2011/05/07

スコットランド議会でSNPが単独過半数

全議席確定
スコットランド議会

5月5日に行われたスコットランド議会(Scottish Parliament)議員選挙で全129議席が確定しました。

スコットランド国民党(Scottish National Party) 69←46
労働党(Labour Party)               37←44
保守党(Conservatives)               15←20
自由民主党(Liberal Democratic Party)      5←17
緑の党(Green Party)                2←2
無所属(Independent)                1←0

数値的に見ればスコットランド国民党(SNP)労働党の票を切り崩して躍進したようです。
これまで単独過半数を得られず、さりとて他のどの党とも連立を組めず、緑の党(GP)の閣外協力を得てかろうじて政権を維持してきましたが、今回は単独過半数を握り、議会運営はこれまでより楽になると思われます。
スコットランドの英国からの独立を指向するSNPですが、当面はスコットランドの主体性を確立していくことから始めるのでしょう。

ウェールズでは既に昨日の段階で全議席が確定しており、今日中には北アイルランド議会の全容も明らかになるでしょう。
尚、北アイルランド議会選挙では目下英国帰属派の民主統一党と反英独立派のシン・フェインが拮抗して激しい首位争いを演じています。
アジア系議員、香港出身でアライアンス党(AP)アンナ・ロー(Anna Lo)さんは今回も南ベルファスト選挙区から出馬し、当選を決めています。

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