さらに畳み掛けるG大阪は後半38分にもゴール前の混戦からまたもや川西が得点し、同点に追い着かれました。新潟 2-2 G大阪
西野監督の采配的中です。新潟はこれ以上得点を許すわけにはいきません。むしろ1点でも取って勝利したいところです。

試合の終盤にも両チーム激しい攻防を繰り返します。
後半の45分を消化し、アディショナルタイムは4分。何とでもなりうる時間です。新潟はお得意の「終了間際失点」に気をつけながら勝ち越しを狙わなければなりません。ガンバはほとんどの選手が攻撃に参加しています。

終了間際、三門が鋭いシュートを放ちましたが、枠のわずか外。ここで試合終了の笛がなりました。

今日は本当は勝てた試合だったと思いますが、必死のガンバの前に引き分けで終わりました。
ただ、他会場で甲府が敗れたため、新潟のJ2降格はなくなりました。

他会場も含めた今日の試合の結果、J2降格候補は甲府と浦和に絞られました。次節、新潟が福岡同様に甲府に引導を渡す役割を演じることになるかもしれませんが、スケジュール上やむを得ないことです。
残留が確定したからといって妙に親切心を出すのではなく、しっかり勝ちましょう。

2011/11/16

天皇杯3回戦 松本山雅戦

JFLに屈する
新潟、松本山雅に完封負け

第91回天皇杯3回戦、アルビレックス新潟×松本山雅FCは11月16日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。平日のゲームとあって入場者数4800名というのはサポーターの詰める両サイドスタンドを除くと必ずしも多い入場者ではありませんでしたが、松本サポーターは新潟サポーターに負けず劣らず元気でした。
メインスタンドにはNHKのカメラがドーンと構え、松本山雅の「ジャイアントキリング」を虎視眈々と狙っているようでもありました。

2回戦でJ2横浜FCを下し意気上がる松本は序盤から全力で攻撃を仕掛け新潟ゴールが脅かされます。そして前半5分、CKから新潟は1点を失ってしまいました。新潟 0-1 松本

その後、新潟もパスをつなげ相手陣営へ攻め込みますが松本は厳しいプレッシャーをかけ、攻撃を寸断します。新潟は思うように動けません。

新潟は破れかぶれとも思えるミドルシュートを打ったり、サイドをうまく代えたりと攻撃の手を緩めませんが、なかなか奏功しません。左SB酒井高徳からのサイドから裏を取るパスもつながりません。チョ・ヨンチョルが中央に切り込む場面も少なく、いつも見られる試合展開と異なり、新潟のバタバタ振りが目立ちます。
結局新潟は1点ビハインドで折り返しました。

後半、新潟は田中亜土夢を下げ、川又堅碁を入れ、ミシェウを1列下げます。ただ、試合を見ているとこの采配はいかがなものかという気がしました。亜土夢がいないとFK、CKは誰が担うのでしょう?

とにかく、新潟は次々に波状攻撃を仕掛けますが、松本の選手はあっという間にゴール前に詰め、得点を許しません。堅碁からは全くゴールの臭いがしません。
激しい雨の中、新潟は思うような攻撃ができず、アンデルソンの投入、菊地直哉を入れて鈴木大輔を前線に加えるパワー攻撃もうまく機能しません。

結局、松本の気迫に押される形で新潟は3回戦で姿を消すことになりました。
試合後のゴール裏からブーイングとともに「松本山雅」コールが起こったのは自然発生的でした。ふがいない新潟でしたが、松本のプレーはやることがはっきりしていて、勝つべくして勝った試合でした。言い方を換えれば、新潟は必然的に敗れました。

今週土曜日にはリーグ戦、ホームに優勝を目指すガンバ大阪を迎えます。新潟としても一刻も早く残留を決めたいところです。今日の敗戦を引きずらず勝利してもらいましょう。

ユーロ2012予選プレーオフ第2レグ

アイルランド本戦出場!
ホームでドローも総得点で突破

アイルランド 1-1 エストニア
 (5-総得点-1)

ユーロ2012ポーランド/ウクライナの予選もついに最終戦、プレーオフの2試合目が各地で行われ、アイルランドはホームにエストニアを迎えました。第1レグでは4-0アイルランドがアウェー勝利し、絶対的に優位な立場にあります。

アイルランドはキーンドイルの2トップで臨みました。
序盤からアイルランドが攻め込みますが、エストニアもしっかり守りチャンスを作らせません。
エストニアは開き直ってか、のびのびと試合をやっています。
しかし前半31分、CKを得たアイルランドはダフが蹴るとこれをドイルがヘディング。これは一旦は相手GKに弾かれますが、そこに詰めたウォードが流し込みGOOOAL!! アイルランド先制! アイルランド 1-0 エストニア
ここからアイルランドの攻撃が勢いを増します。しかし、追加点はならず、1点のリードで折り返しました。

後半もアイルランドが攻撃を仕掛けますが、エストニアもよく跳ね返し、決定的場面を作らせてくれません。アイルランドはアウェーでの試合より苦労しています。
そんな中で後半13分、エストニアのヴァシリェフがミドルシュート。これがアイルランドのGKギヴンの手をかいくぐりゴールネットを揺らします。アイルランド 1-1 エストニア なんと、エストニアにアウェーゴールを与えてしまいました。
その後、両チームとも譲らず、結局1-1の引き分けに終わりましたが、2試合合計でアイルランドが5-1とエストニアを圧倒し、ユーロ2012本戦出場権を得ました。

ユーロ2012予選プレーオフその他の結果

クロアチア 0-0 トルコ
(総得点:クロアチア 3-0 トルコ)
クロアチアが抜ける!

モンテネグロ 0-1 チェコ
(総得点:モンテネグロ 0-3 チェコ)
予選リーグでイングランドを脅かしたモンテネグロ、チェコの壁を破れず。

ポルトガル 6-2 ボスニア・ヘルツェゴビナ
(総得点:ポルトガル 6-2 ボスニア・ヘルツェゴビナ)
ボスニア・ヘルツェゴビナ1名退場での守備崩壊。本戦出場ならず。

本戦出場が決まったチームは来年に向け、そして同時にワールドカップブラジル大会予選の準備に向け、新たな戦略を練ることになるでしょう。

2011/11/12

ユーロ2012予選プレーオフ第1レグ

アイルランド本戦へ確かな前進
=アウェーでエストニアを完封撃破=

エストニア 0-4 アイルランド

ユーロ2012ポーランド/ウクライナ予選のプレーオフ4試合第1レグが11月11日、各地で行われ、アイルランドはアウェーでエストニアと対戦しました。

何故か、このスタジアムにはブブゼラの音が鳴り響いています。

アイルランドはこの試合、キーン(Robbie Keane)ウォルターズ(Jonathan Walters)の2トップで臨みました。
前半13分、アイルランドはマギーディー(Aiden McGeady)のループシュート気味のクロスに相手DFより早く走り込んだアンドリュース(Keith Andrews)が頭で合わせると、GKをかわしたボールはゴールマウスに吸い込まれ GOOOAL!!  アイルランド先制! エストニア 0-1 アイルランド

その後もアイルランドが優勢に試合を進め、前半35分、キーンを倒したエストニアのステパノフがこの日2枚目のイェローカードで退場になり、アイルランドは数的優位に立ちました。
しかしアイルランドは追加点を奪えず、わずか1点のリードで折り返しました。

後半早々からアイルランドは相手ゴール前に攻め込みますが、エストにアの堅い守備はゴールを許してくれません。
しかし後半22分、アンドリュースのシュートは相手GKが弾きますが、これを拾ったキーンがゴール前へクロス。するとウォルターズが頭で合わせ GOOOAL!!  アイルランド追加点! エストニア 0-2 アイルランド
更に後半26分、アイルランドはフリーキックからアンドリュースがシュート。これは相手GKに弾かれますが、そこに飛び込んだキーンが蹴りこみ GOOOAL!!  アイルランド突き放す! エストニア 0-3 アイルランド
アイルランドは勝利をほぼ決定づけます。

終了間際の後半43分、PA内でハント(Stephen Hunt)が倒され、レフェリーはペナルティースポットを指します。そして蹴るのはキーン
これをきっちり決めて GOOOAL!!  アイルランドダメ押し! エストニア 0-4 アイルランド

そしてアディショナルタイム2分を経過し、タイムアップ。
アイルランドはアウェーで完璧な勝利しです。11月15日にはホームでもしっかり勝利し、地元で本戦出場を決めてもらいたいと思います。

プレーオフ第1レグ その他の結果

ボスニア・ヘルツェゴビナ 0-0 ポルトガル
ポルトガルにアウェーゴールを許さなかったボスニア・ヘルツェゴビナは第2レグに期待

トルコ 0-3 クロアチア
アウェーで完封勝ちのクロアチアが俄然優位に

チェコ 2-0 モンテネグロ
往年のチェコ、復活?

2011/11/03

J1第31節 アウェー 柏戦

降格圏完全脱出ならず
柏に無得点惨敗

サッカーJ1第31節 柏レイソル×アルビレックス新潟は11月3日の文化の日、日立柏サッカー場で行われました。新潟は3連勝中ですが、柏も好調で現在首位に立っていて、このまま突っ走りたいところです。

新潟の黒崎監督は好調な柏攻撃陣を抑えるため中盤を本間菊地小林といった守備的な3人にし、攻撃はブルーノロペスがワントップ気味で、左右にチョ・ヨンチョル田中亜土夢という布陣で臨みました。
しかし、これがうまく機能しません。

まず前半8分、DF千葉がPA内でファールを与えイェローカードをもらうと、このPKを決められてしまいます。柏 1-0 新潟

更に前半34分、柏のレアンドロドミンゲスをフリーにしてしまい、きっちり決められてしまいました。柏 2-0 新潟

新潟は2点のビハインドで後半に入ります。

後半も柏が攻勢に出ます。そして後半10分、もうひとりの外国人選手、ジョルジワグネルにヘディングで決められてしまいます。 柏 3-0 新潟
試合をほぼ決定づけられた3点目でした。

その後は新潟も攻撃を仕掛けるのですが、スルーパスが抜けきれなかったり、シュートを相手GKのファインセーブで防がりたりで得点に結びつけられません。

そして無得点のまま後半45分を経過し、アディショナルタイムに入り、通常なら柏は守りに入るところですが、新潟のスキを狙い、1点を追加し、ダメ押しに更にダメを押されてしまいました。 柏 4-0 新潟

今日は結果から言えば、新潟の新布陣がむしろ裏目に出たのではないかと思われます。厳しい時ほど基本システムでいくのがよいのではないかと思います。

新潟は今日勝てば残留確定というところでしたが、逆に順位を落としてしまいました。次節まで少々間がありますが、優勝争いをしているガンバ大阪が相手です。ホームですので是が非でも勝利し、1つでも上を狙ってもらいましょう。

2011/10/23

J1第30節 ホーム 福岡戦

降格圏から脱出
=福岡に引導=

サッカーJ1第30節、アルビレックス新潟×アビスパ福岡は10月23日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。昨日、それまで16位だった浦和レッドダイヤモンズが勝ったため、福岡はこの試合で敗れるとJ2降格が決まります。もちろん、この試合の結果如何にかかわらず、福岡はもう殆ど後がない状況ですが。

一方、新潟もJ1残留のために、とにかく降格圏から抜け出さなければなりません。率直に言って、ほぼ降格が決定したといっても過言でない福岡となんとしてでも降格圏を抜け出したい新潟とではモチベーションが違います。
雨の中でしたが、スワンでは27000人の入場者の多くが新潟へ声援を送りました。

試合もその通りの経過でした。
まず、前半開始早々、田中亜土夢がサイドを変え左のチョ・ヨンチョルへパスすると、これを受けたヨンチョルは中央の本間勲にパス。がゴール前26mの位置から左足を一蹴するとボールはゴール右へ飛び込みGOOOAL!!  新潟、わずか2分で先制! 新潟 1-0 福岡

ホンマ イサオ、オーレ ホンマイサオ オー!

更に攻める新潟は再三シュートを放ちますが、ゴールネットを揺らせず、前半を1点リードで折り返しました。

後半19分、相手からボールを奪ったミシェウがドリブル突破でペナルティーアークまでへボールを運び、そこで走り込んだヨンチョルへパスを出すとヨンチョルは落ち着いてシュート。これが決まってGOOOAL!!  新潟、福岡を突き放す!新潟 2-0 福岡

♪ おお、チョ・ヨンチョル、おお、チョ・ヨンチョル
  おお、チョ・ヨンチョル おお、イギョラ

そして後半37分、亜土夢がまた逆サイドのヨンチョルにパスを出すと、ヨンチョルはこれを意識的にスルーし、受けたブルーノロペスがPA内へ走り込み、倒されながらのこぼれ球をヨンチョルがまたもや落ち着いて蹴るとこれも決まってGOOOAL!! 新潟、ほぼ安全圏の3得点 新潟 3-0 福岡

これで、あとは完封勝利するとよかったのですが、終了間近の後半43分、またもやアルビの悪い癖で、相手の突破を許し、最後はうまくクリアできずゴールを許してしまいます。 新潟 3-1 福岡

アディショナルタイムは3分ありましたが、3分間では新潟に失点はなく、試合はこのままタイムアップし、3-1で新潟が勝利し、他試合の結果とも合わせ11位に小浮上しました。

福岡は今シーズン初戦で新潟に出鼻をくじかれ、新潟に引導を渡されるという因縁を持ってしまいましたが、勝負の世界というのはそうしたものでしょう。

新潟の次節はアウェーで首位柏との対戦です。前半ではホームで完封負けを喫している相手です。なんとしてでも勝ち点3をもぎ取り、上位に強い新潟を見せつけてやりましょう。

2011/10/16

J1第29節 アウェー 川崎戦

残留争い脱出か?

サッカーJ1第29節 川崎フロンターレ×アルビレックス新潟は10月16日、等々力陸上競技場で行われました。
前日、大宮アルディージャが浦和レッドダイヤモンズに勝利したため、新潟は14位、しかも前日15位に浮上したヴァンフォーレ甲府との勝ち点差はわずか2で、試合前の時点で残留争いの真っ直中です。

入場者数は約17000人で、狭いアウェーゴール裏には新潟はもちろん、関東各地からのサポーターが結集しました。
この日のコートは前半、新潟がアウェーゴール裏に向かって攻め、後半に反対に攻めるという、通常とは逆のコート配分でした。気温29℃という「暑さ」でしたが少々強い風も吹いていました。

新潟のGKは武田。2トップはミシェウブルーノロペスです。
新潟は調子が上がってきているとはいえ、等々力ではJ1に昇格してから一度も勝ったことがありません。それは丁度川崎がスワンで一度も勝ったことがないことのミラーとも言えます。

その新潟、序盤からしっかりパスをつなぎ川崎陣内に迫ります。川崎もホームでの勝ち点3を狙い積極的に攻め、両チームとも見応えのある攻守の切り替えを見せていました。
川崎は再三再四CKのチャンスを得ますが、新潟はそれらをしっかり防ぎ、得点させません。

前半のアディショナルタイムでした。左サイドを切り込んだチョ・ヨンチョルがPA内で巧みにパスを出すと、それを受けたミシェウが倒されPKのチャンスを得ます。蹴るのは倒されたミシェウ
しかし、このシュートは相手GKにコースを読まれブロックされてしまいました。
新潟、大きなチャンスを逃し、0-0で折り返します。

後半になると川崎も前半に増して攻め込んできました。しかし、その分だけ中盤が空く場面が出てきます。
その後半14分でした。新潟陣内でボールをキープしたミシェウがドリブル突破し、最後のパスをブルーノロペスに出すと、ブルーノロペスが右足で蹴ったボールはゴール右上へ突き刺さり GOOOAL!! 新潟先制! 川崎 0-1 新潟
新潟の見事なカウンターでした。

更に後半25分、新潟ゴールの前で田中亜土夢がクリアしたボールをミシェウがトラップし、そのまま相手陣営へ走り込みます。川崎の中盤は新潟ゴール前にたむろしていて(笑)ミシェウに追いつけません。最後はPA内へ走り込んできたブルーノロペスへグラウンダーのパスを出すと、ブロックに入った相手DFより先にブルーノロペスが押し込み GOOOAL!! 新潟突き放す! 川崎 0-2 新潟

こうなると川崎は点を取るしかありません。一方、新潟は後半35分にボランチの菊地がこの日2枚目のイェローカードを呈示され退場になります。

そんな中の後半、アディショナルタイム寸前の44分には1点を返されてしまいます。 川崎 1-2 新潟

なおも川崎の猛攻が続き、新潟は何度となくピンチに陥りますが、その度にしっかり守り抜き、アディショナルタイム4分(実質5分以上)を耐え抜き勝利を手にしました。

これで新潟は勝ち点35となり、勝ち点では14位の大宮と並びますが得失点差で13位になりました。

とは言え、まだまだ残留争いは続きます。次節は今季開幕戦で対戦したアビスパ福岡をホームに迎えます。降格候補筆頭のチームが相手とは言え気を抜くことなく、しっかり勝ち点3を積み上げてほしいものです。

2011/10/13

天皇杯2回戦 富山新庄戦

新潟、貫録の5得点

サッカー天皇杯2回戦、アルビレックス新潟×富山新庄クラブは10月12日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。
地域リーグの富山新庄は、いってみれば胸を借りる立場で、恐い物はありません。アルビレックス新潟はしばしばこういった相手にてこずります。
しかし、この日は違いました。

出だしは少しつまずく場面も見られましたが、新潟は試合開始から積極的に攻め、前半17分にはブルーノロペスがまず先制します。
そして先日のナビスコ杯名古屋戦で覚醒したのか、川又堅碁が前半21分にゴールすると、木暮郁哉がそのわずか2分後に得点し、前半を3-0で折り返しました。

後半に入り少し攻めあぐねることもありましがた、試合はガッチリ支配し、後半21分に堅碁がこの日2点目を入れ、あとは逃げ切りの体勢でした。しかし、格下相手にそんな手ぬるい、しかも失礼なことはできません。
後半アディショナルタイムに内田潤がしっかりダメ押し点を上げ5-0とアルビレックス新潟が圧勝しました。

贅沢を言えばもう数点取れたところですが、言うほど生やさしいものではないと思われますので結果としてはこれでよかったと思います。

またしばらくリーグ戦に戻ります。この勢いを持続し、より上位を目指しましょう。

2011/10/12

ユーロ2012予選 10月11日の結果

ユーロ2012ポーランド/ウクライナ予選最終戦は10月11日、各地で行われました。特にアイルランドの所属するグループBではまだ予選突破チームが確定していません。

アイルランド プレーオフへ

アイルランド 2-1 アルメニア

アイルランドは序盤からゲームを支配しますが、なかなかゴールを奪えません。しかし前半も間もなく終わろうとする43分、ダフ(Damien Duff)のパスを受けたドイル(Kevin Doyle)が落ち着いてシュートすると、クリアしようとした相手DFが蹴ったボールはそのままゴールマウスへ飛び込みGOOOAL!! オウンゴールで先制! アイルランド 1-0 アルメニア

後半もアイルランドのペースで進み、後半15分、相手GKがクリアしたボールをデュン(Richard Dunne)がきっちりGOOOAL!! アイルランド引き離す! アイルランド 2-0 アルメニア

これで油断したのか、アイルランドはその2分後、失点してしまいます。 アイルランド 2-1 アルメニア

その後は再びゲームをコントロールしたアイルランドは勝ち点3を加えました。
しかし、ロシアも勝ったため、アイルランドはプレーオフに回ります。首位はロシアが保ちました。

グループB その他の結果

ロシア 6-0 アンドラ
マケドニア 1-1 スロヴァキア

北アイルランド イタリアの無敗突破を阻止できず

イタリア 3-0 北アイルランド

北アイルランドは既に予選敗退が決まっていますが、イタリアの全勝突破を許すのかどうかが興味の中心でした。しかし北アイルランドはイタリアに完封負けを喫し、イタリアが無敗で本戦へ出場するのを許しました。2位はエストニアです。

グループC その他の結果

スロベニア 1-0 セルビア

ウェールズ時すでに遅し

ブルガリア 0-1 ウェールズ

イングランドの首位、モンテネグロの2位が確定したグループGでは、あとの試合は言ってみれば「消化試合」です。しかし、まもなく始まるW杯予選を占う上では、どの試合も重要であるには違いありません。ウェールズはアウェーでブルガリアと対戦しました。ウェールズはブルガリアに競り勝ちました。

グループG その他の結果

スイス 2-0 モンテネグロ

スコットランド敗退

スペイン 3-1 スコットランド

スコットランドはプレーオフ進出をかけ、首位で予選突破の決定しているスペインと対戦しましたがスペインに3点をリードされ、後半1点をを返すのが精一杯で、予選敗退が決まりました。リトアニアに勝利したチェコがプレーオフ進出です。

グループ I その他の結果

リトアニア 1-4 チェコ

2011/10/10

ふるさとの歌[11-06]キルノール(ティッペラリー)

ふるさとの歌[11-06]
シュリーヴナモンをいただくキルノール

マンスター(Munster)地方のティッペラリー州(County Tepperary)コーク州(Co.Cork)と並ぶ「歌の宝庫」で沢山の歌が歌われています。今回の歌の街、キルノール(Killenaule)は良く知られた山、シューリーブナモン(Slievenamon)のふもとにあり、1980年、近くのデリーナフラン(Derrynaflan)で8世紀に作られたとみられる聖餐杯(chelice)が発見されたことで有名になりました。
そもそもキルノールのケルト語はCill Náileで、Cill は教会の意味(Cill Náile=ノール教会)です。
そして、この辺りの美しい光景を歌ったのが、「Hills Of Killenaule(キルノールの丘)」です。







































Philips' Modern School Atlas, George Philip & Son Ltd., London, UK に加筆

   Hills Of Killenaule

Through a lonely Allen bog, I heard the lark above
From Ballinure to Knockavardagh call,
And the thrush and blackbird's trill,
Ballintogher and Springhill,
It's so lovely 'round the hills of Killenaule,
Alone Slievenamon rules over all,
That Mull'nahone in song did recall,
It's nice in Drangan and Cloneen,
St. Johnstown and Farnaleen,
But it's lovely 'round the hills of Killenaule

On a lonely Dunguib road, I heard a banjo play,
The melody sent music through my soul,
And I heard a love song rare,
Fill the rich Rathmoley air,
It's so lovely 'round the hills of Killenaule,
Alone Slievenamon rules over all,
Who's valleys Ballingarry enthral,
It's nice in Fethard and Moyglass,
And Coolmore of green blue grass,
But it's lovely 'round the hills of Killenaule

On Ballynonty's slopes, I heard the pheasant call,
In Lanespark, the hare bounds best of all,
And through Cooldine's lonely gorse,
Ran the foxhound, and the horse,
It's so lovely 'round the hills of Killenaule,
Alone Slievenamon rules over all,
From Killusty down to Derrynaflan,
It's nice in Grange and Gortnahoe,
And Glengoole and Ballysloe,
But it's lovely 'round the hills of Killenaule


歌詞は特別難しくはないのですが、次々にあまり馴染みのない地名が出てきます。キルノール周辺の地名ですが、読みにくそうなものをいくつか選び、おおよその発音をカタカナで記してみました。必ずしも正確ではありませんが、参考にしてください。また上の地図も参考にしてください。
シュリーヴナモン(Slievenamon)はティッペラリー州の象徴とも言える山で、以前にもふるさとの歌[08-02]で紹介しました。

Ballinure:バリニュァ
Knockavardagh:ノッカヴァルダハ(ノッカヴァーダー)
Ballintogher:バリントア
Slievenamon:シュリーヴナモン
Mull'nahone(Mullinahone):マリナホン
Dunguib:ダンギブ
Rathmoley:ラスモリー
Ballynonty:バリーノンティー
Cooldine:クールディン
Killusty:キラスティ
Derrynaflan:デリーナフラン
Grange:グランジ
Gortnahoe:ゴートナホゥ
Glengoole:グレングール
Ballysloe:バリースロゥ

2011/10/09

ユーロ2012予選 10月8日の結果

スコットランド2位に浮上

リヒテンシュタイン 0-1 スコットランド

ユーロ2012グループ予選でスコットランドは最下位のリヒテンシュタインと対戦しました。グループ I では既にスペインが首位突破を決めていますが、2位に着け、プレーオフに進出するためにはこの試合、どうしても勝たなければなりません。
序盤はホームのリヒテンシュタインがよく戦い両チーム拮抗していましたが、前半32分、ボールを得たスコットランドのFW マケイル-スミス(Craig MacKail-Smith)が相手ゴール前で軽くヘディングすると、相手GKを越して無人のゴールへ飛び込みGOOOAL!! スコットランド先制! リヒテンシュタイン 0-1 スコットランド
これで勢いづいたスコットランドはその後も攻めますが、得点は1点止まりで後半に移りました。

後半のスコットランドは落ち着いたプレーで相手ゴールを脅かすこともしばしばでしたが追加点は奪えず、結局前半の1点を守り勝利しました。

この結果、スコットランドはチェコを抜いて2位に浮上しました。10月11日には予選最終戦が行われ、スコットランドはアウェーでスペインと、チェコもアウェーでリトアニアと対戦します。
リトアニアはこれまで1勝しかしていませんが、その1勝は昨年9月、アウェーでチェコから奪ったものです。とは言え、最終戦でチェコがリトアニアに負けるとは考えにくく、スコットランドが2位で予選を終えるためにはどうしてもスペインに勝つしかありません。
もしスコットランドが敗れチェコが引き分けだった場合、勝ち点では並びますが、スコットランドはチェコに対し1分1敗ですから、チェコが2位になります。

とにかく、なんとしても最低限の勝ち点を持ち帰ってほしいと思います。

グループ I その他の結果

チェコ 0-2 スペイン

2011/10/08

ユーロ2012予選 10月7日の結果

いよいよ大詰めのサッカー ユーロ2012ポーランド/ウクライナのグループ予選は10月7日、各地で行われました。

アイルランドなんとか残る

アンドラ 0-2 アイルランド

アイルランドはアウェーで最下位アンドラと対戦しました。
アイルランドの2トップはキーン(Robbie Keane)ドイル(Kevin Doyle)です。
前半7分、CKを得たアイルランドはマギーディー(Aiden McGeady)が蹴ったボールを最後はドイルGOOOAL!! アイルランドわずか7分で先制! アンドラ 0-1 アイルランド
前半20分にはまたもたマギーディーが決めてGOOOAL!! アンドラ 0-2 アイルランド
アイルランドがアンドラを突き放します。
しかし、後半に入ると、得点のチャンスはあるものの決定打が出ず、前半の2点を守ってアイルランドが勝利しました。
他試合ではロシアがスロヴァキアを下し、2位以上が決定です。ロシアに敗れたスロヴァキアは予選敗退が決まり、10月11日、アイルランド×アルメニアの勝者が2位以上になります。

グループBその他の結果

スロヴァキア 0-1 ロシア
アルメニア 4-1 マケドニア

ラファティー不発 北アイルランド脱落

北アイルランド 1-2 エストニア

北アイルランドはホームにエストニアを迎えました。
前半20分、ラファティー(Kyle Lafferty)の低いセンタリングを相手GKがファンブルし、そこに飛び込んだデイヴィス(Steven Davis)がゴールします。
しかし、アイルランドの得点はこれだけ。
後半31分に同点にされると後半49分、相手のオフサイドはラインズマンのフラッグにもかかわらず主審がプレーを続行させ、あっけにとられる中、ゴールされてしまいました。
これは後に正式抗議の対象になるのではないかと思われます。
いずれにせよ、主審のジャッジはファイナルですので、北アイルランドは逆転負けを喫しました。ただ、勝っていたとしても予選突破のイタリアに続いてのプレーオフ進出はなりませんでした。

グループC その他の結果

セルビア 1-1 イタリア

ウェールズ歴史的勝利

ウェールズ 2-0 スイス

既に予選敗退の決まっているウェールズはホームにスイスを迎えました。
イングランド、モンテネグロの1、2位だけが客観的興味であるため、それほど目立った試合とは捉えられませんでしたが、後半15分にラムジー(Aaron Ramsey)がPKを決め、後半25分にはベイル(Gareth Bale)が得点し、2-0で快勝しました。
ウェールズは史上初めての対スイス戦勝利です。
他の試合ではモンテネグロがイングランドと引き分け、イングランドの予選突破、モンテネグロのプレーオフ進出が決まりました。

グループG その他の結果

モンテネグロ 2-2 イングランド

尚、プレーオフ進出に望みをつなぐグループ I のスコットランドは10月8日、リヒテンシュタインと対戦します。

2011/10/06

ナビスコ杯準々決勝 アウェー 名古屋戦

健闘実らず

ヤマザキナビスコカップ準々決勝名古屋グランパス×アルビレックス新潟は10月5日、瑞穂陸上競技場で行われました。
アルビレックス新潟は初の準々決勝進出です。この試合のGKは武田洋平、2トップにアンデルソンブルーノロペスが入り、ミシェウはベンチ入りしていません。

試合は前半15分、名古屋が先制します。名古屋 1-0 新潟
その後も新潟にチャンスらしいチャンスがなく、新潟は1点のビハインドで後半に勝負をかけました。

後半18分、本間勲からのクロスをPA内で名古屋DFがハンドリング。今日の主審、佐藤さんのジャッジはイマイチの精度でしたが、このハンドは誰が見てもわかるようなものでしたので見落とすはずがなく、新潟にPKを与えます。
これをブルーノロペスが名古屋GKの逆をついてきっちりGOOOAL!! 新潟同点! 名古屋 1-1 新潟

このころから新潟もパスがつながるようになりますが、強力な名古屋DF陣をなかなか崩せません。そうこうするうち、後半アディショナルタイムに入り、その1分後、失点してしまいました。名古屋 2-1 新潟
アディショナルタイムも残り2分となり、敗色が濃くなった新潟でしたが、あと10秒くらいのところで相手ゴール前まで来ていたDF 鈴木大輔が頭で落とすと、それを拾った途中出場の川又堅碁が左足を一蹴すると、ボールは相手GKの股を抜けGOOOAL!! 新潟土壇場で追い着く! 名古屋 2-2 新潟
そしてここでホィッスルが鳴り、試合は15分ハーフの延長戦に入りました。

延長前半8分、新潟は堅碁菊地直哉ブルーノロペスとつなぎ、ブルーノロペスの折り返しクロスを菊地が蹴りこみ GOOOAL!! 新潟、今日初めての勝ち越し! 名古屋 2-3

延長戦とはいえまだ前半で、名古屋も攻め込みます。そして延長前半のアディショナルタイムにまたもや失点してしまい、試合は振り出しに戻りました。名古屋 3-3 新潟

延長後半に入ると俄然名古屋のペースになります。
延長後半9分に名古屋に再逆転を許してしまいます。名古屋 4-3 新潟
そして延長後半アディショナルタイムに、今度は新潟DF酒井高徳がPA内でファールしてしまい、PKを献上し、このPKを決められダメ押しの1点を取られてしまいました。 名古屋 5-3 新潟

試合はここでタイムアップ。新潟は果敢に攻撃し、見せ場も多く作り健闘しましたが、最後は古豪名古屋に屈しました。

アディショナルタイムに失点する悪癖はなかなか解消しませんが、一方では堅碁に初ゴールが生まれ、少しは明かりがさしてきました。

ナビスコカップはこれで敗退ですが、まだ天皇杯と、なんといってもリーグ戦が残っています。常に上を目指し奮闘してもらいましょう。

2011/10/02

J1第28節 ホーム 横浜FM戦

完勝でやや前進
終了間際は・・・

サッカーJ1第28節、アルビレックス新潟×横浜Fマリノスは10月1日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。

横浜は現在4位で、まだ優勝を狙える位置に付けています。新潟は7試合勝てていなく、そろそろ勝利がほしい時期です。また、さもないと本当に降格を覚悟しなければなりません。

試合は開始から新潟のペースで進みました。そして前半20分、村上のクロスに合わせたチョ・ヨンチョルがヘディングで叩くとこれが決まってGOOOAL!! 新潟先制!新潟 1-0 横浜

横浜も反撃しますが、新潟守備陣は突破を許さず、新潟の1点リードで後半に移りました。

後半も新潟が優勢に試合を展開させ、後半14分、酒井高徳がドリブルで持ち込みそのまま右足でシュートすると、ボールはゴールマウスへ吸い込まれGOOOAL!! 新潟追加点!新潟 2-0 横浜
高徳はプロ初めてのゴールで、U-22から降る代表への選出に大きな弾みをつけました。

そのわずか1分後でした。相手ゴール前のゴタゴタから、最後はボールを拾ったミシェウが冷静に流し込みGOOOAL!! 新潟が突き放す!新潟 3-0 横浜

完封勝ちも狙えた新潟ですが、後半26分、1点を返されてしまいます。 新潟 3-1 横浜

それでもその1分後でした。またもや村上がセンタリングすると、そこに飛び込んだのがブルーノロペス。ヘディングが決まってGOOOAL!! 新潟再度突き放す!新潟 4-1 横浜

このまま進み、45分を経過。アディショナルタイムは4分の表示です。新潟はこれまで幾度となくこの時間帯に同点に追い着かれたり、先制されたり、逆転されたりしています。

そして後半45分(+1分)、1点を失いました。新潟 4-2 横浜
本当に強者になるためには、これをなくさないといけません。
しかし、新潟は8試合ぶりの勝利で今後に期待を持たせてくれました。

次節は10月5日のナビスコ杯予選、名古屋戦の後、少し間を置き10月16日、アウェーで川崎と戦います。降格圏脱出は当然、少しでも上を目指し奮闘してほしいものです。

2011/09/29

ナビスコ杯2回戦 ホーム 清水戦

リーグ戦につながる勝利
新潟、ナビスコ杯ベスト8へ

ヤマザキナビスコカップ2回戦 アルビレックス新潟×清水エスパルス は9月28日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。
このカード、新潟アウェーの試合では1-2で敗れていますが、敵地であげた得点1はいざとなると「アウェーゴール」効果を持っています。新潟が1-0で勝てば合計得点は2-2で同点になるものの、アウェーの1点のため、新潟が2回戦突破ということになります。2-1で勝ったら本当の同点で延長→PK戦、3-2で勝ったら合計は4-4になるものの、相手のアウェーゴールが2あるので清水が2回戦突破です。

この日の入場者数は10024人で、平日のナビスコ杯としてはよく入ったと思います。
さて、そんな中での新潟の先発GKは清水からレンタル移籍した武田洋平です。DFには五輪日本代表の鈴木大輔酒井高徳が入りました。

この試合、先制したのはアウェーの清水でした。前半25分、大前に決められてしまいます。新潟 0-1 清水
しかし、前半36分、左サイドを走り抜けたチョ・ヨンチョルが中央にクロスを入れるとブルーノロペスが蹴りこみ GOOOAL!! 新潟同点! 新潟 1-1 清水
とりあえず2試合合計同点になるためにはあと1点必要ですが、前半はここまでで折り返します。

もう1点必要な新潟は後半10分、ミシェウが右サイドからクロスを上げると、一旦はGKに弾かれますが、いい位置にいた田中亜土夢が押し込み GOOOAL!! 新潟逆転! 新潟 2-1 清水
新潟は2試合合計で同点に追い着きます。ここからは清水の1点は2点と同じ意味を持ちます。新潟はなんとしても得点し、点差を広げなければなりません。

そのチャンスはわずか3分後にやってきました。
高徳が低めのクロスを入れると、相手DFに当たり、ボールの方向は少し変わったところにミシェウが飛び込み GOOOAL!! 新潟2試合合計で勝ち越し! 新潟 3-1 清水

リードした新潟でしたが、あと1点取られれば2試合合計で清水が逆転します。
その清水は最後攻めきることができません。

新潟はその後三門雄大に加え菊地直哉石川直樹といった守備的な選手を投入し、しっかりキープします。そして、お馴染みになった終了間際の失点もなく勝利し、合計でも 4-3 と清水に競り勝ちました。

新潟はチーム史上初のベスト8進出です。準々決勝は次週10月5日、アウェーで名古屋と戦われます。

2011/09/25

J1第27節 アウェー 磐田戦

またもや終了間際に失点
新潟、降格圏にどっぷり

サッカーJ1第27節、ジュビロ磐田×アルビレックス新潟は9月24日、ヤマハスタジアムで行われました。
この日の磐田は開門頃にはまだ日焼けが気になるほどの日照りでしたが、試合開始前には日も沈み、時折寒さも感じるようになってきました。選手たちにとってはむしろ戦い易い天候だったと思います。

試合開始早々、新潟が攻め、ミシェウ村上ブルーノロペス田中とシュートを放ちますが、GKやポストに阻まれゴールに至りません。
これに対し、磐田も反撃し、シュート攻撃を仕掛けますが、この時点では磐田のシュートは精度を欠き、そう恐さを感じさせませんでした。両チーム拮抗しつつ無得点で後半勝負になりました。

後半はやや磐田のペースになりますが、新潟はしぶとく守り、ゴールを許しません。
しかし、終盤になると新潟のパスがつながらず、逆に磐田はボールの落ちる場所に必ず選手が入りゲームを支配します。新潟も攻撃的な選手を投入し、先制を狙いますが空回りし、後半45分までスコアレスです。アディショナルタイムは3分が提示され、新潟にとっては幾度も苦汁をなめさせられてきた時間帯です。
そして1分を経過したところで相手の突破を許し、前田のシュートはGK小澤が防いだものの、こぼれ球に飛び込んだ途中出場の荒田に決められてしまいます。磐田 1-0 新潟

新潟もすぐに反撃に転じたものの時既に遅くそのままタイムアップ。
新潟は2連敗で暫定14位に転落し、この日、甲府が首位ガンバ大阪に勝ったため、下からもヒタヒタと追撃されてきています。

試合終了後のゴール裏からは拍手に混じりブーイングも響き渡りました。「精度」と言ってしまえばそれまでですが、バー直撃シュートも含め、同じ失敗を繰り返す理由は何なのか、これから僅かの期間であってもしっかり分析修正し、次節以降に生かしてほしいと思います。

2011/09/19

ジーメンス原発から撤退

堅実ドイツ 企業も脱原発

日本でも既に報道されていますが、ドイツの有力紙シュピーゲル(Spiegel)は9月18日付の紙面で、ドイツの有力企業ジーメンス(Siemens~日本ではシーメンスとも)社が原発から撤退すると伝えました。この報道はその後各紙で後追いされています。

ドイツでは3月11日の東日本大震災による福島原発の危機から、その後に行われたバーデン・ヴュルテンベルク(Baden-Württemberg)の議会選挙で緑の党(Die Grünen)が第一党となり、キリスト教社会民主同盟(Christlich-Demokratische Union Deutschlands~CDU)出身のメルケル(Angela Dorothea Merkel)首相がそれまで主張してきた原発据え置きの政策を転換せざるを得なくなり、脱原発の道を歩み始めました。

隣国フランスでは原発推進の路線を変えようとしていませんが、普通に考えれば、原発によらない電力確保は世界に流れになると思われます。経済界は反発するでしょうが、原発は経済の発展、雇用の確保のために必要であるとする考えは本末転倒で、経済政策、労働対策は別途に考えられるべきです。

日本も含め、原発を直ちに廃止するというのは現実的でありませんが、段階的に比較的近い将来には原発から自然エネルギーへの転換を完成させるのがよいと思います。
その場合、とりわけ「先進国」では今ほどの贅沢三昧な電力の消費を控えることになるでしょうが、それは甘受しなければなりません。

ただただ技術開発、経済発展に走るのはそろそろやめにしたいものです。

2011/09/18

J1第26節 アウェー 仙台戦

仙台の堅守を崩せず
新潟6試合勝利なし

サッカーJ1リーグ第26節 ベガルタ仙台×アルビレックス新潟は9月17日、ユアテックスタジアム仙台で行われました。

この試合、新潟はDFの鈴木大輔酒井高徳がオリンピックアジア予選選出のため不在で、FWのブルーノロペスは累積警告で出場停止という厳しい状態で臨みました。そんな中で2トップはアンデルソンミシェウです。

序盤は仙台が攻め込みますが、新潟はすぐに田中亜土夢を中心にゴールに向かいますが、なかなか得点ができません。
相手GKも素晴らしいセーブを見せます。

両チーム無得点で迎えた後半12分、仙台はセットプレーから始まった新潟ゴール前の攻防を敵ながら見事に決めてしまいます。 仙台 1-0 新潟

硬直していた試合はこれで仙台に勢いを与えます。

そして後半30分、新潟はPKを与えてしまうと、これをきっちり決められ突き放されます。 仙台 2-0 新潟

その後、新潟も攻めに入りますが、元気な仙台と比べ、新潟の選手の動きはだんだん鈍くなります。

そしてそのままタイムアップ。

リーグ最小の22失点を誇る仙台の堅い守りを最後まで崩すことのできなかた新潟は泥沼とも思える6戦勝ちなしです。

下位では甲府が福岡に勝ち、下からも迫ってこられています。
降格圏からとにかく抜けだし、ひとつでも順位を上げてもらいたいものです。
今季も残り8試合。上へ上への攻防は続きます。

2011/09/15

ナビスコ杯2回戦 アウェー 清水戦

先制点を守れず
アウェーゴールに希望

ヤマザキナビスコカップ2回戦 清水エスパルス×アルビレックス新潟は9月14日、アウトソーシングスタジアムで行われました。
新潟は久しぶりに内田潤が出場し右SBに入りました。2トップはブルーノロペスミシェウです。

試合開始わずか6分、ブルーノロペスのクロスに本間勲がループシュートするとこれが決まってGOOOAL!! 新潟幸先よく先制! 清水 0-1 新潟

しかしその10分後、清水の大前に決められてしまいます。 清水 1-1 新潟

これで勢いの付いた清水は後半29分、話題の新入りユングベリのパスからアレックスがゴールします。 清水 2-1 新潟

そして、この1点差を追いつくことができなかった新潟は敗れてしまいましたが、アウェーで上げた1点は、次回ホームでの戦いの結果同点になった場合生きることもあります。

2週後の9月28日、まずは清水を無得点に抑え、合計で勝利したいものです。

2011/09/11

J1第25節 ホーム 鹿島戦

勝てない新潟、踏ん張れずドロー

サッカーJ1第25節、アルビレックス新潟×鹿島アントラーズは9月10日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。
新潟はここまで4試合勝利なし、逆に鹿島は7戦負けなしです。

新潟のこの日のシステムは4-4-2ですが、酒井高徳を左SHに据え、2トップは久しぶりにブルーノロペスアンデルソンです。

試合は序盤、好調鹿島が攻め込む流れで、新潟は守備に多くの力を使っていました。
しかし、前半終了間際、前線でボールを持った高徳がファーに走り込んできたブルーノロペスにではなくPA内にいた本間勲に折り返しのパスを出すと、は落ち着いて蹴りこみGOOOAL!! 新潟先制! 新潟 1-0 鹿島
そして前半を終えました。

後半、両チームが激しい攻防を演じますが、後半22分、相手ゴール前の混戦から最後はブルーノロペスがしっかりと押し込みGOOOAL!! 新潟追加点! 新潟 2-0 鹿島

これで新潟が久しぶりの勝利かと思われましたが、最も警戒すべき2-0のスコアは鹿島を奮い立たせてしまいました。

後半29分、CKから岩政に押し込まれ1点差に迫られます。新潟 2-1 鹿島

新潟は鹿島を突き放すべく後半33分、田中亜土夢に代え、チョ・ヨンチョルを投入しました。しかしこれが裏目に出ます。

その1分後、流の中から田代に同点ゴールを許してしまいました。新潟 2-2 鹿島
わずか5分で2失点です。

後半40分、新潟はアンデルソンに代えミシェウを入れましたが時すでに遅く、結局このまま引き分けに終わり、5試合ぶりの勝利を得ることができませんでした。

今日のように采配ミスにより勝てる試合を落としたことが今後に響かなければよいと思います。

2011/09/10

ラグビーの話

私はラグビーについては殆ど知識がないのですが、昨日、ラグビーワールドカップ2011がニュージーランドで開催されました。
現在4グループに別れてグループリーグが行われていて、プールAには日本が、プールBにはスコットランドが、プールCにはアイルランドが、プールDにはウェールズが属しています。各プールの国は次の通りです。

プールA
 カナダ
 フランス
 日本
 ニュージーランド
 トンガ

プールB
 アルゼンチン
 イングランド
 グルジア
 ルーマニア
 スコットランド

プールC
 オーストラリア
 アイルランド
 イタリア
 ロシア
 米国

プールD
 フィジー
 ナミビア
 サモア
 南アフリカ
 ウェールズ

今日はスコットランドルーマニアと対戦し34-24で勝利しました。

試合開始前には対戦国の国歌が奏でられますが、基本的にサッカーのそれと同じで、スコットランドは「Flower of Scotland」、ウェールズは「Hen Wlad Fy Nhadau」ですが、アイルランドはサッカーと違い南北統一の協会がり、国歌としてはフィル・コウルターの「Ireland's Call」が使われます。

アルスターコナハトレンスターマンスターの4地方を高らかに歌い上げます。

これらの国(nations)の国歌については ここ に書きましたが、MSN撤退に伴いwordpressに移行され、見るに耐えないものになっています。
Ireland's Callについては ここ に書きましたので参考にしてください。

さあ、そろそろJリーグ、アルビレックス新潟×鹿島アントラーズです。
スタジアムで、テレビで、ラジオで、インターネットで応援しましょう。

2011/09/07

ユーロ2012予選9月6日の結果

ユーロ2012ポーランド/ウクライナのグループ予選は9月6日にも行われ、いくつかのグループでは首位がけっていしました。アイルランドはまだ首位を伺える位置にありますし、スコットランドも予選突破に僅かの可能性を残しています。ウェールズは脱落、北アイルランドも厳しい状況になりました。
先も少しずつ見えてきたことです。結果だけアップします。

アイルランドまたもドロー

ロシア 0-0 アイルランド

グループBのアイルランドはアウェーでロシアと対戦しスコアレスドローでした。

グループBその他の結果
スロヴァキア 0-4 アルメニア
マケドニア 1-0 アンドラ

スロヴァキアがホームで惨敗です。ロシア、アイルランド、アルメニア、スロヴァキアが予選突破どころか首位の可能性を残しています。

北アイルランド予選突破遠のく

エストニア 4-1 北アイルランド

グループCの北アイルランドもアウェーでエストニアと対戦しましたが、完敗です。予選突破の道は事実上消失したと言ってよいでしょう。

グループCその他の結果
イタリア 1-0 スロベニア
セルビア 3-1 フェロー諸島

イタリアが首位決定です。セルビアがここにきて盛り返しています。


ウェールズ脱落

イングランド 1-0 ウェールズ

グループGのウェールズはイングランドに善戦しましたが、惜敗です。

グループG その他の結果
スイス 3-1 ブルガリア

このグループではブルガリアとウェールズが予選敗退で、イングランド、モンテネグロ、そして数字上スイスの争いです。スイスの首位突破の可能性は消えています。


スコットランドなんとか残る

スコットランド 1-0 リトアニア

グループ I のスコットランドはホームとはいえ中2日での試合です。しかし、リトアニアに競り勝ち数字上予選突破可能な位置に着けています。

グループ I その他の結果
スペイン 6-0 リヒテンシュタイン

スペインの首位決定です。

グループ予選は残るところ来月の試合だけです。おおよその結果は見えてきましたが、まだ激戦の続いているグループもあります。最終月を楽しみに待ちましょう。

2011/09/04

ユーロ2012予選9月3日の結果

スコットランドまさかのドロー
=勝利目前、痛恨のPK献上=

スコットランド 2-2 チェコ

ユーロ2012予選、グループ I のスコットランドはホームにチェコを迎えました。
スコットランドの守護神はマクレガー。4バックはハットンゴールドウェルベラバーズリー、MFはフレッチャーモリソンブラウンアダムネイスミス、そしてワントップがミラーです。

試合はお互い拮抗し、スコアレスで前半を終えようとしていました。しかし、前半終了間際、相手ゴールに迫ったスコットランドフレッチャーがクロスを送ると、それを捉えたミラーがミドルシュート。これが決まってGOOOAL!! スコットランド先制! スコットランド 1-0 チェコ
そして前半を終えました。

後半もスコットランドが攻めます。チェコも反撃しますが、荒さが目立ちゴール前まで進んでもあと一歩が出ません。
後半15分頃からは攻め込まれたスコットランドがボールを一旦GKに預け、組み立て直す場面が多くなります。そして後半20分、FKからあわやという場面を迎えましたが、これはDFがかわしました。
その1分後、スコットランドのミラーが鋭いシュート。2点目!と思わせましたが、必死のチェコDF陣がクリアします。
徐々にスコットランド陣内にボールを運ばれるようになりますが、最後の最後でシュートさせません。
スコットランドは後半31分、バーズリーに代えてウィルソンを投入しました。
しかしその2分後でした。チェコがスコットランドゴール前へ運んだボールをPA外からセンタリングすると頭で合わせられ1点を返されてしまいます。スコットランド 1-1 チェコ
スコットランドはホームで勝ち点3を得ないわけにはいきません。
後半34分、スコットランドはアダムに代えてコーウィーを送ります。
そして後半37分でした。左サイドを駆け上がったミラーがグラウンダーでセンタリングすると右から走り込んだフレッチャーが鋭いシュートを放ち、ボールはファーサイド転がり込みます。GOOOAL!! スコットランド勝ち越し! スコットランド 2-1 チェコ
後半41分、スコットランドはネイスミスに代えてロブソンを入れます。
しかし、終了間際、この場に及んでスコットランドはチェコにPKを与えてしまいました。そしてこれを決められ、またもや同点に追い着かれます。スコットランド 2-2 チェコ
そしてアディショナルタイム3分も消化し、結局このゲームは引き分けに終わりました。
スコットランドとしてはもったいないゲームでした。これでスコットランドは予選通過の可能性が極めて低くなったと言えます。

グループ I その他の結果
リトアニア 0-0 リヒテンシュタイン

2011/09/03

ユーロ2012予選9月2日の結果

ユーロ2012グループ予選もだんだん大詰めに近づいてきました。今月は初旬に2節あり、あとは10月の試合を残すのみです。アイルランドウェールズ北アイルランドは9月2日、ホームで試合を行いました。

アイルランドホームで痛い引き分け

アイルランド 0-0 スロヴァキア

グループBのアイルランドはスロヴァキアと対戦しました。この日、すでにロシアがマケドニアに勝利し、勝ち点を16としています。この試合の勝者が勝ち点でロシアと並ぶことになります。
アイルランドはGKにギヴン、4バックがセントレジャーウォードオシェーダン、MFがマギーディーウィランアンドリュース、3トップがドイルダフキーンです。
アイルランドは序盤から果敢に攻めますが、最後のところでのボールキープがうまくいかず、シュートに結びつけられません。
逆に前半19分、スロヴァキアは枠に飛ぶ鋭いシュートを放ちますが、これはギヴンがしっかりキャッチし、難を逃れました。さらにその2分後、スロヴァキアはペナルティアーク付近でFKのチャンスを得ましたが、これは壁が跳ね返しました。
スロヴァキアもこのあたりから徐々に攻め始め、アイルランドはピンチを迎えましたが、なんとか逃れます。
前半37分、ダフがコースをよく読んだライナーのシュートを放ちますが、これは相手GKがファインセーブし、得点になりません。
そして、両チーム無得点で前半を終えました。アイルランドが最後のところでの詰めの甘さが目立ちました。

後半3分、相手PA内でウィランが倒されたように見えましたが、ノーホィッスル。その後のCKもアイルランドはものにすることができません。
その後スロヴァキアが猛烈に攻め込みますが、アイルランドはなんとか逃れます。
後半14分、相手のあわやゴールかというシュートはセントレジャーがクリアし、これも逃れました。(あんなシュート打たせるな!)
さらに後半25分、スロヴァキアは格好の位置からFK。これも壁が跳ね返し、なんとか逃れます。
後半28分、アイルランド、絶好の位置へクロス。キーンがPA内でヘディング・・・・あああ、ふかしてしまいました。キーン、これは入れて欲しいよ。
スロヴァキアの攻撃は続きますが、アイルランドDF陣がしっかり防ぎます。特にセントレジャーが元気です。
後半36分、キーンのクロスに途中出場のコックスがフリーで・・・・これも外れる。あああ。コックス、何のために出てきたの?
そして最後のアディショナルタイムは3分。
アイルランドの猛攻。必死で防ぐスロヴァキア。
結局大きなチャンスをことごとく外したアイルランドは勝ち点1を得るに留まり、このグループではロシアが1歩リードする展開になりました。
グループB その他の結果
ロシア 1-0 マケドニア
アンドラ 0-3 アルメニア

北アイルランド一歩後退

北アイルランド 0-1 セルビア

グループCの北アイルランドもホームゲームです。セルビアは今回いまひとつ調子が上がらないといっても伝統国であることには違いありません。
北アイルランドのGKはキャンプ、4バックにカスカートエヴァンスマコーリーベアード、中盤にC.エヴァンスブラントヒューズデイヴィスマッキャン、ワントップがヒーリーです。
前半、セルビアの攻撃が目立ちますが、北アイルランドキャンプを中心に守ります。
全体的にセルビアがやや優位のうちに前半を0-0で折り返しました。

後半もセルビアが優勢に試合をすすめ、後半23分、北アイルランドは先制点を許してしまいます。北アイルランド 0-1 セルビア
その後、ヒーリーが不発で相手の守りを崩せなかった北アイルランドはホームで勝ち点を得ることができませんでした。

グループC その他の結果
フェロー諸島 0-1 イタリア
スロベニア 1-2 エストニア

ウェールズ初勝利

ウェールズ 2-1 モンテネグロ

グループGのウェールズがホームに迎えた相手はモンテネグロです。ウェールズは予選リーグでまだ勝利も引き分けもなく、勝ち点0に沈んでいます。
この日のGKはヘネシー、DFにガンターブレイクウィリアムズテイラー、MFはラムジーヴォーンレドリーベイル、2トップにモリソンベラミーです。
前半、全体的にウェールズが優勢に攻め、前半29分、ヴォーンのシュートを相手GKがファンブル。そこに飛び込んだモリソンGOOOAL!! ウェールズ先制! ウェールズ 1-0 モンテネグロ
前半はそのままウェールズの1点リードで折り返しました。

後半もウェールズが攻め、後半5分、ベイルの折り返しをラムジーがシンプルに振り抜きGOOOAL!! ウェールズ追加点! ウェールズ 2-0 モンテネグロ
ウェールズが突き放します。
しかし後半26分、1点を返されてしまいました。ウェールズ 2-1 モンテネグロ
それでも最後までしっかり守ったウェールズはグループ予選で初勝利を飾りました。

グループG その他の結果
ブルガリア 0-3 イングランド

グループ I のスコットランドは明日チェコと対戦します。

2011/08/29

J1第24節 アウェー 広島戦

耐えきれず失点
4試合連続勝利なし

サッカーJ1第24節 サンフレッチェ広島×アルビレックス新潟は8月27日、広島ビッグアーチで行われました。
広島も新潟同様、ことのとろ好調とは言えません。新潟は特にアウェーで広島を苦手にしていますが、昨年はこのビッグアーチで勝利しています。

そんな中で試合が開始されました。
序盤から試合は広島ペースで進められましたが新潟は必死で守り、カウンターを仕掛けます。しかし両チームともゴールを割ることができず、スコアレスで後半に入りました。

後半も広島が攻め新潟が守る図式でこのままスコアレスドローかと思われました。
しかし、後半36分、広島のムジリに個人技でゴールを許してしまいます。広島 1-0 新潟

新潟はその後すぐに攻撃の核として川又堅碁を投入しますが、いつも通り殆ど機能しません。
結局このまま新潟は完封負けし、翌日の他試合の結果も踏まえ順位も14位まで下げました。

次節は2週後、9月10日にホームで鹿島と戦います。なんとしてでも勝利してほしいと思います。

2011/08/24

J1第23節 ホーム 大宮戦

決定力欠きドロー

サッカーJ1第23節 アルビレックス新潟×大宮アルディージャは平日の8月24日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。

この組み合わせがこのところ引き分け試合が多く、今年こそは新潟がきちんと勝ち点3をとることが期待されます。

前半、大宮の中盤が手薄になっていることもあり、新潟が優勢に進めますが、なかなかゴールが割れません。

結局、0-0 で折り返しました。

後半になると、大宮は元気を取り戻し、新潟を攻めますが、シュートの精度が悪く、新潟ともども得点できません。

結局0-0で引き分けでした。

次節は広島ですが、なんとか勝ち点3を得て欲しいものです。

2011/08/21

J1第22節 アウェー 神戸戦

攻撃つながらず逆転負け

サッカーJ1第22節、ヴィッセル神戸×アルビレックス新潟は8月20日、ホームズスタジアム神戸で行われました。それまで雨天であったことを受け、このスタジアムには屋根がかけられ、冷房も入れられました。神戸は新潟にとって、これまで比較的よい成績を残している相手で、アウェーであっても、勝ち点3を狙える試合です。

その予測通り、キックオフわずか4分で、ブルーノロペスのパスを受けたアンデルソンが確実に押し込みGOOOAL!! 新潟先制! 神戸 0-1 新潟

その後も新潟が攻勢に攻めますが、前半30分、神戸の放ったファーストシュートがゴールに入ってしまいます。 神戸 1-1 新潟

全体としてみれば新潟が優勢に試合を運び、後半につなぎます。

しかし後半、神戸はしっかりと組織的にパスをつなぎ、徐々に新潟を圧倒してきます。そして後半15分にはゴール前のバタバタから逆転を許してしまいます。 神戸 2-1 新潟

新潟はプレーの出だしが遅れ気味で、しかもこの日、チョ・ヨンチョルに切れがありません。ヨンチョルは後半27分にピッチを去り、代わって川又堅碁が入ります。しかし、堅碁からはこれまで同様、ゴールの気配が全く見られません。

さらに後半34分には田中亜土夢がこの日2枚目のイェローカードで退場し、攻撃の核を1人失います。

最後まで得点の気配を見せないまま、新潟は「お得意様」神戸に1-2で敗れました。
結果だけを見れば惜敗でしょうが、試合内容は完敗に近く、次節に向けて相当の修正が求められます。

次節はホームですが、中3日しかありません。しっかり作戦を立て直しホームゲーム勝利といきたいものです。

2011/08/18

ふるさとの歌[11-05]ノック(メイヨー)

ふるさとの歌[11-05]
メイヨーの小村ノックに突如現れた聖母マリア

それはアイルランドがジャガイモ大飢饉の惨状からまだ抜けきっていない1879年のことでした。
アイルランドのメイヨー州にノック(Knock)という小村があります。その教区の教会に1879年8月21日の夜、聖母マリアヨゼフ、それに伝道者ヨハネの霊が現れたのです。雨が降り注いでいました。
その背後には祭壇もあり、祭壇には子羊が乗っていました。そしてその上には天使(エンジェル)たちが舞っていました。それらの霊は約2時間そこに留まり、雨の中で5歳から75歳の老若男女15人が見届けていたと言われます。

住民が目にしたのは実際、何であったのかは謎ですが、種々の調査の結果、この現象のおこったのは事実であったと認められ、この教会はその後聖マリア寺院(St.Mary's Shrine)として認知されました。
1979年にはこの出来事から100周年を記念し、当時のローマ法皇ヨハネ・パウロII世も訪れています。また、1993年にはマザー・テレサの訪問も受けました。
















Philips' Modern School Atlas(UK)に加筆

そんな話をもとに、ノックの聖母(Our Lady Of Knock)という曲が書かれました。作者は大統領選挙に立候補したり、国会議員になったりと話題の多かったアイルランドのシンガー/ソングライター、ローズマリー・スカロン(Rosemary Scallon)(Dana=ダーナ)です。
歌詞は難しくありませんが、カトリックやキリスト教に馴染みのない方のために少しだけ註をつけておきます。(私もキリスト教徒でなく、ましてやカトリック教徒でもありませんが。)

Our Lady* Of Knock   *Our Lady:聖母マリア

There were people of all ages
Gathered 'round the gable wall
Poor and humble men and women,
Little children that you* called      *you:聖母マリア

We are gathered here before you*,   *you:上に同じ
And our hearts are just the same
Filled with joy at such a vision,
As we praise your* name        *your:上記youの所有格

--Refrain--
Golden Rose*, Queen of Ireland,     *Golden Rose:カトリックの象徴としての飾り
All my cares and troubles cease
As we kneel with love before you,
Lady of Knock, my Queen of Peace*  *Queen of Peace:Our Lady of  Peaceと同義

Though your message was unspoken,
Still the truth in silence lies*        *The truth lies still in silence(倒置)
So I gaze upon your vision,
And the truth I try to find*        *I try to fiind the truth (倒置)

Here I stand with John* the teacher,    *John:ヨハネ
And with Joseph* at your side        *Joseph:ヨゼフ      
And I see the Lamb of God*,       *Lamb of God:神の子羊=イエス・キリスト
On the Altar glorified

--Refrain--


And the Lamb* will conquer        *Lamb:Lamb of God~上記
And the woman* clothed in the sun    *the woman:聖母マリア
Will shine Her light on everyone

And the Lamb will conquer
And the woman clothed in the sun,
Will shine Her light on everyone

--Refrain--


















概念図
切り妻壁に映るヨゼフ(Joseph)、聖母マリア(Lady of Knock)、伝道師ヨハネ(John)、祭壇(Altar)とその上の神の子羊(Lamb of God)、見つめる村の人々(People of all ages, poor and humble men and women, little children)、祭壇の周囲に舞う天使(Angels)

スカロン自身だけでなく、フランク・パターソン(Frank Patterson)も歌っていますし、最近ではダニエル・オドンネル(Daniel O'Donnell)やスコットランドのスザン・ドイル(Suzan Doyle)さんも歌っています。YouTubeからはアイルランドのゴスペル/カントリー歌手、ジェームズ・キルベイン(James Patrick Kilbane)の歌をお聴きください。

2011/08/16

J1第21節 ホーム 浦和戦

苦手浦和に完敗

サッカーJ1第21節、アルビレックス新潟×浦和レッドダイヤモンズは8月14日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。
大島大野がレンタル移籍で新潟を一時的に去り、控えメンバーも少々様変わりしましたが、先発はこのところほぼ不変の陣容で浦和を迎え撃ちました。

試合はキックオフ直後から浦和ペースで、まずCKを与えてしまいますが、これはなんとかクリアしました。
しかし前半8分、先制されると、前半38分、相手FKからゴール前のバタバタ、そして元同僚のDF、永田にゴールを許してしまいます。 新潟 0-2 浦和

新潟、苦しい展開で後半へ入ります。
後半9分、PKを得た新潟はミシェウがキッチリ決め、GOOOAL!! 新潟反撃開始 新潟 1-2 浦和
と思ったのも束の間、後半16分、またもや失点してしまい、突き放されます。 新潟 1-3 浦和

それでも諦めない新潟は終了間際まで攻め続け、アディショナルタイムにはまたもやPKを得ます。
これを今度はブルーノロペスが右足でGOOOAL!! 新潟 2-3 浦和

しかし、ここでタイムアップのホィッスルが鳴り新潟はまたもや浦和に勝つことができませんでした。

数字だけを見れば惜敗ですが、試合内容は完敗といっていいくらい浦和のペースでした。

次節は神戸とアウェーで戦いますが、きっちり対神戸2連勝といきたいものです。

2011/08/11

ユーロ2012予選8月10日の結果&親善試合の結果

北アイルランド3位浮上!

北アイルランド 4-0 フェロー諸島

ユーロ2012予選はグループCの1試合だけが行われ、北アイルランドがホームでフェロー諸島 と対戦しました。
試合は前半早々5分にCKを得た北アイルランドクリンガン(Sammy Clingan)のキックをマコーリー(Gareth McAuley)を介し、最後はヒューズ(Aaron Hughes)GOOOAL!! 北アイルランド先制! 北アイルランド 1-0 フェロー諸島

前半はこの1点だけでしたが、試合は北アイルランドが終始優勢に進め、後半21分、途中出場のマッギン(Niall McGinn)からのボールをデイヴィス(Steven Davis)が蹴り込んでGOOOAL!! 北アイルランド、フェロー諸島を突き放す! 北アイルランド 2-0 フェロー諸島

そのわずか5分後、マコート(Patrick McCourt)がセンターライン付近から一挙に駆け上がり、ミドルレンジからのシュート。これが決まってGOOOAL!! 北アイルランド決定的な3点目! 北アイルランド 3-0 フェロー諸島

これでもまだ北アイルランドの攻撃は収まらず、終了間際の後半43分、マコートがまたもや美しいライナーでGOOOAL!! 北アイルランド、ダメ押し! 北アイルランド 4-0 フェロー諸島

弱小相手とはいえ、きちんと勝ち点3を積み上げた北アイルランドは勝ち点を9とし、本戦出場を狙える3位に浮上しました。
9月を楽しみに待ちましょう。
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また、この日、世界各地で国際親善試合が行われ、アイルランドスコットランドウェールズもそれぞれホームで試合を行いました。

アイルランドドロー

アイルランド 0-0 クロアチア

アイルランドはアヴィヴァスタジアムにクロアチアを迎えました。試合は一進一退で両チームとも得点を奪えず、両者にとって欲求不満の残る結果となりました。9月の予選に向けて修正が必要でしょう。

スコットランド辛勝

スコットランド 2-1 デンマーク

グラスゴーではスコットランド×デンマークの親善試合が行われました。
スコットランドは前半、まずFKが相手のオウンゴールを誘い先制しました。しかし、その8分後、同点に追いつかれます。それでも前半終了間際に勝ち越し、そのまま勝利しました。

ウェールズ復調ならず

ウェールズ 1-2 オーストラリア

ユーロ予選で絶不調のウェールズは仮想イングランドとでもいうべきオーストラリアをカーディフへ迎えましたが、なかなか復調というわけにはいかず、1-2で敗れました。