2011/11/19

J1第32節 ホーム G大阪戦

悔しいドロー

サッカーJ1第32節 アルビレックス新潟×ガンバ大阪は11月19日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。
アルビレックス新潟はこの時点でまだJ1残留が確定していませんし、ガンバ大阪は優勝争いを演じています。どちらにとっても勝ち点3が必要な試合です。

試合は序盤、ガンバ主導で進みました。新潟は次々に自陣を脅かされますが、しっかり守り、シュートも打たせません。
特に今日CBに入った菊地直哉、ボランチの本間勲の頭脳的な位置取りとパス回しは見事です。

新潟は前半の半分を過ぎた頃から徐々にペースをつかみ、シュートにまで持ち込みます。
そして、前半アディショナルタイム、三門雄大が中央やや右で低いミドルシュートを放つと、ワンバウンドしたボールが相手GKの手に触れながらもゴールネットを揺らし、GOOOAL!! 新潟先制! 新潟 1-0 G大阪

    ♪ レッツゴー 俺たちのミカ ミカ
三門雄大に首ったけ

前半が終わろうとする格好の時間帯に得点し、1点リードで折り返しました。

後半も新潟はその勢いを持続させ、相手ボールを次々に奪います。
追加点は前半25分でした。田中亜土夢が右サイドを走ってきた村上佑介にスルーパスを出すと、これをループで中央へクロス。そこへ走り込んだブルーノロペスが頭で合わせGOOOAL!! 新潟、自力残留に近づく追加点! 新潟 2-0 G大阪

一方の優勝を狙うG大阪もこのままでは引き下がりません。後半32分には途中出場の川西が1点を返します。新潟 2-1 G大阪
さらに畳み掛けるG大阪は後半38分にもゴール前の混戦からまたもや川西が得点し、同点に追い着かれました。新潟 2-2 G大阪
西野監督の采配的中です。新潟はこれ以上得点を許すわけにはいきません。むしろ1点でも取って勝利したいところです。

試合の終盤にも両チーム激しい攻防を繰り返します。
後半の45分を消化し、アディショナルタイムは4分。何とでもなりうる時間です。新潟はお得意の「終了間際失点」に気をつけながら勝ち越しを狙わなければなりません。ガンバはほとんどの選手が攻撃に参加しています。

終了間際、三門が鋭いシュートを放ちましたが、枠のわずか外。ここで試合終了の笛がなりました。

今日は本当は勝てた試合だったと思いますが、必死のガンバの前に引き分けで終わりました。
ただ、他会場で甲府が敗れたため、新潟のJ2降格はなくなりました。

他会場も含めた今日の試合の結果、J2降格候補は甲府と浦和に絞られました。次節、新潟が福岡同様に甲府に引導を渡す役割を演じることになるかもしれませんが、スケジュール上やむを得ないことです。
残留が確定したからといって妙に親切心を出すのではなく、しっかり勝ちましょう。

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