スコットランドで、ウェールズで、北アイルランドで
議会選挙投票始まる
英国を構成する国(地方)の3つで議会選挙が行われていて、今日は投票日です。現地時間7時(日本時間15時に始まった投票は原則として22時(日本時間6日6時)に閉め切られます。
結果の大勢は7日中には判明すると思われます。
スコットランド議会(Parliament)は前回、スコットランド国民党(Scottish National Party~SNP)が第一党に躍進しました。
この流れを繋ぎ、スコットランドが独立へ向かうのか、そうだとすればそのプロセスはどうするのか注目されます。
北アイルランド議会(Assembly)では、先の共和国での選挙で躍進したシン・フェイン(Sinn Féin)が大々的なキャンペーンを行い、第一党も視野に入れています。前回の選挙では北アイルランドの英国との併合を主張する民主統一党(DUP)が第一党ではあったものの、それまでの議席を大きく失っています。今回それを回復できるのか、アイルランド共和国の経済危機がどのような影響を与えるのか注目されます。
ウェールズ議会(Assembly)でも選挙が行われていますが、現在のこの地方では独立の機運は弱く、大きな変革はおきないでしょう。
いずれにせよ、英国を構成する地方での動きが英国議会(ウェストミンスター)に影響を与えないはずはなく、各政党とも凌ぎを削ってきました。
まずは結果を待ちたいと思います。
註:スコットランドでは連合王国におけると同様、議会は「Parliament」と呼ばれていますが、北アイルランドとウェールズでは「Assembly」に留まっています。
0 件のコメント:
コメントを投稿