経済危機に揺れるアイルランド
アイルランド共和党(Fianna Fáil~FF)党首、ブライアン・カウエン(Brian Cowen)氏は1月22日、党首を退くと発表しました。ただし、アイルランド共和国の首相(Taoiseach)としては留まるとしています。
また、これに先立ち1月20日、カウエン氏は3月11日に総選挙を行うことを発表しました。
これに対し、労働党(Labour Party)は総選挙が早期に行われないのは遺憾であるとしました。
また、シン・フェイン(Sinn Féin)のゲリー・アダムス党首(President Gerry Adams)は、このアナウンスはアイルランドに更なる不安定さをもたらすとし、即時解散総選挙を主張しています。
カウエン党首および共和党の優柔不断な姿勢が今回の事態を招いたことは事実で、総選挙では共和党の大敗も予想されます。それはアイルランド情勢を更に不安定にすることを示唆しています。
ただ、日本としても決して他人事ではありません。他山の石とすべきではないでしょうか。
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