リーグ戦につながる勝利
新潟、ナビスコ杯ベスト8へ
ヤマザキナビスコカップ2回戦 アルビレックス新潟×清水エスパルス は9月28日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。
このカード、新潟アウェーの試合では1-2で敗れていますが、敵地であげた得点1はいざとなると「アウェーゴール」効果を持っています。新潟が1-0で勝てば合計得点は2-2で同点になるものの、アウェーの1点のため、新潟が2回戦突破ということになります。2-1で勝ったら本当の同点で延長→PK戦、3-2で勝ったら合計は4-4になるものの、相手のアウェーゴールが2あるので清水が2回戦突破です。
この日の入場者数は10024人で、平日のナビスコ杯としてはよく入ったと思います。
さて、そんな中での新潟の先発GKは清水からレンタル移籍した武田洋平です。DFには五輪日本代表の鈴木大輔、酒井高徳が入りました。
この試合、先制したのはアウェーの清水でした。前半25分、大前に決められてしまいます。新潟 0-1 清水
しかし、前半36分、左サイドを走り抜けたチョ・ヨンチョルが中央にクロスを入れるとブルーノロペスが蹴りこみ GOOOAL!! 新潟同点! 新潟 1-1 清水
とりあえず2試合合計同点になるためにはあと1点必要ですが、前半はここまでで折り返します。
もう1点必要な新潟は後半10分、ミシェウが右サイドからクロスを上げると、一旦はGKに弾かれますが、いい位置にいた田中亜土夢が押し込み GOOOAL!! 新潟逆転! 新潟 2-1 清水
新潟は2試合合計で同点に追い着きます。ここからは清水の1点は2点と同じ意味を持ちます。新潟はなんとしても得点し、点差を広げなければなりません。
そのチャンスはわずか3分後にやってきました。
高徳が低めのクロスを入れると、相手DFに当たり、ボールの方向は少し変わったところにミシェウが飛び込み GOOOAL!! 新潟2試合合計で勝ち越し! 新潟 3-1 清水
リードした新潟でしたが、あと1点取られれば2試合合計で清水が逆転します。
その清水は最後攻めきることができません。
新潟はその後三門雄大に加え菊地直哉、石川直樹といった守備的な選手を投入し、しっかりキープします。そして、お馴染みになった終了間際の失点もなく勝利し、合計でも 4-3 と清水に競り勝ちました。
新潟はチーム史上初のベスト8進出です。準々決勝は次週10月5日、アウェーで名古屋と戦われます。
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