またもや脅迫か
英国BBC放送によると、サッカー スコットランドプレミアリーグで現在横浜FMの中村俊輔も所属していたことのあるケルティック(セルティック)(The Celtic Fooball Club)のニール・レノン(Neil Lennon)監督とニール・マクギン(Niall McGinn)*選手に小包が届けられ、中には銃弾(複数)が入っていたとのことです。
*Niallは通常ニールと発音しますが、米国等一部ではナイアルと発音されることもあります。
小包は1月5日、北アイルランドのアントリム(Antrim)から発送されていました。
レノン監督は元、マクギン選手は現、北アイルランドナショナルチームの選手です。特にレノン監督はアイルランド共和国と北アイルランドの統一チームを主張し、選手時代の2002年、キプロス戦を前にし、脅迫を受けて代表を辞退したことでも知られています。
今回の小包はクラブスタッフがチェックし、監督、選手の手には渡りませんでした。
現在、警察の調査中ですが、以前の事件では北アイルランド英国帰属派(多くはプロテスタント)の武力組織である帰属主義者義勇軍(Loyalist Volunteer Force~LVF)の関与が疑われていました。
LVFは英国帰属派の軍事組織であるアルスター義勇軍(Ulster Volunteer Force~UVF)から分離した過激派で、アイルランド、英国、米国等に「テロリスト集団」として認定されています。
今回の仕業が彼らのものであるかどうかはわかっていませんが、注意深く調査されていると思われます。
追記:ロイター日本語版でもこの後アップされました。
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