心機一転、アイルランドを、アルビレックス新潟を語っていきます。
La Nordaj Lumoj / The Northern Lights ☆アイルランド,スコットランド,ウェールズに思いを馳せつつ、世界を冷静な目で見つめます。/ ☆Sopirante Irlandon, Skotlandon kaj Kimrion, mi rigardu Japanion kaj la tutmondon de la kritika vidpunkto. /☆Longing to Ireland, Scotland and Wales, I shall look at Japan and the world from the critical point of view.
2012/12/31
2012/12/24
クリスマス2012
Gajan Kristnaskon !
Nollaig Shona ! Nollick Ghennal !
Nollaig Chridheil ! Nedeleg Laouen !
2012/12/02
J1第34節 ホーム 札幌戦
最終節で逆転残留
サッカーJ1第34節 アルビレックス新潟×コンサドーレ札幌は12月1日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。
最終節を迎え17位のチームと既にJ2降格の決定している18位のチームの戦いで、通常なら全く注目されない試合なのですが、今季は事情が違っていました。
この試合で新潟が勝ち、16位ガンバ大阪と15位ヴィッセル神戸が引き分け以下なら新潟がJ1残留を果たすことになるからです。メディアの注目も集まりました。
前節退席処分を受けた新潟の柳下監督にはこの試合でベンチ入り停止が命じられ、自身はメイン席からの「観戦」です。
新潟は序盤から積極的に攻撃を仕掛け、ゲームを支配します。
前半8分、アラン・ミネイロが左からCK、これはクリアされましたがミネイロが拾いセンタリング。これをブルーノ・ロペスがこぼして、そこに跳び今だ坪内秀介が右足で流し込みGOOOAL!! 新潟が早い時間帯に先制! 新潟 1-0 札幌
その後もミネイロ、ロペス、そして鈴木大輔もがシュート攻撃を行いますがなかなか追加点が奪えません。
しかし、前半42分、CKを得た新潟は、再びミネイロが蹴るとそのボールを石川直樹が頭で落とし、ロペスがこれも頭で押し込みGOOOAL!! 新潟突き放す! 新潟 2-0 札幌
ハーフタイムを2点リードで折り返します。
スタジアムのあちこちでは他会場の経過を追う姿が見られますが場内アナウンスは「諸般の事情で他会場の途中経過は紹介しない」とのことで、選手達はもちろん知りません。
後半8分、札幌は後半から出場した榊が1点を返します。 新潟 2-1 札幌
これに続いて札幌は反撃を仕掛けますが、新潟の守備はゴールを許しません。
すると後半26分、ミネイロがドリブルで持ち込んで中央部から右足を振り抜くとボールはライナーでゴールマウスに吸い込まれGOOOAL!! 新潟、ほぼ勝利を決定づける3点目! 新潟 3-1 札幌
さらに後半35分、CKをミネイロが蹴ると、またもや相手GKに阻止されます。しかし、これを拾ったミネイロがクロス。これを受けたロペスがヘディング。これも決まってGOOOAL!! 新潟、ダメ押しの4点目! 新潟 4-1 札幌
そして試合はこのまま終了し、新潟は4-1と大勝しました。
選手もスタンドも静かに他会場の結果を待っていると、どこからともなく、ガンバも神戸も敗れたという情報が入り、会場全体が一挙に喜びを爆発させました。
降格は時間の問題と言われた時期もありましたが、最後まで粘り強く闘った新潟が逆転残留を果たしました。
最終節は選手とサポーターが一緒になり最後の最後まで戦いました。
来季はこういう競い合いではなく、ぜひ上位で優勝に絡んでほしいと思います。
2012/11/25
J1第33節 アウェー 仙台戦
残留に僅かな望み
サッカーJ1第33節 ベガルタ仙台×アルビレックス新潟は11月24日、ユアテックスタジアム仙台で行われました。
新潟は前節退場になったDF村上が出場停止で、代わっては坪内秀介が入りました。
新潟はJ1残留のために勝って他試合の結果を待つしかありません。一方の仙台はこの試合で敗れ、他会場の広島が勝利すれば優勝の夢が消えます。互いに負けられない、否、勝つしかない試合です。
寒い日でしたが、アウェーゴール裏には降格する新潟を見たくないサポーターが大勢詰めかけ選手を後押ししました。
試合は序盤、仙台が猛攻を仕掛けてきますが、新潟DFは鉄壁の壁を作り最後のところで仕事をさせません。
前半、5分には相手が強烈なシュートを放ちますが、ゴールポストに救われました。
新潟もシュートを放つもののクリアされてしまいます。
しかし、前半17分、右サイドからミシェウが相手のちょっとした隙をついたスルーパスを出すと、オーバーラップからそれを受けた三門雄大が中央へ折り返します。するとファーサイドから走り込んだキム・ジンスが右足を振り抜きます。ボールはライナーとなって枠の上部へ突き刺さり 新潟が敵地で貴重な先制です!
これで仙台には焦りが出ます。必死に反撃を試みますが、シュート精度が悪くゴールを奪えません。
前半は新潟が1点のアドバンテッジを持って後半に臨みました。
後半は手に汗握る攻防となりました。
仙台は次々と新潟ゴールに襲いかかります。しかし、ボールが枠を外れたり、GK黒河貴矢のファインセーブもあったりで、新潟は得点を許しません。
後半31分、新潟はドリブルで独走したブルーノ・ロペスが相手GKと1対1になり強烈なシュートを放ちますが、これはゴールポストを叩いてしまいます。昨年のロペスならこんなことはありませんでした。これが、今年の新潟の象徴かもしれません。
後半40分、またもやロペス。PA内へ切り込んだところで相手選手に引き倒されます。線審はすかさず旗を挙げますが主審がこれを無視。プレーは続行されました。
激怒した新潟の柳下監督が主審に猛抗議をすると、退席処分が下されてしまいました。
アディショナルタイムは何と6分の表示です。
とにかく守り抜きたい新潟は相手陣営へボールを持ち込むとコーナーキープするなど時間を稼ぎます。45+4分には大井健太郎を投入し、しっかり守りきった新潟が勝利しました。
同時に行われていた広島×C大阪で広島が勝利したため、広島の優勝が決まりました。
一方、残留争いではG大阪が引き分け、神戸が敗れ、大宮が勝ったため、「降格枠」2つは最終節に持ち越しになりました。
最終節、新潟は勝利が必須条件ですが、その上でガンバ、神戸が引き分け以下ならJ2降格を免れます。
最後まで自らの力を信じ闘ってほしいと思いますし、サポーターとしてもできるだけ現地に結集し、選手を後押しをしていきましょう。
2012/11/18
J1第32節 ホーム 川崎戦
断崖絶壁
サッカーJ1第32節、アルビレックス新潟×川崎フロンターレは11月17日、雨の降りしきる東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。
新潟はJ1に昇格してから川崎にはホームで1度も負けたことがありません。「不敗神話」を作りつつあります。
そんな新潟は序盤から攻勢に出ます。
ボール支配率では川崎がやや上回るものの、果敢に川崎ゴールに襲いかかります。キム・ジンスも攻め上がり、ブルーノ・ロペスや三門雄大もシュートを放ち、前半終了間際の43分にはミシェウが強烈にシュートしますが、相手GPにブロックされてしまいました。
両チームとも得点を奪えないまま、後半に入りました。
後半も新潟の攻撃と守備が目立ち、あとは得点するだけとう流れでした。しかし、どうしてもゴールをこじ開けることができません。
後半20分、村上佑介がこの日2枚目のイェーローカードで退場し、1人少なくなると、川崎が盛り返す場面も見られました。
とにかく得点を奪えないまま、後半アディショナルタイムに突入しました。
アディショナルタイムは5分という長い時間です。
しかし、その5分も消化しようとするまさにその時、川崎に先制されてしまいました。 新潟 0-1 川崎
そしてタイムアップのホイッスルが鳴り、新潟は大切な試合、しかも相手が「お得意様」の川崎という試合を落とし、あとは降格候補の他チームの結果を待ちました。
降格候補のガンバ、神戸、大宮は今日勝ち、新潟は差を広げられてしまいました。
次節、新潟が引き分け以下だと降格が決まります。とにかく勝つしかありません。相手は優勝争いを演じているベガルタ仙台です。
既にアウェーゴール裏のチケットは完売です。
最後の最後まで諦めず応援しましょう。
2012/11/15
W杯ヨーロッパ予選11月14日の結果
ヒーリー、劇的同点弾
北アイルランド 1-1 アゼルバイジャン
北アイルランドはホームにアゼルバイジャンを迎えました。
序盤、北アイルランドが攻め込みますが、決定的なチャンスを生かせません。すると前半5分、ゴール前約20mからの相手シュートが決まってしまい、早々に失点します。
その後も反撃しようとする北アイルランドですが、相手の守備を崩せず、1点ビハインドで後半に入りました。
後半もペースは掴むのですが、攻め入ることができず、90分を経過しました。アディショナルタイムは何と6分です。
何とか打開したい北アイルランドはその6分ギリギリでFKのチャンスを得ると、これを途中出場のヒーリーが蹴りゴールネットを揺らします。
土壇場で同点に追い着くと、これがラストプレーで、北アイルランドが何とか引き分けに持ち込みました。
本来なら勝っておくべき相手だったと思いますが、最後まで粘ってとにかく勝ち点をもぎ取ったことは評価に価すると思います。
この日に行われたこの他のヨーロッパ予選はグループHの1試合だけでした。
2012/11/08
J1第31節 アウェー 清水戦
貴重な勝ち点3
サッカーJ1第31節 清水エスパルス×アルビレックス新潟は11月7日、アウトソーシングスタジアムで行われました。
清水はまだ優勝を狙える位置に付けていますが新潟は降格がヒシヒシと迫ってくる状況で、どちらにとっても勝利しか頭にない戦いです。
平日の夜ですが、新潟からのサポーターも大挙してアウェーゴール裏に陣取り、声援を送りました。
立冬をそのまま表したような寒いこの日は西北西からの風が強く吹き、特に新潟の選手たちはボールコントロールに手間取ります。
前半は圧倒的に清水のゲームで、新潟にとってはほとんどの時間帯を新潟陣内での守備に費やされました。
わずかに得たセットプレーのチャンスにもボールがつながる気配が全くみられず、いつ失点してもおかしくない状況でした。
しかし、若い清水といえども先日のナビスコ杯決勝戦の疲れがあるのか、最後のところで精度を欠きゴールに至らず、また、GK黒河を始めとする守備陣も踏ん張り、前半を無得点ながら無失点に抑え後半につなぎました。
後半、新潟は風上から風下へ攻めることになりますが、前半よりも風はやや弱まり、ボールコントロールが定まってきました。ただ、敵陣へ攻め入っても最後のところでシュートに至りません。何か萎縮してしまっているような感じさえうけます。
そんな重い空気の中、後半14分にCKを得た新潟はアラン・ミネイロが蹴ったボールをゴール前でブルーノ・ロペスと相手選手が競り合い、こぼれたところに飛び込んできた石川直樹が頭で合わせると、ボールはゴールポストに当たりながらゴールネットを揺らし、GOOOAL!! 新潟、待望の先制!ゴール裏は大歓声に包まれました。清水 0-1 新潟
数少ないチャンスで得た貴重な得点です。しかし、ここで油断してはいけません。相手は好調な清水です。
さらに新潟はたたみかけますが、清水も攻めに転じ、両チームの攻防が続きます。
残り15分を切ったあたりから、それまで動かなかった新潟ベンチはアラン・ミネイロに代えて藤田征也を送り、後半40分にはミシェウに代えて鈴木武蔵を投入するなど追加点を狙います。しかしなかなか追加点を奪えません。
終了間際にはゴールした石川に代えて大井健太郎を送って清水の最後のあがきを封じ、貴重な先制点を守りました。
残留争いを続けているガンバ大阪は粘って引き分けに持ち込んだため、勝ち点でガンバを追い抜くことはできず、新潟は得失点差でまだ17位のままです。大宮もしぶとく引き分け、なんとか残留が見えてきたようです。一方、神戸がこの日敗れ、再び降格候補に躍り(笑)出ました。
いずれにせよ、新潟としては毎回落とせない試合が続きます。相手チームの勝敗にもよりますが、自らが勝つことでJ1残留に向けて前進してほしいと思います。
サポーターとしても諦めずに応援を続けましょう。
2012/11/01
ケヴィン・バリ
† 自由のために命を賭して
毎年11月1日になると私が思いを馳せるのがケヴィン・バリ(Kevin Barry)です。
以前にも2回ほど記事にしています。
今から110年前の1902年、ダブリンに生まれたケヴィン・バリはユニヴァーシティ・カレッジ・ダブリンの医学生として勉学に励み、またラグビーの選手でもありました。
当時、英国の強権に喘いでいたアイルランドでは1916年のダブリン蜂起が英国によって弾圧された後も独立機運は一向に静まりませんでした。
そんな中でケヴィン・バリは同志とともに当時アイルランドに圧政を敷いていた英国の軍隊を待ち伏せし、2人を射殺しました。しかし、自分自身も受傷し、逮捕されました。
英国の下したケヴィンに対する判決は「絞首刑」でした。
「僕は反逆者だ。単なる殺人犯ではない。」と叫びますが、居丈高な英国は国際的な非難にも耳を傾けず、1920年11月1日、18歳のケヴィンを判決通り絞首刑にしました。いかにも英国らしい愚行でした。
ケヴィンの棺はずっと処刑されたマウントジョイ刑務所(Mountjoy Gaol)に埋められていましたが、2001年10月、他の9名とともに国民葬として再埋葬されました。
私は若い頃この青年を歌ったバラッドに出会い、それがアイルランドの歴史に興味を持つきっかけになりました。
よく知られているこの歌詞はテレンス・ウォード(Terrence Ward)によるもので、曲は「Rolling Home to Old Ireland」です。
この話についてはブログを始めたばかりの2007年にも書いていますので、読みづらい記事ですが、よろしかったら参考にしてください。
11月1日 それはケヴィン・バリの命日です。
2012/10/27
J1第30節 ホーム 鳥栖戦
新潟、崖っぷち
サッカーJ1第30節、アルビレックス新潟×サガン鳥栖は10月27日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。東口順昭が怪我で離脱し、GKには黒河貴矢が入り、鈴木大輔が警告累積で出場停止でDFは村上佑介、石川直樹、大井健太郎、キム・ジンス、ボランチが本間勲と三門雄大、両サイドは藤田征也と田中亜土夢、2トップはブルーノ・ロペスとミシェウという先発の布陣でした。
この試合に先立って他会場で行われた試合で、大宮は柏を大量得点で破り勝ち点を36に上げ、ガンバ大阪は追い着かれたものの引き分けで勝ち点1を積み上げています。新潟はなんとしてもこのところ不調の鳥栖から勝ち点3を取り、とりあえずは16位には小浮上したいところです。
しかし、前半3分、あっさりと失点してしまいます。新潟 0-1 鳥栖
前半10分、三門が強烈なシュートを放ちますが枠外で得点できません。
その後も新潟は攻める場面は作りますが、鳥栖のDFを崩せません。
逆に前半38分、鳥栖に攻め込まれ2失点目を喫しました。新潟 0-2 鳥栖
前半2点のビハインドで折り返しました。
後半、新潟は征也に代え鈴木武蔵を、勲に代え酒井宣福を入れ局面の打開を狙います。
武蔵はよく動き、惜しいシュートもみせますが得点につながりません。
新潟は後半24分、亜土夢を下げ矢野貴章を投入し、とにかく得点を狙います。
しかし、セットプレーからのシュートも、流れからのシュートもことごとく跳ね返され得点できません。
そしてまた、新潟の選手にいまひとつキレがありません。
結局、前半の失点を取り返すことができず、新潟はアウェーの鳥栖に完封負けを喫しました。
この後で行われた神戸×川崎戦では神戸が粘って引き分けにもちこみ、残留争いをしているチームでは新潟だけが勝ち点を得ることができず、一歩後退の感は否めません。
極めて厳しい状況ですが、最後まで何がおこるかわからない勝負です。諦めず応援していきましょう。
2012/10/20
J1第29節 アウェー 大宮戦
好機を生かせず直接対決で引き分け
サッカーJ1第29節、大宮アルディージャ×アルビレックス新潟は10月20日、NACK5スタジアムで行われました。入場者数は当日券の販売ができないほどの大入りでした。
新潟サポーターも3000人を超し、大宮にも勝る大声援で選手を後押しします。
この日の新潟は、先発メンバーは負傷したGK東口順昭に代わり黒河貴矢が先発した以外ほぼいつも通りでしたが、FWの鈴木武蔵、DFの酒井宣福といった若い選手がベンチ入りしました。
試合は開始直後、新潟のブルーノ・ロペスがいきなりシュートを放ち、攻め込みます。
しかし序盤は両チームともしっかり守り、お互いにゴールを許しません。
新潟がやや攻め気味に試合を進めますが、大宮の強固な守備を崩すことが出来ません。
前半38分、ミシェウ→ブルーノ・ロペスとつないだボールをロペスが右のPA少し外からファーへグラウンダーのパスを出すと、そこへ走り込んだ本間勲が好判断で敵を引きつけつつスルーします。そのボールを拾った田中亜土夢が落ち着いて右足を振り抜くと相手GKを交わし GOOOAL!! 新潟が沈黙を破ります。大宮 0-1 新潟
その後、大宮も盛り返し、新潟に攻め入る場面を作り、後半44分、同点にされてしまいます。この失点は仕方なかったと思いますが、新潟は逆の場面で得点できなかったのが辛いところです。大宮 1-1 新潟
同点で折り返した後半、大宮のパスがつながるようになり、新潟は大宮の駆け上がりをなかなか阻止できません。
新潟は後半14分、藤田征也に代えて矢野貴章を送り、得点力アップを図ります。しかし、新潟のパスは相手のインターセプトでうまくつながらず、セカンドボールもなかなか拾えません。
貴章も往年のキレをなかなかみせてくれません。
後半34分、亜土夢に代えて武蔵を投入し、最後の賭けに出た新潟でしたが、結局最後まで勝ち越し点を奪うことができず、勝ち点1に留まりました。
ガンバ大阪が勝ったため、ガンバに抜かれまた17位に転落した新潟ですが、次節は調子を落としている鳥栖とホームで対戦します。ここはしっかり勝ち点3を奪いたいものです。
2012/10/17
W杯ヨーロッパ予選10月16日の結果
混戦を抜けるのは?
10月16日もヨーロッパ各地でワールドカップ2014ブラジル大会の予選が行われました。まだ半分を消化していませんが、そろそろ上位と下位の差がついてき始めました。
ウェールズ、スコットランド、下位に沈む
クロアチア 2-0 ウェールズ
ウェールズ前試合の勢いを失って競合クロアチアに零封され、1勝3敗で5位に後退です。
ベルギー 2-0 スコットランド
スコットランドはアウェーでベルギーになすところなく敗れ、2分2敗の勝ち点2で最下位に沈んでいます。このグループの面々をみると、このまま最下位という可能性もゼロではなく、奮起が待たれます。
グループAその他の試合結果
マケドニア 1-0 セルビア
アイルランド手堅く勝利
フェロー諸島 1-4 アイルランド
アイルランドはオウンゴールを含む4得点でフェロー諸島に快勝しました。ただ、このグループはフェロー諸島が最終的に最下位になる可能性が高いので順位決定にこの試合はカウントされない可能性もあります。
そうは言っても、今後につながる切れのよい動きを見せていたアイルランドの選手たちでした。
グループBその他の試合結果
ドイツ 4-4 スウェーデン
オーストリア 4-0 カザフスタン
北アイルランド、敵地で強豪と引き分け
ポルトガル 1-1 北アイルランド
北アイルランドは前半30分、ニール・マッギン(Niall McGinn)のゴールで先制し、試合を有利にすすめ、もしかすると敵地で勝利かと思わせましたが、そこはポルトガルも許さず、後半34分に同点にされ、そのままドローで終わりました。苦戦を強いられている北アイルランドですが、ポルトガルからアウェーで勝ち点を奪ったことは今後の自信につながるでしょう。
グループFその他の試合結果
ロシア 1-0 アゼルバイジャン
イスラエル 3-0 ルクセンブルク
2012/10/16
2014年、スコットランド独立の国民投票
独立への道は?
いささか旧聞になりますが、英国BBC放送によれば10月15日、スコットランドのサモンド首相(First Minister Alex Salmond)と英国のキャメロン首相(Prime Minister David Cameron)は2014年秋にスコットランドの英国からの独立を問う国民投票を行うことに同意しました。
サモンド首相はスコットランド議会(Parliament)第一党のスコットランド国民党(Scottish National Party~SNP)に所属し、この党は英国からの独立を党是としています。
地下資源を武器に強気のスコットランドですが、もし国民投票で独立が否定された場合の影響は小さくありません。スコットランド政府にとって、独立への世論作りは急務です。そして、もし独立賛成が多数の場合、独立の時期、イングランドに住むスコットランド人の処遇等、多くの課題を抱えることになります。
どちらがよいのか当事者でない私にはよくわかりませんが、古来、欺瞞と略奪を繰り返してきたイングランドの呪縛から早く解き放たれたいと思う気持ちは理解できます。
いずれにせよ、平和裏に進められることを願います。
2012/10/13
W杯ヨーロッパ予選 10月12日の結果
ドイツ好調、トップを守る
サッカーワールドカップ2014ブラジル大会のヨーロッパ予選が各地で行われました。
ウェールズ初勝利
ウェールズ 2-1 スコットランド
前半23分、フレッチャーからモリソンにつなぎスコットランドが先制しましたが、後半34分、スコットランドPA内でウェールズのベイルが倒され(倒れ???)PKを得ると、これをベイル自身が決めて同点に追い着きました。
勢いに乗ったウェールズは試合終了間際にまたもやベイルがゴールし、逆転勝利しました。
グループAその他の結果
セルビア 0-3 ベルギー
マケドニア 1-2 クロアチア
アイルランド歴史的大敗
アイルランド 1-6 ドイツ
これまで幾度となく名勝負を演じてきた両チームでしたが、この試合はドイツが一方的に攻めまくり、世代交代真っ直中のアイルランドを圧倒しました。
試合開始しばらくの間は無失点でこらえたアイルランドですが、前半32分にドイツのロイスがゴールを奪うとその8分後にも再びロイスがゴールし、アイルランドは2点のビハインドを背負って後半に入ります。
後半もドイツが圧倒していました。
後半10分、ドイツはエジルがPKを決め、ほぼ勝利を手にすると3分後にクローゼ、更に3分後にクロースがゴールし、後半38分にはまたもやクロースが得点すると、アイルランドはアディショナルタイムに1点を返すのが精一杯でした。
ドイツは3連勝でグループCトップ、アイルランドは2試合を終えて1勝1敗となりました。
アイルランドは16日に行われるフェロー諸島戦でしっかり建て直しのきっかけをつかんでほしいものです。
グループCその他の結果
フェロー諸島 1-2 スウェーデン
カザフスタン 0-0 オーストリア
グループFの北アイルランドはこの日試合がありませんでした。
グループFの結果
ロシア 1-0 ポルトガル
ルクセンブルク 0-6 イスラエル
2012/10/11
天皇杯3回戦 福島戦
不覚:地域リーグに零敗
第回天皇杯3回戦アルビレックス新潟×福島ユナイテッドFCは10月10日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。
福島はJFL昇格を目指す地域リーグに所属するクラブで、新潟から見ると3段階下のカテゴリーになります。このチームとは9月23日に練習試合を行い、新潟が5-0で勝っています。
その試合で2ゴールした平井将生が矢野貴章と2トップを組み先発です。GKはベテランの小澤英明ですが、DFには大井健太郎、坪内秀介に加え川口尚紀、酒井宣福といった若いメンバーを送り出しました。
試合は思わぬ展開になります。
試合開始直後、ボランチの菊地直哉が負傷離脱し、代わりにDFの増田繁人が入ります。そして宣福がいきなりボランチの役割を担います。
序盤は新潟が攻勢を仕掛けますが、福島は手堅く守りゴールを割らせません。
徐々に拮抗した展開になり、前半は両チーム無得点で折り返しました。
後半に入り少しずつ動きを見せた両チームでしたが、後半18分、新潟ゴール前で猛攻を見せた福島が先制します。新潟 0-1 福島
その3分後、いまひとつの貴章に代えてエースのブルーノ・ロペスを投入します。しかし、福島の守りはますます堅くなり、得点に至りません。
新潟は後半36分、アラン・ミネイロに代え藤田征也を入れとにかくゴールに迫ろうとしますが、最後の最後のところで福島はしっかり守ります。
そしてそのまま試合終了となり、新潟は昨年の松本山雅FC戦に続き3回戦で格下チームに敗れてしまいました。
失点場面は相手もうまかったし新潟のDF陣だけを攻めるわけにはいきません。それよりも得点力のなさは何ともならないものなのでしょうか?
結果は極めて残念で、大いに反省しなければなりませんが、見方を変えればこれで今期の目標はひとつに絞られたということでもあり、ここから先は一刻も早く降格の危機を脱し、来期に備えてほしいと思います。
2012/10/06
J1第28節 ホーム 神戸戦
得点力なくスコアレスドロー
サッカーJ1第28節、アルビレックス新潟×ヴィッセル神戸は10月6日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。
新潟の先発は最近ほぼ固定していて、2トップはブルーノ・ロペスとミシェウです。
序盤は新潟の攻め上がりが目立ちましたが、徐々に神戸が攻め込む展開になりました。しかし、最後のところでの精度が低く新潟としては難なく守ります。
そのうちに新潟はペースを握り、シュートまで持って行く頻度も増しますがゴールに結びつきません。
前半は両チームスコアレスで折り返し、後半勝負にかけます。
後半に入ると新潟は次々に相手ゴールに迫りますがなかなかシュートまで持ち込めず、そのうちに神戸が攻め込む場面が多くなり、新潟は全員守備で防ぎます。
後半22分、新潟は矢野貴章を投入し、その突破に期待しますが、なかなかボールが回らず苦戦します。
新潟は更に後半31分、村上佑介を下げ坪内秀介を入れ、守備の安定をはかります。後半終了間際にはブルーノ・ロペスに代わり平井将生を投入してとにかく1点を取ろうとしますが、最後の詰めができず、結局スコアレスドローに終わりました。
新潟は次節アウェーで大宮アルディージャと対戦します。この試合で勝ったチームが残留に近づくことになります。
新潟としては勝ち点1ではピンチです。何としてでも勝利して、とにかく降格圏から抜け出たいものです。
2012/09/29
J1第27節 ホーム 名古屋戦
名古屋に大勝
しかしまだ降格圏
サッカーJ1第27節 アルビレックス新潟×名古屋グランパスは9月29日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。
新潟はホームに名古屋戦では比較的相性がよく、これまで1敗しているだけですが、今はJ1残留争いに四苦八苦しているチーム状態ですので、そう甘くみてはいけません。とにかくこれから先、全勝するつもりでの戦いが続きます。
先発はほぼ固定で、2トップはミシェウとブルーノ・ロペスです。
序盤、新潟は名古屋に押し込まれる場面が目立ちましたが、名古屋のチーム状態も今ひとつで、失点の臭いがしません。シュートも打たれはしますが、最後のところでしっかり抑えます。
前半は両チームスコアレスで、後半勝負に臨みます。
後半、新潟は選手の入れ替えをせず、先発をそのまま出場させました。
後半は新潟のペースで入り、早々の後半2分、キャプテンの本間勲が強烈なミドルシュートを放ち、相手GKも止められませんでしたが、惜しくもポストを直撃しました。ただ、新潟の攻撃には可能性を感じさせます。
後半11分、PA内でキム・ジンスが相手選手に押しつぶされPKを得ます。蹴るのはロペス・・・ではなくミシェウです。ミシェウは思い切りよくゴール右に蹴り込み、これが決まってGOOOAL!! 新潟、PKで先制! まずは1点。これで重い空気が断ち切れました。新潟 1-0 名古屋
後半16分、名古屋は新潟ゴールに向かい鋭いシュートを放ちますが、これはGK東口がしっかりキャッチし、得点を許しません。
追加点の欲しい新潟は後半17分、藤田征也を下げ矢野貴章を投入します。貴章は前の磐田戦でよい動きをみせていて、期待されます。
その2分後の後半19分、キム・ジンスがドリブルでPAへ入り込み、そこからクロスを上げます。それを受けたミシェウが思い切りよくシュートすると、これが決まってGOOOAL!! 新潟、流の中で追加点! 新潟 2-0 名古屋
ミシェウのチャントがスタジアム中にこだまします。
後半28分、貴章がPA内ゴールラインに近い位置からクロス気味のシュートを放つと、これが相手DFの足に当たってGOOOAL!! 貴章のゴールに見えましたが公式記録はオウンゴールです。 新潟 3-0 名古屋
こうなると新潟は無失点で勝利したいところで、後半31分、村上佑介に代えて坪内秀介を入れました。とにかく相手のゴールを封じます。
後半44分、大活躍のミシェウに代え平井将生を入れ、攻撃的にします。
アディショナルタイムにギリギリ入る前の後半45分、ロペスが自分でドリブルし、ほぼ中央、PAの少し外から右足でループ気味にシュートすると、これが相手GKの上を通過しGOOOAL!! 新潟ダメ押し! 新潟 4-0 名古屋
そしてアディショナルタイムもまさに終了しようとする時、新潟はCKのチャンスを得ます。コーナーキープか?勝負か?
キッカーのキム・ジンスはクロスを選択すると、ニアにいた鈴木大輔を経由し、最後は坪内が頭で押し込みGOOOAL!! 新潟、ダメ押しのダメ押し! 新潟 5-0 名古屋
新潟は「これでもか!」という試合で名古屋に無失点快勝です。
この日の名古屋に大勝したといってもそれは基準にはならないでしょう。しかし、ゴールは自信につながります。
次節もホームで、今日セレッソに逆転負けを喫した神戸と対戦します。とにかく勝って勝ち点3を積み重ねるしかありません。しっかり応援し、きっちり勝ってもらいましょう。
2012/09/23
J1第26節 アウェー 磐田戦
敵地でドロー
サッカーJ!第26節、ジュビロ磐田×アルビレックス新潟は9月22日、ヤマハスタジアムで行われました。
磐田は現在絶好調で、優勝を狙える位置にいます。磐田の立場になると、ここで下位の新潟をしっかり叩いて上昇気流に乗っていきたいところです。
一方の新潟としてはこれ以上負けるわけにはいきません。引き分けでも危うく、勝利が求められます。
磐田は新潟からのアクセスが悪い場所にありますが、この日のゴール裏には多くの新潟サポーターが結集しました。
秋分の日だというのに日差しは強く、試合前にはピッチに水がまかれました。
新潟の選手紹介の時にはご当地藤枝東高校出身で高校生時代にジュビロ磐田の強化選手だった大井健太郎の名前が呼ばれると、磐田サポーターからも盛大な拍手がおこりました。
新潟のこの日はブルーノ・ロペスとミシェウの2トップで、前試合不調だったアラン・ミネイロはベンチ入りしませんでした。
試合は序盤、新潟が攻め込みます。しかしゴールは奪えません。
徐々に磐田がボールを支配するようになりますが、新潟DF陣は好調磐田の選手にもシュートを許しません。時折シュートしても枠を外したり、クロスは新潟DFがしっかり跳ね返したり、枠に飛んできたシュートはGK東口がしっかりセーブしてくれたりと、磐田優勢ながらも両チームスコアレスで折り返しました。
後半も新潟のパスはなかなかつながらず、磐田のパスはすんなり通してしまうという状況が続きます。
後半22分、柳下監督は田中亜土夢を下げ、矢野貴章を投入し、両サイドを入れ替えます。貴章は大分かつての貴章に戻ってきていて、身体能力の高さと速さを生かしピッチ内を駆け回ります。
しかし流れはなかかな変えることができず、磐田ペースで進みます。
新潟はその磐田も決定機を与えず、また、東口を中心とした堅牢な守備も機能し磐田にゴールを奪われません。
試合終了間際、新潟はブルーノ・ロペスに代え平井将生を入れます。
アディショナルタイムの表示4分が出されると、新潟はDFのキム・ジンスを下げ坪内秀介を投入します。これは守備固めということでしょうか?
そして間もなくタイムアップというところで貴章が右サイドをドリブル突破し、ゴールに迫るとラストパスをミシェウに出します。受けたミシェウは足にチョコンと当てただけでボールがゴールマウスに吸い込まれ、新潟ゴール裏からは歓喜の叫びが、磐田サポーターからは落胆のため息が聞こえました。
しかし、これはオフサイドの判定。貴章、ミシェウは執拗に食い下がりますが判定が覆ることはなく、間もなく残り時間を消化し両チームスコアレスで終了しました。
この日は残留争いをしているG大阪、大宮、C大阪が揃って勝ったため勝ち点差を広げられてしまいましたが、普通ならば優勝争いをしている磐田に敵地でドローとして評価される結果です。その意味を噛みしめ、残り試合全勝の意気込みで戦ってほしいと思います。
2012/09/16
J1第25節 アウェー G大阪戦
決定力欠如
=勝ち越しできず=
サッカーJ1第25節 ガンバ大阪×アルビレックス新潟は9月15日、万博記念競技場で行われました。
雨天にもかかわらずアウェーゴール裏には多くの新潟サポーターが陣取り声援をおくりました。
試合は前半、完全にG大阪のペースで、新潟はシュートを打つことすらできません。特にアラン・ミネイロの動きの鈍さは顔をしかめたくなるばかりで、攻撃の芽を自ら潰す場面が目立ちました。
前半14分、G大阪のレアンドロに見事なゴールを決められてしまいます。G大阪 1-0 新潟
後半に入って新潟は前半の戦いが嘘だったようにパスをつなげ相手ゴールに迫ります。
特にアラン・ミネイロを下げ藤田征也を投入した後は藤田からのパスがよいところに通り、新潟が圧倒的優勢にG大阪に襲いかかります。
しかし、次々に放つシュートもゴールに結びつきません。
後半、呈示されたアディショナルタイムは5分。まだ時間はありますが、G大阪は守りの姿勢に入り、なんとか逃げ切ろうとします。
アディショナルタイムに入ってすぐ、ミシェウが相手PA内で倒されPKを得た新潟はブルーノ・ロペスが蹴ると、飛びついた相手GKの手を交わしてGOOOAL!! 新潟、土壇場で同点に追い着く! G大阪 1-1 新潟
こうなると新潟は追い越しムードです。
得点のすぐ後、ブルーノ・ロペスが相手ゴールに迫りGKと1対1の局面を迎え、あとは蹴るだけ。そして思い切り蹴ったボールは・・・枠を外してしまいます。
試合は結局このまま引き分け、新潟は勝ち点を拾った形になりました。しかし、本当なら新潟の方が得点を取る場面が多かったはずです。
ブルーノ・ロペスの決定力不足は深刻ですが、あと9試合、とにかく乗り切り、勝ち点3を積み上げるしかありません。
次節はまたアウェーですが、決して勝てない相手ではありませんので、是非とも降格圏から抜け出して欲しいと思います。
2012/09/12
W杯ヨーロッパ予選9月11日の結果
厳しい船出
日本ではW杯アジア最終予選、日本×イラクが行われたこの日、ヨーロッパでもグループ予選が各地で展開されました。スコットランド、ウェールズ、北アイルランドもホームで、アウェーで戦い抜きましたが、なかなか勝ちきれず、今後に課題を残す結果となりました。
【グループA】
敵地で惨敗
セルビア 6-1 ウェールズ
ウェールズはアウェーでセルビアに挑みました。
試合は序盤からセルビアがペースを作り、ウェールズは守備に追われます。そして前半15分に最初の失点をすると、24分にも失点し、セルビアに主導権を握られます。
ウェールズは前半30分、FKを得ると、ベイルが直接ネットを揺らしGOOOAL!! ウェールズが1点差に迫ります。
しかし、この後はセルビアのワンサイドゲームでした。
前半36分に追加点をあげたセルビアの攻撃は後半になってもとまらず、後半、10分、34分にゴールをあげ、ウェールズは4点差に突き放されます。そして終了間際にもダメ押しのダメ押しを決められアウェーとはいえ、なすところなく惨敗でした。
決めきれずドロー
スコットランド 1-1 マケドニア
スコットランドはホームにマケドニアを迎えました。
序盤、アウェーのマケドニアが果敢に攻撃を仕掛けます。そして前半10分、CKを得たマケドニアはショートコーナーからスコットランドの右サイドを崩し先制しました。スコットランド 0-1 マケドニア
マケドニアはまた守備も堅く、スコットランドも相手陣営に攻め入るもののなかなかシュートに持ち込めません。
しかし前半43分、自陣でボールを奪ったスコットランドはマッキーが右サイドを駆け上がり、最後はファーサイドのミラーにグラウンダーのクロス。これをミラーがきっちり決めてGOOOAL!! スコットランド同点に追い着く! スコットランド 1-1 マケドニア
後半もスコットランドは果敢に攻めますが、アウェーのマケドニアの守備が堅く決定打がでません。マケドニアもカウンター攻撃からスコットランド陣営に襲いかかってきますがこちらも鉄壁の守備です。お互い譲らないままというか、最後のところでよく守り、結局ドローに終わりました。
勝ちきれなかったホームのスコットランドに対しては試合終了後サポーターからブーイングも出ました。
それにしても、この試合、もっともよく働いたのは両チームともGKではなかったでしょうか。決定的な場面をことごとくクリアーし、まさに最後の砦でした。
グループAその他の結果
ベルギー 1-1 クロアチア
【グループC】
アイルランドはこの日W杯予選の試合はなく、オマーンと親善試合を行いました。イングランドで行われたこのし合いでは 4-1 でアイルランドが勝利しています。
グループCその他の結果
オーストリア 1-2 ドイツ
スウェーデン 2-0 カザフスタン
【グループF】
痛恨のオウンゴール
北アイルランド 1-1 ルクセンブルク
北アイルランドはベルファストにルクセンブルクを迎え、ラファティーのワントップで攻撃します。
前半14分、アイルランドは相手陣営に走り込んだシールズがGOOOAL!! 北アイルランド先制! 北アイルランド 1-0 ルクセンブルク
前半は北アイルランドが1点のアドヴァンテッジで折り返しました。
後半も北アイルランドの攻勢は続きますが、前半にも見られた「不可解な判定」もあり、なかなか思うように得点に結びつきません。
このまま最小得点差での勝利かと思われた後半43分、相手選手が北アイルランドゴールーに向かって上げたクロスボールがDFマクギヴンに当たりコースを変えてしまいます。ボールはGKの頭を越してゴールマウスに飛び込んでしまいました。なんという不運!
そして、結局ドローで試合を終えました。
この試合、結末はアンラッキーといえますが、それまでの間に審判の「癖」をつかみ、得点できるところで得点しておかなければいけなかったと思います。
ルクセンブルクとしては0-1の敗戦でも「頑張った」と言われるのでしょうが、敵地で勝ち点を取ったことは驚きとともに賞賛に値すると思います。
ロシア、ポルトガルに割って入らなければならないグループFのチームとしてはこの引き分けは後に尾を引く可能性があるでしょう。
グループFその他の結果
ポルトガル 3-0 アゼルバイジャン
イスラエル 0-4 ロシア
2012/09/10
天皇杯2回戦 福井戦
J1の意地で辛勝
第92回天皇杯全日本サッカー選手権大会2回戦、アルビレックス新潟×サウルコス福井は9月9日、新潟市陸上競技場で行われました。
新潟はこの日、U-19日本代表の川口尚紀が右SBで先発しました。新潟期待の高校生です。
試合は守備を固める福井をなかなか崩せず前半を両チームスコアレスで折り返すかと思われたアディショナルタイムも終わる寸前、福井に先制されてしまいます。新潟 0-1 福井
このところ目立たなかった新潟の悪い癖が出てしまいました。
後半、早いうちに巻き返したい新潟は後半11分、相手陣営右側の深い位置から川口がセンタリングするとそれにブルーノ・ロペスが合わせGOOOAL!! 新潟、ようやく1点を返します。 新潟 1-1 福井
しかし、その後はなかなか得点が奪えず、試合は延長戦に突入しました。
他会場ではFC東京とサガン鳥栖がJFLチームに敗れています。新潟としてはJ1の意地にかけても3段階格下のチームに負けるわけにはいきません。
延長前半のアディショナルタイムに入ったところでブルーノ・ロペスがPA内で倒されPKを得ます。これをロペス自身がきっちりGOOOAL!! 新潟勝ち越し! 新潟 2-1 福井
そして延長後半も終え、新潟が苦しみながらも勝利しました。
3回戦の相手はJFLチームです。Jリーグとは違った戦いにくさがあるのは確かですが、これもきっちり突破してほしいと思います。
そして、この日2ゴールをあげたブルーノ・ロペスにはリーグ戦でもきっちり役割を果たしてほしいものです。
2012/09/09
W杯欧州予選9月7、8日の結果
W杯ヨーロッパ予選始まる
ワールドカップヨーロッパ予選がいよいよ始まり、9月7日、8日、グループリーグの第一戦が各地で行われました。当ブログ関連ナショナルチームとしてはアイルランドが終了間際に勝ち越し、スコットランドは無得点、無失点で引き分けました。北アイルランドは敵地で完敗し、ウェールズはホームで不運な敗戦を喫しました。
【グループA】
一発レッドに沈む
ウェールズ 0-2 ベルギー
ウェールズはワントップに入ったモリソンが元気で序盤チャンスを演出します。後方からのフィードも正確でベルギーゴールを脅かしました。特に左CBコリンズからのロング、ミドルパスはよく通りました。しかし前半25分、そのコリンズが一発レッドで退場になると形勢は逆転し、ベルギーが元気になってきます。このレッドは???ですが。
そして前半41分、ついにウェールズは失点してしまいます。ウェールズ 0-1 ベルギー
10人で戦うウェールズですが、後半再び盛り返し、何とか同点を狙おうとしますが、ゴールが遠く追い着くことができません。
そして後半37分、追加点を許してしまいます。ウェールズ 0-2 ベルギー
そしてこのまま試合は終了し、ウェールズは数的不利を克服できないまま敗れました。
スコアレスドロー
スコットランド 0-0 セルビア
スコットランドはグラスゴーのハムデン・パークにセルビアを迎えました。スコットランドのGKはマクレガー、4バックスにアンカーを置き、ミラーがワントップの4-1-4-1です。
試合は序盤から双方攻守が激しく入れ替わる戦いになりました。スコットランドが攻め込まれる場面では最後のところでDF、GKがしっかり守り決定機を作らせません。
スコットランドも相手PA近くまで攻め上がるのですが、最後のクロスが精度を欠きます。
前半は両チーム無得点で折り返しました。
後半も両チームよく動きます。しかし最後のところでの詰めが甘く、両チームともなかなか得点できません。
後半23分、スコットランドは最初の交代で、それまでよい動きをみせていた右SHのスノドグラスに代えてフォレストを入れます。スノドグラスはイェローカードを1枚もらっているので、大事をとったのかもしれません。
しきりに攻め入るスコットランドですが、相手陣営でのパス交換の精度を欠き、どうしてもゴールに結びつけられません。
終盤は両チームとも決定的な場面を作りますが最後のところでGKが体を張りゴールを許しません。アディショナルタイム3分も費やし、結局スコアレスドローに終わりました。スコットランドにとってはホームで勝ち点3を取れなかったのは残念でした。
グループAその他の結果
クロアチア 1-0 マケドニア
【グループC】
アイルランド、劇的勝利
カザフスタン 1-2 アイルランド
アイルランドの先発はGKウェストウッド、DFは右からウォード、オシェー、セントレジャー、オディー、ボランチにウィランとマカーシーを置き、両サイドがマギーディーとコックス、トップ下がウォルターズ、ワントップがベテランのキーンです。
立ち上がり、アイルランドが優位に試合を進めましたが、前半7分、アイルランドGK、ウェストウッドの動きをよく見ていた相手に、頭を越すループシュートで先制されてしまいました。カザフスタン 1-0 アイルランド
その後は一進一退が続き、終盤に入ります。アイルランドはなかなか得点できず、このまま零封されるかと思われましたが、終了間際の後半43分、アイルランドはPKを得ます。これをキーンがきっちり決めてGOOOAL!!アイルランド同点に追い着く!カザフスタン 1-1 アイルランド
さらにその直後、ウォーズのヘディングクロスを途中出場のドイルがボレーで叩き込みGOOOAL!! アイルランド土壇場で逆転!カザフスタン 1-2 アイルランド
アディショナルタイム4分を無失点切り抜けたアイルランドが初戦を飾りました。
グループCその他の結果
ドイツ 3-0 フェロー諸島
【グループF】
ラファティー不調で零封負け
ロシア 2-0 北アイルランド
W杯ヨーロッパ予選の先陣を切って行われたロシア対北アイルランドで、北アイルランドの試合はアウェーでロシアが相手です。この日のラインアップはGKキャロル、フォーバックがマコーリー、ヒューズ、J.エヴァンス、キャスカート、ダブルボランチがデイヴィス、ベァード、両サイドがC.エヴァンスとブラント、トップ下がウォード、ワントップがラファティーです。
アイルランドは前半28分、後半30分に失点し、ロシアに完封負けを喫しました。北アイルランドが攻め上がりを見せた場面が何度かありましたが、率直に言って、ロシアとの実力の差が現れた試合でした。
グループFその他の結果
ルクセンブルク 1-2 ポルトガル
アゼルバイジャン 1-1 イスラエル
2012/09/01
J1第24節 ホーム C大阪戦
終盤持ちこたえられず零敗
サッカーJ1第24節、アルビレックス新潟×セレッソ大阪は9月1日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。
9月に入ったというのにこの日の新潟の最高気温は36℃と高く、試合開始時刻になっても約30℃といううだるような暑さの中での試合になりました。
新潟はこの試合に勝てばセレッソを抜いて、最高14位まで順位を上げることができます。一方のセレッソは監督が解任され、昨年指揮をとったクルピ監督が復帰しました。
前半は新潟の攻めが目立ちました。
前半8分に得たCKをアラン・ミネイロが蹴ります。しかしこれはゴールに繋がりません。
前半22分、ブルーノ・ロペスがゴール前でヘディング。これを相手キーパーがゴール内で捕ったかに見えましたが判定はノーゴール。
なかなか得点を奪えません。
両チームともスコアレスで後半勝負になりました。
後半、新潟のパスがつながらなくなり、しばしばピンチを迎えます。しかし、なんとか切り抜け終盤に入りました。
そして後半36分、新潟ゴール前のバタバタから先制されてしまいます。 新潟 0-1 C大阪
結局この1点を取り返せないまま試合終了。
他試合の結果から新潟は16位と依然降格圏です。
試合後のホームゴール裏でおこったブーイングは自然のなりゆきでした。
勝てない新潟はこの先不安がいっぱいですが、そうは言っていても始まりません。次節はアウェーで、これも下位に沈むガンバ大阪が相手です。
なんとしても勝利し、とにかく降格圏からはい上がりましょう。
2012/08/25
J1第23節 アウェー 鹿島戦
J1 100勝達成
サッカーJ1第23節、鹿島アントラーズ×アルビレックス新潟は8月25日、県立カシマサッカースタジアムで行われました。新潟はJ1に昇格してからこれまでに99勝していますが、100勝目は2試合連続で見送っています。アウェーですが、そろそろ100勝を達成したいところです。
試合開始早々から鹿島が攻め込む展開で、新潟は防戦に追われます。
鹿島のパス回しは確実で、なかなか新潟にボールを持たせてもらえません。
しかし、先手を取ったのは新潟でした。
前半38分、ブルーノ・ロペスがドリブルで敵陣深く入り込み、前方へパスを出すと、それを受けたミシェウが中央から右サイドへ回り、相手GKが思わず飛び出すと、がら空きになったゴールへ向かって右足を振り抜きます。するとこれがループシュートとなり、GOOOAL!! 新潟先制! 鹿島 0-1 新潟
新潟がわずかのチャンスを生かします。
なおも攻撃を仕掛ける鹿島でしたが、前半は新潟が1点リードで後半へ移ります。
後半も鹿島が攻めまくります。新潟の選手の動きが鈍くなり、いつ失点してもおかしくない展開を示します。
しかし、東口を中心としてDF陣がしっかり攻撃を抑え、完封勝ちをおさめました。
試合後のスタッツを見てみると、シュート数は鹿島の18に対し新潟は10、ボールポゼションは、何と鹿島が65%、新潟が35%です。
大敗してもおかしくなかった内容でした。
まさに、one chance,just one chance(映画、ブレイブハート) でした。
アルビレックス新潟がJ1に昇格した2004年の前期第3節、アウェー柏戦で逆転勝利してから数えて100勝目をようやく達成しました。
本当は前節(あるいはもっと以前に)、ホームの勝利で成し遂げるとよかったのでしょうが、ともあれ、記念すべき試合になりました。
次節はともに残留争いをしているセレッソ大阪をホームに迎えます。アウェーに続き、セレッソに2連勝し、上位浮上を目指したいものです。
2012/08/19
J1第22節 ホーム 広島戦
首位広島に無得点完敗
サッカーJ1第22節、アルビレックス新潟×サンフレッチェ広島は8月18日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。
その前になでしこリーグカップのアルビレックス新潟レディース×INAC神戸レオネッサで新潟レディースが逆転負けを喫しているため、サポーターとしては兄貴分のトップチームを最大限に後押ししたいところです。
今日の布陣は移籍間もない坪内秀介が左SBで先発し、菊地直哉がベンチスタートです。FWはブルーノ・ロペスとミシェウの2トップで、打たない走らないと、今や無用の長物と化しつつある平井将生はベンチ外です。
試合は序盤新潟が攻め、また、広島の攻撃にしっかりプレッシャーをかけ、拮抗した流れで進みました。しかし、前半26分、得点ランキングトップを走る広島の佐藤寿人に流し込まれてしまいます。新潟 0-1 広島
前半の間に同点に追い着くことのできないまま、新潟は1点ビハインドで折り返します。
後半に入っても前半の勢いそのままに広島が攻め、後半10分、今度は広島の佐藤が石原にパスを出し、決められてしまいます。新潟 0-2 広島
新潟も攻める場面は作りますがロペスが昨年のようなキレを見せず得点できません。
柳下監督は後半12分、21分、31分と矢野貴章、木暮郁哉、アラン・ミネイロといった攻撃的な選手を次々に投入しますが相手の守備を崩せず、敢えなく完封負けを喫しました。
その中で貴章はボールキープ、位置取りと、大分以前の力が戻ってきたようです。次節くらいには先発起用もありうるのではないかと思われます。
順位は17位と再び降格圏です。
とにかく、次節以降、まずは降格圏を脱し、安定した戦いをしてほしいと思います。
2012/08/15
J1第21節 アウェー 横浜FM戦
またもや持ち堪えられず敗北
サッカーJ1第21節、横浜Fマリノス×アルビレックス新潟は8月11日、ニッパツ三ツ沢球技場で行われました。
新潟は前の試合で退場になった本間勲を始め、累積警告でブルーノ・ロペス、矢野貴章が出場停止です。
ボランチに三門と菊地を置き、DFは大井、村上、石川に加え、本来MFの藤田が入り、FWはミシェウと平井の2トップでした。
新潟は前半18分に平井のパスを田中亜土夢が蹴り込んで先制しました。横浜FM 0-1 新潟
新潟は幸先よい出だしです。
新潟はその後も何回かチャンスを作り出しましたがゴールを奪うことができず、追加点を得ないままま1点リードで折り返しました。
後半、横浜が攻め込む場面が目立ち、17分にはCKから同点にされてしまいました。横浜 FM 1-1 新潟
その3分後、またもやミシェウ→三門→亜土夢とつなぎ、最後は亜土無のシュート。これが決まって新潟が突き放しました。横浜FM 1-2 新潟
しかし好調横浜FMは後半24分、FKから再度同点に追いつきます。横浜 FM 2-2 新潟
こうなると流れはホーム横浜FMに傾き、攻勢を仕掛けますが、新潟はよく凌いで、ゲームは終盤になりました。
このまま引き分けかと思われましたが、後半42分、新潟はまたもや相手FKから、今度は勝ち越されてしまいました。横浜FM 3-2 新潟
そして試合は横浜FMの逆転勝利で終了しました。
この試合、亜土夢が調子に乗ってきたのは収穫でしたが、前線の選手、特に平井がほとんど機能しなかったのは今後の新潟の戦いを考える上で大きな問題になると思います。
この試合でも、これだけ走らない平井を最後まで使うこことの意味がよくわかりませんでした。
たとえば、平井を下げ、亜土夢を前へ出し、小谷野を入れるなど・・・
もちろん、現場の様子は現場の選手、監督、コーチなどしかわからないことですが。
時節は貴章もロペスも復帰します。首位広島が相手ですが、しっかり「上位いじめ」をしてもらいましょう。
2012/08/05
J1第20節 ホーム 柏戦
采配的中
=引き分けに持ち込む=
サッカーJ1第20節、アルビレックス新潟×柏レイソルは8月4日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。
累積警告で出場停止のミシェウに代わり、FWに入ったのはアラン・ミネイロで、ブルーノ・ロペスと2トップを組みます。
前半は新潟が優位に試合を進めましたが、終了間際に失点してしまいました。新潟 0-1 柏
とにかく同点に追い着きたい新潟は後半13分、菊地直哉に代えて矢野貴章を投入します。
そしてその5分後の後半18分、CKを得た新潟はアラン・ミネイロが蹴るとそれを受けた貴章が頭で合わせGOOOAL!! 新潟同点! 柳下監督の采配奏功! 新潟 1-1 柏
逆転を狙う新潟でしたが、後半24分、この日2枚目のイェローカードをもらった本間勲が退場になり、苦戦を強いられます。
それでも最後まで集中を切らさず、なんとか引き分けで終えました。
この日に出されたカードは8枚。主審のダレン・デッドマンさんにしては標準的でしたが、選手も主審の特徴をきちんと理解し、次の試合に響くような警告を受けないようにする必要がありそうです。
この試合の入場者数は約25000人で最近の傾向からするとやや少なかったのですが、恐らくは他にイベントがいろいろ重なっているからではないかと思われます。
次節は対横浜FMです。アウェーですが、とにかく勝ち点3を積み重ね上昇気流に乗りたいものです。
2012/08/01
ドロー狙い
おかしいよ、佐々木監督
私はオリンピックに特に関心があるわけではありませんが、サッカーは好きですので、一応気にしています。でっちあげ「チームGB」のこともありますし。
そのサッカー女子のグループ予選で日本女子代表は最終試合の対南アフリカ戦で引き分けを狙ったというのです。
準々決勝に向けて移動しなくてすむというのが大義のようですが、一方、グループ予選を1位で通過すると、準々決勝で苦手の米国やフランスと当たる可能性があるというのも隠された理由のようです。
そして、その通りスコアレスドローとなり、準々決勝の相手は「晴れて」ブラジルになりました。
ブラジルの選手がこれを聞いてどう思うでしょう?野球で言えば、敬遠の四球で交わされた後のバッターの心境でしょう。
それと、当のなでしこの選手たちはどう感じているでしょう?ゴール狙いを抑えられた川澄選手なんかは・・・
あるいは、この試合に出場した「控え組」選手たちは・・・
「君たちは主力選手を休ませるため、とりあえず試合をやってきてくれ。」と言われているようなものです。
また、「主力組」は佐々木監督に「君たちでは米国やフランスに勝てない」と烙印されたということです。
そして、極めつけは、記者会見で堂々とそれを語った佐々木監督です。
バドミントンでは「無気力試合」で4チームが失格になりました。
作戦としての「引き分け狙い」は理解できないわけではありません。それはたとえば、ここでリスクを冒し点を取りに行き逆に失点するより、しっかり引き分けに持ち込もうというような場合です。
立て前としては、どんな相手、どんな場面ででも勝ちにいくというものでしょう。
特に日本のサポーターではない私は、こうなったらブラジルに日本をギャフンと言わせて欲しいと思うばかりです。
残念です。
2012/07/29
J1第19節 アウェー FC東京戦
大輔抜きでも完封勝利
サッカーJ1第19節、FC東京×アルビレックス新潟は7月28日、味の素スタジアムで行われました。
新潟はこのところ負けなしできています。この日勝てば、他チームの結果によっては、降格圏を抜け出すことができます。
不安は守備の要、CBの鈴木大輔がオリンピック代表でこの試合に出ていないことです。
蒸し暑いこの日は夕方になっても気温が下がりません。それでもいつもとサイドチェンジされたアウェーゴール裏には新潟サポーターがぎっしり詰めかけ声援を送りました。
新潟はGK東口、DFは石川直樹、大井健太郎のCBに菊地直哉、村上佑介の左右SBです。中盤は本間勲と三門雄大、両ウィングが藤田征也と田中亜土夢、FWはブルーノ・ロペスとミシェウの2トップでスタートしました。
暑さのせいか、両チームともややまったりした試合運びで時間が緩やかに流れます。しかし、主導権を握っていたのは新潟でした。幾度となく相手ゴールへ攻め入ります。そして、前半32分、中央でロペスからボールを受けた三門が左足を一閃するとそのボールはグラウンダーでゴールマウスへ飛び込みGOOOAL!! 新潟先制! 三門の今季初ゴールです。FC東京 0-1 新潟
その後FC東京も攻め入る姿勢を示しますが、最後のところで精度が低く、失点の予感がしません。
そして新潟が1点リードして前半を終了しました。
後半も新潟が攻め、特にブルーノ・ロペスは1対1の場面でシュートを放ちます。しかし、どうしても決まりません。一方、東京は新潟の左サイドを狙ってきているようでもあります。
追加点のほしい新潟は後半17分、村上を下げてアラン・ミネイロを入れ、藤田をSBに持ってきました。これが奏功します。
後半22分、相手ゴール前でミシェウ→ロペス→アラン・ミネイロとつなげ、アラン・ミネイロの右足が炸裂、アルビサポーターの目の前で相手ゴールに突き刺さり、GOOOAL!! 新潟追加点! FC東京 0-2 新潟
更に追加点を狙う新潟は後半37分、ロペスに代え矢野貴章を投入します。その貴章が2分後、PAギリギリの位置で相手GKと1対1になりますが、強烈なシュートは防がれ、追加点を奪えません。試合も終盤に入ると、さすがの新潟選手も足が鈍り、時折ピンチを迎えますが、GK東口を中心にしっかり守ります。
終了間際にはミシェウに代え木暮郁也を入れ、アディショナルタイム3分もただ守るのではなく、隙あらばゴールを狙った新潟はこのままゴール裏の大歓声の中で完封勝利しました。
新潟は他試合の結果から順位も14位ととりあえずは降格圏を脱しました。
監督が代わり、明らかにチーム状態はよくなっています。しかし、まだ残留争いは続いています。まずはこの団子状態から抜け出し、上位に進出してほしいと思います。
2012/07/25
オリンピックよりチーム
ブラッター、またイチャモン
オリンピックに出たいと言っていたウェールズ代表のMF、ガレス・ベイル(Gareth Bale)選手は怪我のためまやかしのチームGBには招集されませんでした。
しかし、ベイル選手は所属のトットナム・ホットスパーの選手として7月25日の対ロスアンゼルス・ギャラクシーの親善試合に出場し、先制点を叩き出しました。
これに対してFIFAプレジデントのブラッター(Sepp Blatter)は「彼は出場すべきではなかった。8月12日まではプレーするな。」とブツブツ言っています。
もちろん、クラブとしては「だからどうした? ベイルは最近治ったんだよ。」と意に介していないようです。
他の国でも同様のことがおこっているというのにチームGBがらみの出来事だけを問題視するブラッターの態度に対してははいくつかのメディアが疑問視しています。
そりゃ、そうでしょう。五輪に選ばれた選手以外はどんな理由であれ「選ばれなかった」選手です。選ばれなかった選手が自分のクラブの試合に出るのごくごく当然のことです。
メンツのために焦りまくるブラッターは笑いものに過ぎませんが、一方、今後も監視していかなければならないでしょう。
2012/07/18
不人気サッカー
50万枚売れ残りで座席数縮減
英国の公共放送BBCによれば、オリンピック大会サッカーの入場券がまだ約50万枚売れ残っていて、グラスゴーやカーディフのスタジアムでは上階席を封鎖するなどして観客を詰めることにしました。
そもそも、グラスゴーやカーディフはイングランドにはありません。(連合王国を作る)北アイルランドはグレート・ブリテン(GB)ではないため無視され、イングランド協会(FA)がFIFA会長のブラッターと結託してでっち上げたチームGBは、スコットランドはもちろん、ウェールズ、さらにはイングランドのサポーターからも支持を得ていません。
チケットの売れ行きがこうなるであろうからは当初から予想されていたことで、これまでの経過を知る人にとっては、当然のこととして受け止められています。
この大会ではまやかしのチームGBに様々な形で鉄槌が下り、FAとその口車に乗ったブラッターの愚かな野望が打ち砕かれるでしょう。
2012/07/15
J1第18節 ホーム 浦和戦
零封するも勝利できず
サッカーJ1第18節、アルビレックス新潟×浦和レッドダイヤモンズはフランス革命記念日の(あまり関係ないけど)7月14日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。好調な浦和は現在3位に着けていて、十分優勝を狙えます。下位相手ですので、どうしても勝ち点3がほしい試合です。
一方の新潟は現在16位。この試合で降格圏から抜け出すためにはホームで何年かぶりに浦和を撃破し、勝ち点3を得る必要があります。
前節右SBの村上祐介がイェローカード累積4枚目をもらい出場停止になったため、この試合でそのポジションに本来は攻撃的MFの藤田征也を入れました。その他の選手はほぼいつも通りです。CBの鈴木大輔にとっては五輪壮行試合です。
この日の入場者数は34000人に迫り、浦和サポーターも数千人規模で詰めかけました。
試合は序盤、新潟が攻め込む場面が多く、浦和の攻撃を阻止し優勢にすすめましたが、惜しいところでゴールを揺らせません。
前期では同点ゴールを奪ったブルーノ・ロペスも完全に封じられています。もちろん、新潟もマルシオ・リシャルデスや原口元気に仕事をさせません。
新潟も浦和に攻撃の的を絞らせず、相手選手の個人技も精度が低かったり新潟DF陣がしっかり守ったりでスコアレスで折り返しました。
後半はめまぐるしく攻守が入れ替わりますが、特に浦和が積極的に仕掛けてきます。しかし新潟はGK東口順昭を中心としてしっかり攻撃をふさぎます。
新潟は後半19分、ブルーノ・ロペスに代え平井将生を投入し、攻撃力をアップさせます。ロペスはこのところいまひとつ調子がでていないようで、むしろ先発を代えた方がいいのかもしれません。
攻撃のリズムが出てきた新潟ですが、浦和に右サイドを狙われているとみた柳下監督は後半28分、藤田に代え大井健太郎を入れます。藤田はここまで本職でないポジションをよくこなしてきたと思います。
守りの態勢をしっかり作った新潟は後半36分、アラン・ミネイロに代えて矢野貴章を投入し、なんとか得点を奪いにいきますが、どうしてもゴールを割れません。
結局、両チーム得点なく、0-0 の引き分けに終わりました。
浦和の猛攻をよく防ぎ、無失点で終えた守備陣はよくやったと言えますが、攻撃力、シュート精度に関してはいまひとつで、絶好調なら2~3点は取れていた試合でした。
そうは言っても、試合ごとにゲームの質は上がってきています。残留争いから抜け出すのも時間の問題と思います。
次節は2週後、アウェーでFC東京戦で、首都圏サポの大量参戦も期待できます。とにかくまずは勝ち点3を持ち帰りましょう。
2012/07/07
J1第17節 アウェー 札幌戦
敵地で完封勝利
サッカーJ1第17節、コンサドーレ札幌×アルビレックス新潟は7月7日、札幌厚別公園競技場で行われました。17位の新潟、18位の札幌という下位2チームの対戦ですが、だからこそ両チームとも是が非でも勝ち点3がほしいところです。
新潟からも多くのサポーターが駆けつけアウェーゴール裏を陣取りました。北の都札幌でもこの日は気温が25℃にもなり、結構暑さを感じました。
新潟のこの日の布陣はGK東口、DFは右から村上、石川、鈴木、菊地、MFは本間、三門のダブルボランチに藤田、田中の両サイド、2トップはブルーノ・ロペスとミシェウです。
試合は開始早々に動きます。
前半5分、ミシェウのパスを受けた田中亜土夢が自分で前線へ持ち込み右足を振り抜くと、相手キーパーを交わしてGOOOAL!! 新潟先制! 亜土夢はようやく今季初ゴールです。 札幌 0-1 新潟
その後は新潟が押し込まれる場面も多く苦戦しますが、とにかくこの1点を守り、アドヴァンテージを持って後半に移りました。
後半、選手交代はなく、前半と一転、新潟が攻め込みます。
後半11分、三門がPA内、絶好の位置からシュートしますがゴール右に外れてしまいます。
その後も新潟は次々とシュートを仕掛けますが、精度が悪くゴールネットを揺らすことができません。
一方の札幌も攻撃が粗く、たとえ攻め込まれても脅威を感じません。
新潟は後半23分、藤田に代えてアラン・ミネイロを、後半27分にはブルーノ・ロペスに代えて平井を、更に後半38分には亜土夢に代えて矢野貴章を入れ、攻撃力アップを図りますが結局追加点を奪えず、結果としては勝ち点3を得るに留まりました。
もちろん、最も欲しかったのは勝利ですので、それについては問題がありませんし、札幌を0点に抑えた守備力は評価できるでしょう。
しかし、このレベルの札幌に攻め込ませる隙を与えることにそもそも問題がありますし、シュート精度については今一度反省し練習するしかありません。
次節からは往復の復路です。気を引き締め、降格圏脱出はもちろん、上位浮上を狙って勝ち進んでほしいと思います。
2012/07/03
チームGBだって
ギグス、お前もか!
英国オリンピック協会(BOA)は7月2日、第30会オリンピック競技会に参加するサッカー男子チームメンバーを発表しました。既に予想されていたように、この中にはスコットランド、北アイルランドの選手は入っていません。もっとも、北アイルランドはそもそも大ブリテン島にはありませんので、TeamGBとしては鼻から眼中になかったののかもしれませんが。
18名中13名はイングランドの選手ですが、5名はウェールズ選手で、この中にはオーバーエイジ枠で元ウェールズ代表のライアン・ギグス選手も入っています。
よく知られているように、連合王国には統一したサッカー協会、あるいはサッカー連盟はなく、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド、イングランドのサッカー協会が独自に活動しています。従って、一部期間を除き、国(連合王国)の代表チームを組むことができませんでした。
しかし、今回のオリンピックがロンドンで開かれることでもあり、イングランドサッカー協会(FA)がFIFA会長のブラッターと結託し、「統一」チームを作ったのです。
ですからFAだけが今回の決定をウェブサイトにも載せています。ウェールズサッカー協会は今回の選考について一言も触れていません。スコットランド、北アイルランドはもちろんです。
もちろん、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドのサッカー協会は猛反発していますし、多くのイングランドサポーターからも支持されていません。
英国国旗のユニオン・ジャックはセント・パトリック旗(アイルランド)、セント・アンドリュース旗(スコットランド)、セント・ジョージ旗(イングランド)から成り立っています。そもそもウェルーズの影はどこにもありませんから、今回のオリンピックに当たってはいつものセント・ジョージ旗でいいのじゃないでしょうか。
まやかしのTeamGBは不要です。
彼らにユニオンジャックを使う資格などありません。
今回の決定はBOAとFAの面子にこだわった愚行で、今後に禍根を残すことは間違いないでしょう。
2012/07/01
J1第16節 ホーム 鹿島戦
惜しくもドロー
サッカーJ1第16節 アルビレックス新潟×鹿島アントラーズは6月30日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。
新潟は柳下新監督になって3試合目のリーグ戦で、そろそろ柳下色を出していきたいところです。この日のスタメンは今週水曜日のナビスコ杯で「休養」をとった選手中心で、GKはいつもの東口、DFは村上、石川、鈴木大輔、菊地、ボランチが本間と三門、攻撃的MFは藤田と田中亜土夢、2トップはミシェウとブルーノ・ロペスです。
この日の入場者数は35,506人と、ホームでは今季初の3万人超えで、新生アルビへの期待の大きさを覗わせました。
試合は序盤、鹿島ペースで進み、前半17分に鹿島が先制します。 新潟 0-1 鹿島
少し前の新潟なら、これでガタガタしたところですが、この日は違っていました。
相手の攻撃をしっかり凌いだ前半37分、右サイドを村上が切り込みラストパスを中央に出すと、そこに入ってきたミシェウが左足を振り抜きます。するとボールは左のポストに当たりながらも枠に吸い込まれGOoOAL!! 新潟同点! 相手がちょっとした隙を見せたとはいえ、すばらしい連携でした。 新潟 1-1 鹿島
その後、両チームとも自分たちの時間を作りますが、追加点ならず、同点で後半に移りました。
後半は攻守をめまぐるしく入れ替えての攻防になります。
鹿島は前線の何人かが次々に新潟ゴールに迫りますが、東口を始め守備陣がきちんと対応し、最後のところで防ぎます。特にこの日も東口は冴えわたっていました。
柳下監督は後半20分、ミシェウに代えて平井将生を入れ、攻撃の強化を行います。更に後半23分、先のナビスコ杯で得点した鈴木武蔵を亜土夢に代えて投入します。
その武蔵が後半28分、抜け出してシュートを放ちボールはゴールに入りますがその前にオフサイドの判定があり、得点はなりません。
将生もそのすぐ後、素晴らしいシュートを放ちますが、枠を外してしまいます。
後半32分には新潟ゴールが次々と脅かされますが、東口が連続でセーブします。
後半35分、新潟は最後の交代枠を使い、藤田を下げ、矢野貴章を送り出します。
後半38分、その貴章が鋭いミドルシュートを放ちますが、クリアされます。
試合はそのまま引き分けで、両チームとも勝ち点1を分け合いました。
新潟はあと一歩で勝てる試合でしたが、その一歩が及びませんでした。一方の鹿島も新潟の守備に勝利を阻まれたということでしょうが、非常に白熱した試合になりました。
次節、新潟はアウェーで札幌と戦います。相手は降格候補一番手ですが、新潟としても今のままでは降格です。ここは相手を甘くみることなくしっかり勝利し、上昇気流に乗りたいものです。
2012/06/28
ナビスコ杯第7節 ホーム 大宮戦
後半4発、逆転勝利
ヤマザキナビスコカップ第7節、アルビレックス新潟×大宮アルディージャは6月27日、東北電力ビックスワンスタジアムで行われました。
両チームともナビスコ杯では予選敗退が決定していて、この試合は今後の戦い方を探る機会と捉えていると思われます。それでも、平日にもかかわらず8000人に迫る入場者がありました。
新潟の先発はGKに黒河、2トップは矢野と平井、ボランチには三門と小暮、両サイドは小屋野とアラン・ミネイロ、DFが村上、大井、鈴木大輔、菊地です。
前半は大宮のペースで試合が進みます。
前半15分、大宮はゴール正面からのシュートで先制します。 新潟 0-1 大宮
これは黒河が本調子なら防げたのではないかと思います。
前半40分にも相手グラウンダーのシュートにゴールネットが揺らされてしまいます。 新潟 0-2 大宮
これもGKが止めてくれなきゃというボールでした。
黒河はまだ復調していないのかもしれません。
前半2点のビハインドを背負った新潟は後半に勝負を賭けます。
しかし後半3分、大宮に追加点を奪われ 新潟 0-3 大宮
ここで、ほぼ勝敗は決したかに思われました。しかし、柳下監督は後半13分、思い切った手を打ちます。
矢野に代えてブルーノ・ロペス、アラン・ミネイロに代えて田中を投入しました。これが奏功します。
ロペスがタメを作る場面が増え、後半16分、小暮がPA内でボールを受けるとシュート。GKが弾いたところに自らが飛び込みもう一度押し込みGOOOAL!! 新潟、反撃の狼煙! 新潟 1-3 大宮
後半26分、柳下監督はMFの小谷野を下げ、新人の鈴木武蔵を入れました。
その2分後、三門がPA内でシュートを放つと、相手GKが弾きますが、そこに詰めてきた平井が流し込みGOOOAL!! 新潟、1点差! 新潟 2-3 大宮
何とか追いつきたい新潟ですが、その後なかなか得点を奪えません。試合はこのまま後半45分を経過し、敗戦濃厚のままアディショナルタイムに入ろうかというその時、新潟のCKから三門がセンタリングすると中央にいた鈴木大輔の頭にドンピシャと入り、大輔がヘディング。これがゴールに吸い込まれGOOOAL!! 新潟、同点! 新潟 3-3 大宮
アディショナルタイムは4分。勝ちに等しい引き分けと思っていると、土壇場も土壇場、後半45分+4分、やはりCKを得た新潟は三門が蹴ると、相手ゴール前で混戦状態を作り、最後は鈴木武蔵の左足が炸裂しGOOOAL!! 新潟、逆転!新潟 4-3 大宮
そしてここでタイムアップの笛。
新潟は後半、3点のビハインドを跳ね返して逆転勝利です。
相手チームが控えメンバー中心で臨み、ゲームメイクできるチョ・ヨンチョルが退いた後だったとはいえ、勝ちパターンを経験するのは貴重です。
いわゆる消化試合だったこの日の布陣をみると、柳下監督は明かに今後に向けての各選手のパフォーマンスをチェックしていました。
この試合だけでも、現時点で「使える選手」、「今後が危ぶまれる選手」が浮かび上がってきたようです。
何はともあれ、重要なリーグ戦第16節はすぐそこです。前半戦あと2試合を連勝で抜けるべく、サポーターも気合いを入れましょう。
2012/06/24
J1第15節 アウェー 神戸戦
攻撃のリズム作れず零敗
サッカーJ1第15節 ヴィッセル神戸×アルビレックス新潟は6月23日、ホームズスタジアムで行われました。
この日、ホームズスタジアムにはこの競技場では珍しいくらい多くの新潟サポーターがゴール裏に陣取り、入場者数も16700人という、このカードでは極めて多い数字を示しました。それだけ柳下監督への期待が高いのでしょう。
しかし、試合内容は惨憺たるものでした。
神戸の攻撃は新潟のDF陣がしっかりと危なげなく防いでいました。しかし、攻撃陣が全く機能しません。
前半はなんとか無失点で切り抜けたものの、新潟の前線の選手がボールを奪われ、カウンターを仕掛けられるのは目に見えていました。
果たして結果はその通りで、後半13分、新潟のブルーノ・ロペスが不用意にボールをさらわれると、神戸の森岡がミドルシュートを放ち、それが小川の大腿部に当たって新潟が失点してしまいます。 神戸 1-0 新潟
新潟の得点可能性を感じたのは後半11分に相手GKの好セーブに会った三門のシュートと後半32分、ゴールポストを直撃した平井のシュートくらいでした。
監督が代わったからといって、これまでの”習性”が急に変わるものでもないでしょうから、もう少し時間が必要かもしれません。
6月27日にはナビスコカップ予選の最終戦があります。どう考えても消化試合に過ぎませんから、この試合で柳下監督は次を見据えた作戦を立ててくると思います。相手の大宮も同じようなことを考えているでしょう。
とにかく、後半戦を視野に入れたチームの再構築が必要です。選手の大幅な入れ替えも当然行われるべきでしょう。
2012/06/23
シン・フェイン、英女王と会見
コ・オペレイションアイルランドが仲介
来週北アイルランドを訪れる英国女王、エリザベスII世から会見を求められていたシン・フェイン(Sinn Féin)の中央委員会(Ard Comhairle)は期限とされていた6月22日午後までに、北アイルランド議会(Assembly)のマクギネス副首相(Deputy First Minister Martin McGuinness)が女王と会うと表明しました。
昨年の女王、アイルランド訪問時に、シン・フェインはボイコットしています。
この実現には北アイルランドの非政治組織、コ・オペレイション アイルランド(Co-Operation Ireland)ががなり働いたようです。
シン・フェインのHPにはまだ何も記されていませんが、そのうちアップされるでしょう。
もちろん、このミーティングが北アイルランドの英国(イングランド)への埋没を意味するものではないでしょうし、むしろ南北統一に一歩でも近づく可能性を持ったものとして見つめたいと思います。
6月23日8時追記:そしてシン・フェインのホームページにアダムス(Gerry Adams)党首の声明がアップされました。
2012/06/19
ユーロ2012グループC 6月18日の結果
どうする、どうなるトラップ
イタリア 2-0 アイルランド
ユーロ2012グループリーグCの最終戦は6月18日、ポーランドで行われました。アイルランドはこれまでに2敗し、予選敗退が決まっています。一方のイタリアはこの試合に決勝ラウンド進出を賭けます。
その2チームの差は歴然でした。
アイルランドは序盤こそイタリアを苦しめたものの、前半35分、相手CKから失点すると、後半終了間際にもCKから失点し、終わってみれは0-2の完敗でした。
アイルランドは予選リーグ3試合で1得点9失点で、特に失点数としてはおそらく全チーム最多になると思われます。
予想されたように、トラパットーニ監督の去就が話題に出始めました。選手層も主力の何人かは日韓ワールドカップからです。秋に始まるワールドカップ予選に向け、チームの若返りとともに、思い切り監督を代えるとういのも一手かもしれません。
グループCその他の結果
クロアチア 0-1 スペイン
2012/06/17
J1第14節 ホーム 清水戦
柳下アルビ勝利発進
サッカーJ1第14節 アルビレックス新潟×清水エスパルスは6月16日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。
新潟は柳下監督に代わって最初の試合です。得点力に乏しい新潟は、ここで巻き返しをはからないといけません。
しかし序盤は清水のペースでした。新潟はシュートを打つまでの攻撃ができません。一方の清水は次々に新潟ゴールに襲いかかります。
前半26分、柳下監督は思いきった手を打ちます。守備の意識が今ひとつ上がらず、しかも前半早々にイェローカードをもらっていた左SBのキム・ジンスを下げ、菊地直哉を入れます。とにかく守備をしっかり固めなければ失点は時間の問題でした。
「ダメな選手はいつでも取り替える。」初陣すぐの明確なメッセージです。
前半39分、ミシェウからパスを受けた田中亜土夢がクロスを入れ、そこに走り込んだ藤田征也が右足を振り抜くと、低い位置でライナーとなりGOOOAL!! 新潟先制! 初シュートが初得点です。 新潟 1-0 清水
これで攻撃の形も作った新潟は活気を取り戻しますが、追加点を奪うまでには至らず1点リードで後半につなぎました。
後半になると新潟が積極的に攻撃を仕掛けます。
後半16分、相手PA内でミシェウが倒されたように見えましたが、これはシミュレーションの判定でミシェウにイェローカードが出されました。
後半24分にも同じような状況で今度はブルーノ・ロペスにイェローカードです。
ここで、新潟は2人目の交代です。亜土夢を下げて新人の鈴木武蔵を投入しました。武蔵はよく動いてチャンスを作ろうとしますが、まだ少し技術が追い着いていないようです。
清水も攻め込む場面は作るもののシュート精度は低く、それに助けられもして、新潟がリードを保ったままアディショナルタイムに入りました。ここで、ベンチはミシェウを下げストライカーの平井将生を投入します。
新潟は最後まで1点を守り、今季リーグ戦、ホーム初勝利を果たしました。
サポーターにとっては待ちに待った勝利で、雨の中、Pride or Niigata が大きく鳴り響きました。
次節はアウェーで、監督が代わって間もない神戸が相手です。関西という遠方ですが、できるだけ多くのサポーターが声援を送り、連勝して上位浮上を目指しましょう。
2012/06/15
ユーロ2012グループC6月14日の結果
予選突破ならず
スペイン 4-0 アイルランド
初戦でつまずいたアイルランドのこの試合の相手は優勝候補のスペインです。
グループCのもう1試合、イタリア×クロアチアは引き分けで、もしこの試合でアイルランドが敗れればアイルランドの予選敗退が決まります。どんな形ででも勝たなければなりません。
しかし、試合は前半開始早々の5分、失点してしまいます。
前半はなんとか1失点で凌いだものの、後半に入るとスペインの猛攻に耐えられなくなり、4分、25分、38分と次々に得点を奪われ、0-4と完敗でした。
スペインの動きは最後まで衰えず、スルーパスもよく通り、一方、アイルランドのパスはことごとくカットされ、力の差が明瞭でした。
この結果、スペイン、クロアチアが勝ち点5、イタリアが勝ち点2、アイルランドが勝ち点0でアイルランドの予選敗退が決まりました。
このグループの最終戦は6月18日に行われ、アイルランドはイタリアが相手です。予選敗退が決まったとはいえ、最後に一矢を報いてほしいと思います。
グループC その他の結果
イタリア 1-1 クロアチア
2012/06/11
ユーロ2012グループC6月10日の結果
アイルランド初戦飾れず
アイルランド 1-3 クロアチア
ユーロ2012グループCでアイルランドはクロアチアと対戦しました。その前に行われたイタリア×スペインが引き分けに終わったことを考えると、この試合、どうしても勝っておきたいところです。
ところが試合は開始早々動きました。
前半3分、相手のヘディングシュートをアイルランドGKのギヴン(Shay Given)が一旦は手に当てたものの、十分にはじき返すことができず、ゴールに吸い込まれてしまいました。アイルランド 0-1 クロアチア
アイルランドはすぐに反撃を開始し、前半19分、FKからセントレジャー(Sean St.Ledger)がヘディング。これが決まってGOOOAL!! アイルランドが同点に追いつきます。アイルランド 1-1 クロアチア
そこから両チームの攻め合いになりますが、前半終了間際の43分、アイルランドはクリアミスから
勝ち越し点を許してしまいます。アイルランド 1-2 クロアチア
1点ビハインドで入った後半早々の4分、アイルランドゴール前のせめぎ合いからゴールを許してしまいました。アイルランド 1-3 クロアチア
その後、アイルランドも猛攻を仕掛けますが、最後のところでシュートが精度を欠き、得点に結びつきません。
アディショナルタイム5分も使い切り、結局このままアイルランドは敗れました。
グループCは2強2弱と揶揄されていて、その2弱の対決といったところでした。しかし、一発勝負のこういった大会ではどうなるかわかりません。
アイルランドの次の試合は6月14日、スペインが相手です。なんとか勝ち点3を奪ってほしいと思います。
グループCその他の結果
スペイン 1-1 イタリア
2012/06/09
ナビスコ杯第6節 横浜Fマリノス戦
得点力欠き予選敗退
ヤマザキナビスコカップ第6節、横浜Fマリノス×アルビレックス新潟は6月9日、ニッパツ三ツ沢球技場で行われました。土曜日の午後でしたが、雨とあって入場者数は5300人強と、ナビスコ杯にしても低調でした。新潟としては新監督が決まりつつある今、上野ヘッドコーチが指揮を執る最後の試合になりそうです。
試合は全体に横浜が押し気味に進みました。新潟は守りの時間が長いのですが、きちんと守り、横浜にゴールを許しません。
前半は両チームスコアレスで折り返し、後半勝負に賭けます。
後半も横浜が押し気味ですが、とにかく新潟は守ります。特にGK東口はピンチを何度も凌ぎました。
引き分けでは予選敗退が決まる新潟もなんとか攻めようとしますが、パスがつながらなかったり、セカンドボールを奪えなかったりで、ゴールの臭いがしません。
結局この試合はスコアレスドローに終わりました。グループBの他の会場では清水が大宮を退け、神戸と札幌は引き分けで、このグループでは清水と鹿島の予選突破が決まりました。
とにかく得点できないことには勝ちはありません。
新潟はナビスコ杯予選でもう1試合残していますが、勝ち負けにこだわらず、リーグ戦に向けての態勢を整えてもらいたいと思います。
2012/06/07
ナビスコ杯第5節 鹿島戦
また最後耐えきれず
ヤマザキナビスコカップ第4節、アルビレックス新潟×鹿島アントラーズは6月6日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。
平日の試合ということもあり、入場者数は1万人を切る寂しさでした。
試合は両チームなかなかゴールを奪えず拮抗した内容となりましたが、特に新潟はなかなかゴールに迫ることができずにいました。
そして迎えた後半42分、遂に鹿島にゴールをこじ開けられます。新潟 0-1 鹿島
新潟は最後まで決定力に欠け、このまま試合は終了しました。
予選突破に向け今後の戦いが難しくなりましたが、可能性はあります。それを信じて引き続き応援したいと思います。
2012/06/05
国際親善試合6月4日の結果
アイルランド決め手欠く
ハンガリー 0-0 アイルランド
ユーロ2012ポーランド/ウクライナを目前に控えた6月4日、アイルランドナショナルチームはブダペストでハンガリーナショナルチームと親善試合を行いました。
試合は両チーム攻守を代える流れでしたがゴールを割ることができず、結局スコアレスドローに終わりました。
先週のトレーニング中に膝を痛めていたアイルランドの守護神ギヴン(Shay Given)は大事を取って前半で退き、後半はウェストウッド(Kieren Westwood)が出場しました。
2012/06/01
財政条約国民投票
批准確定
EUの財政安定化のためとする「財政条約*」批准の国民投票が5月31日、アイルランド全土で行われ、現在(日本時間6月1日20時)開票作業が続いています。
[*財政条約:日本の新聞記事等では財政協定とすることが多いのですが、英語ではFiscal(Stability) Treatyと言います。このtreatyは従来「条約」と訳されてきたので、ここでも「条約」とします。]
この国民投票に当たり、ケニー首相(Taoiseach Enda Kenny)はこの条約はヨーロッパの財政を安定させるものとして支持を呼び掛けました。
一方、シン・フェイン(Sinn Féin)のアダムス(Gerry Adams)党首はこの条約は更なる緊縮を強いるだけで、財政安定化にはつながらないとして、反対票を投ずるよう訴えました。また、社会党(Socialist Party)のヒギンズ(Joe Higgins)党首はこの条約は潰されるべきだと批判しました。
アイルランドの公共放送RTÉによると、投票率は伸びず50%程度だったようです。
選挙区ごとに開票が行われていますが、ダブリン(Dublin)やドネゴール(Donegal)の一部で反対票が伸びているものの、全体としては賛成票が約60%を得て条約は批准されそうです。
自らも財政危機に直面しているアイルランドでの国民投票の結果はEUの財政危機克服の道筋に影響を与えそうです。
6月2日追記
そして6月1日夕刻(日本時間6月2日早朝)全選挙区で開票が終了し賛成60.3%、反対39.7%でこの条約は批准されました。ドネゴール全域(2選挙区)、ダブリンの3選挙区で反対が賛成を上回りました。投票率は50.6%とようやく過半数に達しました。
2012/05/28
国際親善試合5月26日、27日の結果
アイルランド、ユーロ2012に向けて好発進
5月26日(土)から27日(日)にかけて世界各地で国際親善試合が行われ、アイルランド、スコットランド、ウェールズがそれぞれボスニア・ヘルツェゴヴィナ、米国、メキシコと対戦しました。
いつもは様々な情報源からライブで試合を追う私ですが、この時期、たまたま別用でそれができなかったため、結果だけを書きます。
アイルランド 1-0 ボスニア・ヘルツェゴヴィナ
ダブリンで行われたこの試合、後半17分にキーンに代わって入ったロングが後半33分にゴールし、それを守ったアイルランドが勝利しました。
米国 6-1 スコットランド
ジャクソンヴィルで行われ、スコットランドはオウンゴールによる1点のみで惨敗です。
メキシコ 2-0 ウェールズ
米国で行われました。前半終了間際、後半終了間際にメキシコが得点し、ウェールズは零敗です。
6月にはユーロ2012が始まります。アイルランドはグループCでスペイン、イタリア、クロアチアと同組です。今回のボスニア・ヘルツェゴヴィナは仮想クロアチアとして一定の手ごたえを掴んだのではないかと思います。
2012/05/27
J1第13節 アウェー 柏戦
上野新体制敗戦のリスタート
サッカーJ1第13節、柏レイソル×アルビレックス新潟は5月26日、日立柏サッカー場で行われました。
新潟は黒崎監督、西ヶ谷コーチが退任し、現在監督は不在です。代わってユースの監督だった上野さんがヘッドコーチとして指揮をとります。
この日の競技場は晴で比較的暖かく、入場者数約13000人の仲には、とにかく新体制の下での試合を勝利で飾ろうという新潟サポーターも沢山駆けつけました。
新潟はこれまでとは違い積極的に攻撃を仕掛けます。前線からのチェックも厳しく行い柏の突破を許しません。しかし、シュートがなかなか枠に行きません。
すると前半32分、新潟ゴール前の混戦からオウンゴールを与えてしまいました。柏 1-0 新潟
後半、1点がほしい新潟は全体に前がかりになり、柏が攻め込む場面も多くなります。GK東口を中心に守り、また自らも攻撃を仕掛けますが、ゴールが遠く、後半41分、逆に追加失点をしてしまいました。 柏 2-0 新潟
最後の最後まで攻撃的な選手を投入し闘った新潟でしたが、試合はこのまま終了しました。
次節まで3週間ほどの中断期間があります。ナビスコカップの予選は組まれていますが、その中ででも改めて修正し、巻き返しをはかってもらいたいと思います。
2012/05/21
監督退任
動ぜず闘おう
サッカーJ1アルビレックス新潟は5月21日付でトップチームの黒崎久志監督と西ヶ谷隆之ヘッドコーチが辞任すると発表しました。
アルビレックス新潟は今季ここまで2勝3分7敗で17位とかつてないほど低迷し、しかも内容もよくないなど、早晩この事態が訪れることは予想できました。
聖地スワンの入場者数も激減し、経営的にもピンチが訪れていました。
実際には昨季から予想されたことでもありましたが。
決定的になったのは先日行われたジュビロ磐田戦です。この試合で内田潤が怪我で下がり、キム・ジンスが退場すると、選手の気持ちが一挙に切れ、いつものアルビではなくなってしまいました。この時に監督も選手も覚悟したと思います。
試合後、監督が選手と一緒に頭を下げにきた時、それはまさに現実のものとなったことの表明でした。多くのサポーターはそう感じたはずです。
今後誰が指揮をとるのかまだ決まっていませんし、監督が代わったからと言って、急に上昇気流に乗る保証はありません。しかし、誰に決まってもこれ以上悪くなることはないでしょう。
アルビレックス新潟が降格することははJリーグにとっても決してよいことではありません。リーグ戦はようやく3分の1まで来たところです。今好調でも後で崩れるチームだってあるでしょう。
また、アルビレックス新潟はヤワなチームではありません。J1残留はもちろん、上位を目指してまだまだ闘っていくでしょう。
サポーターとしても全力で後押ししましょう。
2012/05/19
J1第12節 ホーム 磐田戦
重症新潟 ホームで惨敗
サッカーJ1第12節 アルビレックス新潟×ジュビロ磐田は5月19日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。
新潟の今日の先発はいつものDFにボランチは本間勲と菊地直哉、両サイドハーフは藤田征也と小谷野顕治、そして2トップは何と矢野貴章とブルーノ・ロペスで、ミシェウはベンチ入りしませんでした。
試合は開始間もなくの前半8分に早々と先制されてしまいます。新潟 0-1 磐田
更に前半15分にも失点し、早々と2点のビハインドを背負います。新潟 0-2 磐田
新潟には更に苦難が訪れます。
前半23分、右SBの内田潤が怪我で村上佑介に交代し、前半アディショナルタイムには左SBのキム・ジンスがこの日2枚目のイェローカードで退場となってしまいました。
1人少ないまま後半に挑む新潟はこの日ほとんど機能しない2トップの一角、矢野貴章を下げ、新人の鈴木武蔵を投入します。
そんな新潟の気持ちをあざ笑うかのように後半3分、磐田が追加点を奪います。新潟 0-3 磐田
新潟のほぼ唯一の見せ場は後半18分、FKを得ると藤田の蹴ったボールが相手DFに当たりそのままゴールへ入り、オウンゴールで1点を返した場面くらいです。新潟 1-3 磐田
この後、磐田の一方的な試合が顕著になります。
後半23分には磐田のシュートでもないボールがそのままゴールへ入ってしまい、追加失点します。新潟 1-4 磐田
後半34分には流の中でまた失点します。新潟 1-5 磐田
その後、小谷野に代え田中亜土夢を投入しましたが、流れを変えるに至りません。
このままで終わらない磐田は全く守りに入る必要もなく、後半アディショナルタイムにも追加点を奪います。 新潟 1-6 磐田
新潟はなすすべなくホームで惨敗しました。試合後、ホームゴール裏から沸き上がったブーイングも自然なことでした。
選手ひとりひとりを見れば決して他チームに見劣りしません。それなのにこの結果であるのはどこに問題があるのでしょうか?
そろそろ大鉈を振るわなければならない状況になってきています。
2012/05/13
J1第11節 アウェー 浦和戦
埼スタで追い着きドロー
サッカーJ1第11節 浦和レッドダイヤモンズ×アルビレックス新潟は5月12日、埼玉スタジアム2002で行われました。
新潟は前節、シュート数わずか3本でFC東京に完敗し、下位に沈んでいます。このままずるずるといくようではJ2落ちが現実になってしまいます。
例年、埼スタでは曇~雨ですが、この日は晴天で、3万人を超す入場者がありました。
この試合、新潟は藤田征也を右SHで今季初めて先発させました。
前半11分、浦和の巧みなパス回しから先制されてしまいます。浦和 1-0 新潟
しかし、この日の新潟はこれに屈することなく、果敢に攻撃を仕掛けます。
前半29分、その攻撃的姿勢が奏功します。
起点はキム・ジンスのトレードマーク、ロングスローでした。ジンスのロングスローは相手DFがなんとかクリアしますが、こぼれ球を菊地直哉がつないで田中亜土夢へ。亜土夢が落としたボールをブルーノ・ロペスが蹴りこみGOOOAL!! 新潟が同点に追い着きました。 浦和 1-1 新潟
その後、両チームともめまぐるしく攻守を入れ替えますが追加点なく、同点で折り返しました。
後半開始早々から新潟今季、これまでの試合ではみられなかったような攻撃を仕掛けます。しかし、浦和のディフェンスは堅く、なかなかゴールを割れません。
一方の浦和も若手が次々に襲いかかりますが、GK東口順昭を始めCBの鈴木大輔、石川直樹が中心となり、しっかり守り、相手のシュートの的を外していきます。
結局、試合はこのまま引き分けに終わり、新潟は勝ち点1を得るに留まりましたが、早い時間帯に先制されながらも追い着いての、しかも苦手埼スタでのドローです。
この姿勢を次節にもつなげ、ホーム今季初勝利をあげてほいいと思います。
2012/05/06
J1第10節 ホーム FC東京戦
新潟、浮上できず
サッカーJ1第10節、アルビレックス新潟×FC東京は5月6日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。
新潟は前節、アウェーで苦手広島を破っていて、降格圏から脱するため是非ともホームで勝利したいところです。
この日、新潟は2トップにブルーノ・ロペスとミシェウを入れ、矢野貴章と平井将生を控えに置きました。
新潟はしっかり守りカウンターを仕掛ける作戦です。
その新潟にFC東京攻撃陣が襲いかかりますが、DF陣がしっかり守り得点を許しません。GK東口の好セーブも目を見張ります。
一方の新潟も左SHで先発した田中亜土夢を中心によい場面を作りますが、せっかくのチャンスも生かせません。
前半はどちらも相手の特徴を消す形でスコアレスで、後半勝負に移りました。
後半に入るとFC東京が攻め込む場面が多くなります。新潟はなかなかシュートまで持ち込めません。
すると後半6分、サイドから攻め込まれ1点を先制されてしまいました。新潟 0-1 FC東京
後半15分、新潟は田中亜土夢に代え矢野貴章を、右SBの内田潤に代え村上佑介を入れ攻撃的にしてきます。
しかし、これがなかなか功を奏しません。
すると後半26分、新潟ゴール前のこぼれ球を押し込まれてしまいます。 新潟 0-2 FC東京
後半30分にはミシェウを下げて平井将生を投入し、とにかく攻めますが、得点は愚か、シュートすら打たせてもらえません。
結局0-2で試合は終了し、新潟は2連勝を逃すとともに、順位も16位と降格圏に留まったままでした。
前途多難ですが、なんとか1つでも2つでも上へ行って、とりあえずは降格圏から脱してほしいものです。
2012/05/04
J1第9節 アウェー 広島戦
新潟、今季2勝目
サッカーJ1第9節、サンフレッチェ広島×アルビレックス新潟は5月3日、広島ビッグアーチで行われました。
新潟は今季まだ1勝しかしていなくて、降格圏内にあります。対する広島は好調で、ホームでの負けがありません。エースストライカー、佐藤寿人は現在得点ランキングトップです。
新潟の先発はGK東口順昭、DFは鈴木大輔、石川直樹のCBに右は内田潤、左はキム・ジンスの強力守備陣です。ボランチに菊地直哉とキャプテンの本間勲、両ウィングは田中亜土夢と小谷野顕治、2トップはミシェウと矢野貴章ですが、プレーの中ではミシェウが自由に動き回る役回りのようです。
序盤、両チームとも攻め、守りするのですが、なかなかシュートにまで持ち込めません。
新潟のチャンスは前半14分、貴章が敵陣奥深くまで攻め込みシュートしますがこれは決められません。
前半33分、またもや貴章がボールを持ち相手PA内へ入り込みますが、相手DFに厳しくマークされ、ボールが足下を離れてしまいました。
前半終了間際の43分、内田のクロスは中央の貴章を超えてファーサイドの亜土夢へ。亜土夢はドンピシャで頭で合わせますが、これは枠を外してしまいます。
結局、両チームスコアレスで折り返しました。
後半に入ると、両チームともリスクを冒しつつ攻め込みあいますが、特に新潟はうまくシュートにまで持ち込めません。
膠着した状況は打破すべく、後半12分、新潟は亜土夢に代えて平井将生を入れ、ボールを動かします。
そして後半18分でした。右サイドから内田が前戦へクロスを上げると、これは相手DFがクリアします。しかし、待っていたかのようにそこへ飛び込んできた菊地が右足を振り抜くと、ボールはゴールマウスへ一直線に飛び込みGOOOAL!! 先制したのは新潟! 広島 0-1 新潟
ついに均衡が破られました。
こうなると攻めるしかない広島ですが、新潟はしっかり守り、特に佐藤寿人には全く仕事をさせません。
後半24分には内田に代え村上佑介を、後半37分には疲れの見え始めたミシェウに代え三門雄大を入れ、相手の動きを封じます。
そして、アディショナルタイム4分も消化し、このまま新潟が勝利しました。どちらかと言えば苦手としているビッグアーチでの勝利です。
久しぶりに上げた勝利は今季2回目です。
次節はホームでの試合です。だんだん得点の匂いもするようになってきました。2連勝すべくサポーターも声援を送りましょう。
2012/04/28
J1第8節 ホーム 仙台戦
新潟重症
サッカーJ1第8節 アルビレックス新潟×ベガルタ仙台は4月28日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。
新潟は内田潤が右SBとして先発しました。
前半、両チームとも決定的な攻め手に欠きますが、前半6分、FKから相手DFの弾いたボールを石川直樹が蹴りこみゴールネットを揺らしますが、その前にオフサイドがあったと判定されノーゴールになります。絶妙のシュートでした。
その後も新潟はセットプレーを含めいくつかチャンスを作りますが、生かすことができません。
両チームスコアレスのまま折り返しました。
後半に入ると仙台の勢いが強くなり、幾度となく新潟ゴールに迫ります。しかし、新潟DF陣も落ち着いて跳ね返します。ただ、跳ね返したボールが仙台に拾われる場面も多く、全体として仙台優勢のうちに経過していきました。
このままスコアレスドローに終わるかと思われた後半44分、新潟PA内で仙台の選手が倒され、新潟はPKを取られてしまいます。これを決められ、ここにきて新潟が失点です。 新潟 0-1 仙台
新潟も最後の猛攻を見せますが、ロングフィードが相手に跳ね返されたり、パスがブロックされたりと自分たちのゲームをらせてもらえません。選手同士のタイミングもどうも合いません。
そしてアディショナルタイム4分も消化し、新潟は仙台の3連勝を助けてしまいました。
次節は広島と苦手のアウェーで対戦です。ブルーノ・ロペスはこの試合で2枚のイェローカードをもらい退場で、次節出場停止です。
新潟は泥沼に入りつつあります。今のうちに打つ手を打っておかないといけない状況になりました。
新潟がJ2に降格するのはJリーグ全体にとってもマイナスだと思います。兎に角、チームプレーですから、トレーニング中にしっかり確認し、今のうちに上向き曲線を作ってほしいと思います。
2012/04/21
J1第7節 アウェー 鳥栖戦
連勝ならず
サッカーJ1第7節、サガン鳥栖×アルビレックス新潟は4月21日、佐賀県総合運動場陸上競技場で行われました。
新潟は前節ようやく今季初勝利をあげ、これから上位に食い込むためには連勝したいところです。一方の鳥栖はJ1初参戦ながらこれまでよく健闘し、失点はリーグ最低という堅守を誇っています。
新潟の攻撃は平井将生とブルーノ・ロペスが2トップを組みました。
キックオフ前から降り始めた雨がだんだん強くなる中での試合でした。
試合は前半、鳥栖の攻撃が目立ち、新潟はなかなかシュートすら打てません。
しかし、シュートを浴びながらもしっかり失点を防いだ新潟は鳥栖の攻撃を零点に抑え、スコアレスで後半勝負にかけました。
後半に入ると新潟がペースをつかみ攻撃を仕掛けます。
後半15分、新潟は平井に代え矢野貴章を投入します。すると新潟の右サイドに動きが出て、ゴールに迫ります。
しかし、シュートの精度が今ひとつ乏しく、ゴールポストにはじき返されたり、枠をわずかに外れたりしてゴールに結びつきません。
激しい雨でボールが走らず、細かいパスをつなぐことが困難です。
そして後半35分、自軍ゴール前に詰め寄られ失点してしまいました。鳥栖 1-0 新潟
こうなると、鳥栖はしっかり守りを固めます。
最後は全員で守った鳥栖の壁を崩せず、アディショナルタイム4分も消化し、新潟は完封負けを喫しました。
敗れはしましたが、攻撃の形はできてきています。次節はホームに首位の仙台を迎えます。上位だからといって恐れることが全くないことは過去の結果をみればわかります。
しっかり勝ち点3をいただきましょう。
2012/04/19
ナビスコ杯第3節 ホーム 神戸戦
今季ホーム初勝利
ヤマザキナビスコカップ第3節、アルビレックス新潟×ヴィッセル神戸は4月18日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。今季まだホームで勝利のない新潟にとっては今日はどうしても勝ちたい試合です。この日の新潟はリーグ戦と異なる布陣を敷いてきました。
右のSBに内田潤を入れ、2トップは矢野貴章と平井将生です。ブルーノ・ロペスとアラン・ミネイロはこの日お休みです。
序盤、新潟は攻めあぐね、なかなかシュートまで持って行けませんでした。しかし、前半27分、内田がシュート気味のクロスというかクロス気味のシュート。それをキム・ヨングンへつないでシュート。相手DFが弾いたところに飛び込んだのが平井。平井が右足を振り抜きGOOOAL!! 新潟先制! 新潟 1-0 神戸 平井は移籍後初ゴールです。
その後は両チームともチャンスは作るもののシュートまで持って行くことができず、後半もお互いに攻めあぐねる展開になりました。
結局、平井の1点を守った新潟が神戸を完封し、ナビスコ杯2勝目をあげました。
先週土曜日には貴章にゴールが生まれました。そしてこの日は平井のゴールです。ようやく2人が目覚めたとういところでしょうか。
今週末はまたリーグ戦です。攻撃陣を中心にどのようなフォーメーションにするのか。黒崎采配が待たれます。
2012/04/15
J1第6節 アウェー C大阪戦
リーグ戦今季初勝利
サッカーJ1第6節、セレッソ大阪×アルビレックス新潟は4月14日、キンチョウスタジアムで行われました。新潟は今季まだ勝利がなく、勝ち点も引き分け2試合による2だけですが、セレッソはここまで3勝1分1敗と好調です。
この日、黒崎監督は攻撃陣から矢野貴章、平井将生を外し、ブルーノ・ロペスとミシェウの2トップを敷いてきました。貴章、将生にとっては屈辱的かもしれませんが、ここまでくるとより期待のできる選手を登用するのが当然でしょう。
序盤、セレッソが試合を支配します。新潟はシュートすらなかなか打たせてもらえません。前節の横浜FM戦と似たような展開です。
しかし、前半の終わり頃から新潟もペースをつかみ、なんとか無失点で後半勝負にかけました。
後半、になると新潟が攻め入る時間もでてきます。
後半19分、田中亜土夢に代わり小谷野顕治が入ると流が少しずつ変わり始め、新潟が試合を作り出します。
しかしなかなかゴールに結びつかず、このままドローの気配もでてきました。
そんな中で後半35分、アラン・ミネイロに代えて矢野貴章を投入すると、流れはぐっと新潟に傾きます。
終盤に差し掛かった後半40分、貴章がPAギリギリのやや右寄りから右足を振り抜くと、ボールは低い弾道を描きGOOOAL!! 監督の采配的中! 矢野貴章、待望の得点で新潟が先制しました。 C大阪 0-1 新潟
その後、セレッソが攻め込む場面も多く見られますが、新潟は全員で守ります。終了間際にはボランチの本間勲に代えてDFの大井健太郎を投入し、キッチリ守りきった新潟が今季リーグ戦初勝利を遂げました。
ゴール裏の新潟サポーターはそう多くありませんでしたが、ゴールが決まった瞬間、タイムアップの笛が吹かれた瞬間は狂喜乱舞の状態でした。
ようやく先が見えだした新潟は次節もアウェーでJ1新入りの鳥栖と戦います。ここは是非連勝してほしいと思いますが、その前のナビスコ杯神戸戦もきっちり勝利し、上昇気流に乗ってもらいましょう。
2012/04/08
イースター2012
アイルランドの統一を目指して
アイルランドの首都ダブリンで1916年に起こったイースター蜂起を記念する式典が今年は4月8日の日曜日正午(日本時間20時)から総合(中央)郵便局(GPO)前で行われました。
蜂起から96周年にあたるこの式典には昨年11月に就任したヒギンズ大統領(Uachtarán na hÉireann=President)、ケニー首相(Taoiseach)も参列しました。
GPOのトップにはアイルランド国旗が掲げられ、軍楽隊が国歌を奏で、4機の空軍機が空を舞いました。
この様子はアイルランドの公共放送RTÉ によりウェブサイトを通し全世界にもライブ中継されました。
中央式典はダブリンで行われたのですが、同様の式典は全国各地で行われ、北アイルランドの英国からの完全独立を主張するシン・フェイン(Sinn Féin)のアダムス党首はコークの式典に参加し、改めて蜂起の正当性とアイルランドの英国からの独立を訴えました。
2012/04/07
J1第5節 ホーム 横浜FM戦
勝てない新潟ホームでドロー
未だ勝利なし
サッカーJ1第5節、アルビレックス新潟×横浜Fマリノスは4月7日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。寒い新潟とあってか、入場者数は15854人と新潟のホームゲームとしては極めて少ない数でした。
この試合、新潟のGKは東口順昭がリーグ戦復帰し、怪我で離脱していた鈴木大輔もCBとしてピッチに戻ってきました。ボランチは本間勲と三門雄大、両SHはアラン・ミネイロと新潟の動きを体現する田中亜土夢です。そして、平井将生がベンチスタートで、先発2トップにはブルーノ・ロペスと矢野貴章が起用されました。
試合は序盤、新潟が攻め込む展開もありましたが、徐々に横浜FMがペースを掴み、中村、大黒とシュートを放ちます。しかし、精度を欠き、あるいは新潟DF陣がブロックし、失点には至りません。
両チームとも少ないシュートチャンスのまま後半勝負となりました。
後半に入ると横浜が勢いを得てきますが、新潟以上に得点力が欠如している今の横浜のシュートはそう恐ろしさを感じさせません。
一方の新潟も、終盤シュート攻撃を仕掛けますがゴールすることができず、結局、両チーム無得点で引き分けました。
今季のJリーグは未だ勝利のないチームがたくさんあり、下位が「ドングリの背比べ」状態になっています。とにかくこの集団を一刻も早く抜け出し、上位に食い込んで欲しいと思います。
次節は好調セレッソ大阪にアウェーで挑みます。臆することなく、勝ち点3を持ち帰るよう、サポーターも声援を送りましょう。
2012/04/04
ナビスコ杯第2節 アウェー 清水戦
勝てない新潟、敵地で零敗
ヤマザキナビスコカップ第2節、清水エスパルス×アルビレックス新潟は4月4日、アウトソーシングスタジアムで行われました。
新潟はGK東口順昭が約7か月ぶりに復帰し先発出場しました。2トップは平井将生と矢野貴章で、ブルーノ・ロペスはベンチスタートでした。ベンチには新人の鈴木武蔵も入りました。
試合は開始間もなく前半16分、新潟が失点し、追う展開になりました。清水 1-0 新潟
0-1で折り返した新潟は後半、貴章に代えて武蔵を、DF村上佑介に代えてMF田中亜土夢を投入し、追いかけ態勢で望みました。
しかし、なかなか相手陣営深くまでボールを運べません。
後半33分にはMF金永銀に代えてFWブルーノ・ロペスを入れましたが時すでに遅く、追い着くことができませんでした。
次の試合は4月7日(土)、ホームに横浜Fマリノスを迎えます。今度こそ勝利をつかんでほしいと思います。
2012/03/31
J1第4節 ホーム G大阪戦
とりあえず勝ち点1
必死のガンバ相手に勝利ならず
サッカーJ1第4節 アルビレックス新潟×ガンバ大阪は3月31日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われました。両チームともここまでリーグ戦全敗で、G大阪は監督を解任しました。どちらも負けられない試合です。
新潟はスタメンをこれまでとがらりと変えてきました。特にMFではボランチの本間勲と三門雄大はよくあることとして、右のサイドハーフに矢野貴章、左にアラン・ミネイロです。2トップは平井将生とブルーノ・ロペス、そして、控えにはDF増田繁人、FW鈴木武蔵といった若い選手を入れてきました。ブラジルから帰ってきたばかりのミシェウのベンチ入りはありませんでした。
試合は序盤、完全に新潟ペースで進み、前半5分、FKを得た新潟のキッカーはアラン・ミネイロです。左サイド、やや遠い位置から蹴ったボールはそのまま相手GKを越しGOOOAL!! 新潟先制! 新潟 1-0 G大阪
その後も新潟が攻め続けますが、なかなか追加点を奪えません。
そうしている間に前半22分、相手にPKを与えてしまいます。これそキッチリ決められ同点に追い着かれました。 新潟 1-1 G大阪
同点のまま折り返しました。
後半に入るとG大阪が息を吹き返したように攻撃してきます。新潟のパスはブロックされ、また奪われ、ボールが新潟に収まりません。
終盤は両チーム攻守が入れ替わる総力戦になりましたが、結局引き分けでタイムアップ。新潟はホームで勝ち点1を得るに留まりました。
次節もホームでの試合です。相手はこれまた今季未勝利の横浜FMです。
遠慮することありませんから、きちんと勝ち点3を取りましょう。
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