焦るBOA、「チームGB」を強(狂)行か?
英国オリンピック協会(British Olympic Association)は6月21日、「歴史的合意」として2012年のロンドン五輪にスコットランド、ウェールズ、北アイルランド、イングランドがチームGBとして参加することが可能になったと発表しました。
一方、スコットランドサッカー協会 、 ウェールズサッカー協会 、 北アイルランドサッカー協会 が一斉に共同声明を出し、この血迷った策略に反発しました。
3協会は 一昨年にも同様に声明を出しています。
「ケルト3協会」に所属する選手の中には「チームGB」に加わりたいと思っている人もいるでしょう。しかし、そもそもスコットランド、ウェールズ、北アイルランド、イングランドのサッカー協会の歴史を辿れば、とても「統一」などという発想は出てきません。形だけのチームを作り、ユニオンジャックの下で「God Save The Queen」を歌うような屈辱はこれら3協会に受け入れられるはずがありません。
イングランドの市民たちの多くも「統一チーム」結成に反対する中でイングランド選手だけでチームGBを組みたければ組めばよいでしょう。その時には(決してユニオンではありませんから)ユニオンジャックではなく、いつものセント・ジョージクロスを掲げ、ご自由にどうぞ。
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